2005年4月19日

ミセリ大爆笑2005

ご存じのようにこのページ(というかマイク松の記事)では横山光輝三国志が参考文献としてあげられているのですが(そうだったのか)、人生にいろいろなことを教えてくれる良書です。その中に「埋伏の毒」という言葉があります。敵に寝返ったふりをして敵陣に潜入し、情報を流すとともに敵に不利な工作をいろいろおこなったあげくに、合戦の時には軍勢を率いて寝返るという計略のことですが、スポーツ界にもときどき埋伏選手が現れて、われわれを楽しませてくれます。

そんな中、今年の埋伏・オブ・ジ・イヤーの最有力候補、ダン・ミセリ投手が解雇されてしまいました。あの球団にはほかにも林とかシコースキーとか埋伏はいるのですが、彼の埋伏っぷりはまさに決定版です。ヒューストン・アストロズで実績を残し、今年年俸1億8000万円、NFLふうに表現すれば180 million Yenで入団したはいいのですが、これまでも登板した4試合でチームを確実に敗北に導くすばらしい投球をされています。そればかりか、その責任を回避すべくさまざまなお言葉を残しておられます。

  • 「打たれた原因? 本来のスピードが出ていないし、リトルリーグみたいな小さな球場でやっているからかな」
  • 「日本人は素晴らしい。ファンも素晴らしいし、審判は最高だ」
  • 「どんな成績に終わっても、今季限りで引退する」
  • 「本当は、昨年限りのつもりだったのに、思わぬオファーが来たから、日本野球を経験して、見聞を広めるのもいいだろうと考えて来日した」
  • 「(コーチ陣との話し合いで)日本の美しさとか、家族構成のこと。それに仏教について話した」
これが埋伏でなくていったい何だと。これだけの超埋伏を入団させるとは、代理人はきっと周瑜レベルのスーパーな知力をもっていたんでしょう。ミセリさんもきっと入団交渉の時は「イッショウケンメイガンバリマス」とかなんとか殊勝なことをいってたんですよ。でなければ最初からこんな人だとわかっていて1.8億円も出すなんぞ、海外でぼったくられる日本人観光客のようなスカウトでない限りありえません。たぶんミセリと話したコーチ陣も、ほんとに仏教とか日本の話をしてたんですよ、相手にあわせて。「アイ・アム・ア・ブディスト」とか「マウント・フジ・イズ・ビューティホー」とか。

でもまだ開幕して1ヶ月もたってないのにもう解雇かと。失笑版テレビにらめっこだったら即刻会場中のお客さんがムキムキマン、またはムキムキマシーンで退場ですよ。また古いな。そういう外国人だと獲得する前にわからなかったのか、ほんとに英語はなせる人がいなかったのか、そういう人を改心させるほどのコーチは一人もいないのか、などなど疑問はつきませんが、Narinari.comさんでおもしろい指摘がされていました。
「結局日本で投じた球数は77球。1球あたりの単価が約234万円」
これをみても、プロ野球の改革とやらがまったく進んでない実態が明らかですよね。景気よく1.8億円をどぶに捨てて、何が改革元年だと。ファンはいっそデモでも起こせばいいと思います。新聞代が3000円だとすると、60000人分の新聞代がだめ外国人に高笑いでもってかれてるんですから、77球投げただけで。このあたりのコスト意識もないまま、お金をじゃぶじゃぶ捨てているようでは、いろいろなところに愛想を尽かされますよ。早晩Jリーグに、いやその前にちゃんとした経営をしている球団に抜かされることでしょう。とりあえずちゃんと話ができるように、スカウトの方を全員NOVAに通わせることをおすすめします。がんばってください。

投稿者 マイク松 : 18:44 | プロ野球

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