大相撲9月場所2010:9日目

岩村2戦連続の打点。アスレチックスでがんばっています。残りのシーズンをしっかり過ごすという姿勢はすばらしい。少しでも打点をあげてほしいマイク松ですこんにちは。そうすれば来シーズンの道も開ける。

9日目。実況はゴッド岩佐、解説は正面が玉ノ井親方、向正面が秀ノ山親方。リポートは東が刈屋さん、西が吉田さん。今日は技術トリプレッツですね。
豊桜×土佐ノ海。右四つ。土佐も右を入れて応戦しようとしますが、それより早く豊桜が早く攻めて、がぶって寄り切りました。
雅山×玉鷲。雅山が幕内でとりますね。頭から当たって玉鷲が攻め込みますが、雅山がまわりこんでしのぎ、逆襲します。玉鷲も突き押しで応戦し、はたきが決まりました。やはりとことん押し込んでいるからこそはたきも効きますね。♪波に乗れ!波に乗れ!
春日王×臥牙丸。ガガが今日は相手を正面において突き押し。春日王のまわりこみにも対応し、最後は春日王を吹き飛ばしました。今日はガガいい相撲。
垣添×豪風。豪風変化。垣添うまくついていって押し込みますが、豪風はたき込み。両者ともこの危機的状況はなんとか乗り越えられると思ってるんじゃないか。
琴春日×旭南海。琴春日上から押っつけと突き押しで攻める。旭南海しのごうとしますがそこをタイミングよくはたきこみました。リズムのあるいい相撲。
栃乃洋×霜鳳。栃乃洋変わって肩越しの上手をとり、霜鳳を寄り切りました。栃乃洋が動くのは珍しいですね。合い口の悪さがあったか。
北勝力×蒼国来。蒼国来変化するも手つき不十分。どういうことですか。オマエらこの未曾有の危機をわかってるのか。2度の待ったの末北勝力の突き押しであっさり押し出し。しっかりしてください。
光龍×土佐豊。光龍の突き押しの内側に入って一気に押しだし。今日はスピードに乗ったいい相撲でしたね土佐豊。光龍は幕内に入っていいところが出ないとゴッド。
北太樹×嘉風。今日は立ち合いがあいませんねー。「吐く息、吸う息、止まる息、いわゆる両者のあうんの呼吸です」。ゴッドの言説はいつでも芸術的ですねー。今日は嘉風が呼び込んでしまって北太樹が電車道。グッドですね。
木村山×朝赤龍。木村山ずらし立ち合い。朝赤龍が左を入れてずずずっと相手との距離を消していく朝赤龍マジックで寄り切り。ゴッドもうまいうまいと賞賛。
黒海×白馬。しろくろ対決。まわしをとりにいった白馬ですが、黒海がうしろから白馬を抱えるようにしてうしろにつきました。そして送り倒し。不思議な体勢。
高見盛×武州山。しっかりと当たって左四つになった。武州山左を差して武州山の方がかいなを返して起こします。ぐいぐいと起こして胸を合わせるいい体勢。人造人間も必死に粘りますが及びませんでした。力の入るいい一番。
猛虎浪×旭天鵬。左四つ。旭天鵬一気に出て行きますが、土俵際で猛虎浪が一気に振って体を入れ替えながら下手投げ。狙ってましたね。旭天鵬足を痛めたか。
琴奨菊×栃ノ心。左四つで栃ノ心が下手をとりますが菊が切りました。そして菊がぶり炸裂。がぶりは栃ノ心のつりをディフェンスする効果もありそうですね。
豊真将×鶴竜。鶴竜前まわしをとって起こし、離れたところでいなして押し出そうとします。そこで離れました。そして下から愚直に攻める豊真将にたまらず鶴竜も引いてしまい、豊真将押し出しました。玉ノ井親方は絶賛していましたが、これこそまさに現役時代の栃東の取り口ですよね。粘り勝ちです。
稀勢の里×時天空。時天空張り差しから右差し。キセはのど輪で押し込む。突き押しで攻めますがキセは動じず前に出て行き、のど輪から最後は強烈な突きで押し出しました。キセもすっかり弱いヤツは寄ってこいになりましたね。実況陣は嘆いています。
阿覧×若の里。阿覧突き押しからおっつけ。若の里は左をこじいれます。そこで動きが止まりますが、若の里引いてしまい阿覧押し出し。さっきまではいい展開だったのに。残念。
把瑠都×魁皇。これは大変。さすがに魁皇もしんどいなと思う対戦ですね。立ち合いやっぱり魁皇は把瑠都のかいなをたぐりにいきますが、織り込み済みで攻める把瑠都。しかしいなして把瑠都のうしろまわしをとった魁皇。最初からこの作戦を狙ってましたね。把瑠都もスピンしますがはずから押して最後は送り出し。うわー魁皇勝ちました!これはキャリアのなせる技でしょうか。作戦の中でも一番これが確実というものをセレクトしてました。見事。
安美錦×琴欧洲。カロヤンも今日は気をつけないとですね。アミーはしっかり作戦を練っているようで、「あとは体がついていくか」とのこと。2回アミーがつっかけてカロヤンがしっかり立ち勝ったのですが、アミー上手をとって上手投げ!土俵際で足を残して作戦成功。低くくるカロヤンの姿勢を見越した作戦でしたねー。秀ノ山親方はカロヤン(と把瑠都)は差してもひじを張ることができない、それが今回も効いているとのこと。なるほど確かに。玉ノ井親方も下手が浅く肩まで入ってないのに出てしまったとのこと。ここは技術トークが楽しいですね。
日馬富士×栃煌山。ハルマが押し込みますが、栃煌山はしっかりみきわめてもろ差しを狙う。そしてタイミングを計ってもろ差しからひねって崩す。なんとかハルマこらえますが、そのあとのど輪から押し倒しました。やはり最初の立ち合いでハルマに流れを渡さない栃煌山の立ち合い。強くなりましたねー。それにしてもハルマは厳しいですね。
白鵬×徳瀬川。相四つからしっかり右四つ左上手の白鵬。一度かいなを返しておいての上手投げで転がしました。今日は余裕がありましたねー。

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