大相撲9月場所2011:14日目

すっかり朝晩が寒くなりましたね。暑さ寒さも彼岸までとは、昔の人も上手いこと言いますね。関係ない話ですが、中日の落合監督も今年で辞めるそうで、日本シリーズが中日×ハムになったらいったいどうなるのかと、そしたら解説にはノムさん呼ぶしかないやんか、決まっとるやんか、ちぇ。と思った富井です。さて、正面は玉ノ井親方、向正面は、なんと片男波親方、実況は吉田さん。
土佐豊×佐田の富士 佐田の富士が立ち合いからつっぱりますが、土佐豊も上手く土俵を回り込んでしのぎます。しかし、休まず佐田の富士が押しきりました。土佐豊もよく粘ったのですが。
剣武×玉飛鳥 立ち合いでのど輪の剣武、よく攻めていましたが、玉飛鳥の引きにバッタリ。玉飛鳥の師匠の片男波親方は、元気がないし、気合いも入ってないとバッサリ。確かに勝ったけど、良いところはありませんでした。
朝赤龍×安美錦 踏み込んだのは朝赤龍。左を差して再三良い形を作りましたが、安美錦がよく見てまわしをきって足が出ないところをはたき込み。はたき込みでもこれは上手い。
玉鷲×木村山 立ち合いですぐに左に動いた木村山。そのままはずについて送り出し。親方も言っていますが、木村山の立ち合いの変化に気をつけないと。
芳東×旭天鵬 上手を引いて万全の旭天鵬。大きな芳東をつりながら寄りきりました。親方の玉ノ井さんは芳東を「中途半端」とばっさり。
大道×磋牙司 立ち合いの変化から腕をたぐってとったり。立ち合いの変化は感心しませんが、この立ち合いは面白かったからいいか、という気になります。ちっちゃい磋牙司がまともにやっても面白くないし。
富士東×隆の山 お、隆の山について、片男波親方がもっと前に出る力をつけて本来のスピードを生かせとアドバイス。両手でついた隆の山ですが、正面からついていった富士東の押しだし。うーん、確かにスピードはあったけど、立ち合いでもっと押し込みたかったですね。しかし、アンケートで今場所4回1位になっているらしいですね。やっぱりみんなエキサイティングな相撲が見たいんですよねー。もっとスピードのある相撲を取る力士が増えて欲しい。
翔天狼×栃乃若 立ち合いから翔天狼の一方的な相撲。翔天狼の踏み込みが良かったのと左からのおっつけが強烈と玉ノ井親方。
高安×宝智山 攻防のあるつっぱりあいの後、高安が右をさして下手出し投げ。おお、良かったですね。
北太樹×豪栄道 立ち合いは互角、豪栄道が巻き替えにきたところを前に出たのですが、さっと右を抜いてはたき込みました。北太樹は4敗目に悔しそう。
豊響×時天空 張ってきた時天空ですが、そのままかまわずに押していきました。いいですね!豊響らしい電車道。豊響はこうでないと。
魁聖×若の里 立ち合いですぐはたこうとした魁聖でしたが、若の里は落ちず、そのまま寄りきられました。魁聖、大変不満にマル。消極的すぎる!
黒海×嘉風 激しくつっぱる黒海、しかし嘉風が懐に入るとくるくるとまわって右手を上手く使ってわたしこみ。
豊真将×臥牙丸 立ち合いでごっつっという鈍い音。つっぱる臥牙丸ですが、下から腕を跳ね上げる豊真将。組んでから土俵際に豊真将を追い詰めますが、豊真将が左を差して寄り倒しました。見応えのあるいい取り組みでした。
豪風×隠岐の海 なかなか立ち合いがあわない両者。立ち合いは受け身でしたが、落ち着いて、よく見て押し出し。隠岐の海が落ち着いてやれば、こうなるわな。
豊ノ島×若荒雄 豊ノ島はつっぱりあった後、土俵際でいなされますが、素早く向きを変えて押し出し。若荒雄も次から次へもっと攻めないと。
雅山×阿覧 なんかふんわり立った雅山。阿覧も両手でいってそのままはたき込みました。なんじゃこれ。
花道奥の白鵬と付き人さんたちがおそろいの派手な柄の浴衣でまるでエグザイルのようですね。(白鵬を中心にチューチュートレインのぐるぐる回るのをやりそう)
鶴竜×栃ノ心 立ち合いで中に入った鶴竜、そのまま前に出て、栃ノ心がうっちゃろうとしましたが、それをさせず、2人とも琴奨菊の上へ落ちていきました。わー、琴奨菊痛そう。
栃煌山×稀勢の里 栃煌山ですか!もし稀勢の里がミッキー兄さんの正統な後継者であるのなら、ここは栃煌山を土俵際に押し込みながらごろんとひっくり返されたり、立ち合いでつっこんでいってばったり倒れたりするはずですが・・・。立ち合いから良いおっつけの稀勢の里、土俵際に押し込みながら残されますが、休まず攻め続け、押し出しました。これで11勝。稀勢の里はポスト永世関脇ではないのかな。
日馬富士×琴奨菊 立ち合いで日馬富士をがっちり組みとめ、さっと左を差した琴奨菊。ハルマ、両足が浮いているやん・・・。そのまま身体を寄せ寄りきり。琴奨菊が見事といいたいところですが、ハルマの立ち合いが悪すぎる。気持ちが切れてしまっているのかな。
白鵬×把瑠都 立ち後れる白鵬ですが、把瑠都を組み止め、つり上げましたが、きめきれません。把瑠都のまわしをとる位置が深すぎますが寄ります。まえみつをとり、しのぐ白鵬。そして引きつけ合い、体を入れ替えて、最後は白鵬があしをとってぐるぐる回って出し投げました。白鵬も集中力を欠いている様子ですね。
このままだと琴奨菊が優勝しちゃうかもな。

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