Archive for 2nd 11月 2018

フィギュアスケートグランプリシリーズ2018 カナダ大会(3):男子シングルFS

寒くなってきましたね。布団カバーが欲しいのですが、綿100%で暖かくてそこそこ安いものを探すとものすごいデザインのしかないんですけど、どうしてですか、富井です。そこそこのデザインでいいんですけど・・・無地しかないんですかね。でも無地だと色が悩むのですよ・・・むぅ・・・。

悩むと言えばカナダ大会の男子。SPはすごくいい出来でした。FSも頑張って欲しいです。
解説は織田信成さんと実況は森下さん。

アメリカのジェイソン・ブラウン。ジャンプは残念だったけどSPもすてきでしたよ。でもまさか第一滑走とは。「サイモン&ガーファンクル・メドレー」慎重になりすぎて2Sになりましたが、3A+3Tは美しいジャンプです。次の3Sは成功。キャメルスピンはポジションがきれい。コレオシークエンスはスパイラルもきれい。3Loもゆっくりで心配でしたが成功。2A+2T+2Loになってしまったのが残念。3F+3Tはなんとか着氷。3LzはOK。フライングコンビネーションスピンは回転が速い。曲のスピードも上がってステップシークエンスが素晴らしい。バレエジャンプも見事。コンビネーションスピンも音楽に合ってて気持ちいいですね。うーん、FSもジャンプが決まりませんでしたね。オーサーのところに行って、ジャンプを直しているところなのかな。234.97

フランスのケヴィン・エイモズ。「In This Shirt」4Tは成功。高さのある3Lz+3T。イナバウアーからの3Aはステップアウト。3LoはOK。キャメルスピンはちょっとゆっくりかな。イーグルからの3A+2Tは幅があっていいジャンプです。3Lz+1Eu+3S、3FもOK。コレオシークエンスも魅せますね。シットスピンもポジションが面白い。コンビネーションスピンも面白いんですがちょっとゆっくり。ステップシークエンスはドラマチックな振り付け。でも、ジェイソン・ブラウンに比べるとエレメンツとエレメンツのつなぎがあまりないなあ。でもエレメンツはほぼ完璧にこなせました。素晴らしい。230.09

カナダのロマン・サドフスキー。映画「シンドラーのリスト」ほか。4Sは大きなジャンプですね。4Tはステップアウト。3A+3Tは最初のジャンプが大きすぎました。ステップシークエンスはもうちょっとスピードが欲しいな。4S+1Eu+3Sと、サルコウ大好きですね。3Aは手をついてしまいました。コンビネーションスピンは回転が速くていいです。3Loは回転が止まってしまい単独に。2Aもなんとか着氷。疲れてきたかな。キャメルスピンはきれいなドーナツスピン。コレオシークエンスはちょっと短すぎると思いますが。足換えのコンビネーションスピンもいいですね。失敗もありましたが、成功したジャンプは見事でした。210.60

カナダのナム・ニューエン。「ラ・ラ・ランド」より。失望したところから。メロディが暗いよ。4S+2Tはもう一つでしたが次の4Sはまずまず。3A+3TはOK。フライングシットスピンは上手。ステップシークエンスは上手ですね。でも音楽がねー。3AもOK。3Lzも成功。3F+1Eu+3Sも成功。コンビネーションスピンもOK。お客さんに手を振ったりするコレオシークエンス。3Loはステップアウトだけど入りました。コンビネーションスピンのあと、いい顔で終わりました。先週に比べたらかなり良くなりましたね。2週続けては疲れもあると思いますが、地元カナダでいい結果を残せましたね。240.94

友野一希。「リバーダンス」より。4Sは手をついてしまいました。次の4Sも転倒でコンビネーションジャンプになりませんでした。もったいない。3A+1Eu+3Sは成功!シットスピンも頭を抱えるような個性的なスピン。ステップシークエンスはきびきび動いてリバーダンスっぽい。3Loも成功。3Aは高さがあったのですが、転倒してしまいました。3F+3TもOK。フライングコンビネーションスピンも回転が速い。3Lz+2TもOK。コレオシークエンスもいいですね。コンビネーションスピンはちょっと疲れてしまった感じでしたがやりきりました。220.83

オーストラリアのブレンダン・ケリー。映画「グリース」より。4Tはステップアウト。4Sは素晴らしいジャンプ。イーグルからの3A+2Tもいいジャンプ。しかし、次が1Loになってしまいました。シットスピンもいいですね。コレオシークエンスは音楽には合ってますが止まりそう。3Lz+2T、2Lz+1Eu+3S、3Aとなんとか着氷。キャメルスピンは最後が足をつく感じなったけど、あれで良かったのかな?ステップシークエンスもちょっと疲れた感じ。でもこのステップ大変そう。コンビネーションスピンはちょっと音楽と合いませんでした。220.08

スウェーデンのアレクサンドル・マヨロフ。映画「マスク」より。冒頭、額をアップしすぎでしょう・・・。4Tは着氷はもう一つですが、大きなジャンプ。3Aもステップアウト。2Lz+3Tもちょっと残念。フライングコンビネーションスピンはOK。3Fは上手くまとめましたね。ステップシークエンスはねっとりしたステップ。あれ、フラワーガールよそ見してる。3A+1Tもちょっと残念。2A+2Tも高さはあるのにな。シットスピンもちょっと止まりそう。3Sはいいジャンプ。コレオシークエンスは謎ステップで良し。コンビネーションスピンもいいですね。すごく疲れてますね。短くなってるはずなのに・・・シーズンのはじめだから調整がもう一つなのかな。220.30

