2005年1月5日

グランプリシリーズレビュー:有力選手紹介

今日からお正月にとりだめたグランプリシリーズ総集編をいまさらレビューしていきます。もう終わってますけど。まず有力選手をみてみましょう。もう全部みてますので、それをふまえての感じで。

女子シングル:日本女子黄金時代

荒川静香姐さん
 日本女子の中でも女王的存在。昨年の世界選手権を制して名実ともに女王なんだけど。タラソワに師事して以来、長身と柔軟性を活かしたスケールの大きな演技、そして女王の威厳という本来の資質を存分に発揮。けがさえなければ敵はない。姐さんなので和服も似合う。アイスクリームが好物。

村主章枝姉さん
 昨年度のGPファイナルチャンピオン。持ち前の幸薄そうな顔から放たれる憂いの表情は世界中の観客の胸を打つ。しっとりとした表現とスピンのスピードは随一。エッジ系のジャンプはちょっと苦手。首を回したり理解困難な振りをときどきする。今年からアメリカに拠点を移す。

安藤美姫
 日本女子フィギュア次代のエース的存在。世界ジュニア選手権、全日本選手権、ジュニアGPファイナルのチャンプで、昨年の世界選手権も4位。女子フィギュアでただ一人、4回転ジャンプを跳べる16歳。女子高生なのでプリクラが大好き。焼き肉も好き。スヌーピー好きはファンにも有名。

太田由希奈
 日本女子フィギュア次代のもう一人のエース。シニア1年目で四大陸選手権を制す。バレエの技術に裏打ちされた表現力はむしろ大陸での評価が高く、手の表現力から「魂の宿る手」と評された。けがなくジャンプがきっちり跳べれば敵はいない。でもジャンプよりバレエのレッスンが好きらしい。うーん。ちなみに富井の超おすすめ選手。

恩田美栄
 現在のホープ、という表現は下からの追い上げでちょっと苦しくなっている。ジャンプの高さと技術は一級品なのだが、圧倒的な表現力のなさが足を引っ張っている。昨年のフリーの水の演技は違う意味で月影先生もびっくりだった。ジャンプが成功すると機嫌良く演技するがジャンプを失敗するととたんに集中力を切らすのが難点。しかしGPはなにげに上位に食い込んでくる。

サーシャ・コーエン
 アメリカのエース。バレエで鍛えた柔らかさとしなやかさ、ジャンプの確実さとスパイラルの美しさ、多彩なスピンとステップを兼ね備えている。おまけに小顔でいいおでこの美人顔という完璧超人。ソルトレイクシティ・オリンピック4位からの豊富な経験もあり敵はいないが、あいにく今期は腰を痛めている。今年からNYで一人暮らしを始めるらしい。

イリーナ・スルツカヤ
 ロシアのエース。ソルトレイクでサラ・ヒューズに敗れ傷心の日々から復活。持ち味はロシア的な堅実でなめらかな滑りと銀盤を自分の世界に変える能力。ルッツを足を踏み替えて跳ぶ。必殺技はビールマン・スピン。アイスショーでは周りを心配させるような大胆な衣装を着たり、練習ではゆかいな配色のセーターを着たりとファッションセンスに難がある。


男子シングル 女性的な傾向と男気を備えた皇帝+大工

エフゲニー・プルシェンコ
 反則気味の強さのロシアの皇帝。圧倒的なスケーティング技術とビールマン・スピンもできる身体のしなやかさとサービス精神と大きな鼻をもつ。唯一の難点は運のなさで、全盛期にキング・オン・アイスことアレクセイ・ヤグディンとぶつかってしまい、主要な大会をすべてさらわれる。ヤグディン引退後もこのままでは死にきれぬと現役続行。トリノでの成仏を狙う。

エマニュエル・サンデュ
 カナダのエース的存在だが、そのキャラ立ちと成績の不安定さで、氷上の新庄の名をほしいままにする。カナダ国立バレエ団で鍛えた身体のしなやかさは、決まれば強い。決まればの話だが。昨年のファイナル・エキシビジョンではJ.ティンバーレイクの曲で超絶ダンスを披露。全観客から拍手喝采と「スケートいらんやん」の思いを一身に浴びる。

ジェフリー・バトル
 その人なつっこい笑顔と演技の確実性で、実力はサンデュと拮抗していてもこちらがカナダのエース。スピンに独創性がある。今年はよくわからない色彩の衣装で良さを消していた。うちではその素直そうな表情からペーター(@ハイジ)と呼ばれている。サンデュが新庄ならバトルは田口か。

ジョニー・ウィアー
 今までジャンプマシンばかりだったアメリカに彗星の如く現れた19歳の新星。今まで何してたんだ。技術の確実性に加え、ロシアっぽいしなやかな演技が持ち味。楽しそうに滑る甘いマスクで世界中にファン急増中。

本田武史
 いまだに日本のエース。4回転がきっちり跳べるのが本田だけなので仕方ないのだが、そのジャンプはマイク松のやる気のように不安定。演技の出来は最初の4回転が跳べるかどうか。跳べなければ上位進出は無理。その前に万全の体調でないと無理。ソルトレイクの4位が最後の輝きだとは思いたくない。今期のFSの大工みたいな衣装考えたの誰ですか。

中庭健介
 ちょっと見る限り見こみがある。もっと演技が見たいのだが、最近の女子の躍進で中継自体少ない。福岡大に見に行きたいんですが、どこにいけばいいんですか。


アイスダンス ロシアVSブルガリア、第3勢力はどこだ

タチアナ・ナフカ&ロマン・カストマロフ
 ロシアの王者。最近の大会を総なめにしている。ロシアらしいなめらかなスケーティングと正確な技術、ナフカの反則気味の手足の長さと美しさが持ち味。ナフカはいい年だがそれを感じさせないキュートな表情が魅力。カストマロフは時々放送禁止レベルのものすごい笑顔を見せる。オースティン・パワーズの大ファンで、会場を沸かせるエキシの演技はかなり練習していると推測される。ちなみにコーチはナフカのだんなさん。

アルベナ・デンコワ&マキシム・スタビスキー
 ナフカ&カストマロフ組に唯一対抗できる力を持つ、ブルガリアのペア。昨年のFDの演技は芸術性あふれるすばらしいもので、富井と松がアイスダンスをみるきっかけをくれた。芸術性では一歩も二歩も先を行くが、観客がついていけないときがある。でもその調子で突き抜けてほしい。スタビスキーはあく抜きをしたジョン・グルーデっぽい。

タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト
 アメリカの新星。アメリカらしく会場を沸かせる演出力に優れている。なによりの武器は二人とも22/20と若いこと。ベルビンはハリウッド女優のように華のあるキュートな魅力にあふれていて、アゴストはそれをひきたてる普通の顔。

イザベル・デロベル&オリビエ・シェーンフェルダー
 実力と芸術性を備えるフランスのエース。昨年までは上位に食い込みながらも滑りの荒いところがあった(by樋口さん)が、さらにレベルアップしてくるものと期待される。チャールストンが大得意。


ペア みてません

 ごめんなさい、ペアは全然みてないんですよ。よさはわかるんですけど。相変わらず中国勢が強い。勉強します。


さあ、今年のグランプリシリーズはどうなるんでしょう!楽しみです!…ってもう終わってますけどね。この中では終わってないような終わってるような感じでレビューしたいです。

投稿者 マイク松 : 13:52 | フィギュアスケート

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