2006年1月15日

大相撲1月場所:6,7日目

関西の出張から帰ってきました。今JRでは東日本でSuica、西日本でICOCAというICカードがでてますが、大阪の地下鉄+私鉄も、PiTaPaというICカードを導入しています。

SuicaとICOCAはともにペンギン、かものはしというキャラがいますけど、かわいさではペンギンの方が上ですかね。今は相互利用が始まってますが、このせいでSuicaを選ぶ人もいるようです。ところが、大阪の地下鉄を運営する大阪市交通局が出すOsaka PiTaPaで、その上をゆくキャラクターが現れました。万博でおなじみアランジアロンゾが作ったキャラです。

これがまた激かわいい。困りました。地下鉄の駅はこのたぬきのキャラがいたるところにいて、くらくらしました。アランジアロンゾのキャラはただかわいいだけじゃなくてすごく自我を感じるところが魅力ですよね。ただでさえかわいいのに関西弁しゃべるんですよ。これはやばい。

うーん、これだけ引っ張っておいて何ですが、相撲のネタに使えませんでした。このたぬきが誰かに似てるとかいいたかった。だれにでも似てるような気がする。まあいいか。じゃあ6,7日目ということで!

***

6日目。まず十両、玉春日は大雷童を押し出しで破って5勝目。セイセイセイセイ、いいじゃないですか〜。まったく見てないんですが、勝ち方がいい。このままいきましょう!

若の里×北桜。お互いに起こそうとする両者だが、さすがに若の里が攻勢。左上手も取るがそれは切られる。ここまで攻めておいて次の攻め口はどん引きの若の里。つけ込んで押し出した北桜。会心の相撲にガッツポーズ。いいですね北桜。というか若の里なにやっとんねん。番付に応じた相撲しかとれないってことか。そういうことではねえ。

駿傑×片山。スピード相撲が期待されます。立ち合いは駿傑張り差しから右を差す。そこから前に出て行った。片山もあそこからしのぐ技がない。一発のないボクサーみたいな感じか。違うか。

土佐ノ海×若兎馬。伊勢ノ海部屋は外国人力士がいないらしい。というかもう3つしか外国人のいない部屋はないらしい。制限の問題はもう目前までリミットがきてますよ。早く解禁してほしいものです。立ち合いは若兎馬変わり気味。しかし土佐も乗じて押し出せなかった。前に前にでないと。はたきにいったところをつけ込まれた。両者ともなんともという相撲。

春日王×時津海。いきなり右四つから攻め込む春日王だが、時津海そう簡単に崩れない。四つでは力が出るはずだが、まわしがのびてしまってしのぎきれなかった。でも春日王の休まない必死の攻めが見事。

北勝力×栃栄。今日も立ち合い当たっては引いたりしてどうなんだという北勝力だが、当たりで栃栄を出した。ずっと首をひねりながら勝っていくんだろうか。それもどうなんだ。

高見盛×嘉風。楽しみな対決。立ち合いは嘉風で回転のいい突っ張りを見せるが、人造人間がプログラムの一つ「目の前にきた手をはたく」を繰り出し体勢を崩す。そんなことできましたか。で左上手を取りに行くが、嘉風はよく動いて一瞬両者が離れる。そして嘉風はもろ差し。人造人間は緊急回避プログラムの一つ「かいなを抱えて振り回す」を実行するが、逆に差して振り回して体を入れ替え、嘉風勝利。動きのあるいい相撲でした。本領発揮。

豊桜×琴奨菊。立ち合いは菊動き気味。だめ。でも豊桜が引いて解説の錣山親方も「ダメダメ引いちゃ」と応援?。一気に出た菊だが例によって突き落とされ、この一番は同体、取り直しに。今度は両者踏み込みがよかったが、豊桜の腰の重い突き押しとのど輪が効いた。菊の足りないところもこのへんですかね。部屋には同じく突き押しの苦手な大関がいますから、いっしょに練習してください。

十文字×旭鷲山。シュウもろ手からの引き。何度やられても十文字はひっかかりますね。勉強してください。

安馬×稀勢の里。うわ楽しみ。立ち合い安馬は張り差しで、左を深く差してはずに食いつく。これは安馬の体勢。キセは右でかいなを抱えて左を巻き替えに行くが、さすが安馬の握力で巻き替えられない。強引な小手投げも左下手が命綱になって決まらない。そして十分の体勢で寄り切った。見事な相撲。キセは先場所張り差しやられまくりましたが、まだ苦手ですかね。でも安馬の見事な攻めが光りました。