ロシアのアレクサンドル・サマリン。映画「グレイティスト・ショーマン」4Lzは着氷がもう一つ。4Tもステップアウト。3A+3Tは成功。シットスピンはユニークですね。3Loは構えがなくて跳んで成功。ステップシークエンスはもう少し躍動感が欲しい。振り付けはいいんだけど。3Aは成功。3Lz+3Tは簡単に飛びますね。3F+1Eu+2Sになってしまいました。疲れた感じ。キャメルスピンももうちょっと曲に合えばな。コレオシークエンスも頑張っています。コンビネーションスピンはおもしろいけどな。ドラマチックな曲の流れなのでもっと技術が伴って情熱が伝わる滑りになるとかなり上位に行きそう。優勝してもおかしくないプログラム。248.78

イスラエルのダニエル・サモーヒン。映画「レジェンド・オブ・メキシコ」より。4Tはややバランスを崩してコンビネーションにならなかったけど成功。4Sは転倒。3Loも両手をついてしまいました。フライングキャメルスピンは普通かな。コレオシークエンスは曲によくあっています。3Lz+2TはOK。足換えのシットスピンはいいですね。4Tの予定が2Tに。3A+1Eu+3Sは成功。3Aは両足着氷。コンビネーションスピンはちょっとフェンスに近すぎたかな。ステップシークエンスは曲のテンポに合ってて見てて爽快。うーん、力を出しすれずうなだれるサモーヒン。上位が見えてきて緊張してしまったようですね。225.89

韓国のチャ・ジュナン。映画「ロミオ+ジュリエット」より。4Tは転倒。4Sは美しいジャンプ。3Lz+3Loは流れはなかったけど成功。ステップシークエンスも音楽のとらえ方が上手。フライングキャメルスピンもポジションが美しい。コレオシークエンスのイーグルやイナバウアーがきれい。3A+2Tも成功。3Aはいいジャンプ。3F+1Eu+3S、3Loと成功させました。コンビネーションスピンも美しい。足換えのシットスピンも回転が速い。エレメンツのつなぎもいいしレベルが高くまとまった選手ですね。254.77

宇野昌磨。「月光」4Sは美しいジャンプですね。音楽と合っててぞくぞくしました。4Fも見事。4Tも幅のあるジャンプ。キャメルスピンも素晴らしいスピード。フライングコンビネーションスピンも回転が速い。静謐な音楽によくあったコレオシークエンス。スピードがある滑りがまるで月の光のようです。4T+2Tも難なく成功。3Aも成功。3A+1Eu+3Fは手をついてしまいましたが演技の流れは途切れないです。美しく戻ってきました。3S+3Tで転倒。ちょっと残念かな。ステップシークエンスピアノの音によくあってますね。多少ずれてしまっただろうに。コンビネーションスピンも回転速度が速い。素晴らしい。ジャンプミスはありましたがこの世のものとは思えないような滑りでした。宇野昌磨らしい素晴らしいプログラムですね。宇野昌磨もすごいですが、毎年宇野の魅力を100%引き出す樋口美穂子先生がすごいと思います。すべて名古屋で完結している!277.25

カナダのキーガン・メッシング。「チャップリン・メドレー」3Lzは高い。4Tも見事なジャンプ。3A+2Tはやや流れがありませんでした。フライングシットスピンの入りのジャンプがすごい。3Loはきれいですね。ステップシークエンスはメッシングの持ち味の軽さがでていていい。4Tは転倒。ちょっと緊張してますよね。3S+3Tは持ち直しました。3Aもいいジャンプ。美しいイーグルからのコンビネーションスピン。コニカルなコレオシークエンス。コンビネーションスピンも素晴らしいスピード。回転数も多い。うーん、勝ちを意識しましたよね。宇野が転倒して優勝のチャンスが見えただけにコントロールが出来ないところがあったかな。これが課題かもしれませんが、大きく崩れることなく持ち味は発揮しました。これから世界選手権のメダル争いに入りそうです。265.17

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○最終順位:(萩尾望都のまんが的に)
1.宇野の一族
2.半メッシング
3.ジュナンの娘
4.サマリンがいる!
5.11月のナム・ニューエン。
6.残酷なジェイソン・ブラウンが支配する

1位は宇野。素晴らしい!ミスはありましたが世界観を壊すことなく、ただただうっとり。特に何もせず滑っているところも絵になるというか、宇野がベートーヴェンに重なるような音楽を奏でるような滑りが出来ますね。すごい。
2位のメッシングも惜しかった。でも勝ちを意識してはだめでしたね。宇野は別格だからねと気楽にやったらもしかしたら優勝だったかも。ほんとうにいい選手になりました。若い頃はジャンプマシーンみたいな選手だったとは思えません。今シーズンも期待。

3位のジュナンも楽しみな選手。これからオーサーのところでいい感じに育ちそう。韓国もピョンチャンオリンピックで強化が進みましたね。4位のサマリンもあのフリープログラムが仕上がったら上位を脅かしそうです。ジャンプは4Lzがありますからね。5位のナム・ニューエンもアメリカ大会からよく持ち直しました。あとは・・・あの鬱っぽい「ララランド」に改良を加えて欲しい。陽気なハビエル・フェルナンデスなんかが滑ると皮肉で色っぽいかもしれないけど、ニューエンがやると悲壮感がすごすぎます。6位はジェイソン・ブラウン。髪型が変わりすぎてバランスがとれなくなってるってことはないでしょうか。嘘です。ジャンプを変えているところでちょうど大変な頃でしょう。上手く乗り切って欲しいです。