2005年10月16日

反則新記録で頭を抱えるニック・セイバン week5 MIA@BUF

プロ野球パ・リーグプレーオフ、九分九厘勝っていた試合が、壮絶なコバマサ劇場で逆転サヨナラ負け。富井はもう口を開く気にもならないそうです。4戦目のチケットを持っているとはいえ、これはぴあで払い戻し、そのお金で祝勝会という目論見は、派手に砕け散りました。ほんとにもう彼は劇場というレベルじゃない。テーマパークだ。マリーンズの営業的ライバルは東京ディズニーリゾートだという話を聞きましたが、ある意味凌駕しました。選手・ファン・フロント一体となって、このダークサイドなテーマパークを閉鎖することが、常勝軍団への課題になるでしょう。
そんなチーム復興への課題がこちらはもりもりある、MIAが登場する試合です。

***

MIA@BUF、実況は黒氏、解説は河口。

ニック・セイバンHCはイメージ通りの顔だけど、マイク村木HCは、頭の中にサーカスの団長みたいな顔、ガッシュでいえばキクロプの本の使い手の自称・イギリス紳士みたいな顔を思い浮かべてみたので、けっこうナイスなおっちゃんでびっくり。

まずBUFオフェンス。QBはホルコム。もうロスマンはサイドラインでみてます。河口は「もっと早く下げたかっただろうけど」っていってます。そんなに悪かったのか。

MIAディフェンスも反則でサポートしてるが、まずマゲイヒーのランでしっかり前進。そのあとエヴァンズのランアフターキャッチでビッグゲイン、ゴール前1ydsに。最後はマゲイヒーのランでTD、BUF先制。MIAディフェンスはあわてすぎです。入れ込みすぎ?

返していきたいMIAだが、いきなりリターン後のごたごたでアンネセサリーラフネス。どんだけ足引っ張っとんねん。QBはガス・ファーロット。BUFのエンクローチメント。河口によると両方ともベテランQBのハードカウントでつられてるらしい。攻撃は反則もあり結局3&out。まだリッキーは復帰できないみたいですね。バイウィークがあったからか。

BUFオフェンス、紹介したザック・トーマスがちょうどミスタックル。あまりのいいタイミングに「そんなつもりはないんですけどねー」。黒氏ナイス。MIAはリズムができない。マゲイヒーはなかなか倒れない。サイドラインのロスマン。写真が悪い。殴られた人みたいだ。のんきにしてないでホルコムの動きよく見てなさい。ランとパスをうまく織り交ぜるアタックが機能してる。やるな村木。ゴール前に迫るも、MIAディフェンスはマゲイヒーのランを2回止め、パスに替えてきたところでSテバッキー・ジョーンズがナイスタックル。今MIAにいるんや。結局FGで追加点。

MIAオフェンス、さっぱり攻撃はうまくないし、BUFディフェンスも堅さを見せるが、いきすぎて3rdダウンの時に反則してしまい、なぜかMIA前進。河口はファーロットを高評価。そんなにいいとも思えないが。BUFラン守備やる気まんまんの布陣にMIAがランをぶつけ進まず、結局パント、かと思ったらロングスナップが乱れ、パンターも景気よく向かってきたBUFカバーチームにパス気味にファンブル。その場でBUFリカバー。

ここでBSニュース。なんかさっきからフラッグが乱舞してる。審判が手品師に見えてきた。シャバイ試合の雰囲気。

BUFオフェンス、MIAのオフサイド連発はファーロットのカウントだと河口。「まるでロスマンに教えているようだ」。まあ勉強してください。カウントで混乱させるのはたくさんのメリットがあるそう。(1)DLのスタートが遅れる、(2)QBがいい気分になる。…って2つですけど河口?もっとあるんじゃないの?そうこうしている間にもBUFオフェンスはゴール前。ホルコムもマゲイヒーもよくやってるけど、これはコールがいいんだと思う。ゴール前ではMIAディフェンスもがんばり、サックを決めるも別のところでホールディングがあり、1st&ゴール。そのあともよく守ったが、限界もあるよね。モールズにTDパスが通る。17-0の一方的な展開に。いや!一方的っていっても決めちゃだめですよね。4-0で勝っててもクローザーが打たれて負けるってこともあるしね!

