フィギュアスケートグランプリシリーズ2012 エントリーチェック(3):ペア

今日は急に暗くなり、雷が鳴り始めたので竜巻が起こったらどうするべきかとびくびくしながら過ごした富井です。窓のないトイレとかが比較的安全なようですよ。
男子シングル女子シングルときて今日はペア。最初に残念なニュースなのですが、張丹・張昊はペアを解消したそうです。理由はペア競技を続けるには張丹の背が伸びすぎたためのようです。確かにトリノオリンピックで銀メダルをとって以降、成績は下降気味。張丹は引退しますが、張昊は新しいパートナーとグランプリシリーズにも出場します。張昊は二人で14年間ペアを組みトレーニングできたことに感謝していたので最後まで仲良しだったようです。私は二人のオリンピックシーズンのSP「カシミール」とエキシの「ジャングルブック」がとても心に残っています。今後ともそれぞれの道での活躍を祈っています。
<アメリカ大会>
ジェシカ・デュベ/セバスチャン・ウォルフェ(カナダ)、ほう清/とう健(中国)、ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シュプレ(フランス)、ステイシー・ケンプ/デヴィッド・キング(イギリス)、タチアナ・ヴォロソジャル/マキシム・トランコフ(ロシア)、ケイディ・デニー/ジョン・コフリン(アメリカ)、グレッチェン・ドンラン/アンドリュー・スペロフ(アメリカ)、アメリカの誰か
優勝候補の筆頭はヴォロソジャル・トランコフでしょうね。それにほう清・とう健がどこまで絡んでいけるかは健康状態次第になりそう。3位はデニー・コフリンで決まりでしょう。今シーズンはイマイチだったデュベ・ウォルフェがどこまでペアとしての完成度を上げてこれるか、ジェームズ・シュプレも楽しみですね。
<カナダ大会>
メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ)、ペイジ・ローレンス/ルディ・スウィガーズ(カナダ)、カナダの誰か、アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー(ドイツ)、ステファニー・ベルトン/オンドレイ・ホタレク(イタリア)、カタリナ・ゲルボルト/アレクサンドル・エンベルト(ロシア)、マリーベス・マーレイ/ロックニー・ブルベイカー(アメリカ)、ティファニー・ヴァイス/ドン・ボルドウィン(アメリカ)
ここはサフチェンコ・ソルコビーが優勝でしょうね。しかし、その先がよくわかりません。ベルトン・ホタレク、デュハメル・ラドフォード、ヴァイス・ボルドウィンあたりでメダル争いになるのかと思いますが、個人的にはマーレイ・ブルベイカーにもがんばってほしいところ。カナダもペアがたくさんいるのにロシア、中国、アメリカというペア大国に比べると、バンクーバーオリンピック以降は後塵を拝している印象です。この辺で世界選手権でメダルが狙えそうな若手が出てきてほしいですね。
<中国>
クリステン・ムーア=タワーズ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)、ほう清/とう健(中国)、チェン・ペン/張昊(中国)、ウェンジン・スイ/コン・ハン(中国)、高橋成美/マービン・トラン(日本)、川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)、クセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ(ロシア)、ケイトリン・ヤンコウスカス/ジョシュア・リーガン(アメリカ)
アメリカ、カナダはもう一つ物足りない感じですが、中国大会はいいですね!まず開催国の中国からほう清・とう健、4回転ツイストのスイ・ハン、そしてパートナーを変えた張昊が登場します。張昊のパートナー、チェン・ペンは16歳。ペア経験はなく、組んで1年にも満たないとのことなのでどうなるかわかりませんが、張昊の実力は折り紙付きなのでけっこういいところまで行くのではないかと思います。
それに立ちはだかるのは世界選手権銅メダルの高橋・トラン、そして川口・スミルノフ。川口・スミルノフは昨シーズン終盤スミルノフの体調不良で不完全燃焼だったので今年は力を出し切ってほしいですね。高橋・トランは伸び盛りなのでこれだけのメンバーの中でもひょっとして優勝してしまうのではないかと期待しています。好きなペアばかりなので現地で見たいぐらいです。
<ロシア>
ジェシカ・デュベ/セバスチャン・ウォルフェ(カナダ)、ペイジ・ローレンス/ルディ・スウィガーズ(カナダ)、メイリン・ハウシュ/ダニエル・ウェンデ(ドイツ)、ベラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア)、タチアナ・ヴォロソジャル/マキシム・トランコフ(ロシア)、ロシアの誰か、ケイディ・デニー/ジョン・コフリン(アメリカ)
ここはやはりヴォロソジャル・トランコフが優勝でしょうね。バザロワ・ラリオノフも毎年力をつけてきているのでより個性的なプログラムが見たいところ、飛躍の年にしてほしいですが、ヴォロソジャル・トランコフの上に行くにはまだ力不足ではないかと思います。デニー・コフリンも素晴らしいペアなので、ひょっとしたらバザロワ・ラリオノフ以上の成績を収めるかも。あとはちょっと力の差がありますね。まだ決まってないロシアのペアが誰になるかも楽しみ。
<フランス>
メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ)、チェン・ペン/張昊(中国)、ダリア・ポポワ/ブルーノ・マッソー(フランス)、フランスの誰か、アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ソルコビー(ドイツ)、ステファニー・ベルトン/オンドレイ・ホタレク(イタリア)、川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)、クセニア・ストルボワ/ヒョードル・クリモフ(ロシア)
この大会はサフチェンコ・ソルコビーと川口・スミルノフの優勝争いになりそうですね。それに続くのは欧州選手権3位のストルボワ・クリモフでしょうか。ジュニアでも高橋・トラン、スイ・ハンと同等の成績を残しているストルボワ・クリモフ。本格的シニアデビューでも間違いなく上位にはいるでしょう。ペン・張昊も2大会目、全体的にレベルの高いメンバーばかりでどんな順位になるか楽しみですね。
<NHK杯>
クリステン・ムーア=タワーズ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)、ウェンジン・スイ/コン・ハン(中国)、高橋成美/マービン・トラン(日本)、ベラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア)、メリッサ・カスティール/サイモン・シュナピア(アメリカ)、リンゼイ・デービス/マーク・ラドウィッグ(アメリカ)、マリーベス・マーレイ/ロックニー・ブルベイカー(アメリカ)
実績からいうと高橋・トランが優勝候補の筆頭になりますね。しかし、ジュニア時代からのライバル、スイ・ハンも出場することで簡単に優勝することはできないようです。また、バザロワ・ラリオノフも実力的にそう変わらないのでこの3つのペアの争いになるのではないかと思います。アメリカのペアは3組とも以前別のパートナーでグランプリシリーズにでていたペアばかりですね。もうどんな順位になるのかよくわかりませんが、とりあえずアメリカのペアでブルベイカーがイチオシです。

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