2006年11月17日
大相撲11月場所:5日目
こういっては上司に失礼ですが、富井の相撲のレビューがおもいのほかおもしろくてうれしいマイク松ですこんにちは。よかったやってもらって。お仕事が忙しいので担当してもらったのですが、ちゃんとポイントもあってるし。いや助かります。不満は玉春日の取組の記述が少ないくらいです。
今日はまず昨日のスポニチの記事をご紹介しておきましょう。タイトルもこれです。
「最強関脇」返上?琴光喜4連勝記事の中でも「今場所は8勝7敗の殻を破って」とか「なぜか佐渡ケ嶽部屋に連なる"最強関脇"の系譜」とか「この1年間ずっと関脇で8勝7敗。飽き飽きするほど同じ成績だった」とか「終わってみたら8勝7敗、今場所こそは、そうはならない。たぶん…」とか、ここにも永世関脇のファンがいることが判明しています。勇気づけられますね。
---
5日目。実況は岩佐さん、解説は正面が高砂親方、向正面が境川親方。
片山×白露山。立ち合い張り差しにいくキューピーもまったく相撲にならず。がんばれキューピー。片山はいい相撲。
安壮富士×栃乃花。安壮富士は毎日どきどきだが動きはいいとのこと。そろそろ白星先行といきたいが、立ち合いは安壮富士もうまく受け止めて左からのすくい投げで栃乃花。突き押しで形を作るのはさすが栃乃花うまいですね。この一番を出番はずっと先なのにアミーがみにきてた様子。いいやつだ。「差させちゃだめなんだ…」と言い残していったそうです。
皇司×北桜。兄の土俵を同じく豊桜が見に来てる。こちらはすぐ順番なので四股を踏みながら見てる。立ち合いは北桜が突き押しからつかまえて土俵際に引きつけて寄るが、皇司しっかり踏みとどまって残り、出し投げで回り込みながら巻き替える。一度膠着状態になったが、最後は皇司が回り込みながらのはたき込みで北桜を仕留めた。内容のあるいい相撲。北桜は相手の巻き替えを許したのが敗因か。でも両ベテラン粘りのいい相撲でした。
玉春日×豊ノ島。高砂親方も粘りと土俵をうまくつかうところを評価、「ベテラン元気ですね」。ありがとうございます。立ち合いからおっつけあいの体勢。豊ノ島じりじりと押していく。そして突き押しで仕留めた。NO〜!!高砂親方は豊ノ島の低さがいい方に働いたと分析。ちょっと玉は慎重にいきすぎたか。まあ序盤を4-1は上等!切り替えて明日からゆけ!
土佐ノ海×鶴竜。鶴竜は「相手のことは考えないようにしている」と無心を強調。思い切っていくだけですよね。立ち合いはさすがに土佐の圧力が勝るが、鶴竜土俵をうまくまわりこんで、さらにくる土佐を闘牛士のようにひらりとはたきこんだ。丸みをいかしたいい相撲。
豊桜×潮丸。2回待ったのあと立ち合い。豊桜がもろ手でくるが、潮丸に受け止められた上に足が滑って自滅。高砂親方は潮丸の重さが効いてると分析。
遠くにやふうドームをみながら、西鉄ライオンズ全盛期のことを話す岩佐さん。ついこないだまで福岡局でしたからね。
玉乃島×豊真将。立ち合いは玉乃島で押し込むも、下からのディフェンスがいい豊真将。徐々に玉乃島を起こし、おっつけから胸を合わせて寄り切り。豊真将のいい相撲。
朝赤龍×栃乃洋。立ち合いから左四つ、栃乃洋が必殺の左下手をとった。朝赤龍も体勢をよくしようと頭をつける。右上手で栃乃洋の左を封じようとするが、栃乃洋も粘る。そこから上手出し投げで朝赤龍が仕留めた。
北勝力×高見盛。十両の一番を見ている間に時間に。立ち合いはのど輪でいく北勝力だが、人造人間が本能でまわしをつかんで後ろ向きにした。今場所は北勝力病が全開で、存分に土俵上の奉仕精神を発揮していますね!そっくり返って帰る人造人間に「取組後にあごをあげるのは問題ないと思いますが、取組中は相手に勝機を与えてしまいます」と岩佐さん。うまいこといいますね。花道で同じ部屋の潮丸(そういえばそうだった)とグータッチ。
春日王×垣添。春日王のかちあげから突き押すと垣添前に落ちた。変な一番だ。
