Archive for 21st 6月 2018

リプレーで誤審

W杯を見続けています、富井です。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)ってすごいですね。ネイマールが倒されてPKかとなったところをビデオ判定でなしとなったり、ゴールしたかどうかもラインを超えているか機械で判定したり。あれ、ウィンブルドンとかのテニスの中継でも導入されていますよね。あれを見ると自動的に森中さんの声で「入っています」と脳内で再生されます。

さて、そんな技術の最先端を判定に導入するスポーツがある一方であたかも科学技術でより判定をフェアにしたかにみえて、全くそうではないスポーツの現場もあります。そうです、プロ野球です。

6月22日のソフトバンク×オリックス戦で中村晃の一度ファールと判定された打球に対して工藤監督がリクエストを要求、ビデオ判定の結果、これがホームランに認定されてオリックスが負けました。しかし、球界一リクエストの成功率が高いといわれるオリックスの福良監督がこれに抗議、もう一度ビデオ検証するとこれはファールだったと再度判定が覆ったのです。さすがはフクラアイ。もう審判部のトップになるべき人材。

さて、ここで問題なのはこのビデオ判定がそんなにちゃんとしていないというところなんですよね。
MLBはすべての球場の映像を1カ所に集めてそこの人がチェックしているというし、W杯のサッカーも最終判断は主審ですが、審判の人が4人ぐらいビデオルームに入ってその都度確認、アドバイスをしています。
プロ野球の場合はテレビ中継の映像の流用でよくわからなかったりしますし、なによりこの日行われていたのはHotto Mottoフィールドで地方球場よりはややマシだったかもしれませんが、もはや本拠地ではなく再生された映像はかなりよくわからないものでした。

よくわからない場合、判定が覆らないのが基本のはずなのですが、正しい判定が誤審になり、そして間違っていたと認めるというあり得ない展開になったので、確かに審判は問題だと思いますが、私はそれ以前にこういう中途半端な制度を作った審判より偉い人たちに責任があるのではと思ってしまいます。
せめてホームランぐらいポールにセンサーを埋め込むとか機械的に判定ができる設備を整えるぐらいしてから運用しないと。

お金がないなら今まで通りでよかったんじゃないでしょうか。なにも、MLBの後追いばかりしなくてもねえ。