Archive for the ‘フィギュアスケート’ Category.

四大陸フィギュアスケート選手権2020(4):男子シングルSP(第3、4、5グループ)

サラメシを見たのですが、アスリートの食事って大変ですね。野菜サラダをノードレッシングで、タンパク質をとるためにニラ玉、ヨーグルト、納豆と・・・もっとカロリーのあるもの食べたい、富井です。お昼に食べたマクドのフライドポテトおいしかったな・・・。
解説は中庭さん、実況は小林さん。

香港のハリソン・ジョンイェン・ウォン。「Lay me down」2Aはなんとか成功。3Lz+2Tもギリギリな感じ。キャメルスピンは回転も速いしポジションがきれい。3Loもギリギリだったかな。シットスピンもいいですね。スピンが上手な選手。ステップシークエンスは丁寧。コンビネーションスピンも個性的。滑りきって舌を出しました。すごく緊張していたみたいです。56.98

台湾のチンイー・ツァオ。「Je suis malade」ツイズルが上手なので最初に入れています。3Aは手をついてしまいました。3S+3Tは流れのあるジャンプ。足替えのキャメルスピンもきれい。ステップシークエンスもゆっくりですが曲にあってます。フライングシットスピンのジャンプの入り方が上手。3Fはもったいない転倒。コンビネーションスピンも凝った作り。62.50

中国のハン・ヤン。「A thousand years」会場からものすごい声援。やっぱり人気があります。中庭さんも「大好きな選手が戻ってきましたね」3Aは着氷が乱れましたが滑りが美しい。素晴らしいスピード。3F+3Tは成功。キャメルスピンもいい。3Lzも素晴らしい。シットスピンも回転が速い。ステップシークエンスも浮遊しているような・・・そこからすぐにコンビネーションスピン。あっという間に終わってしまいました。少々ミスはありましたが特別な選手です。82.32。笑顔がうれしい。

カナダのロマン・サドフスキー。査読好きーと聞こえるのは私だけでしょうか。なんだ、査読って。「Fly me to th moon」新しいカナダのナショナルチャンピオンだそうです。最初が2Sになってしまいました。3Aも転倒。キャメルスピンは体の柔らかさを生かして美しいポジション。3Lz+3Tはなんとか成功。シットスピンも足の長さが美しく映えます。ステップシークエンスはさすがに上手。ナショナルチャンピオンだからな。コンビネーションスピンも回転が速くて美しいです。ああでも、ジャンプがなあ・・・もしかして今のパトリック・チャンが出場したらナショナルチャンピオンだったのでは?カナダ、心配。65.87

鍵山優真。ドラマ「砂の器」より「ピアノ協奏曲『宿命』」。素晴らしいスピードですね。4Tは高さもあって美しいジャンプ、お手本みたいだ。3Aも完璧。キャメルスピンも素晴らしい。3Lz+3Tもすごい。完璧にジャンプをそろえました。ステップシークエンスも身のこなしが美しい。ハン・ヤンのような浮遊感はありませんがまだ16歳なんて思えません。シットスピンもいい。コンビネーションスピンもポジションチェンジが多い。見事。ノーミスどころか非常にレベルの高い演技でした。うーん、こんなに日本男子黄金期が続くとは。すごすぎる。91.61。大喜びですが、それぐらいは出るよね・・・ジャンプが見事。

カナダのナム・ニューエン。「ブルース・フォー・クルック」4S+3Tは成功。3Aも着氷がもう一つに見えましたが着氷。そのまますぐにキャメルスピン。3Fは流れのあるジャンプ。コンビネーションスピンの回転も速い。シットスピンはもう一つかな。ステップシークエンスはジャンプが全部成功しているので余裕ですね。さすがにうまい。ジャンプでミスがなかったのはよかったですね。85.24