岩木山×豊ノ島。豊ノ島はもろ差しでいい体勢、岩木山も突き落としたりするが間に合わず。でも豊ノ島はまだ攻めが遅い。あのまま岩木山が引きつけたりしたら大変でしたよ。

普天王×春日錦。ブログ王勝ちあげて左四つ、十分の右上手。春日錦も振り回していくが、体勢のいいブログ王がしっかり寄り切った。でも盤石というほどでもなく。まだ足が悪いのか。腰を落として。

白露山×垣添。キューピー張り差しだが、垣添は中に入って押し押し押し。まずキューピーは勢いをぶつかって止めないと、身体に差があるんだから。そこから突き放していくのが定石じゃないんですかね。呼び込んで垣添には勝てません。

安美錦×朝赤龍。立ち合いは互角、当たりあう中で先に右上手をアミーがとる。朝赤龍もうまく体勢を整えようと動くが、アミーは上手から出し投げ、そして下手になってからひねって突き落とし。業師の本領発揮ですね。見事。

露鵬×出島。露鵬張り差しから左上手、のしのし出て行く。土俵際出島の突き落としがあったが、とどめとばかりに押し出した。露鵬の四つはなんか安心感があるが、それは実際見かけだけなのかもしれない。何もさせない詰めの良さを腰を落として実現するんだ。

琴光喜×豪風。「もろい相撲もある」などといわれているミッキー兄さん。立ち合い張り差しで右をこじ入れ左四つ。つかまえて上手投げ。この盤石の強さはもちろん相手が小さいから。ビーバップハイスクールがきこえてきました。♪弱いやつはよってこ〜い。

黒海×白鵬。6日目最高に注目の一番。立ち合いいつものように突き放す黒海。前に落ちないように用心してますね。どうかしらと思ったら、白鵬が押していきますが、土俵際回り込んで白鵬よろける。大チャンス打線と押し込みに行きますが、今度は白鵬がうまく足を運んで、すくいなげで仕留めました。黒海もよく攻めましたが、あの大チャンスでまわしを狙ったのがいまいちでしたね。もう身体ごと押し込みながら、それこそ両手で突き放しに行くとよかったかも。。白鵬は最初の突き押しはとてもよかったのですが、最後はばたばたになってしまいました。勝ちを拾った感じ。

千代大海×玉乃島。右肩を激しく痛めている玉乃島。こういう相手を卑怯に倒すのは得意なCですが。立ち合い頭で当たって猫突っ張りですが、これをはじいてさばくのは玉乃島は最高にうまいんですよね。そこで引いたところを押し込んで、逆にはたいて体勢を崩して土俵際で押し込みました。C攻略法をよく実践しています。大関戦で初日。見事なパーリングでした。「苦しいですけどあきらめずに精一杯やるだけ」。がんばれ!

雅山×琴欧州。いきなり右四つで左上手を引く琴欧州。雅山も重いので引きつけて寄りますが、雅山も回り込みながら突き落としに。かなり危なかったですがなんとか寄り倒しました。あのへんで足が出ないところにまだもろさを感じます。でもあの突き落としで落ちないところに強さも感じます。

栃東×栃乃花。前へ前への栃乃花に何もさせないすばらしい相撲。おっつけで一気に出る栃東の相撲ができています。これができてるうちはいいんですが。

時天空×魁皇。立ち合いから今日は組んでいこうとした時天空。突き押しじゃないんだ。魁皇は体重を前にかけ、左を差しながらかいなを返して土俵際に詰めて、最後は右上手に手をかけながらの突き落とし。時天空は攻め手がいまいち感じられませんでしたね。よく考えれば勝てるのに。

朝青龍×旭天鵬。左四つの体勢になるが、旭天鵬もしっかり上手を引いた。これは十分の体勢で、横綱も慎重に。上手を切ろうとするが切れない。長い相撲になったと思ったら、上手投げで旭天鵬は膝から崩れた。痛めたか。実況も何も言えないようなあっけない決まり方。足は大丈夫だろうか。

***

7日目。まず十両、玉春日は光法を押し出して6勝目。すばらしいですねー。しっかり栃乃洋についていってください。欲を出さずに自分の相撲をとりきって!僕はがんがん欲が出てしまいますけど!

