大相撲9月場所2010:7,8日目

今日もライオンズ×ホークス戦がありましたが、松中のホームランで、ベンチの多村先生がめちゃくちゃいい笑顔になっていました。ホークスのいい笑顔といえば本多ですが、多村先生がこの時期も元気に笑顔というのは、この先の天候にどのような影響を与えるのかと考えるマイク松ですこんにちは。
今日は7日目と中日。ちょっと今週は鬼のように忙しくなりそうなので、今日追いついておきます。龍馬伝は明日みよう。

7日目。実況は藤井さん、解説は正面が九重親方、向正面が熊ヶ谷親方。リポートは東が三瓶さん、西が刈屋さん。いいときに九重親方を呼びましたね。
旭南海×豪栄道。お互いに慎重な取り口で攻め手を探っている感じ。その前にゴーエードーがはたき込みました。旭南海もゴーエードーが引いたところを出たかったですが、見てしまいましたね。それでは。熊ヶ谷親方が白鵬の様子について振られています。まあこんな一番はどうでもよいということでしょう。
栃乃洋×土佐ノ海。土佐の当たりにはたこうとする栃乃洋ですが土佐もしっかりついていっておっつけます。しかし左下手はもうとられていて、下手投げで転がしました。前に出る相撲は土佐もいいですが、やはり左下手のブロックを徹底しないとですね。
垣添×蒼国来。蒼国来さっと左をのぞかせてねじ込み、まわしをとって吊り落としました。豪快な決まり手。朝青龍以来久しぶりにみましたね。立ち合いと左が速かった。
豊桜×豪風。豊桜前にでていくのですが、豪風はたいてまわりこんで突き落とし。豊桜も前に出るにしてもあのまわりこみを計算に入れないとですね。最後少し差していたと熊ヶ谷親方。
光龍×玉鷲。玉鷲が光龍より低く突き押して突き倒し。玉鷲のってきましたね。いい押し相撲で勝つとのってくるのは片男波イズム。この波に乗って勝ち越しておこう。
臥牙丸×嘉風。ガガ押し込みますが、嘉風がうまくはたいてはたき込み。ガガはつかまえたかったところですが、さすがに嘉風のスピードにはついていけないみたいですね。
琴春日×春日王。玉春日以来の春日対決。春日王出て行きますが、琴春日はたいたら春日王ばったり。なんかあっけないですね。
千代の富士の連勝記録が。すごい真っ白だ。九重親方もうれしそう。
霜鳳×武州山。早く仕切ってほしいな。武州山押し込みますが、左を差してすぐに振った霜鳳が下手投げ。逆の四つでしたが速く攻めましたね。武州山は自分の四つになりましたが先手をとられました。
黒海×北勝力。黒海いきなりもろ手をたぐって北勝力ばったり。黒海も危機感を持って。土俵の充実。
北太樹×木村山。北太樹どんどん押して前に出るが、木村山は体を開いて引き落とし。土俵際の詰めをしっかりしたいところですね。木村山はそういう仕様です。
高見盛×朝赤龍。立ち後れた人造人間左四つ。自分の四つではないが左からの電磁エンドで大きくかいなを返す。土俵際に押し込むが右上手を離してしまい、逆に朝赤龍の寄り倒しが決まりました。逆転にくやしそうな人造人間。あそこまで攻めているならまわしとってもよかったと思いますが、でもよくやりました。いい攻めです。
土佐豊×安美錦。低く当たって両おっつけから押し込むアミー。土佐もなんとか体勢をつくろうとしますが、常に相手を正面において、低くいいところをおっつけるアミーには攻める隙がありませんでした。アミーの技術。
徳瀬川×猛虎浪。立ち合い左前まわしのいいところをとった猛虎浪。徳瀬川ははずにつかれて苦しい体勢。けがもあるし長くならないようにすぐ攻めて寄り切り。立ち合いの当たりとまわしをとれたのがよかった。九重親方はこの立ち合いをやり続けて型にしろといっていました。その通り。
豊真将×白馬。立ち合い動いた白馬、逆に豊真将にばっちり捕まえられて寄りたてられます。しかし白馬も右まわしをとってしのぎ、豊真将の体がのびたところを逆にすくい投げでひっくり返しました。立ち合いはまったく感心しませんが動きはいい。豊真将はおっつけにこだわらずまわしとりたかったですね。
若の里×栃煌山。藤井さんが若の里のことをいうのに「かつては朝青龍や琴光喜と大関を争った」とミッキー兄さんの名前をだしてくれました。ありがたい。それが聞こえたのか今日は立ち合い突き押しで崩そうとします。これは効いていましたが若の里そのあとどん引き。乗じて栃煌山押し出し。よく考えてはいましたが栃煌山は全然崩れませんでした。
阿覧×時天空。右四つがっぷりになりました。阿覧つっていきますが時天空こらえる。そして時天空苦しいときの足技で応戦。力相撲になりました。そして阿覧がつったところを時天空完璧な内掛け。見事に刈り倒しました。阿覧はもっと時天空の足技を頭に入れておくべきでしたね。今は幕内随一の足技の使い手ですよ。
旭天鵬×琴欧洲。立ち合い巻き替えあって左四つ。旭天鵬まわしをとって振り回しますが、カロヤンがっちり引きつけて寄り切りました。旭天鵬善戦しましたね。攻め口をしっかり作ってがんばりました。九重親方は旭天鵬のリーチで余裕がまだあったと指摘。
日馬富士×鶴竜。両者突き押し合い。鶴竜が左上手をとり右四つに。ハルマは低く構えます。そこからどう攻めるかというところで鶴竜が先手で上手ひねり!見事に決まりました。速く攻めたのがよかった。
琴奨菊×魁皇。さすがに菊も負けられないですね。立ち合い動いて上手をとった菊ががぶって寄り切り。立ち合いは感心せんですがまあいい相撲でした。
把瑠都×栃ノ心。把瑠都もろ手からリーチのある突き押しから押し出し。栃ノ心もまったくまわしをとれませんでした。あてがいを覚えないとですね。九重親方が「足みたいな腕」っていってました。
白鵬×稀勢の里。勝てば千代の富士の記録を抜きます。立ち合いからお互いに巻き替えあい。一度肩すかし気味になってあぶないところもありましたが、突き押しから改めて捕まえて最後は押し出しました。これで歴代単独2位。やっぱり少し緊張してましたかねー。でももう大丈夫でしょう。

