フィギュアスケートグランプリシリーズ2011 カナダ大会(2):女子シングルSP

かぜをひいたマイク松ですこんにちは。めっちゃしんどいです。明日はおやすみにしたので、なんとか治していきたいです。今日は無理して仕事したのですが、早く帰りたかったです。
しんどいしんどいいうてますが、フィギュアスケートはみてしまいます。今日はカナダ大会の女子シングルSPです。

フィギュアスケートグランプリシリーズカナダ大会、女子シングルSP。実況はカクザワ、解説は荒川姐さん。姐さんの登場はうれしい限りですが、相方がカクザワとは。やばい。
カナダのエイドリアナ・デサンクティス。最近あんまり使うことのなかった言葉を使わせてください。誰やねんこの人!「ストリート・シーン」。3Lzは手をついてコンビネーションにならず。身体は大きいのでパワーはありそう。3S+2Tでコンビネーションをフォロー。スピンはちょっとトラベリングしてますがポジションはいい。2Aはなんとかこらえました。スピンからSlSt。前半片足でレベルをあげにいきます。スピンでフィニッシュ。なんか地を這うような感じで躍動感に欠けるプログラムでしたが、なんかこいつはもっとできるはず。がんばって。47.14。
カクザワが「緊張感もたっぷり」とかいってました。たっぷり。
ロシアのエリザベータ・タクタミシェワ。きました新型モビルスーツ。「タンゴ」。もうのっけからぐいぐいタンゴの世界を展開。スピードに乗った滑りから3Lz+3Tをらくらく成功。ぎゃー。3Loも片手上げ。その流れを途切れさせず2Aとあっという間にジャンプ終了。スピンは回転が速いです。CiStは手の表現力とディープエッジが、いいリズムの取り方でより際立ちます。姐さんのいうように丁寧なステップですね。スピンの合間の演技でもしっかり物語を生み出しています。最後のスピンもそれはそれはすばらしいフィナーレでした。あれだけで1つの作品。いやー参りましたわー。さすがですニュータイプ。59.57。うーんもっと出てもいいような。
ドイツのサラ・ヘッケン。あのあと滑りづらいなー。「マラゲーニャ」。3T+2Tは3-3を狙いましたがオーバーターン。おしい。3Sは大きないいジャンプ。スピンもしっかりまとめてますね。ドイツチャンプの自覚か。2Aは流れもありました。スピンからSlStは前半片足。ステップに工夫があるというよりも体全体で大きくみせる演技。でも最後のスピンでちょっとミスしてしまいました。でもトータルでいい演技でしたねー。ヘッケンも成長しているんですな。44.50。
アメリカのアシュリー・猛禽類・ワグナー。ひさしぶりー。映画「ポロック 2人だけのアトリエ」より。3Lz+2Tはセカンドで両手あげ。工夫があります猛禽ジャンプ。でもこのプログラムではあまり猛禽猛禽してない。3Lzもおっけー。2Aもいいジャンプでしっかり3つそろえましたね。スピンはポジションがしっかりしてるしポジションチェンジもスムーズ。ビールマンを降りるのが少し早かったと姐さん。SlStは音を掴む努力をしっかりしてますね。大きなイーグル(猛禽だけに)からスピンでフィニッシュ。これはいい演技でしたね。SPとしては上々の演技。安定感あります。54.50。
カナダのアメリー・ラコステ。筋肉演技がみられるか。「サテンドール」。最初に2Aをもってきました。力強い。3Lo+2Loをコンビネーションにもってきましたね。3Lzはばっちり軸が傾いて転倒。スライディングタックル。つなぎの演技も入れながらスピン。どうもこの曲は単調感が強いですねー。もっとばりばり戦うみたいな曲の方がいいのに。SlStはがんばって元気さを出してます。スピンでフィニッシュ。もうちょっとプログラムをなんとかしてあげてほしいです。50.60。
後半はおもしろい5人がそろい踏み。たのしみ。
カナダのシンシア・ファヌフ。さすがの筋肉!パワーありそう。「スパニッシュ・ギター」ほか。これ前にもやってましたね。2Aからスタート。よく曲を聴いてますね。3Lzはシングルになってコンビネーションにならず。頼むYO!難しいステップから3T+2Tを跳んでコンビネーションをフォロー。スピンの安定感はさすが。終わりを曲にあわせたいところ。そのままSlStに入ります。このステップはあまり曲にあわせてないですねー。合わせないアレなのか。これもプログラムの構成がもりあがらない感じかも。曲と一体化したらもっといいのかも。48.70。
