恐るべきオリック打線(そうでもないヨ)

かわいいサメ映画図鑑。これはおもしろい。早速購入するマイク松ですこんにちは。
さて、プロ野球は交流戦に突入しています。昨日はみられなくて今日やっとみはじめました。中日×オリック戦です。
中日の先発はマツザカ、オリックはカネコチヒロです。1回に中日は犠牲フライで1点とりますが、その後は両チーム点が取れず。このままのペースだとオリック最大の奥義、カネコの0-1完投負けを繰り出すことになるなというところでした。
ところがマツザカはいいピッチングをして6回で降板、3人目のピッチャーが慈愛の満塁にしたあと思いやりのボールをTさんに投げ、Tさんのタイムリーで逆転しました。その後も慈悲のボールを打った打線が3点とり、オリック逆転勝利。ついに貯金1になりました。貯金ですよ?知ってました?
そんな超めずらしい勝ち方に富井も「すかっとしたな!野球みてすかっとするとか!」と、何のために野球をみてるのかわからない喜び方をしていましたが、今日の中継をみていて僕はちょっと違うところに驚いていました。実況解説がオリックの強さに驚いているのです。この言葉にこの言葉を結びつけていいのかみたいな、地球環境の悪化をおいしそうに食べるとか、これ以上の政治の停滞はマッチョマッチョマンみたいな文章の違和感を覚えます。
実況はとにかく「恐るべきオリック打線の破壊力!」などといっていました。解説も「やはりこのようにしっかりバントを決めて、次の打者が返すというね、攻撃の形ができてます」などといっていました。まってください。落ち着いて。あの種いもどもは普段は他チームに虐げられているのです。打線も破壊力どころか自己破壊しかできないようなやつらなのです。怖がらないで。普段オリックの試合とかみたことないと思いますが落ち着いて。
第一オリックで驚いていたら、パ・リーグの他のチームの打線とかみたらどうなるんですか。残りの球団からすると「ククク…種いも球団はわれらの中では最弱…」などといわれるようなポテトなんですよ。オリックを恐るべきとかいってたら。

  • 西武のやまびこ打線をみる→これまでまったく目にしたことのないような打線の威力と得点力→一生部屋から出られないようなトラウマに
  • ハムのとても効率の良い打線をみる→なぜかもりもり点が入っていく打線のつながりのよさにすごい衝撃を受ける→思わず新球場に全財産を投入してしまう
  • ソフバンの鬼のような強力打線をみる→資金力とパワーにものをいわせる圧倒的な物量打線に魂を抜かれる→ヤナギタの素振りをみただけで失禁
  • ロッテの機動力野球をみる→躍動する走塁とチャンスに強い打線に開いた口がふさがらない→荻野の走塁を目で追えず瞬間移動したように見えてムーに投書する
  • ラクテンの外国人クリーンナップをみる→ペゲーロアマダーウィーラーの迫力に度肝を抜かれる→恐怖のただ中でウィーラーの愛嬌に癒やされ、恋しちゃう

このように生死をさまようような経験を呼び起こす他球団に比べたらオリックは。

  • オリックの打線を目にする→恐ろしいというかスリルを感じる

やっぱりちょっとしたスリルはレジャーにもなりますよね。ということでセ・リーグの実況陣はもうオリックしかみないようにしたほうがいいんじゃないでしょうか。こわくないよ。

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