2005年1月18日

初場所9日目:いいな琴欧州

9日目。

時天空×安美錦。技師同士の対戦。ここは安美錦の技が勝ったか。

出島×玉春日。玉春日悪い内容。引き癖が身に付いてしまったら力士として終わりだ。突き押し、前に出る相撲を忘れずに。

春日王×霜鳥。解説に心配されるほどのリスキー相撲。でも春日王の内股気味の豪快な小手投げ。魅力的だ。

北勝力×安馬。立ち合いでとった前まわしが生命線。いい動きを見せた。それもそのはず。「(前日の出島戦で変わって負けて)親方(安治川=元横綱・旭富士)にげんこつもらったス。もう絶対変わらない。もっと体も大きくしたいけど、今のままの方がカッコいいんだよね。『細くても強い』なんて言われて」だそう。親方は旭富士なんですね。しなやかさを学んでる。

追風海×高見盛。まあ勝つには勝ったけど、もっと稽古して精進してほしい。自分のいいところを活かして、悪いところをなおす。

琴欧州×露鵬。今日のベスト力士は琴欧州。立ち合いは苦しかったが、露鵬の寄りを左足を徳俵につっかえ、右足で露鵬を持ち上げるようにしながら圧力を分散させる。そのあと出し投げで崩したあと、右のかいなを返して浮かせ、左手で足を取るという理詰めの相撲。身体の大きさが注目されるが、こういう多彩な技と稽古に裏打ちされた下半身が魅力だと思う。ちなみに負けた露鵬「いつも支度部屋でウオームアップしている相手だが、土俵に上がれば勝負は別。(10日目の)黒海も同じ。土俵の外では仲良しだけど」。やっぱり仲良しなんですね。

琴ノ若×玉乃島。また琴ノ若は立ち合いの変化か。実力あるのに。もうそうやって後輩に悪い見本を見せるのはやめてほしい。すそ払いはその天罰。5日目に「高見盛に負けた時、(自分の)子どもがテーブルの下に潜って泣いてた。子どもに泣かれるのが一番つらい」っていってた。子どもも泣いてますよ。

旭天鵬×栃東。立ち合いで決定的な右上手を取りながら、栃東の粘りに屈した感じ。相撲が遅かったか。栃東は苦労して勝利。大きい。

白鵬×千代大海。今日のベストバウト。白鵬は立ち合いで遅れ、いつもの回転のよい(だけの)千代大海のつっぱりを受けながらも、まためっちゃ悪い体制になりながらも、俵にかかった左足だけでもちこたえる。突っ張りを受け止める柔軟性もあり。体を入れ替えた時点で千代大海は攻め疲れ。いつもの悪い癖で引きに引くも、足運びよくついて行き、はたきから強烈なのど輪で土俵際まで吹き飛ばす。それでもう力を抜いて土俵を出かけている千代大海を土俵の下まで突き落とす詰めの良さと厳しさ。力士としてもうレベルが違うという感じ。横綱も「下から見ていても元気よく気持ちいい相撲」とのこと。あの横綱がほめるってよっぽど。

魁皇×黒海。まあ休場するししかたないが、寄り倒される時に黒海の腕をつかんだままなのはいただけない。無用にけがさせるだけ。

朝青龍×岩木山。横綱の動きの良さと戦略が光った。左下手と前回しをとって、頭をつける。これがよかった。あとは土俵際で逆転されないように、頭をつけながら下半身を低くしてがぶり気味に寄り切り。よく考えているなあと思う。

投稿者 マイク松 : 21:33 | 大相撲

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