Archive for 4th 2月 2020

全米フィギュアスケート選手権2020(3):女子シングルFS

「ヤマザキ春のパンまつり」をゲーム風に攻略する。なんでもすごい人はいるもんだなと思うマイク松ですこんにちは。これだけゲーム的に考えられればなんでも攻略できそう。大関が生まれない角界とかでその手腕を発揮してほしいです。

でも今日は全米フィギュアスケート選手権の女子シングルFSです。ちゃんとみておかないといけません…。

全米フィギュアスケート選手権2020、女子シングルFS。実況は赤平さん、解説は鈴木さん。

第1グループはこの人だけみさせてください。

グレイシー・ゴールド。だいぶコンディションも戻してきてるみたいですね。サラ・バレリス「シー・ユースト・トゥ・ビー・マイン」。スピードある助走から3Lz+2T。1つ1ついこう。3Fはシングルに。3Loは成功です。2Aはステップアウト。コンビネーションスピンは回転速度あります。場内も固唾をのんで見守ってる感じがありますね。ステップはエッジを丁寧に使ってじっくりやってますね。できることをやればいいんです。スパイラルから2Lz。3F+2Tは決まりました。3Sと成功するたびに大きな歓声。コレオシークエンスでは大きなスパイラル。シットスピンはポジションがいいです。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。終わったあとの表情が印象的でした。じっくりやればいいんです。みんな待ってるから。161.75。

第2グループの途中から。

スター・アンドリューズ。「サロメ」。コレオシークエンスからスタート。身体能力の高さをみせます。おしゃれプログラムだな。3Tからスタートも手をつきました。3Fはシングルに。どうもジャンプうまくいかないですね。2A+3Tはばっちり。2Aからコンビネーションスピン。ジャンプさえいければ。3Lo+2T+2Loのコンビネーションは決まりました。つなぎもしっかりしてる。3Lo+2Tはなんとか。3Sと簡単なジャンプはいけてます。これでいいのだ。ステップはあぶないところもありましたがしっかり曲を表現。コンビネーションスピン、レイバックスピンでフィニッシュ。ジャンプさえいければいいんでしょうけどねー。181.78。

コートニー・ヒックス。映画「LOVERS」より「セブン・ネイション・アーミー」ほか。スムーズな出だし。3F+3Loをばっちり決めました!こんなのもってるとは。3Sは転倒。それじゃいかん。キャメルスピンはまずまず。ちょっと曲にあわせてゆっくりしすぎのような。3Lz+1A+SEQというおもしろ構成になったりしてます。3Lz単独は大丈夫。レイバックスピンは軸しっかり。ステップは上下の動きもよくできてるんですがどうも単調ですね。本田みたいにてきぱき演じてほしいのですが。3T+2Tは間にターンが入りました。3Fも高さありました。2Aからおもしろいポジションのコンビネーションスピンでフィニッシュ。地区大会からあがったらしく、もうちょいぴりっとしてほしいです。175.28。

最終グループ。

カレン・チェン。ビル・コンティ「オベイション」。最初の3Lzはいい出来です。2A+3Tを決めて流れに乗るかと思ったら次は1Fになりました。3Loは軽やかに成功。コンビネーションスピンで音楽が変わります。ステップはそのしっとりした音楽に乗って丁寧な印象。3Lzを決めたあと、2A+1Eu+3Sを跳んできました。いいぞ。しかし3Loはいまいち。コンビネーションスピンからコレオシークエンスは場内を盛り上げます。質の高いレイバックスピンでフィニッシュ。うーん。チェンにしてはジャンプが決まりませんでしたね。193.65。

アンバー・グレン。またサラ・バレリス「グラヴィティ」。はやってるのかな。3F+2Tはまずまずの出来。2A+1Eu+2Sをここでもってきました。ジャンプはスムーズではある。3Lzは転倒。3Loはふわっと降りました。シットスピンでちょっと落ち着きますか。2Lo+2Tに次はなりました。どうもぴりっとしないですね。2Fとジャンプが抜け気味。ステップはちょっと疲れてきましたね。コレオシークエンスは大きなスパイラル。2Aからコンビネーションスピンはいいポジション。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。終わってがっかりしてました。最終グループまでは残ったのにという感じですが、よくやりましたよ。186.58。

