2005年4月2日
ロン・デインはDENへ ほか
エイプリルフールに嘘ニュースを書きましたが、普段から考えてることとあまりかわりませんでした。来年は何しようか…。
1. ロン・デインはDENへ
史実的にはどうかわかりませんが、少なくとも僕が違うタイプのRBを使い分けるという戦術というかトレンドをしっかり認識したのは、NYGのサンダー&ライトニングが最初でした。突破力のある「サンダー」ことロン・デインと、スピードで切り裂く「ライトニング」ことティキ・バーバーの使い分けは、なるほどそういうことだったかとずいぶん感心させられたものです。守る側にとっては同じプレーでも全然違うらしく、それからはさまざまなチームが突破型とスピード型のRBを使い分け、成果をあげています。PITのジェローム・ベティスとデュース・ステイリー(ちょっと前はエイモス・ゼロウェイ)、ATLのT.J.ダケットとウォリック・ダン、NYJのカーティス・マーティンとラモント・ジョーダン、GBのアーマン・グリーンとナジェ・ダベンポートなど(マーティンやグリーンは万能タイプですが)。見る側も楽しいですよね。
そんなパイオニアだったNYGのロン・デインがDENにいくことになりました。ここ最近はティキ・バーバーの好調もあって、すっかり出番が減って調子も落としていたデイン、ここで環境を変えるのはいいかもしれません。しかも移籍先はどんなRBでも1000yd走らせる、NFLのヴィダル・サスーンことDEN。ルーベン・ドローンズも移籍したし、きっと活躍できるでしょう。サンダー復活に向けてがんばってください。とりあえず空気薄いので気を付けてね。
2. CLEはどうなるのか、というかグリーンが
昨年は1000ydラッシャーがいない、どころか1985年からずっといない(!)CLE。ランゲームでは苦戦を強いられていましたが、このたび待望の強力RB、ルーベン・ドローンズを獲得できました。ちなみに交換条件はDEエベネザー・エクバン(読めない)に加えて、DTマイケル・マイヤーズもでした。DEコートニー・ブラウンも放出し、DL大丈夫?と心配もしてしまいますが、そこまでの犠牲を払ってもほしかった一流RBといえるでしょう。そりゃ20年も1000ydラッシャーがいなけりゃそうですよね。
ということで凄発RB争いが一気に加熱しています。ドローンズは1000ydラッシャーがいない惨状に驚き、「わしがその記録を破ったるわ」と意欲満々だそう。競争相手となるRBリー・サッグスは昨シーズンは出場した3試合で100yd走ったのですが、スターターはこれからの競争。本人は前向きにとらえているようです。問題はこれまでのスターターだったRBウィリアム・グリーン。前々から放出したがっていたCLEですが、ドローンズがきた以上もういらんわいといわんばかりに記事の中でも"in Limbo"(天国と地獄の間)とか"expendable"(保存に値しない)などというデンジャーワードが飛び交っています。トレードの動きは進んでいないそうですが、どうなるのか。いい移籍先がみつかるといいのですが。ドローンズもサッグスもグリーンは眼中にないみたいですので。
3. ボウラーは前向きにがんばってる
いい素材を持っていながら(ひざ立ちで60m投げられるらしい)ちっとも芽が出ず、チームもいまいち伸びきれない原因になっている、BALのQBカイル・ボウラー。チームも期待をこめて、昨年はもとNYGのHCジム・ファッセルをQBコーチに招聘、英才教育を施しました。今年はそのファッセルが新OCに就任。それを受けてボウラーもファッセル、新QBコーチのリック・ニュハイゼル、WRのトラビス・テイラー、ケビン・ジョンソンとともにオフェンスを立て直しているそうです。ボウラー自身はすごく前向きだそう。「最終的にはこの変化がわしらを助けてくれる。変化が必要なんや。オフェンスをよくせなあかん。パスがどしどし出るようにせんとな。わしも3年目に入るわけやねんけど、年ごとにようなっとるし、今年はがつんと伸びる年やと思てんねん」とのこと。確かにファッセルに教わるようになってから宍戸さんにも「アスリートの走りになってる」とかいわれていましたし、ボウラーの資質をうまくファッセルが引き出せれば、飛躍の年になるかもしれませんね。まあ毎年まだかまだかといわれてますから、今年芽が出ないと、身内に犯罪者をたくさん抱えるBALですから、いつ身内に文字通りギャングタックルを食らうかわかりません。自分の身のためにもがんばってください。