アメリカのトモキ・ヒワタシ。「Love runs out」4Tは余裕がある。3Aもいいですね。難しい入りからのシットスピンも回転が速い。キャメルスピンも躍動感がある。3Lz+3Tも素晴らしい。ステップシークエンスもバレエジャンプが高い。エネルギーと躍動感が素晴らしい。コンビネーションスピンはちょっとトラベリングしてしまいましたが若さがあっていいです。88.09。無邪気なキスクラが実況陣に大受け。たしかに修学旅行の中学生かっというノリ。嫌いじゃないです。

アメリカのカムデン・プルキネン。「カルーソ」4Tはなんとか耐えて座った姿勢から立ち上がりました。3A配意ジャンプ。キャメルスピンもOK。シットスピンの回転も速いし姿勢が良い。3Lz+3Tは着氷が乱れてしまいましたがセカンドジャンプをつけました。ステップシークエンスはスピードがありますね。コンビネーションスピンも個性的でいい。デニス・テンに捧げるにふさわしい美しいスケートでした。84.66

オーストラリアのブレンダン・ケリー。「踊るリッツの夜」4T+2Tは途中迷ったようでしたがセカンドジャンプをつけました。4Sの予定でしたが3Sに。キャメルスピンもOK。楽しい振り付けがはいっての3Aでしたがオーバーターン。ステップシークエンスも面白振り付け。足替えのコンビネーションスピンはポジションチェンジが豊富。シットスピンはさいごがちょっと止まりそうでした。76.70

友野一希。「クローマ」宇野の代打出場。4T+3Tは幅のあるジャンプ。4Sも成功。これは大きい。シットスピンの回転も速い。コンビネーションスピンはまずまず。3Aも成功。ステップシークエンスも緩急がある。キャメルスピンもOK。最後まで気迫がありました。でも、ちょっと曲に追われていたような雰囲気。そこがなくなったらもっともっとよくなると思う。ぐんぐん成長している。宇野の代打出場なんてレベルじゃない、素晴らしい友野。88.22。ちょっと悔しそうな表情ですがそれだけの選手になってきたってことですね。

カナダのキーガン・メッシング。エド・シーラン「パーフェクト」結婚式で奥様と一緒に滑った曲らしいです。4T+3Tは成功。スピードのある滑りですね。ものすごいディープエッジ。3Aも成功させました。キャメルスピンもいい。3Lzは軽く成功させました。おお、ノーミス久しぶり。シットスピンも姿勢が良い。ステップシークエンスも難しい。コンビネーションスピンも難易度が高い。さすが結婚式の思い出の曲。見事な出来でした。94.03。良い点でました。フリーも頑張ってほしい。

韓国のチャ・ジュンファン。「ミケランジェロ70」国内では4連覇達成。素晴らしい4S。高さも幅も素晴らしかった。3Lz+3Loも成功。シットスピンもOK。3Aはややバランスを崩しかけるかと思いましたがちゃんと着氷。キャメルスピンも良い。ステップシークエンスも流れるようなスケーティング。コンビネーションスピンも美しいです。おおー、こちらもノーミス。90.37。3Aが回転不足だったとのこと。

羽生結弦。ショパン「バラード第一番」4Sは滑りと溶け込んでいて素晴らしいです。これが羽生。4T+3Tもスキップのように入りますね。キャメルスピンもずっとスピードが同じ。3Aもすっと入ります。シットスピンも手の使い方がドラマチック。ステップシークエンスもOK。コンビネーションスピンもすごい。始まったら最後まで高いところから低いところへ水が流れるようにすっと終わりました。傷のないプログラム。これそ羽生結弦という演技ですね。もちろん1位だけどそれ以上の演技。そしてプーさん拾いに参加。もうフラワーガールだけじゃなくて黒いジャージ姿の大人も拾ってます。111.82(歴代最高得点)
アメリカのジェイソン・ブラウン。「I Can’t Go On Without You」素晴らしいスピードからの3F。これもすごい。3Aも高さがあります。シットスピンも回転が速い。3Lz+3Tも流れのある美しいジャンプ。キャメルスピンは花が開くようです。ステップシークエンスもスピードのコントロールが自由自在。コンビネーションスピンもレイバックポジションが美しい。これもあっという間に終わってしまいました。94.71

