2005年3月9日

かぜだバレス ほか

FA市場ではいろいろかけひきがあるんですかね。

1. かぜだバレス

メディアも「最高のWRの一人」とみんな認めているのに、日に日にその価値がニッポン放送の株式並みに下落しているWRプラクシコ・バレス。唯一非公式にオファーをもらっているNYGを訪問する予定だったのですが、どうもインフルエンザにかかって寝込んでしまったようです。なんて間の悪さだ。自分の中で急激にバレスへの関心が高まっています。これって恋?(違う)
この時期にインフルエンザとは。ひょっとしたら孔明のように仮病で、NYGの関係者、たとえばトム・コフリンHCあたりが心配して見舞いに来たら「実はQBが不安なのです」「契約金が安いのです」などと打ち明けるつもりなのかもしれませんね。きっと誰もきません。というかコフリンに鬼の形相で「なんでこないんだ!?」などとこられたらかぜも悪化します。早く治してください。おだいじに。(仮病含む)

2. ふられふられて何百人、KC

なんですか、みんな治安が悪いのが嫌なんですか?といいたくなるほどです。先日KCはCBサマリ・ロールを狙っていましたが、BALと契約を結ばれてしまいました。あちゃー。なにぶんディフェンスの補強が第一のKC、じゃあ次はWASのCBフレッド・スムートや!と思ったらまた今度はMINと契約に合意したということです。

♪完全無欠のフットボーラー(あたいらCBに無視されて)
 ハイパーオフェンスで生きていく バカにするなやニューイングランド・ペイトリオッツ
 点とって(点とられて) 点とって(点とられて)
 (せりふ) なあみんな、オレらってバリバリか?
こんな古い歌もでてくるってもんです。おかしいな。
しかしこの間ご紹介した4人の中でもっとも望み薄っぽかった、PITのLBケンドレル・ベルがなんと契約に合意。わかってくれたかベル。あとの2人もなんとか。そしてドラフトでは37人のうち19人、なるべく上位をディフェンスの補強にあてるとのこと。そうそうたるメンバーを3巡までに押さえたいということです。がんばって!(目頭を押さえながら)

3. ワーナー.vs.マッカウン、ARI最大の決戦、じゃなく普通の決戦

無事ARIに就職が決まった苦労人QBカート・ワーナー。ARIは長期契約も模索しているよう。これでようやく落ち着いて…と思ったら、あんまりそうもいってられないようです。チームはまだどっちが先発か決めてないらしいですし、デニス・グリーンHCもどっちが先発か、いつ決めるかなどは沈黙を守っています。でもとりあえずドラフトでQBをとるのはやめたみたいです。
このままでは先発QBの座を奪われそうな、もと先発QBジョシュ・マッカウン。それでなくても小僧扱いされてるのに、そうやすやすとその座を渡すわけにはいきません。メディアにはトレーニングキャンプでアピールしないとNo.2の座がまってるで、とかいわれてます。ということでマッカウンは自分とスターターの座を争えということらしいです。「た、楽しい争いになりそうやん!もしちゃんと正々堂々と競争して、ええ方が勝つ、いうんならな!」と強がっているようです。じゃあ去年もっと勝っとけよという感は否めませんが。ワーナーは面倒でしょうが、これも試練だと思って、小僧を一蹴するようがんばってくださいね。
というかこの苦労人っぷり、もはやNFLのおしんですね。橋田壽賀子は今すぐワーナーを取材して、苦労人ドラマを書けばいいと思います。「おら、前のチームではサックばかりされてたからなあ」となまっていうワーナー。万人が涙することでしょう。

4. ハセルベックの契約、ブレイクダウン

この間念願のチームとの6年長期契約を実現させた、SEAのQBマット・ハセルベック。うれしさに枯れた毛根もよみがえるってもんです。よみがえってやって。ところで、彼の契約がブレイクダウンされました。これは別に契約がご破算になって残りの毛根も死滅、ということではなく、契約金の総額をどう割り振るかを相談したということです。これは別にニュースというほどでもなく、ちょっと書いてみようと。豆知識コーナーです。Knowledge of Beans。それは豆知識ちごて、豆の知識やー。

長期契約といっても、その選手が長期にわたってちゃんと働けるという保証はまったくないわけです。ということで契約の序盤くらいはサラリーを低く抑え、その後はたくさんもらえるという割り振りを行い、もしだめだったら契約再構築か解雇という手段をとればいいということになります。選手にとっても活躍して年数を追うごとにサラリーが上がるというのはとてもいいものですね。こういうのをバックロード方式というふうにいいます。詳しくは(またですが)Packer Zoneさんの契約用語集をごらんください。いつもお世話になっております。
具体的に今回のハセルベックの契約で見てみると、$2 million (2005), $3.25 million (2006), $6 million (2007), $5.75 million (2008), $5.25 million (2009), $5.75 million (2010)となっています。後半の微妙な上下はわからないのですが、少なくとも2005、2006年は少なく抑えているわけです。こういうやりくりもNFLの魅力だとわかれば、より楽しくなってきますよ。
この時期はみんなこのブレイクダウンをおこなうようです。この間までに長期契約を結んだINDライアン・ディーム、OAKジェリー・ポーター、CHIムシーン・ムハマドなども同意したようですよ。

5. ロウ、ギプスとる ほか

続いてけが人情報です。(天気予報風に) ずいぶんけがの回復状態が心配されている、CBタイ・ロウ。どうも固めていた脚のギプスは3月末にはとれるとのことです。ちゃんと治ってますね。それもあり、KC訪問は実現しそうです。みんな冷たいけどKCはあったかいぞ、ロウ。
CHIと契約しそうなQBジェイ・フィードラーは首を痛めていますが、「もうばりばり大丈夫やで。ドクターもええいうてるもん、ばっちり投げるでー」と回復をアピール。バックアップの座を狙います。
CHIのOTフレッド・ミラーは足首を痛めていますが、こちらも回復は順調で、骨を固定していたいろんなのをはずすそうです。「はよ治してトレーニングキャンプにも行くで。」けがでシーズンアウトになったときは「去年はめっさつらい年やった。手術せなあかんかってんけど、コーチや選手がいろいろ助けてくれてな…」などといってます。
MINのLBナポレオン・ハリスはひざを痛めていますが、これからリハビリをするそうです。「もうひざは治ってん。あとはより強くするためにリハビリするだけやな。2週間もあったらちゃんとできるんちゃうか」とのこと。あせってストレスをためると、チームの誰かがいけないお薬をもってくるので、使わないようにしてくださいね。
NYGの守備の要、マイケル・すきっ歯・ストレイハン。胸の筋肉を痛めて離脱、チームのディフェンスはそれ以降、彼のすきっ歯のようにお茶目なざるっぷりを遺憾なく発揮してしまったのですが、こちらはあまり回復は思わしくなく、肩や胸の痛みはないにしろ、6月のトレーニングキャンプに参加できるかは微妙だそうです。「もし参加できへんかったらめっちゃへこむわー。でもまだだいぶ時間あるからな。体重も落ちてんで。いい休養になって肉体的にも精神的にもリフレッシュしてん」とのこと。すきっ歯以外はきっちり治してくださいね。

投稿者 マイク松 : 11:58 | NFL

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