ちなみにこの前は、CBクリス・マカリスターやDEマーカス・ダグラスらといっしょに、ミスUSAの候補の美女のみなさんとフラッグ・フットボールを楽しんだそう。「こんなイベントならいつでも喜んで出るわ!」とごきげんだったそうです。うかれるなよ。
4. YEAH!バレスめっちゃごきげん
放浪の旅を続け、ついにNYGと契約したWRプラクシコ・バレス。プラクシ〜コうかれて〜るという感じで、超ご機嫌でインタビューに答えています。もともとPITのラン中心のオフェンスシステムが嫌やと飛び出したわけですが、「ここならわしも働きがいがあるわ。前のところではラン45回に対してパス15回やったからな!PITにいたころは、今日は何回わしのところにパスが来るやろかと心配ばっかりしとったんや。3回か4回しかこんかってんもん。それでどっか移ろうと思ってんけど、今はイーライといっしょに出かけたり、いろいろ新しいことやったりしてんねん。なんかできると思うで、今年は」ということ。数えてたんだ…!でもえらい喜びようですね。まあパスが来なかったのは他にもいろいろ理由があると思いますが、NYGでバレスにかかる期待がより大きいのもまた事実。もうやってるみたいですけど、昨年のようなイーライの出来だとそもそもパスがこないという、余計悪いわ!みたいな事態になりますので、ルーキーQBをしっかり支えてあげてくださいね。
5. KCがサーテインと合意、でも問題はMIA
FAのディフェンス選手をかき集め、ディフェンス強化を目指しているKC。どこかの新規参入球団にこの気概をわけてあげたいくらいです。そのKCがずっと獲得を目指していた、MIAのCBパトリック・サーテインと、複数年契約で合意しました。ところがこれはサーテインと個人的に合意しただけで、問題はMIAと合意を取り付ける作業が残っているということです。そもそもMIAはサーテインの交換条件として、ドラ3以上の指名権を要求しているのですが、KCが提示したのはドラフト4巡。MIAのニック・セイバンHCはこの点でチームが妥協することはないといっています。おまけにその条件を出せばサーテインを出してもいいというチームがMIN、OAK、SEAと他にもいるので、予断を許しません。さあ今こそ眉間のしわからMIAに向けてテレパシーだ、ディック・ヴァーミール!…ってこれじゃなんだかバビル二世みたいだ。
熱いファンに守られた アローヘッドに住んでいる6. ブルスキーはいつも顔見せてるみたい
超能力ヘッドコーチ ディック・ヴァーミール
KCの勝利をつかむため オフェンスチームに命令だ(ヤー!)
TEゴンザレス パスをとれ
ホームズは ランを出せ
ダンテ リターンタッチダウン
軽い脳卒中で今年は全休するのではといわれている、NEのスーパーLBテディ・ブルスキー。彼が戻ってくるまで、かわりにはNTのダン・クレッコをコンバートするといわれています。
ところがブルスキーはよく、チームの事務所に顔を見せているんだそうです。魔法のやりくり主婦ビル・ベリチックHCがいいこといってます。「あいつはいっつもきとるで。前はやばい状態やったけど、ようなってるみたいやで。テディはテディや。あいつは明るいやつやからな。いつもみたいにまた笑ってるわ」とのこと。このへんのコメントにお互いの信頼関係がみえますね。きっとプレーはしなくても、陰に日向にチームを支えるのでしょう。NEらしい日本的な忠誠心が感じられます。あまり無理しないでくださいね。
7. リトルはとりあえず無罪(倫理上は有罪だけど)
はい、いい話はこれくらいにしておいて、ここからは犯罪黙示録のコーナーです。この間飲酒運転とスピード違反でタイホされ、前科からかなりお勤めをしなくてはならないといわれていた、STLのDTレオナルド・リトル。その後の審議で、飲酒運転に関しては無罪になったそうです。でも飲んでなかったわけではなく、スピード違反はやってるわけですし、前科はあるわけですから、かなり反省してもらわないといけませんね。
8. 放火はいけませんよ、ロングさん
最後は放火のニュースです。もとPITのOGテリー・ロングが、保険金目当てに鶏肉工場に放火した容疑でタイホされてしまいました。あらら。しかもその容疑では釈放されたものの、もっと重罪の窃盗容疑があったらしく、刑務所にずっといるらしいです。放火かー。放火はいけませんよ。燃えるし。なかなか犯罪っぽい犯罪で笑えませんので、ずっとお勤めしてください。お元気で。
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