2005年10月18日
おなかをなでなでされるパット・ウィリアムズ week6 MIN@CHI
パ・リーグプレーオフを制した千葉ロッテマリーンズ。こちら福岡ではしっかり試合を見ている人は両軍の激闘を讃えていますが、そんなに見てない人はプレーオフ制度に文句ばりばりです。NFLはじめアメリカ四大スポーツをごらんの方はプレーオフの面白さをよくよくご存じと思いますが、やり方さえ少し工夫すれば絶対続けるべきです。反対論者は一度でもプレーオフの試合を生で見てからいってください。福岡ドームの内野があそこまで盛り上がったのははじめて。プロレベルの甲子園決勝がみられるって、とても素敵なことです。
そんなプレーオフへの道を進む4チームがみんな負け越しているNFC北部地区の2チームが対戦します。
***
week6、BAL@CHI。実況は拓実、解説は高野さん。
まずCHIのキックオフ。MINのリターナーはコーレン・ロビンソン。リターナーでがんばってるんだな。MINオフェンス、RBはムーア。なぜかハンドオフしたカルペッパーが襲われてる。なぜ?OLはかなり入れ替わったらしい。今まで20サックですからね。最初はTEジャーメイン・ウィギンズを中心にショートパスで攻める。サック対策で早いタイミングのパスの模様。でもランを中心にしたらCHIのディフェンスに止められた。FGチャンスがホルダーのミスで失敗。ホルダーはブラッド・ジョンソン。というかブラッドにホルダーやらせる方がいけないと思う。ベテランを敬え。
CHIオフェンス。やっぱりQBはカイル・オートンなのか。最初の3rdダウンはムハマドを使って更新。久しぶりだムハマド。MINディフェンスは4-3から今日3-4に変えたらしい。DLのけがと実はLBがあまってるという話だったが、それでいいのか。オートンはぱっと投げられずサックでパント。
2005年 QBの負傷欠場という表が。うわ!便利!まあ既報の通りですが、1つの表にワーナー、マドックス、ガルシアの苦労人三連星が並んでるととってもかなしい気分になります。悲しい表やね。♪ほーみたい、NFLけがブルース。
MINオフェンス、CHIにショートパスに的を絞られパント。CHIオフェンス、早速フォルススタート。高野さんはフォルススタートの動いた選手を見つけるのがうまい。ランはトーマス・ジョーンズ兄。よく出てる。オートンは投げづらそう。高野さんは悪くないといってますからがんばって。「ポケットパサーで肩の強さが売り」らしいけど、そういわれててさっぱり目のでない人を聞いたことがあるような気がするので不安です。結局反則が響いてパント。
MINオフェンス、カルペッパーがあぶり出される。結局重戦車スクランブルで1stダウン。DBを負傷退場させるおまけつき。これで1Q終了。2Qはじめに51ydsのFGが失敗。結局2回ミス。どうもCHIのダグ・ブライエンがむっちゃはずしているらしいという嫌な情報が。そうなのか?そうこうしているうちにCHIオフェンス、オートンがエクスチェンジミスでTO。
MINオフェンス、高野さん「CHIディフェンスのサインがはずれすぎ」でもりもり前進。しかしレッドゾーンに入ってからCHIディフェンスが集中力。おまけにオフサイドがあっても投げ込まない、3rdダウンでもセーフティバルブに投げ込むカルペッパーのへたれモードが重なり、TDできず。でもFGはようやく成功。Kポール・エディンガーは蹴る前後ろを向く独特のスタイル。
CHIオフェンス、というか両チームとも相手がショートパスを投げてくる、みたいに決めつけディフェンスしているので、投げさせてタックルという同じような展開が。結局高野さんの言うとおりランを出した方が勝ちということか。3rd&3でパス、失敗、パント。
MINオフェンス。CHIディフェンスはアウトサイドランは弱いが中は強いらしい。その数字通り、ドローの真ん中へのランをばっちり止める。パント。
CHIオフェンス、まずリターナーのボビー・ウェイドがエンドゾーンから中央までリターン。まずトーマス・ジョーンズ兄のランが出て、オートンのサイドライン際のパスが決まる。しかしムハマドへのパスはオーバースロー。「ドロップバックが大きいとか、ボールの投げ方とか見てても、プレーが荒っぽい感じがしますね」と拓実にいわれてます。それで奮起したのか急にレシーバーを見つけてパス成功。拓実効果だ。そしてゴール前、ちょっと浮いたパスだが、デズモンド・クラークへTDパス成功。クラークナイスキャッチ&ナイスTD。前半はMIN 3-7 CHI。地味だ。地味。
