2005年3月23日
大相撲春場所:11日目
日帰り出張から帰ってきたばかりなのに、僕もよくやりますね。
11日目。
時津海×安美錦。詰めを焦ったか安美錦。うーん。
豊ノ島×普天王。普天王は常に豊ノ島の半身になりながらの攻撃。豊ノ島も下手はとってたのに、それでまず体勢を立て直すべきだったかも。
春日王×玉春日。左足の調子の悪い春日王とはいえ、玉春日の相撲は見事。突っ張りといなしが混合しているが、突っ張りの比重が多くなると玉の本来の相撲。よさを取り戻しつつあるのがうれしくて仕方ない。
武雄山×豊桜。両者の突っ張り合いで見応えはあった。豊桜のしっかりした詰めが見事。
琴ノ若×稀勢の里。若手には自分の持ち味を出せる琴ノ若。身体をいかしたいい相撲。そんな相撲もできるのに卑怯な注文相撲をするのはなぜなのか。ひょっとしたら双子座で、あれは悪の琴ノ若なのか。敗れた稀勢の里は「くそーくそー」とつぶやいていたそう。その負けん気いいですよ。
安馬×玉乃島。あっさりはたきで負けたように見える安馬だが、玉乃島の工夫あるはたきというか、一方で押し上げ、裏返すような変わった技が決まった。ほっとした表情が印象的。
十文字×隆乃若。相撲のいい十文字の圧力を投げで退けたかに見えた隆乃若だが、その前に足が出ていた。運もないなあ隆乃若。でも十文字の圧力をほめるべきか。
海鵬×露鵬。もろ差しを許した露鵬だが、海鵬のうでをがっちり決めて動きを封じた。そういう相撲もできるんですね。ニュー露鵬誕生?
霜鳥×北勝力。最近生まれ変わったように相撲がいい北勝力。なんだ。強い方の北勝力なのか。ひょっとしたら中に誰か入ってるんじゃないのか。八角親方とか。
土佐ノ海×旭鷲山。調子のよい土佐ノ海に対し、動き回って翻弄した旭鷲山。そうそう、もともとそういうスピードのある力士なんですよね。やはりモンゴルなんだなあと。
琴光喜×高見盛。琴光喜に右を指され、がつがつ出られてなにもできなかった高見盛。琴光喜は高見盛の命綱、左差しに対して万全の対策を練っていた。やはり研究されると勝てないなあ。それに対してどういう武器を作っていくかが来場所への課題か。
旭天鵬×出島。いつものように出る出島だが、旭天鵬の懐の深さを計算に入れてなかったか。旭天鵬は最近昔の相撲を思い出したようなよい相撲がみられる。
垣添×琴欧州。垣添の下からの厳しい攻めに琴欧州は防戦一方だった。ちっちゃいおっちゃん垣添のつっぱりが、琴欧州にとってはオートマティックに下からの効果的なつっぱりになってしまう。初の負け越しを味わった琴欧州。小さい力士、自分より低く当たってくる力士に対してどういう対策をとっていくかが来場所以降の課題。
岩木山×若の里。岩木山の圧勝。若の里はもう四国八十八カ所巡礼の旅にでも出た方がいいんじゃないかな。菅直人みたいに。
千代大海×雅山。雅山の注文相撲にばったりの千代大海。もうすでに大関と認めてないんじゃないかと思う。そりゃ雅山の変化は猛省すべきだけど、正直そんなにうまい変化じゃなかったので、あれくらいは残せるんじゃないかな。
栃乃洋×栃東。うまく差されたかいなを抱えたまでは栃乃洋もよかったと思うんだけど、そこからどうしようかじっくり考えているうちに、栃東に落ち着かれてしまった感じ。あのままぶんぶん振り回したりすれば展開も変わったんじゃないだろうか。
黒海×魁皇。さすがの魁皇も右腕一本じゃ勝てない。左腕ぶらぶらしてたし。あれだけ攻められないと痛々しい。黒海もそれを踏まえてうまく攻めたと思う。
朝青龍×白鵬。昨日白鵬にはあれだけ期待してみたのに、横綱のスピードにはまったくついていけなかったよう。横綱にとっては稽古と同じ感覚じゃないか。
***
○明日の注目の一番
安馬×高見盛…まさに注目の一番。全身武器、相撲マシンの安馬に、全身アミューズメント、相撲ロボの高見盛。こう書くとなんだかよごれ対決っぽいが、両者の本能のぶつかり合いに注目。
黒海×琴欧州…ヨーロッパ対決。今場所の相撲内容では黒海有利だが、稽古仲間で相撲がわかっているだけに琴欧州にも勝機はあるか。変化だけはやめてね。
千代大海×白鵬…要は大関への道は、いかに大関を倒すかというところにあると思う。3人の大関のうち魁皇はもう限界LOVERSなので、この一番で千代大海を倒せば大関戦勝ち越しが決まる。そういうモティベーションの高め方はどうだろうか。どうだろうかってことはないが。
朝青龍×雅山…もう朝青龍を倒せる最後の刺客だといえる。一応対戦成績で3勝してるし。今場所のいい相撲ができれば勝機もある。大関ではもう倒せないので。
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