大相撲9月場所2018:千秋楽とプチ総括

レキシ「ムキシ」聴いたマイク松ですこんにちは。もちろんこれまでの作品も最高ですが、この6枚目は本当にやばい。質の高さに圧倒されます。いろいろ考えさせられる。そしておもしろいです。
秋場所は千秋楽。最後だから質の高い相撲をとってもらいたいです。

千秋楽。実況は大坂さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
今場所はなんと三賞は全部該当者なしだそう。まじか。
安美錦×千代丸。アミーが幕内で、と思ったら千代丸が昨日の取組で足を痛めて休場。不戦勝でラッキーもナナハチでした。惜しい~!
隠岐の海×貴ノ岩。千秋楽、オッキー兄さんの相手は貴ノ岩。やばい。例の数字に!巻き替えた貴ノ岩が上手から出し投げで仕留めました。

ハ チ ナ ナ 達 成

これでまた暗黒卿に近づいてきたわけですね。今回は勝ち越しておいて、千秋楽に負けて達成という、プロビデンスに翻弄される形。それこそ暗黒卿の奥義の一つ、自縄自縛ですよ。2場所続けてハチナナ。
碧山×琴勇輝。シュシュシュ突き押しに突き押しで対応する琴勇輝ですが、碧山がいなして送り出しました。
竜電×大翔丸。竜電も敢闘賞の候補ではあったらしい。しっかり左を差して寄り切り。2けた白星ようやく達成。いい終わり方ですね。
北勝富士×嘉風。嘉風も三賞に名前があがったそう。北勝富士もたぶんそうでした。突き押しからぱっともろ差しになった嘉風が寄り切り。北の富士さんも「これでもだめか!」というくらいのなんという技能相撲でした。惜しかった。北の富士さんあげてください。
錦木×琴奨菊。左を差した菊。しかし錦木も上手をとりました。それで膠着。菊は上手を切りにいってますが力強くて切れない。逆に引きつけた錦木が寄り切りました。錦木は10勝。がんばりましたね。逆に菊は負け越しになってしまいました。なんで上手あげちゃったんやろう。
宝富士×佐田の海。おっつけあいから宝富士が右を差して出ます。佐田の海も土俵際でかわしにいきますが、かわしきれませんでした。宝富士はナナハチ。
千代翔馬×栃煌山。栃煌山がめずらしく手を出していってもろ差しに。そして最後は切り返しっぽい下手ひねりで倒して、勝ち越しました。あとがなくなってからしっかり粘りましたね。さすがベテラン。
松鳳山×隆の勝。松鳳山突き押しで押し込んでいきます。隆の勝も逆襲しますが、松鳳山が突きだして勝ちました。隆の勝もハチナナ。
石浦×阿武咲。石浦が脇の下に頭を入れていきますが、突き放した阿武咲が押し出しました。石浦立ち合いは成功したんですが。
輝×大栄翔。7-7同士。両者突き放していきますが、小手投げで輝が呼び込んでしまい、大栄翔が押し出しました。輝は悪くなかったんですが、大栄翔が最後まで押し切りましたね。勝ち越し。
豊山×千代の国。千代の国が激しく突き押していなしていく。土俵際で豊山がスピンしながらいなして、千代の国がとんでいきました。おもしろい決まり手。
正代×魁聖。がっちり左前まわしをとった魁聖が寄り切り。魁聖勝ち越しました。これで魁聖は三役返り咲き濃厚。いいことです。
勢×千代大龍。千代大龍立ち合い動いていきます。そしてなぜかまた差していきます。もちろん勢の方がいいのですが、引いてしまったのが悪かった。千代大龍押し出しました。いつも自分がやられるような相撲を。
朝乃山×貴景勝。貴景勝は今日はじっくりとってますね。朝乃山も慎重にきてる。膠着します。お互い動くのを待ってるのか。朝乃山が動いておっつけて出て行きますが、引いたところを貴景勝が押し出しました。あのまま押していけば勝てたかもしれないのに。朝乃山負け越してしまいました。痛恨。
玉鷲×遠藤。遠藤引いたところを玉鷲ついていって押し出しました。今場所の遠藤なら勝てる。遠藤また調子を戻して戻ってきてほしいです。
妙義龍×逸ノ城。妙義龍中に入ろうと出ていきますが、逸ノ城がふところの深さをいかしたはたきこみ。これで勝ち越しました。逸ノ城しぶとい。
御嶽海×阿炎。阿炎の突き押しに対していなしていく御嶽海。阿炎も上手にくらいつきますが、足が最後まで出ませんでした。はたき込み。御嶽海大関とりはやり直しですが、9勝目はとても大事です。舞の海さんもそういうてました。
栃ノ心×高安。栃ノ心も今日は安心してとれますね。強烈なおっつけで高安にうしろを向かせて送り出し。いいおっつけでした。栃ノ心は来場所は優勝争いにからんでいきましょう。高安はまあまあよくやりました。
稀勢の里×豪栄道。キセさんもようやく千秋楽ですね。ゴーエードーは飯豊足から左を差して最後は突き落とし。ゴーエードーは12勝です。まあまあがんばってます。キセさんはよくがんばりました。この苦しい時期を乗り越えてほしいです。そうすれば暗黒卿として無類の強さを発揮できるでしょう。だいじょうぶ、オッキー兄さんが育ってきておる。
鶴竜×白鵬。白鵬は全勝優勝がかかります。まあいけるでしょう。両者右四つ左上手がっぷりになりました。これはめずらしいですね。引きつけあい。鶴竜も先に攻めていきますが、白鵬がひねりぎみに投げて崩し、最後は送り出しました。白鵬全勝優勝。

また白鵬が大記録を打ち立てて優勝。しかしもっと下の力士ががんばらないといけないですね。結局今場所は三賞の該当者がなし。それは大勝ちしている平幕力士がいないということですからね。偶然であってほしいです。
がんばってる力士がいないわけじゃない。特に最初に名前をあげたいのは貴ノ岩です。アクシデンタルな十両転落も乗り越え、幕内に戻ってきてよかった。まだまだ上を目指してやりましょう。下位では竜電、嘉風、錦木が2けた。このあたりは評価してあげたいです。でも大負けしている力士も多いし。来場所は上位を死ぬほど苦しめてやりましょう。若手力士に奮起してほしいです。
さて、今回特別にふれなければいけないのはキセさんでしょう。よく戻ってきましたね。正直負け越すんじゃないかと心配してました。横綱になったからもういいやとは考えられないですからね。結局10-5と、けがあけにしては十分な成績でした。これでまた2ヶ月時間ができた。大事なのはしのぎながら時間を稼ぐことです。あの無敵の暗黒卿に戻るまではもう少し時間をかけましょう。必ず戻れるから。そのときはまた憎らしいほど強いキセさんに戻ってほしいです。
キセさんをしっかりねぎらったところで、オッキー兄さんにふれておきましょうか。今回も予告された最低限の勝ち越し、いわゆるハチナナを達成しました(2場所連続)。先場所はまさかの千秋楽に不戦勝という無茶な達成をしていたのですが、今場所はそれに比べると幾分まともな、すでに勝ち越しているのに白星の上積みができずハチナナという達成になっております。まあハチナナにまともも何もないんですが。とはいうもののまあこれを6場所連続達成するという荒行を成し遂げた先輩とはまだまだ差がありますが、そういえば誰も達成していない永世幕内の称号への道が開けつつあるのです。まだまだ上に枚数がたくさんあります。少しずつ上がっていきましょう。一足先に琴M喜ならぬOKの海の称号ならもらえますよ!

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