後半。マイク・タイスは「不調な原因はわかっている。ほかのやつにプレイコールを任せる気はない。エンドゾーンで悪いだけなんだ」といってますが、拓実&高野さんに「それが一番大事なんだよ」とつっこまれています。即席大事マンブラザーズバンド結成。戻ってくるときに「もう横流ししたオレじゃない!新しいマイク・タイスだ!」といったみたいですが、どのへんが違うのでしょうね。といっている実況が聞こえたのか、トーマス・ジョーンズ兄がファンブルしてTO。CHI…。
MINオフェンス、トイレに行っている間に(巻き戻せよ)どうもレッドゾーンに攻め込んだようだが、相変わらずのカルペッパーのへたれっぷりにTDできず。おまけにカバーチームが割って入られ、今日2つめのFGブロック。先週はCHIがダグ大乱調でK交替、今日はMINのエディンガー(もとCHI)がFG3回失敗。なんかCHIにはそういう呪いでもあるのか。でもCHIオフェンスはあっさり3&out、またオフェンスがめぐってきた。しかしチャールズ・ティルマンが待ってましたのINT。ゴール前1ydsまでリターン。最後はプレイアクションからまたデズモンド・クラークへTDパス。今度はオートンうまかった。CHI突き放す。MINは大事なところで反則が出て、カルペッパーのナイスパスもあり、CHIをアシストしてる。
MINオフェンスはCHIディフェンスがのりのり、ディレイして入ったアーラッカーがものすごいプレッシャーでパントに追い込まれる。CHIオフェンス、今度はMINディフェンスががんばり、ファンブルフォース&リターンTDするが、オフサイドがあり無効。もったいなし。いい攻めがありながらもチョップブロックがあり罰退、パント。やっぱりMINのWウィリアムズはすごいなあ。真ん中のランは止められてないけど。今日はなぜかお互いのパントが全部サイドラインに出てる。なんで?
MINオフェンスはもうアーラッカーのりのりでサック。いったんRBにいっといて、ブートレグだと気がついてカルペッパーに目標変更してサック。さすが。パントだがルーキーPクルーニーの53yds超ビッグパントでだいぶ押し戻す。すごいなあ。
CHIオフェンス、トーマス・ジョーンズ兄のランをがっちりパット・ウィリアムズがストップ。同僚に「オマエのおなかはすげえぜ」ってなでられてる。むっちゃおもしろい。4QになってRBにセドリック・ベンソンが出てきた。頼むよベンソン。でもベンソンの加入でジョーンズ兄が気合い入ったらしい。ブリーズ効果がこんなところにも。デズモンド・クラークへのパスの時、ジョーンズ兄のブロックが効いてたらしい。がんばってるな。エンドゾーン近くで、今度はOLとともに、デズモンド・クラーク、FBのマーク・エドワーズのいいブロックが効いて、ジョーンズ兄の24ydsTDラン。さすが兄。チェンジオブペースが効いてた。
MINオフェンス、サイドラインはみんなしょんぼりしてる。のりのりのディフェンスに対抗できず3&out。CHIディフェンスはロビー・スミスHCがTB時代にダンジーの下でLBコーチをしていたため、TBと同じようにディフェンスを構築してるらしい。ディフェンスはめどが立ったということで、やっぱりオフェンス、特にQBらしい。しょうがないじゃんそんなこといっても。ATLにいるいいQBでもとってこい。でも余裕が出てきて、オートンもいいプレーしてる。このまま成長すればいいのかも。というかもう実況席も今後の話してる。オートンのロングパスはINTされたが、ほとんどパントみたいな感じ。練習か。
MINオフェンス、さっそくフォルススタート。そしてロングパスをアーラッカーのアシストでクリス・ハリスがINT。レッドゾーンまでリターン。4th&1でパスを使って失敗。そこでランならよかったんじゃないのか?でも失敗してもキックオフをしないというメリットはある。点差がついたときの消極策っぽい積極策がもりもり。でもMINオフェンスもばらばらで、おまけに自陣エンドゾーン前1ydsでアーラッカーがカルペッパーをサック。高野さん「まだセーフティの方が全然よかったですよ」。そりゃそうなんやけど。トーマス・ジョーンズ兄が一発でTD。勝負あり。CHI 28-3 MIN。試合後のインタビューでオートン登場。ずいぶん苦労してる顔だ。「どんどんフィールドで学んでいきたい」。ブリッグスは「カルペッパーは混乱してた、モスのいないMINなど恐れるものは何もない」。
