フィギュアスケートグランプリシリーズ2012 NHK杯(1):アイスダンスSD

JSPORTSのガンバレ日本プロ野球!?が今年も開始。2回目は山崎先生と小田という濃厚なメンツ。期待に違わぬおもしろさだったマイク松ですこんにちは。絶対あれの3倍くらいしゃべってると思うので、またみせてほしいです。
今日からやっとNHK杯のレビューができます。ファイナルまで間があって、九州場所も終わったのでたぶん間に合います。今日はアイスダンスのSD。

フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯、アイスダンスSD。実況は浅井さん、解説は樋口地蔵尊。今シーズンはポルカ、ワルツ、マーチだそうです。
リード姉弟から。「6月の花嫁」ほか。ツイズルは回転速度はいいですがタイミングは微妙にずれてますね。CiStはよくユニゾンがあってます。やっぱりエッジワークは年々よくなっていくんですかね。パターンダンスは思い切った演技ができてました。コンパクトなリフトでフィニッシュ。まずまずの演技でしたね。エッジを深く使ってた。48.33。
カナダのニコル・オーフォード&トーマス・ウィリアムズ。「テネシー・ワルツ」ほか。今年から参戦とは思えないダイナミックなツイズル。最後はあわなかったけどみどころがあります。パターンダンスはカントリーにのってすごいスピード。さっきのリード姉弟と同じ演技とは思えないですね。エッジののびもいいしさすがカナダ。また音楽が変わって、MiSt。よくユニゾンもあってるし、みずみずしい演技でした。これはすばらしい!初参戦とは思えない、勢いがありましたね。49.76。これから点はのびていくでしょう。コーチはメーガン・ウィング&アーロン・ロウらしいですよ。あれロウかな。
中国の于小洋・王晨。国内大会2位。「おおスザンナ」。ツイズルは見事にずれてますね。すがすがしい。ステップの合間にさくっとリフトを入れて、演技の切れ目がないようにしてますね。パターンダンスは慎重に慎重に。MiStは最初にちょっとバランスを崩してました。音楽の雰囲気はよく出せてたと思います。40.92。
中国の黄欣トウ・鄭シン。中国チャンプ。「ドナウ川のさざ波」。ツイズルはなかなかの高速。エッジワークもスムーズですね。パターンダンスはリズムによくのってました。ワルツに変わってCiSt。優雅さを出してます。最後のRoLiはこれまた回転がなめらかでしたね。45.99。

ここで競技のみどころを特設スタジオで聞くコーナー。ジュンジュン(女子シングル)、由希奈はん(ゲスト解説)、ホンダバン(男子シングル)が登場です。なんだ由希奈はんのゲスト解説って。キャスターは向井さん。
みどころをフリップに書いてもらうコーナー。しかしホンダバンがすでに下の方で表にしてました。知らない振りをして隠すホンダバン。ちゃんとかくしておいて。ジュンジュンはああみえて字がうまくないんですよねー。由希奈はんは普通。スマイルマークも書いていて。ホンダバンは「4回転+α」と書いてるんですが、αに読み仮名を書いているのがおもしろい。ちょっと魚っぽいものね。
全員がいっぱいいっぱいでした。すてき。

イギリスのペニー・クームス&ニコラス・バックランド。イギリスチャンプ。さっそくテンションがあがってるバックランド。「リズムス・オブ・ザ・フォール」ほか。キレがある入り。おもしろい振り付け!イギリスらしさがみられます。クームスのプチリフトがかわいい。ツイズルは最初は全然あってなかったです。がんばれ。パターンダンスは速いしテンポがいい。けりけりするところがスムーズになりますよね。音楽が変わってからの切り替えもとても自然です。CiStはエッジは深く使ってます。もっとのびてほしいですが。RoLiはエントランスがおもしろいし、ポジションがスムーズに変化。バックランドのホールドが安定してました。演技がスピーディでみどころがありましたね。まだまだユニゾンは伸ばせそうです。46.72。あまりのびないですねー。
ロシアのエレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ。やっと知ってるやつらが現れた。イリニフがちょっと新手の幽霊みたいになってますが大丈夫でしょうか。「アンディジャン・ポルカ」。ウズベキスタンの地方だそうで、その民族衣装なのかも。ツイズルは高速ですがカツァラポフがバランス崩してますね。CiStはエッジが深い!ユニゾンもあってるしなめらかな滑り。さすが。パターンダンスはしっかりステップを踏みながらも、ぜんぜん堅苦しさがありませんでした。RoLiでフィニッシュ。これはいい演技。キャリアが出てましたね。モロゾフのあんまり楽しくない振り付けでなかったらもっといいのに。59.96。抜けてますね。
アメリカのシブタニ兄妹。きました!今度はマイアがガッチャマンぽいし、アレックスは変身前の仮面ライダーみたいですが大丈夫でしょうか。アンデス民謡。うーんすばらしい。MiStですばらしいエッジワークが。ひと蹴りののびが全然違う。工夫に満ちた振り付けを最高の技術でこなしてます。ツイズルは完璧なユニゾン。ばっちりですね。パターンダンスもなんなくこなしてます。RoLiもナイスなホールドで高速スピンでした。うわーすばらしいです!難しい曲をしっかり踊りこなしていました。60.84。シーズンベスト出してきました。
アメリカのメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト。きました横綱。どんな演技をみせてくれるか。「ジゼル」より。最初からこれほんとにショートダンス?的な表現。まったく今までと別次元。ほんとにパターンダンスやってくれるのかが心配になります。ツイズルはばっちりあってます。最初の部分はバレエの華やかさ、続いてワルツパートに。CiStは軽やかで流れるようなエッジワーク。すごい表現力がエッジワークで出せる。まったく規定的な雰囲気を感じない。そしてパターンダンスに入りますが、すごいスピードで1つのステップみたいにらくらくこなしてます。RoLiでフィニッシュ。最初から最後まで完璧。なんちゅうもんをみせてくれたんや。69.86。あ、リフトのタイムオーバーがあったみたい。
○SD終わっての順位:
1. デイヴィス・ホワイ党
2. 減税シブタニ
3. イリニフの生活がカツァラポフ
4. オーフォード・ウィリアムズの会
4. たちあがれリード
1位はデイヴィス・ホワイト。圧倒的な力をみせましたね。ステップのたびに転倒して5秒間ずつころびまろびつ演技でもしない限り、優勝はゆるがないでしょう。いいものみせてくれました。シブタニ兄妹はずいぶん差をつけられてますが、あのプログラムはまだまだよくなるし。FDでもいい演技期待したいです。イリニフ・カツァラポフはツイズルのミスだけですね。若手のオーフォード・ウィリアムズがフレッシュでよかったです。さすがカナダ。
あとスタジオトークがおもしろかった。やっぱり刈屋っちあたりが出張ってくれればぶっつけでもなんとかなるのですが、ちょっときついですね。その辺も楽しめということなのかもしれません。

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