アメリカのレイチェル・フラットちゃん。スタンフォード進学おめでとう。そして相変わらずよく食べているようですね。わかります。映画「エデンの東」より。去年のですね。3F+2Tは向こうから迫ってくるようなアングルでした。まずまず。3Lzも着氷が軽やか。スピンは回転が速いし、終わりをうまくきれいにまとめてますね。この辺がさすが演技派。ステップからの2Aもばっちりだし、荒川姐さんがみている前でイナバウアーをいいところにもってきます。イーグルも曲にばっちりあわせて。カクザワが「フラットが大きく大きく見えます」。まあほんとに大きいんだけどな。しかし隙のない演技でフィニッシュ!さすがですわフラットちゃん!あの壮大な音楽をばっちり踊りこなせるのは見事の一言。何辛気くさくやってんだよ的な他のスケーターに対する檄を感じましたよ。勝手に。54.23。
アメリカのミライ・ナガス。今の調子はどうかな。「ダンサリン」。イナバウアーを交えた複雑なステップから3Lo。終わりもかっこよく決めてます。3Lzは転倒でコンビネーションにならず。ちょっとタイミングがあわなかったか。2Aはクリーン。カクザワが3つめでコンビネーションにしないとといって姐さんにあっさり否定されたりしています。熱い。キャッチフットスピンのポジションきれいですねー。大きくなって美しさも際立ってきています。SlStは歯切れのよいステップ。でも元気さよりも品がある滑りですね。I字スピンもしっかり回っていました。最後もかっこよくフィニッシュ。最初のジャンプがばっちりだっただけにルッツの転倒はもったいなかった。52.73。キャロルおじいちゃんといっしょにあの世で針の山を見上げるような目線でした。
ロシアのアリーナ・レオノワ。モロゾフ化していたレオノワ、あれからどうなったかな。「パイレーツ・オブ・カリビアン」より。3T+3Tはセカンドでステップアウト。大きなジャンプだっただけにおしい。3Fはクリーン。2Aはシングルに抜けてしまいました。跳び急いだか。スピンのあとしっかり表情つくってからSlSt。このへんの良さは引き継いでほしいです。ステップの間に振り付けも入れてメリハリを出してます。このステップはらしさが出ておもしろいですね。最後のスピンまでテンション高く演じました。なるほど!これは自分のよさがしっかり出ている演技でした。49.75。
鈴木明子。おひょいさんに送られて登場です。リスト「ハンガリー狂詩曲」。3-3に挑みますが、3Tで終わりました。でもあれ1Loついてるのか。コンビネーション扱いされないかな。3Lzをきれいに決めたのでこれはよしとしましょう。2Aは降りがとてもなめらか。そのままきれいなスピンにつなげます。SlStは姐さんも絶賛。エッジも深いしすいすいと滑っていきます。チェンジオブペースもメリハリがある。最後はきゅきゅっとスピンでフィニッシュ。さすがの表現力でしたね。そしてプログラムが華やかで若々しい。今までにない、意外になかったプログラムでした。52.82。おおいい点出てる。
○SP終わっての順位(機械企業的に):
1. タクタミシェワ製作所
2. ワグナー工業
3. フラットちゃんファクトリー
4. 鈴木エレクトロニクス
5. ミライ産業
1位はタクタミシェワ。シニアデビューということでPCSが伸びなかったのかあまり点が出ませんでしたが、終わってみれば余裕のトップですね。まああれを最初に見てしまえば、あとの選手は点が出づらいか。いきなりデビュー戦で優勝とか、まあ十分にありますね。英雄には伝説が必要なのです。ザクで戦艦を5隻沈めたり
2位はワグナー。しっかり安定した演技を見せてくれました。3つそろえたのも大きいですが、これなら表彰台もいけそう。3位はフラットちゃん。もうちょっと点が出る、というか僕はフラットちゃんが2位かと思ってました。PCSは勝ったみたいですし、FSもこの調子でいけば逆転もありますよ。前日食べ過ぎたりしなければ。
4位は鈴木。やっぱり最初のはコンビネーションになってるみたいですね。最小限のミスにとどまってます。FSでジャンプを普通に決めていけば順位はあげられそう。5位はミライ。ルッツの転倒は痛かったですが、その割には5位。FSで巻き返しましょう。

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