中日。実況は吉田さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。リポートは東が山口さん、西が藤井さん。
豊ノ島×垣添。豊ノ島が幕内で。もろ差しを狙って垣添はブロックするが、うまく突き押しに切り替えて押し出しました。早くも豊ノ島は全勝で勝ち越し。少し絞ったということですが動きがよくなっていいですよね。
栃乃洋×旭南海。頭から当たった旭南海、栃乃洋がつかまえて左を軸に寄りたてますが、土俵際で旭南海が上手捻りで逆転。うまく回り込んでスペースを作りましたね。栃乃洋はうまく攻めたんですが。
玉鷲×蒼国来。じりじりと立つ両者ですが、玉鷲がまっすぐ当たって電車道。いよいよ玉鷲のってきましたね。ゴーゴー!
光龍×土佐ノ海。当たっていった土佐、どしどし前に出ますが光龍は今日は押されてはたいて押し倒しました。うーん土佐いい相撲なんですが星につながらないですね。
臥牙丸×豪風。豪風果敢に当たり、どんどん動き回ります。ガガがまわしをとりましたが、それでも動き回り、突き押しから引き落としました。一瞬たりとも止まらなかった豪風の勝利。よくわかってますよね。
琴春日×豊桜。豊桜のど輪で攻める。琴春日もこらえてつかまえようとしますが、豊桜いなして最後は送り出し。動き勝りましたね。
春日王×霜鳳。春日王立ち合いでばったり。特に霜鳳が何をしたというわけでもないのですが、右おっつけだけとは。前を見よう。前を。
木村山×嘉風。嘉風立ち合いで左上手をとりましたが、すぐ木村山が小手投げを打ってこれが決まりました。いい立ち合いで狙い通りだったと思うのですが、あのタイミングは予期できませんでしたか。
猛虎浪×北勝力。北勝力突き押しで押し込むが、猛虎浪も上体そらしでこらえていきます。回り込みますがうまくついていった北勝力が最後は引き落とし。足が今場所は出てないと吉田さん。その通り。
武州山×朝赤龍。頭から当たって朝赤龍が左四つ。頭をつけようとしますが、武州山左を抱えてしのぎます。しかし前に出続けた朝赤龍が寄り切り。なんか動き回る相撲が多くていいですね。
高見盛×土佐豊。立ち合い左四つで土佐豊がかいなを返します。そして右上手をとった土佐豊が上手投げ。豪快にひっくり返しました。先に電磁エンドをやられてしまいましたね。
白鵬の記録のおかげで、実況席も笑顔笑顔。大相撲はそうでないとですね。なんかうれしいです。
北太樹×白馬。白馬左に動いて右上手をとりました。北太樹も胸を合わせようとしますが、いいタイミングで一気に出て寄り切り。あのあたりの勝負勘をみんな評価しているのでしょうか。
黒海×安美錦。黒海アミーと当たりあって頭をつけあうように組み、すぐに肩すかしにいきました。見事に決まりましたね。しっかり両者の間にある空間をいかしました。
栃ノ心×若の里。若の里がうまく差して出たところで栃ノ心が土俵際で引き落とし。物言いがついて取り直し。まあタイミング的にはそうでしたね。少し立ち合いで動いて上手を取りに行った栃ノ心、がっちり左上手をとって寄り切りました。さすがに若の里も力が出ませんでした。
稀勢の里×豊真将。立ち勝ったのはキセでしたが、豊真将ディフェンスからはたき込むとキセももんどり打って転がっていきました。吉田さんも「キセどうしたことか」と。
時天空×鶴竜。立ち合い右四つ左上手をばっちりとった鶴竜、しっかり引きつけて寄る。時天空も粘りますが寄り切り。鶴竜立ち合いがよかったですね。
把瑠都×栃煌山。これおもしろそうですね。把瑠都張り差しから右上手をとりました。がっちりつかまえます。栃煌山ももろ差しになろうとしますが、それに乗じて把瑠都が最後は突き押しで押しだし。落ち着いたいい攻めでした。
阿覧×琴欧洲。右四つでカロヤン左上手。大きくつり上げてつり出しました。身長があるし阿覧もディフェンスできませんでした。豪快な相撲。
日馬富士×琴奨菊。立ち合い菊が左差しを右で抱えて、そのまま小手投げ。合い口の悪さがでた感じ。立ち合いで抱えてきめられてるんですね。もっとハルマも動き回らないと。
徳瀬川×魁皇。左四つであとは魁皇が上手をとれるかですが、がっちり上手を引いて寄りきりました。向こう側ですが魁皇が上手をとったかどうかはお客さんの声援でわかりますね。苦しいですががんばれ魁皇。
白鵬×旭天鵬。白鵬鋭く当たって左四つ右上手。逆の四つになりましたね。ちょっと引いて呼び込みましたが、最後は下手ひねり。吉田さんが「なんでもできる、落ち着き払って55連勝」といってました。なんでもできるはイノキのなんでもできると考えていいのでしょうか。

カテゴリー: 大相撲 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)