フィギュアスケートロシア選手権2015(4):アイスダンスSD・FD

ロッテの青い限定ユニフォーム。ここで出てきてる鈴木と岡田の写真がアハハウフフみたいな感じでかっこいいマイク松ですこんにちは。沖縄の海がきれいなのがほんとに宝の持ち腐れです。
さて、端から見るとアハハウフフみたいにみえるけど立派な競技のアイスダンス。ロシア選手権の戦いです。パートナーシャッフルに気をつけてください!

フィギュアスケートロシア選手権2015、アイスダンスSD・FD。実況は小林さん、解説は東野さん。
SD。なんかパターンダンスに続いて指定されたステップをこなすパーシャルステップシークエンスが加わったそう。そのあとはクリエイティブパート。決められたとおりにできないと減点がばんばんくるらしい。
ヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。新しく結成された片割れ。フラメンコとパソドブレ。ツイズルは回転は速いですがちょっとずれてるかも。MiStはよくあってる。表情がついてるのがかっこいいですね。パターンダンスに続いてパーシャルステップ。両方とも気をつけてやってますね。RoLiでフィニッシュ。最後もかっこよく決まりました。60.79。減点はなし。
パターンダンス2回やらないからうまくできてるのかよくわからなくなった。もう与えられた通りにちゃんとできてるかがみられてるんですね。
アレクサンドラ・ステパノワ&イヴァン・ブキン。若いカップルですね。ブキンのお父さんはオリンピックチャンプらしいです。ブキンはおもしろい顔してます。まずはSlLiは短い間にポジションチェンジがすごい。チャレンジしてきますね。ツイズルはシットポジションで入れてきます。これもチャレンジや。パターンダンスは少し固いか。パーシャルステップはその間でもしっかり表現してます。ブキンの顔がおもしろい。DiStは音楽に乗せて盛り上げてるし、最後もかっこよかったです。勢いをしっかり持続してましたね。66.37。おートップにきました。
ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレーロ。ズーリンの弟子ですね。組んで1年目。ザゴルスキーは3人目、ゲレーロは4人目のパートナーらしい。ツイズルは上向きで工夫。うまくあいましたね。パターンダンスはスピード出てる。パーシャルステップはずっとどこかはホールドしてないといけないらしい。MiStは終盤に少しずれましたね。RoLいは回転速かったです。がんばりましたね。もう少しエレメンツ以外でがんばりたいところ。59.62。
エフゲーニャ・コシジナ&ニコライ・モロシュキン。こわいポーズで始まる。「マラゲーニャ」。MiStから入ります。ツイズルは速かったです。ぐんぐんまわる感じ。RoLiはまたすごい回転が速かったし、そのわりに安定してました。パターンダンスとパーシャルステップは結構気をつけてすべってますね。うまく滑れてればいいんですが。52.76。うーんのびなかったですね。
クセニア・モンコ&キリル・ハリャービン。この人達は解散してない。そりゃそうか。最初からテンションが高いです。ツイズルは回転中に交差したりミラーの動きをしたりとレベルをとってますね。パターンダンスもとてもスピードがあります。パーシャルステップもとても勢いを維持してましたが、実際うまくできてるといいけど。MiStは少し遅れたか。RoLiは安定してました。ユニゾンもとてもよかったし、今成長中というカップル。ズーリンがうまく成長させてる感じです。65.72。いい点でましたよ。
エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン。もう片割れ。「カルメン」。躍動感ある出だし。かっこいい。MiStに入ります。エッジも深いしよくあってますねー。イリニフがスカートを使って表現してます。ツイズルもユニゾンばっちり。つなぎの部分もしっかりがんばってますね。パターンダンスもスピードが落ちないし、パーシャルステップはよく音楽にあってます。そういうところまで気にできる。つなぎでおもしろい演技で盛り上げてます。SlLiはワンフットでイリニフのポジションがよかったです。70.35。いい点でました。貫禄ありますね。主にイリニフに。