中国の金博洋。「First light」4Lz+3Tは最初のジャンプで沈むように降りましたがセカンドジャンプをつけました。4Tは高さがある。キャメルスピンもきれいですね。3Aはややバランスを崩してしまいました。シットスピンも姿勢が低い。ステップシークエンスはスケートが伸びる。ジャンプ以外もうまくなりましたよね。コンビネーションスピンも見応えのあるスピン。ジャンプは完璧ではありませんでしたが、叙情のあるプログラムでした。やるなあ。95.83

○SPを終えての順位
1.羽生結弦
2.金博洋
3.ジェイソン・ブラウン
4.キーガン・メッシング
5.鍵山優真
6.チャ・ジュンファン

1位は貫禄の羽生。羽生らしい、見事な演技でした。難しいジャンプを成功させたいというのはわかりますが、この美しい流れを途切れさせるようならばこれ以上難しいジャンプは必要ないんじゃないかというコーチの気持ちはわかります。

2位の金博洋も確実にうまくなっています。ハン・ヤン贔屓の私ですがそれは認めざるを得ない。そしてジェイソン・ブラウン。そうそう、ジャンプだけじゃない。やっぱりフィギュアスケートはスケーティングの技術ですよねー、とジェイソン・ブラウンを見ると思います。それを言えば、4位のキーガン・メッシングも最高なのです。なんでカナダで優勝できなかったのかさっぱりわからない。こんなに素敵なのに。ぜひ、フリーもそろえてほしい。力はある。ただ意識すると力を出し切れない。ファンからしたら今日のもちょっとステップぐらいから動きが硬かったなー。禅とかやってみてはいかがだろうか。

もう最高、最高の連発になりますが、鍵山優真も素晴らしすぎる。あの流れのあるジャンプ!世界選手権でメダルを取るのも時間の問題という気がしています。6位のチャ・ジュンファンも自国開催を盛り上げました。3Aの回転不足だけでしたね。あれもぱっと見良いジャンプに見えましたが。

7位には友野一希がつけています。さなぎから蝶に変わる瞬間を見ているようです。

ハニューの演技をいろんなところで流してみよう

さよなら志村。ころなういるすが憎いマイク松ですこんにちは。まだまだ生きていてほしかった。みんな志村の死を無駄にしてはいけない。志村のためにウイルスに打ち勝とう。

さて、ウイルスの消滅を願うにはアマビエの絵を描くなどの方法がありますが、NHKはこの方法を選びました。

羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~

アマビエのエピソード的にいえば、「感染症がはやったときは私の映像を多くの人に見せなさい」ですよね。安倍晴明の演技では会場の邪気を祓いまくる演技をみせていたハニューであれば、ウイルスも浄化できるはずです。

さあ老いも若きも夜の街に行くのはやめて、ハニューの演技をみんなでみましょう。そしたら外出もしなくなって効果的。できたらついでに過去のフィギュアスケートの名演技も加えて毎日流しましょう。40分ハニュー、10分ホンダバン的な感じで。なんでもいいからウイルスなくなれ~!!

四大陸フィギュアスケート選手権2020(3):男子シングルSP(第1、第2グループ)

スポーツがないのでこの男子から丁寧丁寧丁寧にやりますよ。サカナクション、いいですよね、富井です。今まで飛ばしていた第1、第2グループからですが、続きの3、4、5はまた日を改めてやります。丁寧丁寧丁寧にやります。
解説は中庭さん、実況は小林さん。

オーストラリアのジョーダン・ドッズ。26歳初出場。「アディオス・ノニーノ」3T+3Tは間にターンが入りました。3Sは成功。シットスピンはちょっと短すぎないかな。キャメルスピンはゆっくりたっぷり回りました。2Aはなんとか着氷。ステップシークエンスもゆっくりですが楽しそうでいいです。コンビネーションスピンはOK。初出場、一番滑走をなんとかまとめられました。50.74

