大相撲11月場所2011:12日目

先日、フィギュアスケートファンの女性と話していて「隆の山、いいよねえ」という言葉が出たのでびっくりしました。相撲に興味がなくても面白い力士は世間でも評判になるんですね。舞の海さんじゃありませんが、全体的に力士は痩せるべきだと思う富井です。もっとスピードのある相撲がメインになれば人気でると思いますけどね。
正面は玉ノ井親方、向正面は片男波親方、実況は佐藤さんとフレッシュな3人。
木村山×芳東。木村山の変化に気をつけた立ち合いの芳東。しかし木村山のつっぱりを下から当てがい、まわしをとるとそのまま寄りきり。
魁聖×佐田の富士。突き起こす佐田の富士。前に出るが、つききれずに魁聖が左を差すが、逆に佐田の富士がはずについて寄りきりました。
玉鷲×剣武。3勝同士で負け越しが決まっていますが、師匠が解説だけに玉鷲にがんばって欲しいところ。消極的な相撲が多いと片男波親方もぷんぷん。玉鷲が前に出るが、逆に剣武の引きにばったり。見ながらとっているので足がついていってないと、片男波親方。
松鳳山×妙義龍。踏み込みの良い妙義龍でしたが組み合い、松鳳山が妙義龍が出てきたところを引きつけて上手投げ。
黒海×磋牙司。磋牙司の立ち合いの変化ですが、黒海がついていって捕まえますが、そこを磋牙司が掬おうとしたところで黒海の腕がするっと外れ、そこを磋牙司がつきおとしました。
朝赤龍×高安。高安の細かいつっぱりですが、上つっぱり為かあまり効き目がなく、翌朝赤龍が見ていたのですが、張ったあとに高安に上手を許してしまい、高安の上手ひねり。
それにしてもお客さんが少ないですね。
時天空×宝富士。張り差しの時天空、しかし宝富士ががっちり左上手。その後時天空が両差しになり、おなじみのすそ払い。強引な宝富士の上手投げを時天空がすくい投げ。
碧山×豪風。立ち合いは右を差せず、その後すぐにつっぱった碧山が豪快に豪風を押し出しました。おお、これはいいですね。
安美錦×大道。右を差して左を差そうと出ていく安美錦ですが、大道が土俵際で踏みとどまろうとすると、さっと引いて上手出し投げ。上手いですねー。翻弄される大道。
若荒雄×雅山。雅山が立ち合いの後、左に動きますが、すぐに突きかえし再びさっと引いたところを若荒雄がばったり。引き落とした後、ガッツポーズのように両手を挙げる雅山。若荒雄もあそこはついていかないと・・・。
北太樹×富士東。立ち合いは下から差した富士東、よくでましたが土俵際で北太樹が残し、逆に押し返されてしまいました。富士東は教えているのだが、なかなか土俵際の駆け引きができないから経験を積んで覚えろと玉ノ井親方。
豊響×嘉風。ぶちかました豊響、左を差して出ていきましたが、嘉風のうっちゃりで軍配は豊響でしたが、物言い。しかし軍配通り豊響。豊響らしい馬力のある相撲でよかった。
隠岐の海×栃乃若。隠岐の海が出し投げなど攻めていきますが、栃乃若がかまわず前に出て行く相撲で、がむしゃらに寄り倒し。もっと隠岐の海が有利かと思ったのに・・・栃乃若はすごいな。さすが大関を倒しただけある。
阿覧×豪栄道。阿覧がはたき込んで豪栄道、ゴロリ。シャーロックだと「つまらん」と言いながら拳銃で壁打ちをはじめるところ。つまらん。
豊ノ島×旭天鵬。両差しが入った豊ノ島、そのまま旭天鵬を寄りきり。土俵際で旭天鵬も抵抗しますが、逆転を食わぬよう身体の預け方も上手い。
栃ノ心×豊真将。1勝10敗同士。立ち合いで変化した栃ノ心。そこから四つに組み合い釣り合い。足を跳ばしてもう一度釣る栃ノ心ですが、途中で豊真将がつり上げる形になり、土俵際で栃ノ心のうっちゃりかと思われましたが、行司差し違えで豊真将。
稀勢の里×臥牙丸。臥牙丸が立ち合いから終始有利に攻めますが、稀勢の里が土俵際でこらえて臥牙丸がすくい投げにきたところを上手投げ。
琴欧洲×鶴竜。鶴龍が踏み込んで、琴欧洲が捕まえにきたところを右差しを抜いて琴欧洲の後ろにつき、押しだし。
把瑠都×日馬富士。ハルマが下から突き起こして把瑠都の上体が伸びたところを中に入り速攻で寄り倒しました。
白鵬×琴奨菊。前まわしをとりにいった琴奨菊だが、すぐに白鵬にきられてしまいます。左四つになり、両者まわしを引きつけあいますが、最後は白鵬の小手投げ。残念!惜しかった。琴奨菊の攻めてになった時に攻めないとと玉ノ井親方。やっぱり横綱は強いね。

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