フィギュアスケート全日本選手権2011(3):男子シングルFS

今日はジーザスの誕生日ですね。おめでとうジーザス!マイク松ですこんにちは。みなさまジーザスの誕生日をいかがお過ごしですか。自分へのプレゼントはヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」でした。まさかこんなにおもしろいまんがとは思いませんでした。そりゃいろんな賞とるわ。いいプレゼントフォーミーになりました。
さて今日はフィギュアスケート全日本選手権、男子シングルFSです。

フィギュアスケート全日本選手権、男子シングルFS。実況は西岡さん、解説は荒川姐さんとホンダバン。4時間10分の放送で、女子シングルSPのあと、いくらかの紹介VTRをとばすと、最初の演技が2時間25分からになってました。どうせ最後にもまとめが入るし、実質1時間半くらいですね。FSの方が演技長いのに。
無良崇人。見逃してましたが西日本チャンプなんですね。「スノー・ダンシング・イン・ザ・ビッグ・シティ」。4Tを決めましたが単独。しっかり決めたのは大きいですね。3Lz+2Tはここにつけたんでしょうかコンビネーション。3Aは無良にしてはまずまず。もっとでかいジャンプカモン!スピンからつなぎ部分もエモーション感じますね。伊達に胸はだけてないぞ!3Fも成功。3A+2Tは根性で2Tつけてますね。ここまでいい流れ。3SのあとCiSt。抑制された曲調の中でもメリハリつけてますね。次の3Loはシングルに。スピンで取り戻しましょう。いいポジションチェンジ。3Fはもう1つ成功。ジャンプはいいですよね。SlStは場内も拍手で盛り上げます。最後はかっこよく決めました。なにぶんSPの出遅れが響きましたが、FSは無良らしい演技できたのでは。204.21。
おっとCM。長い。
宇野昌磨。ラヴェル「ツィガーヌ」。3Lzはキレありますねー。ぽんって跳ぶ感じ。2A+3Tをしっかり。この曲をこんなにちっこいのに選ぶあたりすごいですね。3Fも跳んでつなぎの部分も音楽をとらえてます。ステップからの3Loもスムーズ。スピンも軸がよく収束してますね。CiStは丁寧なエッジワーク。音楽をしっかり聞いて滑ってるし。2Aからフライングキャメル。ドーナツポジションもしっかりしてます。3Lo+2Tから後半。3F+2T+2Tもなんとか3つ続けました。3Sは最後のジャンプでしたが転倒。惜しいー!SlStは曲調がどんどん速くなっても、しっかりしなやかな表現と音楽表現を欠かしません。最後のスピンも回転速度速くまとめました。すばらしい!うわーもうお客さん立ち上がってますね!すばらしい素材を見つけてくるあたりさすが山田コーチ。万全に育てていくことでしょう。しっかり食べて大きくなるんだよー。190.42。
おおっもう最終グループ!話が早いなー。悪い意味で。
町田樹。ランビエールのプログラム、どれだけ昇華させてますかね。順位うんぬんよりもそこが勝負です。「ドン・キホーテ」。最初はでかい2A。抜けたかな。3A+2Tをここでもってきました。3LoからSlSt。ランビエールは「ドン・キホーテ」滑ってみたかったとのこと。滑って!今からでもいいから滑って!おっとCiStはがんばって音にあわせてますね。シットスピンはあぶないところでしたがリカバー。3Aは大きく決めましたね。最初の2Aは予定変更ですかね。3Lz+2T+2Lo、3Fと確実に跳んできますね。CiStはランビエールの意図をよく解釈してきてますね。よくなってる。スピンから3Lzに挑みますがシングルになりました。もったいない。3S+2Tはおっけー。最後のスピンでフィニッシュ。よくなってますねー。個人的にはもう1シーズンこのプログラムに取り組んでほしいです。もっともっとよくなりそうだし。213.48。
田中刑事。ディティクティブー!映画「アンタッチャブル」より。刑事というか捜査官ですね。3A+2Tからきました。よし。3Aはうまくランディングをリカバーしましたね。3Fは大きなジャンプでした。いい出だし!シットスピンのポジションもグッド。CiStは上半身の動きが大きい。躍動感が2倍という感じで。曲調が変わってもつなぎ部分でしっかり表現。3Loにつなげていきます。3F+3Tはフリップから一気に挑んでいきますがセカンドで転倒。それでも3Lzを決めます。いいぞ。スピンから3S+2T+2Loをテンポよく成功。気迫感じますね。2AからSlSt。少し疲れてるけどがんばれ。がんばれ!よーし滑りきりました!いい演技でした。1つ1つのエレメンツを確実にこなしてましたね。おつかれさまディティクティブ!201.45。
小塚崇彦。完成型がみられるでしょうか。映画「風の谷のナウシカ」より。滑り伸びてますねー。4Tをまずはしっかり決めました!よしよし。ステップからの3Aもいいジャンプ。3Lz+3Tはファーストで止まりかけましたが決めてきました。音楽表現がすばらしいですね。以前よりも曲と一体になってる感じ。スピンの回転からも伝わってきます。CiStはエッジワークも見事ですが、音楽の解釈がすばらしい。のびやかさとテンポが共存してます。後半に入って3Aで転倒。がんばれ!軸のばっちりスピンで切り替えようぜ。ステップからの3Fはいい出来。3Loも決めました。3Sもばっちり。3Lz+2Tを決めてSlSt。これも感情表現がすばらしい。物語を感じます。静謐にまとめたスピンでフィニッシュ!いやーやはり向上の跡を感じました。すばらしかった。小塚なりのナウシカはすぐそこまできているというところでしょうか。250.97。よしよし。