韓国のイ・ジュンヒョン。「エターナリー」3Aは幅のある良いジャンプ。3Loはステップアウト。キャメルスピンもまずまず。3F+3Tも成功。シットスピンはポジションが良いですね。ステップシークエンスも音楽に合った振り付け。さすが出場8回目ともなると貫禄があります。コンビネーションスピンも変化が多彩。よいできでした。72.74

フィリピンのクリストファー・カルーザ。懐かしい。6年ぶりの出場だそうです。ドビュッシー「月の光」。2Aは成功。3Lo+3Loは転倒。足替えのキャメルスピンもまずまず。3Lzは高さがありました。ステップシークエンスはスピードがある。自分の振り付けだそうですがよく音を拾っています。シットスピンも姿勢が低い。コンビネーションスピンも音楽の終わりによく合わせました。一度引退をしていたらしいですがその分、意識が高い演技でした。良いもの見たなー。60.70

タイのマイカ・カイ・リネット。「アメクサ」ほか。動きがシャープ。3Aは転倒。ステップシークエンスも姿勢が美しい。3Lzは成功させました。足替えのキャメルスピンは途中でバランスを崩しかけました立て直しました。3Fもステップアウト。シットスピンはOK。コンビネーションスピンは上手。50.77

オーストラリアのジェームズ・ミン。ベートーベン「月光」3Aは着氷がもう一つ。3Lz+3Tは成功。キャメルスピンは姿勢が良いし回転も速い。シットスピンも素晴らしいですね。3Fは転倒。ステップシークエンスはなかなかスピードもあって良いです。コンビネーションスピンも回転が速くて良い。フリップの転倒がもったいなかったけどこれから上手になりそうですね。59.71

韓国のイ・シヒョン。ジュニアとの掛け持ち。「Elena&Lila」ほか。3Aはステップアウト。3Fは流れのある良いジャンプ。シットスピンの回転も速い。3Lz+3Tは成功。キャメルスピンもドーナツの形が優雅。ステップシークエンスは身のこなしがいいですね。コンビネーションスピンもすばらしい。韓国男子も層が厚くなってますね。67.00

台湾のマイカ・タン。アメリカ生まれの20歳。「フィーリング・グッド」高さはありましたが2Aに。3F+2Tはよくセカンドジャンプをつけました。シットスピンはちょっと止まりそう。2Sはカウントになりません。もったいない。ステップシークエンスは曲にあったおしゃれなステップでしたが途中で転倒してしまいました。面白い入り方のキャメルスピンは個性的。コンビネーションスピンも回転が速くてよかったのですが、2Sが残念でしたね。ポテンシャルが高い選手だと思うのですが・・・。45.91

中国の張鶴。「Don’t stop the music」高さのある4S。流れはありませんでしたが着氷しました。3Aは良いジャンプ。キャメルスピンは回転が止まりそう。3Lz+2Tはターンが入りました。シットスピンもゆっくり回転。ステップシークエンスは激しい動き。ツイズルが上手なのでスピンももっと回転速くて良いと思うんですが。コンビネーションスピンはまずまず。すごく良いところとおやおやと思うところと差が激しい。71.58

フィリピンのエドリアン・ポール・セレスティーノ。カルロス・サンタナ「ブラックマジックウーマン」以前はカナダの選手で今回初出場。スピードのあるスケーティング。3Lz+3Tはきれいなジャンプ。2Aになりましたが流れはありました。コンビネーションスピンも回転軸がきれい。3Loは足をついてしまったかな。アップライトスピンは回転が速い。ステップシークエンスはおもしろい。足替えのシットスピンもまずまず。65.11