土佐ノ海×駿傑。駿傑に分のいい土佐。今日も立ち合いから一気に押し出した。すばらしい相撲。

時津海×嘉風。起こそうとする立ち合いの時津海だが、嘉風に先に上手を取られた。右四つからの勝負、嘉風が伸びた上手を取り直そうとしているところをうまく出た。さすが四つ手は時津海が一枚上手か。

栃栄×若の里。若の里をふりほどこうとする栃栄、土俵際に押し込まれながらもうまくいなして残る。しかし新たに攻める力は残ってなかった。両者ともいい相撲。

春日王×片山。立ち合いは片山、突き押しで押し下げるが、組み止められてからは春日王に。片山も投げに出るが逆に投げられてしまった。

北桜×旭鷲山。「北桜の相撲には、旭鷲山の見せる駆け引きはまったくありません」。北桜はもう幕内最年長ということですべてお見通しという感じで、一気に出て寄り切りました。迷いのないいい相撲。シュウはああいう攻め方をされて何もかんじませんかね。

北勝力×若兎馬。若兎馬立ち合い変化して小手投げにいくが、北勝力がその小手を抜いたときに勢い余って若兎馬つき手。何やってるのやら。反尾車イズムですね今場所の若兎馬は。それにしても北勝力星を拾いますね。

高見盛×豊桜。立ち合いから突いて出る豊桜だが、人造人間うまくはたいて豊桜勢いよくばったり。昨日の相撲ではたきというのを覚えたんだろうかAIが。あまり多用すると力士回路がショートしますよ。

十文字×琴奨菊。両者おっつけあいの玄人な相撲を展開。菊のはたきで体勢を崩した十文字が倒れた。菊の相撲とはいえませんがとりあえず白星。

豊ノ島×垣添。小兵対決でスピード相撲が期待できると思ってましたがその通りの相撲でした。しかし今場所の垣添はすばらしい。動きもいいし攻めも休まない。下から下からのいい圧力が工夫されてかかっている。

安美錦×稀勢の里。立ち合いから突き押しでアミーを起こしていくキセ。押し込まれ最後に思い切ったはたきを見せたが、間に合わなかった。キセはそういう一気の相撲がいい方に向かっていけばいいと思う。

安馬×普天王。これは楽しみな一番。立ち合い食いついて行く安馬、左下手を取って起こそうとするブログ王。両者譲らず時間がたつ。しかし安馬のまわしが伸びてピンチ。そこから体勢を挽回したブログ王、一時安馬にもろざしを許すが、うまく左を巻き替えて、かいなを返して寄り切った。みどころのあるいい相撲だった。

岩木山×出島。出島は通算700回目の取り組みらしい。立ち合い岩木山にいなされ押し込まれるが、右を差して持久戦に持ち込む。しかし結局岩木山に寄り切られた。粘ったのはよかったんだが。

春日錦×朝赤龍。両者頭から当たって攻め手を探るが、春日錦が左からすくい気味に体勢を崩したのが効いた。両方動きのいい相撲で見五体絵あった。

白露山×黒海。立ち合いから突き放す黒海に防戦一方、最後はあっけなく押し出された。今場所のキューピーは相撲がばらばらですね。なんか悩みでもあるんだろうか。

栃乃花×白鵬。低い立ち合いからもろ差しになったのは栃乃花の方。はたいて回り込もうとした白鵬だったが、それは栃乃花の思うつぼ、先に白鵬の足が出てしまった。全勝だったのにもったいない。刈屋さん「今場所初めて受けた相撲」、錦戸親方「気を許したような立ち合いだった、栃乃花はうまく攻めた」。気を許したりするのはまだ早いっすよ。またダークサイドが近づいてきた。日々揺れています。

琴光喜×玉乃島。けが人の玉乃島に立ち合い変化するミッキー兄さん。うわー悪だ!それもあって押し込まれたが、玉乃島も最後寄り切る力がなかった。逆に引いたところを寄り切られた。新・佐渡ケ嶽親方はこの一番にかなり苦言を呈したらしい。「玉乃島が万全なら負けていた」「稽古場では強い」とか。いいぞいいぞ!