***
CHIは高野さんも言うとおり、この試合を見る限り強くなるんじゃないかと。もうどれだけオートンが成長できるかにかかってますが、オートンを成長させるためにはとにかくOLがしっかり守って、ジョーンズ兄がしっかり走ってあげる必要がありますね。今日のオートンは16/25,117yds,2TD,1INT。ジョーンズ兄は23回89yds,2TD。2人とも前半はファンブルしたりしてましたが、TDをしっかりとってます。レシーブはムハマドが5回48yds、デズモンド・クラークが4回19yds,2TD。いろいろな人に投げ分けてます。そしてなんといってもディフェンス。アーラッカーは8タックル1アシスト2サック、ティルマンは6タックル1INT。ディフェンスのがんばりがオフェンスのよさを引き出す試合になれば、今季はなにしろディヴィジョン全体が調子悪いですから、いけるかもしれませんね。
MINはもういったいどうしたんですか。モスがいなくなっただけでここまで悪くなるってみなさん予測してたんですか。ほんと凶悪な顔の座敷童だ。そりゃけが人続出だとは思うのですが、オフェンスはもうばらばらです。今日までにサック24ということでカルペッパーもすっかりPO時のへたれモードに大変身。いつも視線が泳いでいます。26/48,237yds,2INT。ランはムーアが14回57yds、レシーブはウィギンズが10回68ydsとヤードはまあまあなのですが、レッドゾーンが弱すぎます。加えてKエディンガーがFGチャンス4回中1回だけでは勝てません。ディフェンスは才能ある選手はそろっているはずなのですが、オフェンスのへたれっぷりがやがて徒労感につながってしまいました。もうトロイ・ウィリアムソンに第二のモスになってもらうしかないですね。
それにしてもサック24って、アタック25みたいでおもしろいですね。
サック24のテーマ
24 24 (サック!) 24 24
(OLが)守りきれず 守りきれず 守りきれず 24
(WRが)見つけられず 見つけられず 見つけられず 24
パッパヤパヤ パッパヤパ パッパヤパヤ パッパヤパ
逃げ切れず (サック!) 24
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.falsestart.biz/tt_tb.cgi/428
コメント
もうかるぺっぱさんはOLが完璧に信じられなくなってますね。しょっぱい試合だなぁ、と思いながら見てましたが、そういやその日の朝もMIA@TBみてしょっぺー、と思っていました。デジャヴです。とにかくMIAはリッキーが帰ってこようが何しようがもりもり罰退してます。
そういや高野さんもあまりのしょっぱさに影響されたのか、何度か微妙な解説してましたね。
敵陣20ydでTOあり、残り1分半なのに外に出るべきとか、ゴール手前4ydでTEへのパスヒットなら一足出せればTDが狙えるのに、Dを褒めずに理解できないプレイだ、とかとか。
やはりHC魂が出てくるのか、不甲斐ない試合だといろんなとこでダメ出しが出てきますね。
投稿者 pappy : 2005年10月19日 04:03
pappyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
> もうかるぺっぱさんはOLが完璧に信じられなくなってますね。
かるぺっぱがへたれモードに入るのはいつもPOになってからだったのですが、今年はweek5時点ですか、早いですね。
きっとヘッドコーチが「もう今までのオレじゃない」などといったのが信じられなくて、「もう何も信じられない」みたいになったんじゃないですかね。(そうなんだ)
> とにかくMIAはリッキーが帰ってこようが何しようがもりもり罰退してます。
まったくどうなってるのか。もっと走らせないと。この日に限ってパスゲームってどうなんでしょうか。いちばん距離が出たのがチェンバースの25ydsって。
反則はTBももりもりしてたみたいでおつきあいしてくれたのに、ピットマンに127yds走られてはかないませんね。
> やはりHC魂が出てくるのか、不甲斐ない試合だといろんなとこでダメ出しが出てきますね。
高野さんのだめだしモードって楽しいですよね。むちゃくちゃ指導者視点で、NFLの選手にコメント。できれば出てほしくないモードでもあるんですが。
投稿者 マイク松 : 2005年10月20日 11:13