○SP終わっての順位:
1. イリニフ・ジガンシンメニュー
2. ステパノワ・ブキン弁当
3. モンコ・ハリャービンランチ
4. シニシナ・カツァラポフセット(スープ付き)
5. ザゴルスキー・ゲレーロ定食
6. コシギナ・モロシュキン御膳

FD。FDは気にせずみられる。SDむずすぎるわ。ステップは最初のやつがスタイルAで構成が求められるけど、2つめのスタイルBは自由度が高いらしい。リフトの数は3つに減りました。ダンススピンはかなりがんばらないとLv.3以上にいかないらしい。
リュドミラ・ソスニツカヤ&パーベル・ゴロヴィシュニコフ。SD7位で今シーズンからシニアだそうです。「レ・ミゼラブル」。RoLiはなかなかあぶない遊園地っぽい。CiStはもう少し距離が近い方がいいかも。ダンススピンはソスニツカヤのポジションがいい。2つめのステップは中にいろいろ表現をまぜてました。ツイズルはバランス崩しました。意欲的にがんばってたのですが。SlLiは2人あわせてすごい大きいリフト。CuLiはてきぱきおさめて、最後はコレオリフト、RoLiでフィニッシュ。エレメンツ1つ1つはがんばってましたね。全体にまとまりがもっと出てくるといいかも。これからですね。112.19。
エフゲーニャ・コシジナ&ニコライ・モロシュキン。すごいエヴァンゲリオン初号機っぽいカラー。「シルク・ド・ソレイユ」より。ツイズルはモロシュキンがステップアウトしてしまいました。あーあ。SlLiは低空飛行でかっこいい。CiStはいろんな入れ替わりとかをうまく混ぜていてバラエティがあります。CuLiはポジションチェンジが素早いです。おもしろいつなぎ部分からDiSt。ろくろみたいな部分があっておもしろい。ダンススピンは回転は速くないけど安定してました。RoLiはとても安定した回転でした。けっこうおもしろい部分があって楽しめました。エレメンツの技術は高いですね。132.84。ツイズルでミスした割には結構高い。
アレクサンドラ・ステパノワ&イヴァン・ブキン。「エリナー・リグビー」。雰囲気からしてもFDで力を発揮しそう。ダンススピンから入りますが、とてもバリエーションがありました。RoLiはとてもレベルが高い。ステパノワのポジションがすばらしいです。ツイズルはシットポジションで。また安定してるんですよね。すごい。CiStはエッジも深いしブキン結構リード力ありますね。SlLi+CuLiはロングリフトの中でたくさんのポジションチェンジがすばらしい。次のステップは表現の一部。コレオリフトはSlLi+CuLiでフィニッシュ。いい演技できましたね。少しずつカップルとして成長している感じです。166.19。おっトップにきました!
ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレーロ。「アメリ」より。SlLi+RoLiをいきなりもってきました。いい実施。CiStはしっかり丁寧なステップ。その流れでSlLiにもってきました。難しい入り方。つなぎの部分もしっかり。ダンススピンは回転方向を変えてますね。ツイズルは回転は速くなかったけどまずまずあってました。DiStは表情が結構ついていておもしろいです。東野さんのいうようにいろいろ振り付けがある。コレオリフトでフィニッシュ。まだまだ発展途上ですが、今日は自分たちの力は出せたかも。145.13。
エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン。正直お互いには負けられませんよね。シークレット・ガーデン「アパッショナータ」。四十肩を治療するような出だし。そこからRoLiはイリニフのポジションがまた映えますね。すばらしい。つなぎ部分でスピードを出してCiStに。だんだんジガンシンが影みたいにみえてきました。ツイズルはいけてましたね。SlLiはもうちょっと降り方がうまければよかった。DiStは少し進行方向と逆光する動き。今季から少しならOKになりました。ダンススピンはシンプルでもポジションがいい。SlLiはワンフットで見栄えのするポジション。コレオリフトでフィニッシュ。ばっちりではないにせよいい演技でした。もっとジガンシンががんばらないと。171.41。イリニフ泣いてますね。