メキシコのドノバン・カリーリョ。きました、美しい笑顔のカリーリョ。小林さんが「応援したくなる・・・」という選手ですよ。韓国でも人気があるようです。「インザムード」ゆっくりと入った3Aは成功。3Lz+3Tは高さがなかったけど着氷できました。足替えのコンビネーションスピンは体が柔らかい。ステップシークエンスはスケーティングは重いですが上半身が楽しい動き。3Fもなんとか成功。キャメルスピンもポジションが素敵。コンビネーションスピンもよかったですね。良い出来にやっぱり小林さんがうれしそう。リンク閉鎖で家族で移ったとか、メキシコ国内で練習しているとか情報が細かい。73.13。パーソナルベストで暫定一位。よかったですね、小林さん。

気分が良いのでつづきはまた今度♪

フィギュアスケート欧州選手権2020(8):アイスダンスFD

プロ野球開催延期。まあ仕方ないですよね。MLBは予定通り開幕らしいので、なんとか全試合行われるようがんばってほしい。マイク松ですこんにちは。

さて、インドネシアにいく前にやっておきたかったのですができなかった、欧州のアイスダンスFDです。

フィギュアスケート欧州選手権2020、アイスダンスFD。実況は小林さん、解説は滝野さん。

スペインのサラ・ウルタード&キリル・ハリアヴィン。「オロブロイ」ほか。得意のフラメンコですね。最初の部分がよく練られた芸術性の高いものですね。しかしツイズルで足をついてしまいました。だいじょうぶか。OFStは丁寧なステップで、RoLiはスムーズな実施。コレオステップではしっかりフラメンコを表現。またおもしろい構成。ミラーの動きがいいですね。コレオスピンからダンススピンに入ります。このカップルすごく芸術性追求してますね。CuLiもシームレスに入れてきます。DiStは曲にあわせた表現。続けてSlLiにつなげています。コレオリフトでフィニッシュ。まだまだ成長中だけど、これに技術がついてきたらかなりいい演技ができそう。ズーリンがついてるからだいじょうぶ。185.84。

イギリスのライラ・フィアー&ルイス・ギブソン。マドンナメドレーですよ。たのしみ。写真を撮る振り付けとかほんとにかっこいい。そしてツイズルは間にちょっと振り付けを入れるとか。すばらしい。OFStはなめらかで曲もしっかり表現できてる。続けてMiStにつなげます。エッジも深いしその間のダンスもキレあります。CuLiは上げ方もうまいしポジションも。滝野さんも見せ方がうまいと評価。ダンススピンの入り方にもつなぎ部分がうまい。うまい入り方からSlLi+RoLiという離れ業を披露。これは珍しいし、すぐコレオステップで会場を盛り上げます。コレオリフトは肩車でマドンナっぽい動き。ギブソンのダンス技術もいいな。最後まで盛り上げました。ばっちりばっちり!これはすごい!イギリスのアイスダンスここにありですね!この伝統本当に守ってほしい。192.34。

ロシアのアレクサンドラ・ステファノワ&イヴァン・ブキン。「プリマヴェーラ」ほか。ツイズルはばっちりあってました。完璧です。すぐダンススピン。ステファノワの見せ方をよくわかってます。SlLiはノーハンドで持ち上げる。と思ったらRoLiを組み合わせたロングリフトです。なんたる芸術性。OFStはよくあってるしリズムの取り方もいい。DiStはエッジも深いし丁寧なスケーティング。得意のコレオツイズルからStLiまでつなげる。やっぱり必殺技はみせないと。コレオステップでフィニッシュ。ポジションがほんとにきれいに作ってあります。211.29。

ロシアのティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレーロ。「サバイバー」。RoLiへの入り方はうまいですねー。徐々に盛り上げる感じ。OFStは同調性が高い。CuLiはポジションもいいしパワフル。物語をつくってますね。ツイズルは終わり際を次の展開にもっていってる。DiStは2人の動きをあわせたり、別の動きにしたりという構成がうまい。SlLiはあぶない入り方。ようできるな。ダンススピンはしっかり空気を変えて。しかし滝野さんが指摘していたようにスピードが落ちてきたかも。コレオステップではがんばって踊ってます。コレオリフトでフィニッシュ。最後までスピードを維持してればよかった。188.03。

ロシアのヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。「わが母の教え給いし歌」ほか。静かな入りで引き込みます。ツイズルは高速ツイズルで魅了します。OFStは音楽の美しさにベストマッチ。会場がウイルスで満ちてても浄化されそう。SlLiはカツァラポフのホールドがいい。コレオスピンからCuLiはかなりの力業。がっつり演じます。SeStはちょっとつまづいたけど終わりに幸福感を出しています。クラシカルなよさを存分に表現。RoLiはこれまた愛そのものの表現。ダンススピンの余韻もうまいです。スライディングでフィニッシュ。いやー見事見事。ロマンの境地がありました。こういう演技、みんな待ってましたよね。220.42。実況席も絶賛してました。

フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン。フォレスト・ブラック「ファインド・ミー」。RoLiから入ります。いいキレです。コレオステップでは2人の関係性をダンスで表現。独創性しかない。ツイズルはまずまず。少し離れたか。CiStは滑りの質が高い。スピードもあるしまったく動きに引っかかりがない。StLiはポジションが独創的。StLiにつなげます。抽象的なテーマをすばらしく表現。OFStもまずまず。スライディングがすごい。ダンススピンから最後はコレオリフトでフィニッシュ。最後の視線でさまざまな表現を入れてました。220.28。おー!2位になった。新しく使った曲が規定に合わないんじゃないかと議論になったらしい。そうなんかな。

イタリアのシャルベール・ギニャール&マルコ・ファブリ。機材トラブルで待たされたらしい。「スペース・オディティ」ほか。StLiの入り方もいいし、ナチュラルに終わってる。OFStはよく合わせてます。てきぱきした印象。ツイズルはリフトっぽいのを入れて実はツイズル。コレオステップはしっかり踊ってます。ダンスうまいな。RoLiはキレあるし安定もしてる。CuLiはその流れでパワフル。ダンススピンとのコントラストがいいですね。DiStはスピードが落ちないと滝野さん。大事な要素ですよね。コレオスピンでフィニッシュ。いい余韻でした。持てる力は出せましたね。205.58。

○最終結果:(麒麟がくる的に)
1. シニシナ・カツァラポフがくる(2人で)
2. パパダキス・シゼロンがくる(2人で)
3. ステファノワ・ブキンがくる(2人で)
4. ギニャール・ファブリがくる(2人で)
5. フィアー・ギブソンがくる(2人で)

ついにシニシナ・カツァラポフが欧州を制しました。なぜかここだけ表彰台にもあがってなかったのですが、今回はアイスダンスのよさを存分にみせてくれましたね。2位はパパダキス・シゼロン。ほんとに少しの差でしたがよくわかりません。どっちもよかった。ステファノワ・ブキンが3位。実力をのばしてきてます。ブキンが伸びればスコアが伸びる。ギニャール・ファブリは逆転されましたがしっかりよさは出せてました。機材トラブルが影響もしたかも。

でも今日はフィアー・ギブソンがすばらしかった。別の意味でアイスダンスの可能性を感じました。イギリスのアイスダンスはこうでなくちゃ。それでいいところまできてますからね。めざせ欧州の表彰台!

