世界ジュニアフィギュアスケート選手権2011:男子シングルFS

こたつを片付けたとたんに冷えてしんどいマイク松ですこんにちは。なんでまた冷える。かんべんしてほしいです。

世界ジュニアフィギュアスケート選手権、男子シングルFS。実況は小林さん、解説は杉田さん。
ロシアのゴルデイ・ゴルシコフ。フラメンコ・セレクション。3Aはオーバーターン。でも思い切り挑んできてますね。その調子。3Lz+3Tはセカンドがまたオーバーターン。3Lo+2T+2Loはうまくいきました。3Fは流れもあるいいジャンプ。最初にジャンプをまとめてきてますね。スピンを挟んで3Lz。3Lo+2T、3Sはこらえました。ちょっとプログラムにメリハリがない感じですね。SlStは密度の濃い構成もスピードが落ちてきました。2Aからスピンでフィニッシュ。大きなミスはなかったですが、全体的にアピールがほしかったところ。177.34。
中村健人。FSはがんばってほしいですね。「マラゲーニャ」。3Aをきっちり決めてきました!これはいい出だし。3Lzはステップからの流れもよかった。3Fはロングエッジかもと杉田さん。スピンはゆっくりです。3Loと前半は単独ジャンプばかり。後半にコンビネーションを温存しているようです。CiStは表現がなされていていい感じ。後半に3Aに挑みますがタイミングが合いませんでした。3Lz+1Tで転倒。立て直して!2A+3Tに挑みますが転倒。3Sも手をつきました。どこか痛めたんかな。最後のポーズはめっちゃかっこよかったのですが、立て直せませんでした。残念。樋口地蔵尊はあいかわらずあざらしのティッシュをもってきてる。158.13。
木原龍一。「仮面の男」。3Lz+3Tを確実に決めました。2Aは流れを重視してこれまた堅実。ステップからの3Loもいいですね。とにかくミスなく演じる方針か。CiStは大きく体を使った演技。その調子。2A+2Tから後半のジャンプに。スピンのポジションはきれいですね。3F+2T+2Loは最初がエッジがわかりにくかった。3Lz、3Fとどっちか見分けにくいです。あそこはわかりやすく跳んでほしいところ。なんだかすごいでかいかぶみたいなぬいぐるみをもらっています。175.72。まずまずです。そうか初出場か。
中国のハン・ヤン。期待の選手だけにFSは盛り返したいところ。「ツィゴイネルワイゼン」。スムーズな滑りから3F。とてもなめらかなエッジですね。3Loもすいすい滑ってきます。これは気合い入ってますね。3Lz+2T、2A+2T+2Loとテンポよく決めてきます。これが実力というわけですね。CiStはきれいなエッジワークでみせます。遠くからみてもうまい滑りとわかりますね。エッジワークで物語を生み出してる。3F+1Tはなんでセカンドがシングルになったんだろう。3Lzとテンポがとてもいいです。イーグルからの3S、2Aとジャンプの質が落ちない。まだまだこれからの選手ですし、これでクワドルプルと3Aを会得したらすごい選手になりそうです。すばらしい滑りでした。187.49。点が出て喜んでいました。
アメリカのジェイソン・ブラウン。「トゥーランドット」。最初からしっかり表現していますね。2Aから入ります。3Lzはエッジがあやしい。3Fはおっけー。スピンのポジションは安定していますね。軽くスパイラルを経て3Lo。ジャンプはクリーンとはいえないけどミスはないし、スピンのポジションチェンジもスムーズ。2AからSlSt。ステップを中盤にもってきています。ステップはもう少し躍動感がほしいところ。3Lz+3Tはロングエッジ。ジャンプはいいんですが。3F+2T+2Loは決まりました。終盤にコンビネーションをまとめてくる。3S+2Tはちょっと回転不足かも。しかししっかりまとめました。ジャンプでまだまだ改良点がありますが、初出場でここまでまとめてくれば上出来です。185.44。
ロシアのジャン・ブッシュ。映画「ザ・ロック」より。2Aは跳ぶまですごい時間がかかりましたがなんとか。3F+2Tもなんとか。3Loはおっけー。3Lz+3Tを跳んできました。持ちなおしたか。スピンからつなぎのステップはなかなかキレのあるステップ。3Lz+2T+2Loはなんとか。3Sはきれい。ジャンプはぎりぎりですががんばってます。すごいゆっくりなドーナツスピンのあと3Fは転倒。2AからSlSt。だいぶ疲れてます。なんとか滑りきりました。174.92。
ラキムがとばされとるやん!というか出てたんや!
スウェーデンのアレキサンダー・マヨロフ。「だったん人の踊り」。3A+3Tをなんとか決めてきました。アクセルは高かった。3Lz+3Tも成功。たたみかけてきます。3F+2T+2Tはなんとか。3Loはステップアウト。ここからふんばっていこうぜ。スピンは速く回転。トランジションでもう少し表現がほしい。3Fは高さもあります。スパイラルからの2Aと確実に決めてきます。SlStは足下はうまいエッジワークです。3S、2Aから最後のスピンでフィニッシュ。がんばりましたね。実力はしっかり出していました。195.71。よしよし。
ロシアのアルトゥール・ドミトリエフ。後ろに花の刺繍が。スカジャンみたいだ。ちょっとけがしているみたいで4回転はやらないそう。3A+2Tは跳んできます。3Lz+3Tは詰まってますが成功。「ジプシーダンス」。3Aはオーバーターンですがでかいジャンプ。3Fは決めてランディングでおもしろいリカバーの仕方があった。SlStはダイナミックな動き。でかいからより映える。スピンから3Lzはダブルに。3Loもなんとか。ジャンプのリズムが悪いと杉田さん。3Sは転倒してしまいました。そのあとのジャンプもずっと跳び急いでいます。そんなに詰め込んでいる印象もないのですが、あせってしまいましたかね。最後のスピンはやはりでかさがいきていました。181.19。ほんとの力ではなさそうなんですが。
ディティクティブ田中。がんばれ!ショスタコーヴィチ「ボルト」。ポイントといわれていた最初の3A+2Tは成功!そして3A単独でも決めました。よしよし。3Lzはちょっとエッジがあやしいか。3Loもいいですね。思い切った演技ができていると杉田さん。このままやで。3F+3Tを決めてきました。後半に。3S+2T+2Loも成功!今日はいいですね刑事さん!3T、2Aを決めてSlSt。がんばれがんばれ。最後のスピンまできっちりまとめました!よっしゃやりましたね!この大舞台でいい演技でした!196.98!
アメリカのキーガン・メッシング。マスクなしの仮面ライダーみたいなので出てきた。これは見覚えあります。「インクレディブル・ハルク」。最初の3Aは思い切り抜けてしまいました。あー。3Tはクワドルプルを修正してきました。うーんよくない出だし。ここから修正していこう。イーグルからの3Sはきれいに決めました。3Lz+3Tも成功。持ちなおしてきたか。3A+2T、今度は成功しました。そして回転の速いシットスピン。速い!小さいステップから3Loで転倒。跳ぶ前に転倒してしまいました。これは痛い。3F+2T+2Loは成功。最後に3Lzでフィニッシュ。うーんSPの勢いをいかせませんでしたね。コーチのロックスターもしょんぼり。195.07。
アメリカのマックス・アーロン。ヴィヴァルディ「四季」。3A+2Tから決めてきました。3Lz+2Tもおっけー。次の3Lzは転倒。順調だったのに惜しい。スピンで持ちなおそう。3Loは手をつきました。3Aは決めました。その前がぐるぐるまわってるだけなのが気になるが。3Fはロングエッジらしい。SlStみてもあんまりメリハリがないです。3S+2T+2Loは成功。2Aから最後は速いスピンでフィニッシュ。なんとも単調なプログラムですが、ジャンプは決めてますからね。193.92。
カナダのアンドレイ・ロゴジン。映画「ザ・ロック」より。3A+3Tを決めてきました。そしてイーグルからの3Aも成功。3S、ステップからの3Lzはエッジが違う。ステップからの3Fは大丈夫ですね。3F+2T+2Tを決めてSlSt。うーん特に表現するというステップではないですが、3Loを決めて終盤へ。2A+2A+SEQはセカンドで乱れました。しかしなんとか最後まで滑りきりましたね。これは逃げ切ったでしょう。200.13。優勝です。
○最終順位:
1号機 ロゴジン
2号機 ディティクティブ田中
3号機 マヨロフ
4号機 メッシング
5号機 アーロン
6号機 ハン・ヤン
うーん今年のジュニアの男子シングルはいまいちでしたね。さすがに羽生、ガチンスキー、デニス・テンなどが一気に抜けたらみどころも少なくなりますよね。全体的に単調なプログラムが多くてしんどかったです。
優勝はロゴジン。なんだか上位が崩れてたなぼたっぽいですががんばりました。3位はマヨロフ。マヨは富井も目をつけている逸材。いいコーチについてしっかりのびていってほしいものです。4位はメッシング。SPがあれだけよかっただけに残念。5位はアーロン。がんばれ。6位のハン・ヤンがすごいですね。SPの出遅れが響きました。
そして!われらがディティクティブ田中がなんと2位!あわや優勝というところまでいきました。SPのミスがほんとに惜しいですが、FSは1位。さすが刑事さん!初出場で立派です。これからも気合いで滑るそのスタイルを磨いてほしいです。