クセニア・モンコ&キリル・ハリャービン。「サラバンド」。モンコは動きいいですね。一体型のカップルか。CiStは2人の間が近いし音楽にあわせてます。結構昔っぽい、アイスダンスぽいです。ツイズルはしっかり。難しい入り方からCuLi+RoLiはかなりがんばってました。ダンススピンは少し動いてましたがいいポジションではある。SlLiは入り方もおもしろい。軽いDsみたいな動きからDiSt。必要とされるステップをしっかり入れてました。いい演技できましたね!やっぱりカップルとしての経験値を感じましたね。167.19。FDで1位になり喜んでます。
ヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。正直あっちには負けられないのですが。ゲイリー・ムーアのブルース。ツイズルはとても速い。きれいにあってました。スピードとても出てますね。CiStはわりと丁寧にやってますね。もっとエッジを使いたい。CuLiは難しい入り方からポジションチェンジ。ダンススピンは回転速い。スピードをしっかり追求してるのはいいですね。DiStは2人の距離をうまく使いながら物語を作ってますね。激しい。SlLiはカツァラポフのパワフルなホールド。RoLiは遠心力をうまくコントロールしながら激しさを表現してました。東野さんもいうように新しいジャンルに挑戦してましたね。確かにあんまりロシアっぽくないけど、そのパイオニア精神はかいたい。がんばれシニシナ。158.57。ちょっとずつや。
○最終結果:
1. イリニフ・ジガンシンメニュー
2. モンコ・ハリャービンランチ
3. ステパノワ・ブキン弁当
4. シニシナ・カツァラポフセット(スープ付き)
5. ザゴルスキー・ゲレーロ定食
6. コシギナ・モロシュキン御膳
ファーストガンダムがリアルタイムで放送されていた頃、プラモデルを売るためにおもしろいメカが作られていました。Gファイターです。まだプラモ売っててびっくり。この飛行機はAパーツとBパーツに分かれ、それにはさみこむことで中にガンダムをそのまま格納できるのです(Gアーマー)。しかもガンダムを上半身+コア・ファイターと下半身で分離し、Aパーツ+上半身+コア・ファイター(Gブル)と、コア・ファイター+下半身+Bパーツ(Gスカイ)で運用でき、しかもガンダムのパーツを使わなくてもAパーツ+コア・ファイター(Gブルイージー)とコア・ファイター+Bパーツ(Gスカイイージー)でも運用できるという代物でした。しかしGファイターとガンダムであれば、ガンダムが一番強いということに変わりはありません
そんなたとえ話をしたところで。
優勝はイリニフ・ジガンシン。さすがイリニフの存在感は群を抜いてますね。ステップの技術もさることながら、どこでもしっかりイリニフがわれわれの視線をとらえる。リフトの空中姿勢でもさすがの表現力です。課題はそこにジガンシンがどのように追いついていくか。これってどこかで聞いたことある話ですよね。そう!カッペリーニちゃん with Lです。もはやジガンシンもwith Zと呼んだ方がいいんじゃないかと思い始めた次第です。イリニフさん with Z。Lはカッペリーニちゃんを輝かせる影となり世界チャンプになりました。Zはどうなんでしょうか。
2位はモンコ・ハリャービン。これはすばらしい演技でしたね。他のカップルが組み替えたり組み替えたり、あと組み替えたりしている中、アイスダンスのカップルとはこういうもんやというのをみせてくれました。あっさり上に立ってくれると助かります。3位はステパノワ・ブキン。ブキンがおもしろい存在。ひげだけじゃなく。ステパノワの才能をどしどし引き出して、成長してほしいです。
4位はシニシナ・カツァラポフ。カツァラポフの技術はさすがですね。しっかりしたホールド、パワー、リードする力。そして新しいジャンルにチャレンジしようとする姿勢。かっこいいです。あとはパートナーのシニシナをどれだけ成長させられるか。シニシナはかなりがんばらないといけませんが、まだまだ若いし。期待したいです。
5位はザゴルスキー・ゲレーロ、6位はコシギナ・モロシュキン。若いカップルで成長性を感じますね。アイスダンスは息の長い競技、少しずつがんばってほしいです。

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