把瑠都×出島。把瑠都に対して出島どう攻めるという質問に高砂親方「そりゃ前にでるしかない」とのこと。まあDDDしかないよな。しかし把瑠都が立ち合いのかちあげで出る出る出島を完全にはじき返した。そのあとどん引きではたき込んだが(決まり手は上手投げ)、ひざが悪いから今場所はこれで辛抱しかないですね。
琴奨菊×旭天鵬。立ち合い旭天鵬に上手を取られそうになるが、それもかまわず土俵際に押し込んで菊がぶり出た!会心の相撲で旭天鵬を仕留めた。いい相撲!これはのっていけそうですよ。というかのっていって。寄り切るときに土俵下でミッキー兄さんがよけてました。かーわいーい。
稀勢の里×黒海。かちあげで黒海がキセの当たりを止めた。キセは右上手。黒海は左下手で応戦。頭をつける。下手投げで動きが止まる。黒海下手を引きつけて寄って出たが、それに応じて左からの下手投げで黒海を仕留めた。黒海ちょっと急ぎすぎたか。でもよくがんばった。キセはさすがにああいうところで落ち着いて対処してました。
豪風×琴光喜。今日はどうか、はたきとかに気をつけてほしいミッキー兄さん。いったん待ったがあり、立ち合いは豪風の当たりを止めて、小手に振って転がした。さすがうまいですね。さあ5連勝で8-7エネルギーは満タン。そして明日はキセ。そろそろか?ミッキー兄さんは「10連勝ならともかく5連勝ですから」と慎重。そりゃ慎重にもなりますよね。
雅山×安美錦。立ち合い右に動いたアミー、あっさり雅山も泳ぎまくって最後は切り返し。アミーようやく初白星もいい相撲ではないですね。次はきれいに勝ってください。
普天王×魁皇。2大関を倒したブログ王に魁皇。でも立ち合いから魁皇に右上手をプレゼント。すぐに上手投げで魁皇勝利。どんなプレゼントですか。相四つとはいえもっと右上手はブロックしないと。うーん。
栃東×露鵬。露鵬の躍進を高砂親方は「右四つにこだわりはじめた」ことと分析。そうでしょそうでしょ!ずっといってましたよ。栃東が立ち合い左に動いてすぐに左上手十分。体勢を整えられる前に出し投げで下した。露鵬は「せっかく右がとれたのに止まってはいけない」と反省。おお、悪いところがわかってきましたね。
岩木山×琴欧洲。琴欧洲が張り差しから左四つになりがぶりよりであっさり仕留めた。岩木山あかんなー。
千代大海×時天空。時天空もうまくあてがっていたが、あと少しのところで押し出された。
朝青龍×安馬。すごい期待した一番でしたが、なんか安馬力はいりすぎだよ。ばたばたしている間に前に落ちてしまった。でもまあいいか!そんな意気込みが大事ですよね!
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.falsestart.biz/tt_tb.cgi/936
5日目 「プレイバック2006 その2」【解説】正面(幕内)高砂 向正面(幕内)境川【アナウンサー】正面(幕内)岩佐英治<副音声>【実況】マレー・ジョンソンお薦めのブログ⇒贔屓力士別リンク 取り組...
マレーシア 今日考えた事&思った事 : 2006年11月16日 21:49
というワケで、トチアズマニアで手フェチでもぐら・・・もぐらΣ(・ω・ノ)ノモグラなんて言ったっけ?(滝汗確かに豊真将の事はモグラだと思っているけども。まぁ良いや、私のブログからの出典はびすたりさんが探...
滑稽本 : 2006年11月24日 18:15
コメント
こんにちは。
9月18日の東京新聞に相撲中継の舞台裏の特集記事がありました。吊り屋根カメラの事やゲストの人選(デーモン小暮閣下や星野VS北の富士)など、伝統と歴史ある放送なので今までは思い切ったことができなかったそうです。
そして、実況アナとして岩佐さんについて詳しく紹介されていました。昨日の実況を聞いて改めて凄い方だと認識しました。本当にスバラシイ・・・
投稿者 みーちゃん : 2006年11月17日 14:54
みーちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。その記事すごくみたいです!
