2006年2月28日

トリノオリンピック:閉会式

長かったトリノオリンピックも閉会式です。またむっちゃ楽しいものでした。

今回の閉会式の演出ダニエレ・フィンチ・バスカさんはサーカスをモチーフにした演出を得意とするクリエイターだそうです。

まずイタリアには消防法がないのかと思わせるように、もりもり火を使ってきます。よほど消防庁が優秀なのか、消防士がみんなウルトラ水流を使えるのか(ジャミラ用の技)、消防車がみんなトランスフォーマーなのか。あの火の使いっぷりは見事です。

今回のテーマはカーニバル。中にもいろいろなカーニバルや、サーカスが登場してました。トリノにはもと王立のサーカス学校があるそうですよ。ものすごい幻想的な雰囲気とものすごい技。すごみを感じます。真夜中のサーカスかと思いました。そのあともいろいろ出てくるし。あのリングの技がすごかった。ボラ・ミステリオサ(神秘の球)かと。

選手入場。カンガルーもってるのがオーストラリアなのはすぐにわかりました。日本選手では荒川姐さんが肩車されて登場。大事に金メダルをかけてました。でもそれより肩車しているの木戸ですよ!さすがいいやつ。ずーっと乗せていてもまったく動じず。みんなもっと木戸を讃えるべき。えらいよ木戸。高橋は何やっとんねんとは思いません。しんどいからな。

そのあとロシアチームで、スルツカヤが同じく肩車されてるのに感動しました。ロシアチームの絆を感じました。敗れざる者、スルツカヤ。それをチーム一丸となって示しているように見えました。ちょっと長めのスケッチ(コント)を書いてみました。

カストマロフ:おい見ろ!ジャパンは荒川を肩車してるぞ!
プルシェンコ:なに!?ほんとだ!オレたちもまけられねえぜ!
トットミアニーナ:そうよ!イリーナを肩車しましょ!イリーナ!
スルツカヤ:いいわよわたしは…
トットミアニーナ:いい?あんたはよくやったの。私たちはそれを世界に示したいだけなの。
ナフカ:そうよイリーナ!黙って乗んなさい!
カストマロフ:決まりだ!3人集めろ!騎馬戦だ!
トットミアニーナ:マリニン!マリニーン!ちょっときて!
マリニン:騎馬戦?オレがか?
トットミアニーナ:やかまし。黙ってやれ。(カストマロフに) はい2人目!
カストマロフ:よし!あと1人だ!プルシェンコ!
プルシェンコ:オレは先頭、そして露払いだ。皇帝としてな!
マリニン:じゃあ誰やるんだ?
ナフカ:あ、見て!あそこにいるのアゴストじゃない?
カストマロフ:ほんとだ!うかれてるぜいつものように!
ナフカ:あいつでいいんじゃない?呼んできましょ?
トットミアニーナ:そうね!
(ナフカ・トットミアニーナ、アゴストのところに行く)
アゴスト:なんやかなわへんなベルビンちゃん!やっぱあのジェラートがうまかったんか?ほなまた食べに…ってうわー!なんやねんきみら!あ、ナフカはんやおまへんか!
ナフカ:(ロシア語で) いいアゴスト、これから騎馬戦でね…(説明する)
アゴスト:…きみらなにいうてんねん!わしロシア語わからへんっちゅうねん!
カストマロフ:いやいや、騎馬戦やってくれればいいんだ!(ジェスチャーで)
マリニン:こうやるんだよ!(ジェスチャーで)
ナフカ:楽しいわよきっと!(ジェスチャーで)
アゴスト:…なんやおもしろそうやな!やるわ!なんかわからんけど!
カストマロフ:通じたよ!
マリニン:これがオリンピックだな!
トットミアニーナ:違うと思うけど…まあいいわ!イリーナ、乗って!
スルツカヤ:ちょっとちょっと、きゃー!!
(みんなで担ぎ上げる)
プルシェンコ:みんな道をあけろ!世界の女王、イリーナ・スルツカヤのお通りだ!WASSHOI!
カストマロフ:なんだそりゃ?
プルシェンコ:ジャパンではこうやって担ぐらしいぜ!WASSHOI!
マリニン:そりゃおもしろいな!WASSHOI!
アゴスト:なんやわからんけど、きっとロシア語のかけ声やな!WASSHOI!
トットミアニーナ・ナフカ:WASSHOI!WASSHOI!
犬:わん!わん!
カストマロフ:なんだ?犬が入ってきたのか?
井上:こらジョン!だめでしょ、おみこしのじゃましちゃ!
トットミアニーナ:ボールドウィン?
ちょっと三谷幸喜風に書いてみましたが、こんな感じだったらおもしろいなあと。スルツカヤはほんとうれしそうでした。

