フィギュアスケートグランプリシリーズ2019 カナダ大会(1):女子シングルSP

グランプリシリーズアメリカ大会は男子を録画し忘れていましたが、カナダはちゃんと録画しました。富井です。さて、カナダ大会。解説は荒川静香さん、実況は三上さん。

ロシアのセラフィマ・サハノビッチ。19歳。2年ぶりのグランプリシリーズだそうです。「メガポリス」両手を挙げた3F+3Tはセカンドをつけるのが難しい着氷になりながら成功させました。2Aは成功。キャメルスピンもOK。ちょっと曲のテンポとステップが合ってないなあ。3Lzも回転が今ひとつでしたが成功。コンビネーションスピンは美しい。レイバックスピンも回転が速くていいですね。62.63

カナダのアリシア・パインオー。20歳。華のある選手。「Back to black」3T+3Tはゆっくりとした回転でしたが流れのあるジャンプ。3Loも成功。キャメルスピンもちょっとスピードが欲しい。2Aはいいジャンプ。レイバックスピンはきれい。曲を生かしたはじけるようなステップシークエンス。見ていて楽しい。コンビネーションスピンの足換えも工夫がある。57.59

カナダのベロニク・マレー。もう25歳とか。「True colors」あいかわらずかわいい衣装。3Fはコンビネーションになりませんでした。3T+2Tでコンビネーションをつけました。レイバックスピンはさすがにスピードがあってきれい。2Aはいいジャンプ。キャメルスピンの足換えもユニーク。ステップシークエンスはベテランぽい滑り。でもレベルが足りないようです。シットスピンはちょっと短くないかな。51.90

韓国のユ・ヨン。15歳。今年からシニアに上がった韓国の期待の新星。映画「ロミオとジュリエット」より。素晴らしいスピードからの3Aは見事に決まりました。3Lz+3Tも高い。キャメルスピンも回転が速い。工夫のある3Fも決まりました。ステップシークエンスも密度が濃い。レイバックスピンも最初の形がきれい。コンビネーションスピンもポジションチェンジが速い。すごいなあ。11歳で韓国選手権を制したらしいですが、そのまま成長したんですね。すばらしい。15歳にしては大人っぽいしジュニアより伸びそうな気配があります。78.22。

本田真凜。18歳。交通事故の影響はどうでしょうか。「セブン・ネイション・アーミー」昨年と同じプログラムですね。3Lo+3Tは高さのあるいいジャンプ。2Fとなってしまったのは残念。シットスピンもちょっと足が痛そう。2Aは流れのあるジャンプ。レイバックスピンも美しい。スピードのあるステップシークエンス。コンビネーションスピンの最後のI字がきれい。多少怪我の影響はあったようでしたが昨年より良くなっていると思いました。コーチがホンダバンなんだな。59.20

カナダのガブリエル・デールマン。21歳。マレーより年上かと思っていました(毎年言ってるかな)。「Jazz man」濃いピンクが似合いすぎです。幅のある2Aは迫力があっていい。あれ?解説の声が消えた。3T+3Tも成功。レイバックスピンはまずまずなところもデールマンらしい。キャメルスピンもOK。3Fは何とか成功したと思いたい。ステップシークエンスはダイナミックさ満開。力強い。こういうスケートもっと評価して欲しい。コンビネーションスピンは最後が高速でよい。これを地上波でしなかったのか。細ーい人が軽くジャンプするだけがフィギュアスケートの魅力じゃないんですけど。63.94。ほらー。これをカットするなんておめえの目は節穴だなあ(カミナリのツッコミ風に)

スイスのアレクシア・パガニーニ。17歳。「Sixteen tones」ほか。3Lz+3Tは成功。3Lo も成功。キャメルスピンもOK。ゆっくり慎重に2AもOK。レイバックスピンはもうちょっと回転が速いほうがいいかな。ステップシークエンスは音楽によくあった振り付け。コンビネーションスピンはポジションチェンジしてからの回転が少ない感じがしたけどどうでしょうか。60.68

ロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ。去年のジュニアチャンピオン。15歳。「ペール・ギュント」より。2Aは高いジャンプ。3FもOK。コンビネーションスピンもシットポジションが独特で回転も速い。そしてここでトゥルソワも衣装チェンジ。ロシアで流行っているんでしょうか。すごい皆殺しイーグル!両手を挙げてます。どういうバランスなんだ?そこからの3Lz+3Loは高さもある素晴らしいジャンプ。キャメルスピンも素晴らしい。ステップシークエンスもいい。レイバックスピンから最後のポーズまでぴたっと合ってます。74.40

韓国のキム・イェリム。この人も今シーズンがシニアデビュー。16歳。映画「ブラック・スワン」より。3Lz+3Tは成功。幅がありました。3LoもOK。キャメルスピンは最後がちょっとよろっとなったけど大丈夫かな。2Aも幅のあるジャンプ。コンビネーションスピンもOK。ステップシークエンスはもう少しスピードが欲しい。シットスピンはちょっと簡単な構成だったかな。61.23

ロシアのエフゲニア・メドヴェージェワ。19歳になりました。「エクソジェネシス交響曲第3部」スピードのあるスケーティングからの3F+3T。2Aは両足着氷。シットスピンは回転が速い。3Lzでは転倒。キャメルスピンはすこしバランスが悪かったかな。コンビネーションスピンは美しい。ステップシークエンスはさすがに上手。ジャンプミスの影響を感じませんでした。2つのジャンプミスは痛いですね。キスクラのオーサーコーチの表情も悲痛。62.89

アメリカのブレイディ・テネル。アメリカ大会の優勝者。21歳。今日もテネるのか。「メカニズム」ほか。3Lz+3Tは見事です。イーグルからの2Aも美しい。レイバックスピンも回転軸が美しい。不思議な動作を挟んで流れのある3Fさすがアメリカ大会女王。ステップシークエンスも素晴らしい。シットスピン、コンビネーションスピンも申し分ありません。テネったね!72.92

紀平梨花。「Breakfast in Baghdad」高さのある3A。男子並みですね。流れも美しい。3F+3Tも軸がきれい。キャメルスピンは軸足がちょっと曲がっているのが気になるところですがたいしたことないです。3Loも両手を挙げて跳んでいます。コンビネーションスピンもいい。ステップシークエンスも身体全体の使い方がすごく難易度高い。レイバックスピンもよい。ノーミス。81.35。高いですねー。素晴らしい。

○SPを終えての順位(テネるという言葉が気に入ったので、皆テネりました)
1.紀平梨花る
2.ユ・ヨンる
3.トゥルソワる
4.テネる
5.デールマンる
6.メドベージェワる

コンビネーションジャンプのセカンドが3回転当たり前になった時も驚きましたが、3Aも当たり前の時代になってしまったのですね。

1位の紀平はSPはイマイチのイメージでしたがノーミスでトップに立ちましたね。2位のユ・ヨンも3Aを成功させての順位。キム・ヨナのように息の長い選手になりそう。3位のトゥルソワはFSで4回転を4回予定でしているとかですがどういう得点が出るんでしょう。

4位はテネル。かなりのテネりぶりだったのですが、上の3人がすごすぎました。フリーもテネっていってほしい。5位のデールマン。5位!なんでデールマンだけ地上波で放送しなかったのか理解できません。6位はメドベージェワ。まだ苦しい時期は続くのかもしれませんがそういう時はトゥクタミ先輩を思い出して帽子の裏に「不撓不屈」などとマジックで書いてがんばって下さい。

2 Comments

  1. 瑠璃 より:

    スケアメの優勝者はシェルバコワですよ

  2. 富井副部長 より:

    瑠理さん、コメントありがとうございます。

    >スケアメの優勝者はシェルバコワですよ

    そうでした!SPの1位がテネルでしたね。テネりたいばかりに記憶が変わっていました。
    早速直しました。ありがとうございます!!

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