フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル(3):女子シングルFS

現在腰を痛めているマイク松ですこんにちは。そんなにひどくないはずですが、はやくなおしたいです。腰痛ってほんとテンション下がりますよね。
ファイナルは女子シングルFSです。

フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル、女子シングルFS。実況は森下さん、解説は荒川姐さん。
ロシアのエレーナ・ラジオノワ。気持ちを強くもとうぜ。「トゥーランドット」。スピードはよく出てるが3Lzは転倒。どうもルッツはよくないみたいですね。3Fはいけました。キャメルスピンからコンビネーションスピンはさすがの出来。そのままステップに。スピードによく乗ってます。とても自由自在感をだせてる。こういうのは特徴ですね。つなぎの部分をしっかり入れて、3Lz+3Tを今度は成功。いいですね。3Lo+1Lo+3Sはサルコウで前向きに降りました。2Aからまたスピード出していこう。3S単独はいけました。2Aからコンビネーションスピン。そしていいポジションのレイバックスピンでフィニッシュ。今できることをやるしかないですからね。上出来でしょう。188.81。元気出して。
ロシアのマリア・ソツコワ。「アダージョ」。ゆったりした入り。いい雰囲気です。3Lz+3Tから決めてきました。ゆったりしてるけどパワーはあるんですよね。3Fはなんとか踏んばりました。キャメルスピンはいいポジションで回転もスムーズ。ステップはエッジを大きく大きく使って。終わり際の3Loも成功。3F+1Lo+3Sを決めてきました。もう後半に入ってますね。3Lzも今度は成功。ここを決めたのは大きいですね。2A+2Tは手あげ。コレオシークエンスはスパイラルをみせて、終わり際に2A。コンビネーションスピンから最後はレイバックスピンでフィニッシュ。大きなミスなく演じられましたね。ソツコワの力をしっかりみせられました。コーチがうれしそう。198.79。パーソナルベスト更新ですね。
ロシアのアンナ・ポゴリラヤ。「モディリアーニ・スイート」ほか。今日はスムーズに入れました。スピードにのって3Lz+3Tは堅実に。3Fもスムーズです。2Aも成功。はっきりしたジャンプに加えてフォロースルーもよく流れます。ステップはスピードがまったく落ちないし、よく動けてます。ポゴリラヤの大きなステップ。そこからコンビネーションスピンへの移行もかっこいい。3Lz+1Lo+3Sもジャンプの質が高いですね。3Lo+2Tは手あげ。コレオシークエンスもレベルが高いです。スピードが落ちない。今日はポゴリラヤの滑りができてるみたいです。3Lo、2Aと決めてコンビネーションスピン。ポジションがすばらしい。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。これまたいい演技でした。力を出し切ってる。苦手なジャンプも決まったのが大きいですね。216.47。パーソナルベスト更新です。
カナダのケイトリン・オズモンド。「ラ・ボエーム」より。いいスピード出てますね。3F+3Tはすごい幅。加点つきますねー。ここまでジャンプがよくなってるとは。そして醸し出す雰囲気もいい。2A+2Tは2-3の予定でした。3Lzは音楽にあわせてすばらしいジャンプ。レイバックスピンは切り替えの部分もあわせてほんとにポジションがすばらしいです。コンビネーションスピンから表現への移行も見事。このへんの表現力がカナダの至宝ですね。3Loはよくミスしていたらしいですが問題なし。3Fも難しいステップからよく決めてますし、2S+1Lo+2Sはちょっとよくなかったですね。2Aからステップ。音楽にしっかりのっていい躍動感。疲れてるみたいですが音楽には遅れてませんね。コレオシークエンスも印象的。コンビネーションスピンでフィニッシュ。素晴らしい演技!物語性を感じさせるプログラムでした。212.45。欲張らずにじっくり復帰しよう。
宮原知子。「惑星」。いいスピードからいきなり3Lo。そして3Lz+3Tも決めました。いい流れできてますね。3Fはあぶないところでした。回転足りてるかな。キャメルスピンは回転速い。ステップはキレが抜群ですね。しっかりコントロールしてる。勇壮な感じが出てます。レイバックスピンはすばらしい回転の速さ。見事ですね。後半にいってもすごいスピード。3Lz+2T+2Loもしっかり成功。テンポがいい。2A+3Tはセカンドの高さもありました。これはすばらしい。3Sも流れよく跳んで、コレオシークエンスはまったく落ちないスピード。自由自在な滑りが宇宙を表してますね。2Aから両回転のコンビネーションスピンでフィニッシュ。これはすばらしい演技!宮原がガッツポーズするのもめずらしいですよね。218.33。これまたパーソナルベスト更新。トップにきました。
ロシアのエフゲニア・メドベデワ。最終滑走。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」より。最初から見事なエッジワーク。3Fはステップアウト。壁に近づきすぎたか。珍しいですね。3Lzはいい出来。コンビネーションスピンはヴァリエーションがスムーズかつ独創的。ステップは難しい音楽でほんとに複雑な構成ですね。3Loは高さがあります。3F+3Tはコンビネーションをリカバー。2A+2T+2Tは手あげで。3S+3Tをここで決めました。2Aも手あげ。コレオシークエンスからコンビネーションスピン。ポジションがすばらしい。そしてレイバックスピンでフィニッシュ。情感が伝わってきます。横綱の滑りでしたね。227.66。
○最終結果:
1. メドベデワ丸
2. 宮原丸
3. ポゴリラヤ丸
4. オズモンド丸
5. ソツコワ丸
6. ラジオノワ丸
メドベデワが優勝。まあ強かったですね。少々ミスがあっても逃げ切れる力強さと技術があります。2位に宮原。さすがの演技で順位を上げました。あの勇壮な「惑星」は結構好きなプログラム。完全に演じればこれくらいできますね。3位はポゴリラヤ。FSは一番よかったくらいじゃないでしょうか。4位にオズモンド。この調子でコンディションを作っていけばカナダは安心です。ソツコワが5位。素晴らしい演技できました。なんか末恐ろしい。ラジオノワはゆっくり調子を戻していきましょう。オリンピックまでまだありますし。

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