ほかにもいろんな日本選手が出ていました。カーリングチームもきていました。まりりんがチェブラーシュカをもってはしゃいでました。このオリンピックを思いっきり楽しんでもらえればと思います。

カステラーニ会長のスピーチの時に乱入者出現。すぐに取り押さえられましたが、まったくスピーチをとぎれさせなかったカステラーニはえらいです。車いすのバンクーバーの市長のために特製の車いすを作ったスタッフも見事。あとはバンクーバーの旗手か団長を先輩にしてください。お願いします。

そのあともアヴリル・ラヴィーンアンドレア・ボチェッリなど豪華ゲスト続出。ボチェッリのときにはステージを花嫁で埋め尽くすという演出が。そして花嫁が平和の象徴、鳩を形作った。すごくきれいだけどイタリア鳩好きだな。そして最後の花嫁がカロリーナの親戚、イゾルデ・コストナー。その一息でトリノの聖火は消えました。

盛大なフィナーレのあとはコンサート。エリーサの次のラストはリッキー・マーティン。歌って踊ってのラストでした。あのラストにぜひ先輩をつれてきて超絶ダンスを踊らせるというプランがなかったとか、なかったとか。見たかった。

すごくストーリーのある、暗示的なメッセージにあふれたステージでした。それでいて最後は歌って踊ろうぜってところにイタリア魂を感じましたし。やはりイタリアの演出はすばらしい。大満足です。バンクーバーはあれ以上のものをみせられるでしょうか?組織委員会はなるべく早く、対冬季五輪最終決戦超絶ダンス兵器が自分の国にいるということに気づくべきだと思います。

さて、トリノも終わりましたね。このあと1回総括記事を書く予定です。

投稿者 マイク松 : 00:07 | フィギュアスケート | コメント (31) | トラックバック (1)

2006年2月27日

豪華ゲストを迎えた紅白戦(WBC VS マリーンズ)

2/26に福岡ドームであったWBCとマリーンズの試合を見に行ってきました。

まず驚いたのがお客の入りの少なさ!まあ、福岡でマリーンズを迎えて試合をしても(しかもホークスにとって一番憎い敵ですから)お客が集まらないのは当然。それだけ福岡のホークスへの愛は深いということです。それから19時開始は遅すぎますね。テレビ中継には良い時間帯だと思いますが、試合を見に行く身としては17時開始でも良いぐらいなんですが。
球場内の変化というとフィールドシートができていたこと。ですがやっぱり同じフィールドシートでもスカイマークスタジアムにはかないません。やっぱり野球は屋外でやるもんです。それから数億円だかかけたというオーロラビジョンはすばらしく高品質でした。
さて、試合ですが、まず、オーダーを。

マリーンズ日本代表
1早坂(遊)1イチロー(右)
2堀(二)2西岡(二)
3福浦(一)3金城(中)
4サブロー(右)4松中(DH)
5フランコ(三)5多村(左)
6パスクチ(DH)6小笠原(一)
7橋本(補)7今江(三)
8大塚(中)8相川(補)
9大松(左)9川崎(遊)
p小野p渡辺俊
何と豪華な紅白戦だこと!ていうか、わざわざ渡辺俊介に投げさせなくてもいいんじゃないかと思いましたが。キャッチャーが里崎じゃないだけマシでしょうかね。
試合は最初は流れをメモしていたんですが、なんだか途中からバカバカしくなってしまったので気になったところを箇条書きで。

・試合開始前に日本代表がバックネット裏のお客さんへ一斉にボールを投げ込んだので運動会の玉入れみたいだった。
・マリーンズのユニホームを着ている人がかなりいた!ホークスファンが少ないということを差し引いても増えました。特にちびっ子。「ロッテって福浦以外誰がいるの?」とかいわれていた時代(ほんの2年前)が嘘みたいです。
・マリーンズの応援がなかった。これが盛り上がりに欠けた。

・早坂 今年こそブレイクの予感。というか、しろ。守備も走塁もまずまず。
・フランコ 三塁を守れたんですね〜。外野よりもいいんじゃないかと思うぐらいの出来。今年もずっと今江が3塁を守ると思いますが何かあってもこれで安心。
・正人 守備が課題ってずっと言われていますが、引き続き課題のようです。
・小野&久保 ま、あんなもんかな。
・塀内 うーん。
・コバマサ 大丈夫(笑)?いや、笑えんけどな。
・たすく 里崎がいないチャンスなのに、攻守共に精彩を欠いた。辻に交代した時点でもう見る気をなくした。がんばれ将!!
・サブロー せぇの、「サブロー」のかけ声はあった。気まずかった。