このあと2Qのハイライトが。ファーロットのロングパスがBUFにINT2つ。マギーとヴィンセント。あーあ。でもハイライトってことは、このあと波乱があるってことかな。そのままBUF 17-0 MIAで前半終了。MIAは毎試合2桁反則をしてるらしい。あかんやん!でもそれでここまで五分っぽくきてるのはある意味すごい。

後半。MIAオフェンス少し進むも、ラテラルパスを読んでたロイヤー・ミロイがINT。またかファーロット。河口もさすがにほめなくなってきた。MIAのチャレンジでINTは無効。ミロイは自信満々で休んでたけど。いいプレーだったけどね。でもすぐにMIAオフェンスはパントに。

BUFオフェンス。ピンチのときにMIAが反則でアシスト。マゲイヒーが華麗にスリップして転んでも攻撃は続く。WRスクリーンプレイが見事に決まって河口ご満悦。でもレッドゾーンに近づくとMIAディフェンスの集中力が上がってとりあえずストップ。

MIAオフェンス。マーティ・ブッカーへのロングパスが通り、ロニー・ブラウンのロングゲインも炸裂。やっぱパワフルなランだ。そして最後はTEウィル・ヘラーへのTDパスが決まる。おお、さくさくと決まった。反則さえなければ進むな。ジェイソン・テイラーがTEとしてオフェンス隊形にも参加。

これでモメンタムが移るかはディフェンスによるが、まずマゲイヒーのランで一発1stダウン更新。でもそこから奮起したのか、ファンブルフォースで大幅ロスさせてパント。おお、やったぞ。でもMIAオフェンス、ファーロットの超ロングパスをらくらくクレメンツがINT。MIAでは8個目のINTらしい。いるかキラーや。さっきTDとったときのロングパスと同じパターンを狙って失敗。黒氏「しかし2匹目のどじょうはいなかったと」。2匹目のどじょうってそうやって使うんかな?ふたたびBUFオフェンスだが、ブリッツばりばり入れてサック。ディフェンスが活性化してきたかMIA。そうそう、あきらめない気持ちが大事。4-0で負けてても相手のクローザーが大乱調ってこともあるしね!

MIAオフェンス。めまぐるしく攻守が替わる。DTサム・アダムスの暴れっぷりに笑うしかない河口。BUFオフェンスはみんな元気だ。チェンバースへのパスがチャレンジの対象になったが、無事3rdダウン更新。というかこれがはじめての3rdダウンコンバージョン成功らしい。と思ったらフォルススタートで、この試合15個目。チーム記録更新らしい。そんな記録更新いらん。ファーロットの何かから必死に逃げるようなスクランブルでフィールド中央に進むも、ランが進まずパント。

BUFオフェンス、負けずにホルコムもスクランブルで1stダウンとる。ワイフもみてるぞ。と思ったらハンドオフミス(悪いのはマゲイヒー)でファンブル、TO。そしてMIAオフェンス、これまではぶにされてて、実況からも高給取りとかいわれてたTEマクマイケルにTDパスが通る。これで3点差。でもそのあとでトーンティングの反則もして15yds罰退してキックオフ。そういうのには乗り遅れてていいんだって。

それ+いいリターンがあり、BUFオフェンスいいところからスタート。モールズへのロングパスも通り、ゴール前へ迫るも、ブリッツが入って錯乱したのか、誰もいないサイドラインへパス。それがバックパスだったのでファンブル扱いになり、とっても下がってしまう。キックにいまいち信頼がないKリンデールだが、ここは47ydsFGを決めた。これは大きいのか、FG止まりだったのかは微妙。油断できない点差。4-0で勝っててもクローザーが一人で試合を壊すこともあるからね!

自陣40ydsくらいからMIAオフェンス。ショットガン連続kミドルレンジのパスで前進。2ミニッツに入り、サイドライン際へのパスを次々決める。「足をけがしてから集中力が増したようですね」。なんだこのマクネア症候群は。しかしロニー・ブラウンへのパスが通ったところにタックルされてファンブル。ダウンが先か超微妙な感じでオフィシャルレビューもあったが、結局ファンブルでTO。少し最後にMIAのオフェンス時間があったが、サック2連発で終了。BUF 20-14 MIA。

***

BUFはしっかり守り勝った印象ですね。武雄先生が離脱しても豪華ディフェンス陣のテクニックと集中力はさすが。MIAの肝心なところのディフェンスの集中力で苦戦させられましたが、肝心でないところのたっぷりの反則と、オフェンスの肝心なところのミスで強力にバックアップ。ホルコムは20/26,169yds,1TDと堅実なクォーターバッキング。マゲイヒーは31回86ydsと十分ボールコントロール。ロスマンに替わったのはチーム的には計算違いかもしれませんが、まずは白星が大事ですからね。ホルコムには頑張ってほしいです。