露鵬×魁皇。楽しみな一番。露鵬は遠くに立って思い切って当たり、魁皇を起こす。頭を下げて下から低く低く。ベリーグゥゥゥッド!相手によって攻め方を変えているのが評価できるところですね。もちろん魁皇を四つで寄り切ったら一番なんでしょうけど。とにかく考えた相撲でした。

千代大海×雅山。昨日の負けで完全にCDモード(ちよたいかいだめモード)。立ち合いからお互い見て突っ張るみたいな感じで。突いてはひき、ついては引き。こういう相手をよく見て攻めるのは雅山得意です。しっかり押し出しました。これぞサンオーゼキのだめっぷり!みんな手本にして!(反面教師として)

旭天鵬×琴欧州。立ち合いで右下手左上手をとった琴欧州。旭天鵬にしてみれば左上手は十分だが、あれだけがっちり引きつけられると。ボディバランスがいいから投げにも崩れないし、腰が低いから寄りでも優位に立てる。稽古の成果は出ているようですね。

栃東×豪風。序盤は豪風の突き押しをすべておっつけでかわし、栃東楽勝かと思いましたが、一瞬の隙をついて中に入った。あわやという展開になったが、押し戻して体勢を整え、最後ははたき込んだ。豪風もよく攻めた。あれなら負けて悔いなし。

朝青龍×時天空。横綱初挑戦の時天空。横綱張り差しから右上手を深く取る。そこから下手投げに行くが、時天空これにはしっかり足を運んで耐えた。しかしそのあとで寄りながらのすくい投げ。時天空1回転。

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なんか大関陣で負けが混んでる人がいますけど、おもしろいニュースが出たみたいですよ?中日の記事でふれます。

投稿者 マイク松 : 23:36 | 大相撲

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コメント

マイクさん、出張お疲れさまでした。


また前フリに反応しちゃってすいません。
Suicaのペンギンはいいですよね。
ケーキのイチゴを落としてみたり、カニにしっぽを挟まれてみたりのあの足りなさっぷりがたまりません。JRの駅貼りポスターでもまんまと荷物を落としていたりして、思わずポスターを強奪したくなる(犯罪ですから)くらいの愛らしさです。

>アランジアロンゾのキャラはただかわいいだけじゃなくてすごく自我を感じるところが魅力ですよね。

ですよねー。「わるもの」大好きです。

投稿者 river : 2006年1月16日 02:20

C休場に続いて魁皇も休場…来場所は持ち回りどころか同時に2人も角番を出してしまいそうですね。
琴欧州には彼らを反面教師に、絶対にダメ大関に同化しないように精進して欲しいと切実に思っています。

投稿者 YOSHI : 2006年1月16日 10:12

riverさん、YOSHIさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>riverさん

> Suicaのペンギンはいいですよね。ケーキのイチゴを落としてみたり、カニにしっぽを挟まれてみたりのあの足りなさっぷりがたまりません。

まったくJRからは想像もできないキャラですよね。東日本のSuicaチームはかなりやり手だと聞いてましたが、あれで納得しました。かわいいです。

> JRの駅貼りポスターでもまんまと荷物を落としていたりして、思わずポスターを強奪したくなる(犯罪ですから)くらいの愛らしさです。

いや僕もあのたぬきのポスターはもらいたいと交渉しようかと思いました。結局たくさん絵が描いてある、ICカードの使い方パンフみたいなのでがまんしました。今もにやにやしながらみてます。

> 「わるもの」大好きです。

わるものはかなり斬新でしたね。僕はアランジアロンゾではパンダが好きです。サムライになったりロックやったりします。

>YOSHIさん

> C休場に続いて魁皇も休場…来場所は持ち回りどころか同時に2人も角番を出してしまいそうですね。

持ち回りあはははなどと笑っていましたが、まさか同時カド番とは。不安が現実になってしまいました。どこまで大相撲を愚弄すれば気が済むんでしょうか。

> 琴欧州には彼らを反面教師に、絶対にダメ大関に同化しないように精進して欲しいと切実に思っています。

佐渡ケ嶽部屋の雰囲気はいいみたいですから、今のところ大丈夫だとは思うのですが、「あれが大関なのかー」などと変に学習しないでほしいですね。最近ようやく相撲がよくなってきました。昨日の一番など才能を感じますね。

投稿者 マイク松 : 2006年1月16日 15:29

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