・西岡 絶対、敵にしたくない選手ですね。筋肉番付ではさっぱり目立ちませんでしたが、野球になると別人。
・今江 たった1年で貫禄がつきましたね。こういうのをオーラっていうんですか。
・イチロー 打席に入るたびにフラッシュが光りまくっていました。

結局5回裏にコバマサがでてきて見事に炎上していったので帰りました。だってこの時点で完全に浦和マリーンズ。浦和の試合には興味がありますが、スター揃いの日本代表と二軍の試合を見てもなんだかなあ。ボビーにしてみれば日本代表とのマッチアップではなく、ただのオープン戦の一つだったってことですね。
だって、5回裏のオーダーはこんな感じ。
マリーンズ日本代表
1渡辺正1宮本
2塀内2西岡
3青松3金城
4青野4松中
5竹原5和田
6パスクチ6新井
77岩村
8平下8青木
9大松9里崎
pこばまさp杉内
やっぱりペナントレースじゃないとつまんないな。特に、トリノオリンピックで人生がかかった勝負を見たあとだけにね。

投稿者 富井副部長 : 20:46 | 野球 | コメント (8) | トラックバック (0)

2006年2月26日

堺ブレイザーズの応援のおっちゃんがおもしろすぎる

トリノオリンピックもあと閉会式を残すのみですね(註:当サイト的には。ほかの競技の選手のみなさん、がんばってください)。本来なら金メダルとった荒川姐さんのニュースがこんなに!などと紹介しなければならないのかもしれませんが、ぶっちゃけそれは当サイトの役目ではありませんので、やふうでもごらんになってください。「ブライアン・ジュベールの背中の数字に国内で議論紛糾」とか「フーザルポリ・マルガリオ、決着はプロのリングでつけようぜ」とか「マエハラ代表、荒川姐さんからメールもらった(ニセ)」などのニュースなら喜んで取り上げるのですが。

ということで今日はなぜかVリーグ観戦記です。そして明日はWBCの観戦記になります。

***

Vリーグをみてきました。ちょうど近くに来ているので。一度生でみてみたいと思っていたのです。バスでちょいいったところにある体育館で。このモバイルさがVリーグのよさですよね。

昼までエキシビションをみていたせいでごはんが食べられず、近くに何もなかったのでどうしようと思っていたら、体育館に食堂がありました。すべて普通っていう料理を、富井とむしゃむしゃ食べました。

僕らがこれまでみてきたスポーツの中でいちばんゆるかったのは、オリックス×ロッテ戦でした。でもあれでもお客さんは3万近くはいっていたのですが、今回は自由なスペースが結構たくさん広がっています。自由席を買うと「どこでも座ってください」といわれました。このゆるさがほしかった。小さいので3階席でも十分みられました。

第1試合は旭化成×サントリー。旭化成にはチアが6人います。サントリーにはいませんが、その分外国人選手がいます。ジョエル・モンテイロ。なにぶんメンバー表とかもないので、一番目立つこいつに注目してみていくことになります。

ごはんをたべていたせいで、会場に入ったときはもう試合が始まっていました。旭化成のチアは点がはいると立ち上がって応援し、終わると座ります。お客さんの邪魔にならないためです。なんかいいですね。1Sはサントリーがとりました。

富井はもともとバレーは嫌いなのですが、ちゃんと見ていました。でもぬいぐるみをつくってお客さんを巻き込めと指摘。どうも試合よりもどうやったらVリーグが盛り上がるかを考えているようです。

コートを入れ替わる間に、旭化成のチアがチアリーディングを披露。6人でもできるんですね。その様子をジョエルがずっと見てました。オマエ打ち合わせに参加しろ。そのせいか2Sは旭化成が優勢に試合を進めています。やっぱりチアがうらやましかったのか。でもオマエとるお金でチアをあきらめてるからな。

富井は審判の格好をもっとよくするべきと主張。たしかにそのへんにいそうなかっこうしてますからね。でもあのモップでコートを拭く人はむっちゃすばやくてかっこいい。地元の高校生ですけど。そしてバレーの応援は応援団だけ盛り上がってるだけで、もっと全体を盛り上げていかないとと指摘してました。他の人はぼんやりみてますからね。

サントリーは2Sは最後まで流れを呼び込めず2Sを落とす。富井はそのためにはもっとVリーグの元締めがしっかりしないとと指摘。確かにNFLとかみてますと、どんだけ盛り上げるねんとか思いますからね。Vリーグはその意味で堅実経営ともいえますが。