カテゴリー: フィギュアスケート パーマリンク

世界ジュニアフィギュアスケート選手権2011:男子シングルFS への2件のフィードバック

  1. YM5 のコメント:

    昨日4月11日は、ミッキー兄さんの35歳の誕生日でした。
    PSPでNCAA FOOTBALLというゲームをやっていますが、ブログのエイプリルフールネタで、プロビデンス(Big East所属)のDL/OLであるミッキー・タミヤ(メインはDTのため背番号は9″6″)が、大学史上初の表紙を飾ったというネタを披露したかったです。(結局、チェイス・アトリーのサイボーグ化というネタになりました)
    有名なNFL選手では、フロリダ時代のティーボウやカリフォルニア時代のデショーンも表紙を飾ってる、名誉あるゲーム(但し、Maddenに慣れてる僕は操作がやりづらい)ですが、相手のDLに向かって突進する兄さんの勇姿がゲームの表紙になるなんて胸熱ですね。
    本来はフィギュアのコメントをすべきなのでしょうが、ミッキー兄さんの誕生日なので、特別に……ね。

  2. マイク松 のコメント:

    YM5さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    おおーそういえばハッピーブロビデンスデイでしたか。めでたい。
    早く表舞台に戻ってきてほしいものです。大丈夫、戻ってきてもある意味裏街道だから!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)