四大陸フィギュアスケート選手権2020(2):女子シングルFS

あれから本気になってマスクを探してみたのですが、さすがにもうマスクは2枚しか見つかりませんでした。しかし代わりにトイレットペーパーが24ロール見つかりました、富井です。あんな大きなもの、どうして忘れられるんだろうな・・・。
さて、フィギュアスケート。解説は岡崎真さん、実況は足立さん。
グループ3、4のレビューになります。

カナダのアリシア・ピノー。「Woman」3Lzは成功。2A+3Tはオーバーターンが入りましたがこれもOK。3Lo+2Tもまずまず。シットスピンは回転が速くてきれいなスピン。3Tは手をついてしまいました。3Loはいいジャンプ。3Sも流れのあるジャンプ。2A+2T+2Loも成功。コンビネーションスピンも回転がきれい。コレオシークエンスはイナバウアーとスパイラル。ステップシークエンスはスピードがあって上手。足換えのコンビネーションスピンも回転が速い。173.55。

中国のホンイー・チェン。「Dance for me wallis」踏切で止まったようになり、2Lzになってしまいました。2A+3Tは高さのあるジャンプ。3Loは両足着氷のよう。コンビネーションスピンは個性的。ステップシークエンスはやはり美しい。3Lz+1Eu+3Sも成功。3F+2TもOK。3Fもいい。2Aも成功。コンビネーションスピンもポジションが美しい。コレオシークエンスも大きな鳥のよう。手が長いからかな。レイバックスピンもいい。ジャンプは岡崎さんによると細かいミスが多いようですが全体的にはとても良かったと思います。167.26
韓国のキム・イェリム。フランシス・レイ「Love story」3Lz+3Tは大きなジャンプ。2A+3Tもふわっと跳びますね。3Fも流れがあります。3Loは跳ぶ前に氷が大きく散りましたがまずまずの着氷。キャメルスピンもOK。コレオシークエンスも美しい。2AもOK。ステップシークエンスはとっても丁寧。3Lzはややつまりましたがちゃんと降りました。3S+2T+2LoはOK。コンビネーションスピンも回転が安定しています。シットスピンも美しい。しっとりと滑りきりました。202.76。これが韓国の3番手とはレベルが上がりましたね。

アメリカのアンバー・グレン。「Gravity」3F+3Tは大きなジャンプ。1A+1Eu+3Sとアクセルをミスしてもがんばりました。3LzはOK。3Lo+2Tもいいですね。シットスピンもさすがに上手。3Loはステップアウトしそうになりながらも持ちこたえました。3FはOK。ステップシークエンスはスピードもあっていい。続けてコレオシークエンス。2Aは転倒。アクセルが上手くいきませんね。コンビネーションスピンはこれも見事。続けてレイバックスピンもいい。190.83

アメリカのカレン・チェン。「Slow dancing in the big city」3Lzは素晴らしい。2A+3Tも高い。3FもOK。3Loも高さがあります。コンビネーションスピンは回転が速い。ステップシークエンスも動きがパキパキしてて気持ちいい。3Lz+1Eu+3SもOK。2Aも成功。3Lo+2Tも成功させました。コンビネーションスピンもきれい。コレオシークエンスのスパイラルもスピードがあって美しい。レイバックスピンも素晴らしいスピード。これは会心の出来では。201.06。本人もとても嬉しそう。

韓国のイム・ウンソ。映画「サブリナ」より。3Lz+2Tになってしまいましたが最初のジャンプが高い。3Loもコントロールされたジャンプ。2A+3Tは転倒。しかし3Fは流れのあるいいジャンプ。キャメルスピンもシンプルだけど美しい。3Lzも成功。3F+2T+2Loも流れがある。足換えのコンビネーションスピンもいい。コレオシークエンスのあと2Aは成功。ステップシークエンスも丁寧でいいけどちょっとうつむいている姿勢が多いのがもったいない。レイバックスピンも美しい。転倒がもったいなかったですがこれもいい出来。200.59

樋口新葉。「ポエタ」3Aは高さはあったのですが転倒。3Aを入れてきましたね。3Lz+3Tは余裕があります。しかし次が2Sになってしまいました。足換えのコンビネーションスピンはOK。3Loは高さのあるジャンプ。コレオシークエンスはもうちょっとスパイラルが長いといいのにな。2A+3Tは間にオーバーターンが入りましたが成功。3F+2T+2LoもOK。3Lzは幅のあるジャンプ。キャメルスピンもOK。フラメンコの雰囲気のあるステップシークエンス。コンビネーションスピンもOK。トリプルアクセルに挑戦したのは良かったですね。世界選手権も楽しみ。207.46。満足そうな笑顔。