ガブリエラ・イッゾ。「バラ色の人生」。3Lz+2Tからスタート。3Fはステップアウト。つなぎ部分をよくがんばってますね。3Lzもステップアウト。コンビネーションスピンはまずまず。2Aは成功。ステップは1つ1つ明確なエッジワーク。スパイラルからの3Loはおっけー。3Fはオーバーターン。2Aからコレオシークエンス。このあたりの流れはよかったです。コンビネーションスピンからレイバックスピンでフィニッシュ。もう少しジャンプがうまくいけばよかった。上を狙えたんですが。174.41。

ブレイディ・テネル。周りがこんななら無事テネって終われるでしょう。「ニュー・シネマ・パラダイス」。3Lz+3Tはばっちり。そういうの待ってました。2Aは流れもいい。3Sと確実に…と思ったら途中でバランス崩しました。ちゃんとテネって。2Aからレイバックスピン。いいポジションです。ステップはゆっくりしたパートでも緩急で退屈させない。他の人はこのテネりをもっと見習ってほしいです。3Lz+3Tをここで成功。さすがですね。ステップからの3F+2Tをなんとか決めて3Loは転倒。跳び急いだ感じですね。でもコレオシークエンスで十分なテネりを表現。コンビネーションスピン2つでフィニッシュ。さすがのテネり具合。ありがとうございます。220.86。

マライア・ベル。テネルと戦えるのはオマエだけやで。K.D.ラング「ハレルヤ」。3F+3Tは質の高いジャンプです。これはすばらしい。のびやかな助走から3Loも成功。コンビネーションスピンは難しいポジション。このへんの技量もある。3S、2Aからステップ。表現の意志がありますよね。じっくりやりました。3F+2T+2Loを後半でもってきました。勝負のジャンプでしたね。3Lz+2Tも成功。ここまでジャンプそろえてきてますね。コンビネーションスピンからスパイラルを入れて3Lzを跳びました!そろえましたね。コレオシークエンスの間も喜んでます。すごい。最後のレイバックスピンでフィニッシュ!終わる前から泣いていました。早いけど会心の演技でしたね。リッポンさんも喜んでいますがいつもヘヤーが違いますね。225.21!おー!勝った!

アリッサ・リュー。昨年の全米チャンプです。ジェニファー・トーマス「イルミネーション」。3A+2Tを跳んできました!まじかー。4Lzを成功!こんなのがいたとは。そりゃ全米チャンプですよね。3A単独も跳びましたね。3Loからコンビネーションスピン。難しいポジションに回転も速いです。ステップは深いエッジワーク。3Lz+3Tから後半。3Lz+1Eu+3Sもばっちりですね。コレオシークエンスもスパイラルやイナバウアーなどなど。それをやったあとで普通に3Fも成功。コンビネーションスピンの回転速度がすごい。めちゃ早い。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。これは決まりましたね。ベルの優勝かと思ったらとんでもなかったです。GPSとか何してたんやと思ったらまだジュニアなんですね。235.52。

○最終結果:(麒麟がくる的に)
1. リューがくる
2. ベルがくる
3. 麒麟がテネる
4. チェンがくる
5. グレンがくる
6. アンドリューズがくる

アメリカも新型MSの開発に着手していたとは。というか昨年の全米チャンプなんで知らなかったんやろう。不覚でした。とにかくあんなジャンプマシン、ある意味アメリカらしいですね。まだ14歳らしいけど、早くシニアでロシアの新型MSと戦おうぜ。

ベルは2位でした。テネルを破ったときはこれは優勝かと思いましたが、上には上がいるものです。つくづく因果なベルですがそんなところがいいですよね。今回はリッポンさんを喜ばせたからオマエに100点あげよう。3位はテネル。アメリカはてっきりテネり放題な大会だと思っていたらとんでもなかったですね。4位以下はもうちょっとがんばりましょう。まだまだやれる。