高橋大輔。衣装ちょっと変わりましたかね。「ブルース・フォー・クルック」。4Tは軸が傾いて転倒。ライダーキックみたいになりましたね。ホンダバン絶句。しっかり。3Aはばっちりですね。3Sも成功。スピンからCiSt。さすがばっちり音楽にあわせてますね。うーんすばらしい。この音の取り方をみよという感じ。スピンのポジションチェンジもいいですね。スピンはほんとにうまくなりました。3Aは降りてるのに手をつきました。うーん惜しい。転倒とられますかね。3F+2Tは成功。3Loもてきぱきと。3Lz+3Tはしっかり決めてきました!3Fでまた転倒。だいぶ疲れてるんですかね。SlStは1つ1つのステップがすべて曲と一体になってる。これがアーティストの姿ですわ。最後のスピンも軸ばっちりでした。おつかれさまー。苦笑いの高橋もそれはそれでいいもんですね。SPの貯金もあるし大丈夫だと思うんですが。254.60。逃げ切りました。
羽生結弦。いい演技みせてほしいです。「ロミオとジュリエット」。いい集中感じます。4Tは軸のゆがみもしっかりリカバーして成功。よしよし!イーグルからの3Aは質高いですね。すごい難しいステップからの3Fも難なく決めてきます。すごい緊張感と威厳を出してますね。スピンからの音楽の切り替わりも演技の一部。うまく切り替えてます。このあたりが非凡なところ。3Lz+2Tもいいジャンプ。CiStは密度の高い構成を音楽に乗せて。ツイズルはウィアーを思わせるポジション。3A+3T+2Tを決めてきました!すごい!3Lz+2Tも成功。荒川姐さんばりのイナバウアーをはさんで3Lo。これも成功。いいぞ。シットスピンもいいですね。SlStは1つ1つの音を丁寧にとりながら、物語を紡ぎ出していきます。最後の3Sはシングルに。それでも最後のスピンはビールマンポジションまでもっていきました。よっしゃよっしゃ!おつかれさま!だいぶ疲れてましたががんばりましたね。241.91!3位に入りました。
中村健人。こちらが最終滑走でした。やりづらいけどがんばれ。サン=サーンス「交響曲第3番 オルガンつき」。最初は3Tと自重。3Aは軸が傾いて転倒。がんばれ。3Fは成功しました。3Lzも確実に。立て直してきましたね。スピンからSlSt。曲にあわせたのびやかな滑り。リンクサイドで地蔵尊のご加護があります。3A+2Tはあぶないところでしたがそれどころか2Tつけました。3S+2Tと確実に積み重ねてきてます。と思ったら2Lz、2Loとダブルが続きました。CiStから最後のスピンとしっかりまとめました。よしよし、ものすごい順番が悪かったですががんばりましたね。195.94。キスクラで見守る地蔵尊。
○最終結果:
1. 東方、高橋大輔、長光部屋
2. 西方、小塚崇彦、佐藤部屋
3. 東方、羽生結弦、阿部部屋
4. 西方、町田樹、アンソニー部屋
5. 東方、無良崇人、無良部屋
6. 西方、村上大介、キャロルおじいちゃん部屋
優勝は高橋。3転倒あっても余裕の逃げ切りでした。日本ではもはや朝青龍のように「ライバルは自分自身」状態なのでしょうがないですが、3転倒は昔を思い出させる感じでかえってうれしかったです。高橋も不遇の時期、つらい時期を乗り越えて今があるのです。世界選手権ではライバルは強いですががんばってください。
2位は小塚。いやーよくなってましたねー。一歩一歩向上していく小塚、ナウシカもきっちり仕上げてきてます。まさに佐藤夫妻の予定通り。運命は…われわれに向いてきている…という感じですね。世界選手権ではさらにすばらしいプログラムにしてくることでしょう。必ず努力は実を結ぶ。小塚には初代若乃花の「下半身から汗をかけ!」の名言を送りたいです。
3位は羽生。すばらしい演技でした。FSは1位。最初から最後まで気迫満載。自分のすべてをかけるという強い気持ちに満ちあふれた演技でした。プログラムを完全昇華、1つの物語、1つの祝祭までもっていく力。めでたく世界選手権にいくわけですが、こちらでも遠慮せず表彰台を狙ってほしいものです。鬼面山の「負けるのが怖くて仕掛けないのは相撲の常道ではない」の言葉通り、強大な相手にも臆せず向かっていきましょう。君ならそれができる。
4位は町田。いい順位とれました。四大陸いけるんでしょうか。ランビエールのプログラムに向き合い続けた結果でしょう。霧島「現実を見据え、そのときの土俵をどう務めるか?その繰り返しだった…」という姿勢が順位を押し上げたといえます。5位は無良。FSはいい演技ができました。SPで出遅れてもFSの演技に集中する。武双山の「自分の相撲を取りきるだけ」という気持ちでしょう。6位は村上ですが放送がありませんでした。いい演技だったんじゃないかと。せっかくいい演技だったのに放送はなかったんですが落ち込まないで。出羽錦も「勝負に勝つには明るくなくっちゃダメ!」といってますよ。
昨日に大相撲の名言を引いてみました。参考ページはこちら。ジーザスの誕生日と大相撲の名言は並び立つ!並び立てる!

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