> 伝統と歴史ある放送なので今までは思い切ったことができなかったそうです。
実際伝統にどう対応するかというのは難しいところですよね。閣下を呼んだ人の勇気に拍手です。ほんと。
> 実況アナとして岩佐さんについて詳しく紹介されていました。昨日の実況を聞いて改めて凄い方だと認識しました。本当にスバラシイ・・・
なんか反射神経が抜群にいいですよね。岩佐さんは実況陣の中では言葉が多い方ですが、流れに必要な言葉を次々と繰り出してきて、見ている方が勉強になります。
投稿者 マイク松 : 2006年11月18日 00:05
もしかしたらマイクさんのお役に立つかもと思って捨てずにいました。記事を少し抜粋してみます。
大相撲中継に新機軸
NHK「人気低迷・・・従来の殻破る」
(カメラについて)
吊り屋根カメらの初お目見えは1986年夏場所。しかし、土俵上の素早い動きについていけないなど性能面の問題点を抱え、わずか数年で姿を消した。
今回復活したのは、リモコン操作で素早く動く超小型のハイビジョンカメラが開発されたため。名古屋では機械系等の関係で、中継前日にアナと担当ディレクターが「のど輪で高見盛りがのけぞれば面白い」「突っ張りの応酬が見られそう」など効果的と予想した取り組みを選び稼動させた。しかし、秋場所には新たにディスク方式の収録再生機を一台設置。すべての取り組みの再生が可能になった。
反町正郎チーフプロデューサー(CP)は「映像が良かったり、面白かったりした場合には、随時テレビ画面に流しています。ズームイン機能も加わったので、より迫力ある映像をお届けできるようになった」と話す。
(ゲストの人選)
・・・従来の「年配の人にも抵抗のない手堅い人選」(NHK関係者)からの大転換だったが、芸能界きっての相撲通といわれるだけに、豊富な知識を遺憾なく披露した。
反町CPは「デーモンさんをゲストにとの声は以前から内部でも上がっていたが、伝統と歴史のある放送なので、自己規制していたのが実情」と明かす。しかし、若貴時代のようなブームは去り、人気回復の兆しもなかなか見えない中、「そろそろ従来の殻を破って、新たな一歩を踏み出すべき時期が来たとの判断から決断した。デーモンさんには、ぜひまた出演していただきたい」という。
(岩佐さんの紹介)
・・・NHKきっての相撲通である。
幼い頃からテレビ中継にくぎ付けとなり、中学に入ると横浜の自宅から一人で蔵前国技館に駆けつけるようになった。・・・・
東京大学在学中は相撲部に所属。「理論は実践に結びつかないことがよく分かりました」と苦笑交じりに振り返る。就職試験のアナウンス面談では、相撲の名実況で鳴らした杉山邦博さんから「相撲の魅力」について直接質問を受けるという幸運にも恵まれた。
入局2年目の90年春場所から相撲中継にかかわるようになった。異例の早さである。個々の取組内容などを記したノートは、膨大な数に達したが、記憶力も抜群。・・・・・
実況に厚みを増す豊富な知識。その根底にあるのは、相撲を愛し、力士を尊敬する心である。「子供の頃の原体験で相撲が好きになり、畏敬の念も抱いた。デーモンさんもおそらく私と共通の歩みをたどってきたのだと思います」・・・・
雑誌みたいに過去の新聞を手に入れることができるといいのですが・・・
投稿者 みーちゃん : 2006年11月19日 08:56
> もしかしたらマイクさんのお役に立つかもと思って捨てずにいました。記事を少し抜粋してみます。
うわー!ありがとうございます!すごくうれしいです。ためになる記事ですね!
> 今回復活したのは、リモコン操作で素早く動く超小型のハイビジョンカメラが開発されたため。
最近は「片山の四股のときの足の裏」という新たな発見がありましたね。あれもつり屋根カメラのグッジョブというところです。
> そろそろ従来の殻を破って、新たな一歩を踏み出すべき時期が来たとの判断から決断した
まったくいいタイミングだったと思います。その勇気に拍手ですね。あとは土俵が盛り上がれば。
> 入局2年目の90年春場所から相撲中継にかかわるようになった。異例の早さである
これは早いですね!かなりの相撲エリート?的な扱い。特に大相撲はなかなか担当するまでに時間がかかるらしく、これがびっくりです。
本当にありがとうございます!
投稿者 マイク松 : 2006年11月19日 22:54
コメントしてください