2005年1月12日
グランプリシリーズレビュー:中国大会
中国大会。
ペア。やっぱり中国大会ですからペアもみないとですね。実況は内山さん、解説はジュンジュン。中国圧倒という感じではなく、カナダやロシアも食い込んできてるんですね。
SP。張丹&張昊組はずいぶん成長したんですね。トップに比べてまだまだという印象が去年だったのですが、アメリカ大会優勝ですか。やはりリフトのうまさは中国勢の強みですね。スロー3Lo。このペアはスロージャンプがうまいなあという印象があります。ああ、デススパイラルはペアならではですね。
カナダのマルコー&ブンタン組。カナダはペアに力を入れてるらしい(ジュンジュン情報)。降り方は工夫っていうより危ないんじゃない?演技に工夫をこらしてますね。でもあれでもW張に及ばないのか。
王者、申雪&趙宏博組。ジュンジュン曰く「このペアはただただ力強かったという時代は終わりましたね。バランスのとれたすてきなペアに成長しています」。でも力強さが売りですよねー。もうダブルのツイストは余裕も余裕です。
FS。丁楊&任重非組はSP5位。スロージャンプで4回転があるらしい。成功したけど会場はわかないなあ。サイドバイサイドからのジャンプはよくあってる。最初の成功で乗ってるなあ。課題はスローのパートをどう見せるからしいが、ちょっとゆっくりすぎる印象。というか後半にスピードが落ちてるんだ。なんだここはコロラドか?
そういえばみんな微妙な人形を持って歓声に応えてる。
アメリカのスコット&デューレボン組。入りがおもしろい。でもリフトが危なっかしい。こういうのってパワーのある欧米組の方が得意そうなのになんで?(1)有望な人はアイスダンスをやるから。(2)パワーはあるけどバランスがないから。…どうなんでしょうね。
マルコー&ブンタン組のFSはロシアっぽい。なんでと思ったら世界選手権がロシアであるらしいから。えらいな。男のミスが目立つ。みかんっぽい名前だからか(関係ない)。でも演技に細かな工夫もあるいいペア。
申雪&趙宏博組のFSは「宋家の三姉妹」ST。ジュンジュン「三人の女性を演じ分けるのか」。そうなのか?と思ったら序盤に2A,3Loのジャンプ、ものすごい高さのスロー3Sというパワフルな演技、中盤はやさしい感じを出しながらのツイストとリフト。「全く無駄な動きがなく、流れの中で演じている」。終盤は言及がなかったが、激しい時代の流れの中で強く生きる女性という感じに見えました。これはベストパフォーマンスでは。ぱちもんぽいトトロのぬいぐるみを抱いてるぞ。あれ大丈夫?
張丹&張昊組はグリーグ「山の魔王の宮殿にて」。独創的な振り付け。これってどうなんだ。前半は曲が単調で単調なイメージを与えますよね。しっとりをはさんでまた単調に。これは損してるかも。演技のレベルは高いんですが。
結果18点離しての申雪&趙宏博組の圧勝。でも張丹&張昊組、あーもうほう清&とう健も出るくさいのか。強いな中国。
女子シングル。実況は鳥海さん、解説はまたジュンジュン。
安藤と中野が出場。あ、スルツカヤがでてる。去年は体調崩してたんですね。
SPは安藤から。安藤のいいのは自分の(少なくとも現時点での)キャラに合わせた曲や振り付けを選んでることでしょうね。欲張らずに自分のできることを精一杯という意気込みと解釈してしまいます。
ロシアのビクトリア・ボルチコワ。ポジション的にはスルツカヤの次代か(でも22歳)。さすがロシアっぽく滑りが堅実ですね。個人的ですが演技よりも内面から感情がにじみ出るいい演技だったと思います。
でましたスルツカヤ。曲はショスタコビッチ「淑女とならず者」。この曲スルツカヤしかできませんよ。ジュンジュンのいうようにほんと雰囲気ありますねこの人。カラーが全面にでてます。難しいステップやスピンの間に表情や手の動きでスルツカヤワールド全開。なんだ25歳でそのチャーミングさは。鳥海さんも「充実です、スルツカヤ!」そうか、いろいろな大舞台をふんでますものね。
2位を10点近く離してトップ。安藤は4位。
FS。まずボルチコワから。「ドクトル ジバゴ」ST。ジャンプに安定感があります。足長いな。復調してるんですね。
カナダのジョアニー・ロシェット18歳。安藤と同タイプのスケーターのよう。ストラビンスキー「火の鳥」だし。ジャンプをくるくるっと回るキレ。
フィンランドのエリーナ・ケトゥネン。アバのメロディで演技。可もなく不可もなく。
きましたスルツカヤ。「ワンダーランド」「クロアチアン・ラプソディ」。3S,2Lo,2Tのコンビネーション。ジュンジュン情報ではスルツカヤの得意技らしい。日本にも多くのファンがいるらしい。たぶん変な服きてるから見つけやすいんだと思う。前半を決めてあとはノリノリ。鳥海さん「女王がよみがえりました!」。ジュンジュン「曲にあわせて踊るというより曲の中で自分を表現している」。でもコーチが蝋人形みたいな人だ。あれはコーチなのか。うしろにいるくまのぬいぐるみがほんとのコーチで、蝋人形を操っているんじゃないか。
そのざわめいた雰囲気の中で安藤。E.バーンスタイン「ギター協奏曲」。そりゃ3Lz,2Lo,2Tを決めれば会場も静まるってもんです。まだジュニアの時に感じていた余裕がないんだという話。どんだけ余裕がいるんだ。NHK杯と同じくらいのいい演技でした。ジャンプもノーミスだし。北京の観客も大歓声。でもあれー、4位か。おしかった。
優勝は23点の大差をつけてスルツカヤ勝利。また中野の演技がちょこっとだけ出た。いっぱいだしてもらってくれ。
中国の大会ではなぜか表彰式に、モンティ・パイソンの音楽が流れる。あれってほんとはなんなんだろう。
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