MIAはファーロットが21/33,226yds,2TD,3INT。よくやってましたが3INTがなければ。誰だあんなロングパスばかり投げさせるの。ロニー・ブラウンは17回97yds。最後のファンブルがなければ。ディフェンスも要所ではよく頑張ってたのですが、何を言っても5TO、反則18回102yds罰退では勝てるわけないです。18回はだめなフランチャイズレコード。でもむしろこれだけだめな数字があるのに最後までもつれたのはチーム力がある証拠かもしれません。前向きに。そして次週からはいよいよリッキーが帰ってきます。チームに躍進をもたらす神降臨か、チームを破滅に導く悪魔降臨か。ナディアでいえばバベルの塔みたいな存在ですかね。楽しみです。いろんな意味で。

投稿者 マイク松 : 13:08 | NFL

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コメント

ファーロット×ホルコムとはまた地味な対決ですね。あちこちで2ndQBが出てきてます。バッチってPITにいたんだー。PHIでは小出さんがでましたよ。次はフルーティー?

最後のファンブルには思わず叫びました「そんなオチかーい!」

投稿者 すえぞう : 2005年10月16日 13:47

こんにちは、たまにはこんな低レヴェルの試合もオツですよね?(苦笑)

しかしこれで何とか
“第1週目HOUに勝つが第2週@TB、第3週ATLと連敗してLosmanが先発QBから外され、第4週@NOで先発QBがHolcombへ替わり”
とシーズン前に予想した私の面目が立ちました(爆)・・・1週遅いですが。

そういや“埋伏の毒”T.Henryが薬物コードに引っ掛かって出場停止喰らったのを、マイク松さんに紹介していただけるのはいつだろうと期待していたのですが(笑)

投稿者 けーたろ : 2005年10月16日 16:48

しかし、反則とTOで負けるチームってのは、
改善策がなかなか見つからないので苦労することが
多いですね。その分みんなの意識が変わったりすれば
一気にいくことも多いですが。

GAORAの実況で有馬くんだかが言ってましたが、NFLの
キッカーとメジャーのクローザーだけはやりたくないというジャーナリストは多いそうで。
そりゃまあ何回成功してても1度の失敗で叩かれます
からねえ。そういう意味ではサッカーのGKも同じか。
まあ私も久保田とか去年の安藤とか叩いてますが(笑

投稿者 pappy : 2005年10月17日 00:41

すえぞうさん、けーたろさん、pappyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>すえぞうさん

> ファーロット×ホルコムとはまた地味な対決ですね。あちこちで2ndQBが出てきてます。

ほんとですねー。コミッショナーはお祓いでもしてもらった方がいいと思います。
でもこの試合は1stでもフィーリー×ロスマンですから、なんともいえない感じですね。

>
最後のファンブルには思わず叫びました「そんなオチかーい!」

ロニーもNFLのボールに来るタックルの厳しさを思い知ったと思います。これがいい方向に向かうといいですね。あれがリッキーならどうだったか。

>けーたろさん

> シーズン前に予想した私の面目が立ちました(爆)・・・1週遅いですが。

おお予言者!僕は厳しくてもロスマンを引っ張るんじゃないかと思っていたので、少々意外でした。村木にしてみれば「案外この新人おもしろくねえな」くらい思ったのかもしれません。がんばれロスマン。

> そういや“埋伏の毒”T.Henryが薬物コードに引っ掛かって出場停止喰らったのを、マイク松さんに紹介していただけるのはいつだろうと期待していたのですが(笑)

そうなんですよね!ほんとは1つくらい記事を使ってご紹介すべきなのですが。(そんなにか)
つくづくTENには犯罪者が集まりますね。磁場?

>pappyさん

> しかし、反則とTOで負けるチームってのは、改善策がなかなか見つからないので苦労することが
> 多いですね。その分みんなの意識が変わったりすれば一気にいくことも多いですが。

みんな「一生懸命やった結果」とか誤ったイメージ持つことがおおいですからねー。意識が変わるといえば、来週からリッキーが復帰しますから、「ほんまにあいつ大丈夫やろか」などという心配が、案外いい方向にチームの意識を向けるんじゃないかと。変な期待をしています。

> GAORAの実況で有馬くんだかが言ってましたが、NFLのキッカーとメジャーのクローザーだけはやりたくないというジャーナリストは多いそうで。
> まあ私も久保田とか去年の安藤とか叩いてますが(笑

いやいや、富井もいってましたが、久保田はよくやってますし、ましてや去年の盤石な安藤など、劇場という意味に限ればコバマサの足下にも及びませんよ。そんな安定感、地域の公民館レベルだと。(わかりにくいですがほめてます)
でもそういわれるとキッカーも因果なポジションですね。ロングスナッパーとホルダーも含め、あのユニットの信頼関係とか、ほんと大事だと思います。誰かJFKとか名前付けてやればいいのに。

投稿者 マイク松 : 2005年10月17日 13:05

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