フィギュアスケート四大陸選手権2016(3):アイスダンスFD

山本昌の引退試合が行われたそうですね。大変盛り上がっていたようで、嬉しい富井です。さて、昨日に引き続きアイスダンスです。実況は小林さん、解説は東野さん。今回はドイツ出張を控えていますので、グループ1、2をすっ飛ばしてグループ3から。ダンケ・シェーン。
中国のシーユエ・ワン&シンユー・リウ。「Crouching Tiger Hidden Dragon」中国のナンバー1カップル。中国武術のようなポーズから入ります。カーブリフトは足をわきでホールドする形。シンクロナイズドツイズルは良く合っています。上半身の動きはとても良いのですが、もう少し滑りにスピードがあればなあと思います。ストレートラインリフトは入り方が難しい。ダンススピンもちょとスピードが足りないな。ローテーショナルリフトも準備動作が無い。と、エレメンツはいいと思います。後は滑りの部分かな。135.57
カナダのエリザベット・パラディ&フランソワ=ザヴィエ・ウェレット。「Bridge Over Troubled Water」。カーブリフトは女性のポジションが美しい。シンクロナイズドツイズルはとてもなめらかで良く合っています。ステップも振り付けが工夫されていますね。と、途中でコスチュームが外れてしまい、演技が中断してしまうのですが、曲が流れ続け、演技がリフトから始まりました。でも、ステップでは笑顔で滑っているのがすごい!ダンススピンもちょっとトラベリングしたけど回転が速くて良かった。すごい精神力ですね。146.94。中断で-3点なのに、シーズンベストを更新です。
カナダのパイパー・ギルス&ポール・ポワリエ。「She Said,Neverland」。これも個性的な衣装。モダンバレエのような不思議な振り付けです。シンクロナイズドツイズルはスピードがあってすてき。ステーショナリーリフトは低い位置で独創的。サーペンタインステップシークエンスも難しい振り付けですね。ダンススピンはポワリエのポジションが美しい。ストレートラインリフトも低い位置。ローテーショナルリフトはワンハンドとどれもあまり見ない形。最後まで予想がつかない動きで面白かったです。東野さんも「インテリジェンスを感じる」とのコメント。162.19
村元哉中&クリス・リード。「チャーリー・チャップリン」他。顔芸から始まります。上手ですね。サーキュラーステップも映画のように雰囲気を作っていますね。カーブリフトもただエレメンツをこなしているのでは無いのがすごい。ダンススピンはもうちょとスピードが。シンクロナイズドツイズルはちょっとバランスが悪いところがあったかな。ダイアゴなるステップも顔の表情がすごい。ローテーショナルリフトはスピードがあって美しいです。ストレートラインリフトはもう少しトップのポーズが長いと良かったな。しかし村元さんは良くやっていますね。すばらしいダンサーに成長しています。クリスもとても楽しそうで良い雰囲気。145.83
アメリカのマディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー。ダフトパンク「トロン・レガシー」。男性が天使に救いを求めるというストーリーだそう。素敵なプログラムですよね。シンクロナイズドツイズルは腕の表現も素晴らしいですね。回転もスムーズ。カーブリフトもスピードがあって美しい。サーキュラーステップはポジションが変わっていくのが面白い。ストレートラインリフトは女性のポジションが美しい。ダイアゴナルステップはもう少しスピードが上がって欲しいなあ。ローテーショナルリフトは良い回転。ダンススピンもポジションがきれい。コレオグラフィックムーブメントまでドラマチック。172.29
アメリカのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニ。コールドプレイ「Fix you」。良い滑り出しですね。カーブリフトのポジションが難しい。マイアちゃんの表現がデービスに似てきましたよね。ダンススピンも回転が速い。ストレートラインリフトのポーズも美しい。サーキュラーステップもスケートが良く伸びる。すごく丁寧な滑り。シンクロナイズドツイズルも曲の盛り上がりと共に回転が速くなっているところがいい。ローテーショナルリフトも素晴らしいスピード。ダイアゴナルステップも良く2人の息が合っています。最後まで流れが途切れませんでした。さすが全米チャンピオン!だんだん良くなってますね。181.62
カナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。「On the Nature of Daylight」。座って始まるドラマチックな構成。シンクロナイズドツイズルは難しいのに良く息が合っている。サーキュラーステップはフリーレッグがきれいに見えますね。足が長いからな。ストレートラインリフトも足の長さが生きる美しいスプレッドポジション。ダンススピンは途中でバランスを崩してしまいました。もったいない。ワンハンドアームのローテーショナルリフトは途中で足をついてしまいました。ダイアゴナルステップはちょっとスピードが落ちてきたかな。カーブリフトも難しいポジション。うーん・・・ちょこちょことミスがありましたね。173.85
アメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。カーブリフトは飛び込んでからのすごく難しい入り。音楽の強弱に良く合ってますね。サーペンタインステップシークエンスも流れるようなスケーティング。シンクロナイズドツイズルもスピードがあるのにぴったり合わせてきますね。ダンススピンの回転も速いなあ。ピアノの音とスケートがよく合っていますね。ダイアゴナルステップも曲の迫力に負けない滑り。ローテーショナルリフトもすごい移動距離。ストレートラインリフトも難しいポジションですね。最後まであっという間。迫力がありました。174.64
○SD終わっての順位(台湾土産と言えばヌガーも有名なので)
1.シブタニ兄妹ヌガー
2.チョック・ベイツヌガー
3.ウィーバー・ポジェヌガー
4.ハベル・ダナヒューヌガー
5.ギルス・ポーリエヌガー
ついに!シブタニ兄妹ヌガーが全米チャンプから四大陸チャンプへ!!フリーダンスはますます良くなっていましたね。私は初めて見たとき、どうにも冴えない曲なのでコーチたちはシブタニ兄妹を勝たせないつもりなのか?って思いましたがいやー、素晴らしい。マイアちゃんがほんと、メリル・デービスみたいになってきててすごい成長だなと思いました。まあ、デービス・ホワイトも姉弟カップルみたいなものだったし、良い目標になりますよね。
さて、チョック&ベイツ、ウィーパー&ポジェはそれぞれSD、FDにミスがあったのが残念でした。また、世界選手権で実力を発揮して欲しい。ハベル&ダナヒューもどんどん素晴らしくなっているし、アメリカは本当に激戦ですね。そして、ギルス&ポーリエは独自路線を進めて欲しい。サフチェンコ&ソルコビーみたいに次のテーマは宇宙だな。

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