坂本花織。映画「マトリックス」より。4Tに挑戦してきましたが転倒。3Fも着氷が流れてしまいました。3Lzは流れのあるジャンプ。3S+3TはOK。ステップシークエンスはちょっと元気ない?しかしコンビネーションスピンは素晴らしい。3Lo+2Tも成功。2A+1T+2Tはちょっともったいない。シットスピンもOK。コレオシークエンスはかっこいい。迫力がある。3Loもステップアウト。あそこの流れ、決まればめちゃくちゃかっこいいんだけど。コンビネーションスピンもいい。完璧ではありませんでしたがいい挑戦でしたね。岡崎さん、私も来シーズンもこのプログラムを見たいです。202.79

アメリカのブレイディ・テネル。映画「ニューシネマパラダイス」より。3Lz+3Tは間にターンが入りましたがセカンドをつけてきました。2Aは流れのあるジャンプ。3Sもいいジャンプですね。2Aも成功。レイバックスピンも回転が速くて美しい。ステップシークエンスは複雑。3Lz+3Tは高さもあって美しい。3F+2T+2Loもいいですね。3Loも成功。コレオシークエンスは見事なスパイラル。コンビネーションスピンも回転が速い。足換えのコンビネーションスピンも回転が速くて盛り上がります。素晴らしい。さすがテネル。222.97

韓国のユ・ヨン。映画「エビータ」より。3Aは素晴らしい出来。3Lz+3Tも流れのあるジャンプ。3Loもいい。レイバックスピンも回転が速い。ステップシークエンスはスピードがありますね。3Lz+1Eu+3Sも大きなジャンプ。コンビネーションスピンも速い。2A+3Tも成功。3Fはやや着氷が悪かったですね。2AはOK。コレオシークエンスはイナバウアーで盛り上がる。キャメルスピンも回転が速い。素晴らしい得点にキスクラも会場も盛り上がります。223.23

紀平梨花。「International angel of peace」3Sは流れのあるジャンプ。続いてが1Aに。3Lzは大きなジャンプ。キャメルスピンも素晴らしい。3A+2Tも大きなジャンプ。ステップシークエンスもとても工夫があります。3F+3T+2Tもすごいジャンプだ。3F+3Tも素晴らしい。コンビネーションスピンも回転が速い。コレオシークエンスも迫力があります。3Loもコントロールされたジャンプ。レイバックスピンも回転が速い。3アクセルを失敗して3Tを2回入れるってすごいですね。232.34

○最終順位(私が好きなミスド)
1.紀平ダブルチョコレート
2.ユ・ヨンオールドファッション宇治抹茶
3.テネルシナモン
4.樋口チョコリング
5.坂本ハニーディップ
6.キム・イェリムチョコファッション

1位の紀平はアクセルを失敗しても1位ってすごいです。計算の出来る子ですね。最初、3-2-2だと思ってました。あまりにも簡単にやり過ぎてて。紀平のすごさに恐れ入りました。2位のユ・ヨンも良かったんですけどねー。ジャンプ以外も上手い。
3位のテネルも優勝できるかと思うぐらいのフリー。今日もテネってました。
そして意欲的な4位樋口と5位坂本ですよ。トリプルアクセル、クワドトゥにそれぞれ挑戦しててまだこれ以上進化していくのかとぞぞぞとしました。確かにどちらか入れないと世界選手権で優勝は不可能。次を見据えています。特に坂本は今年は苦しいシーズンでしたが来年はすさまじい進化をしそうな予感。
そして、6位にキム・イェリムが入りました。フリーは素晴らしかった。3人とも高い実力を見せつけていて、キム・ユナを見てフィギュアスケートを始めた世代がシニアに揃ってきたんだと思うと震えます。