トップ・ギアが車情報番組の枠を越えてておもしろい

マジック38。いったい何の話かさっぱりわからないマイク松ですこんにちは。新しい海外ドラマの名前かな?
さて、イギリスBBCの車情報番組、「トップ・ギア」という番組があるのご存じでしょうか。普通に車情報がわかるのもあるのですが、イギリスらしいキャストたちの毒舌トークと、いちおう車関係ですが、おもしろい企画や実験があって、車情報番組にしては相当笑えます。
僕は外国人に聞いて知ってはいたのですがみてませんでした。富井がお友達のおうちで偶然みたらしく、すごいおもしろかった、早く見ようぜというので、DVDを仕入れてきました。英語の勉強にもなるし。極東事務所のDVDレコーダーが壊れていてDVDがみられないという大ハップニーングがありましたが(まじで困ってます)、なんとかみられました。そして超おもしろかったです。
導入部分で少しトークがあったあとは、向こうのスーパーカーの明るい感じのレビュー。これは車好きの心はがっつりつかめるでしょう。キャストが実際に運転して、コースのラップを測ってみるというのもずっとやっているらしい。楽しそうです。
その後も基本的にはこの車どうなんだみたいなチェックが入るわけですが、だんだんおもしろい方向に傾いていきます。向こうのスポーツカーでオフロードのコースをラリードライバーに運転してもらってラリーカーと競争するとか。ラリードライバーってああやって運転するんだなと思うと感心します。
そして向こうの俳優とトーク&レーシングコースにチャレンジしてもらったあとは、メインのおもしろコーナー。ここでは番組キャストが自作した世界最小の車を紹介。すごい元気な車いすみたいな車で、コースを走ったあと元気に公道へ。でかい車の脇を走り、スピード不足ですごい渋滞を作った後、いよいよロンドン市街地へ。
もちろん小回りが利く等いいことも多いのですが、そのままショッピングモールに突入し、すみっこでガソリンエンジンから電気エンジンに換装(2時間弱)。ショッピングモール内を走った後に大英図書館にいくのですが、そこでなんと充電が切れ、奥の手のガソリンエンジンで脱出するという無茶をしでかします。大迷惑。その後もドミニオン劇場でミュージカルをみたりとやりたい放題。そのまま洗車機に飛び込んで袖だけびしょびしょになるというのもありました。
最後はこの自作の車を投資家にプレゼンするというイベントがあるのですが、投資家はけちょんけちょんにけなして終わりました。まあ確かにそんな車ですが。
もう完全に車情報番組の枠を飛び越えています。さすがモンティ・パイソンを生み出したBBC、公共放送なのにそのチャレンジ精神は今も健在だったようです。BSふじで放送しているらしいのですが、ぜひDVDでみてほしい番組です。

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