3Sはいい勝負してる。僕らのいる3階席は照明をつけてない。たぶん場所代の節約だと思うが暗い。途中で電光掲示板が壊れて審判が説明していた。かっこいい。3Sはサントリーがとった。

またコートチェンジだが、今度はジョエルはチアにうつつをぬかさないように、みんなで囲んでいた。通訳の人が前に立ちふさがっていた。みんなそう思ってたのか。そのかいがあり4Sはジョエル好調。そしていい攻撃で最後まで流れを渡さず4Sもとった。3-1でサントリーが勝利。なんかみんなが輪になって勝利の儀式をしていたのだが、それがむっちゃ地味だった。お客さんも消化不良。

第2試合は堺ブレイザーズ.vs.松下電器。もともとこの試合は堺のホームゲーム。大昔はこの九州にあったんですよね。ということで堺のファンは結構たくさんいる。ゆるーい堺の応援歌がかかってる。

まず選手入場したが、ほんとにちびっこと入場してすぐに追い返すだけ。すごい。登録メンバーを紹介していたが、練習中に名前を読み上げるだけ。選手は練習したまま名前を呼ばれても手も挙げない。それってどうなんだ。富井の機嫌が悪くなる。あとのスタメン発表ではそれなりに盛り上げてた。

さすが松下電器の流す音楽は質がいい。スピーカーのいいのをもってきてるんだろうか。どうもかっこいい選手がいるらしく、応援する客の中には黄色い声が相当数混じってる。

対して堺の応援団はむちゃくちゃおもしろい。関西流でぶっちゃけ阪神ぽい。さまざまなバリエーションをもっていて、それを1つ1つ教えてる。どうも新日鐵八幡からきているお客さんもいて、その人たちはのりが悪い。あまりバレーの応援ぽくないという意味ではロッテっぽい。リーダーのおっちゃんがおもしろすぎる。あとで調べてみると吉本の芸人らしい。そりゃおもしろいわ。この人は仕事でやってんのかな?

応援合戦は毛色はだいぶ違うが互角。1Sは松下のピンチサーバーが2回サーブミスしてしまって流れをあっちにやってしまった。だめだ。1Sは堺。でも2Sになって、誰かのナックルっぽいサーブで連続サービスエースでリズムを使う。松下は速攻中心に攻め方を変えて、いいところでブロックアウト狙いで点とってる。堺はいいところでサーブミスが多かった。2S終了。

なんでこんなに試合の記述が少ないかというと、バレーの知識が少ないのもあるが、もう堺の応援のおっちゃんしか見えないという状態になってる。変な効果音をばんばん使って、会場中を巻き込みつつある。かなりおもしろい。3Sは一進一退だったがなんとか堺が。おっちゃんはいろいろ芸持ってる。もう堺というよりおっちゃんのファンだ。富井も「一人で必要なものをもってるな」と興味を持ってきた。

4S。途中まで互角だったが松下のサーブミスで堺が乗ってきた。そしてチームのエース、ロドリゴがようやくエンジンがかかってきた。遅すぎるよ。このセットをとれば勝ちだけに、会場もすごく盛り上がってきた。そして4Sもとり堺勝利。

最初の方は一番乗り気でなかった新日鐵の人たちだが、おっちゃんが十分あっためたせいもあるものの、最後は一番盛り上がってた。勝利におっちゃんとハグしたり握手したりしてる。うれしそう。自分のところにスポーツチームがあるってすてきなことですよ。

もちろん試合もよかったのですが、応援のおっちゃんに中盤から釘付け。一生懸命盛り上げながら、コートには「信じろ!」とか「強い!」とか声をかけ、セット間では下に座ってるお客さんまでコンサートのように盛り上げていました。強いのはオマエだ。きっと来年もいくと思います、おっちゃんを見に。

投稿者 マイク松 : 00:09 | その他スポーツ | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年2月25日

トリノオリンピック:エキシビション

レビュー遅れました。ごめんなさい。目覚ましが2回仕掛けて2回鳴らなかったんですよ。電池替えてこよう。<いいわけにならないいわけ。

エキシビション。実況は刈屋さん、解説は五十嵐さん。最高のペアをそろえてきましたね。ありがとうございます。

オープニングショーから。黄金のリンクにいろんな人がでてきた。というか中央で演技してる人あれ誰だ。うまいんだけど。次に出てきたのがアイスダンスのファイエラ・スカリ(たぶん)だとするとここでイタリアのスケーターをしっかり出しておこうということか。ファイエラ・スカリは「椿姫」を短い時間で演じていた。ここでフーザルポリ・マルガリオを出しておけばよかったが、あとでにらみ合い演技があるんだろうと思う。

そしてイタリアのカレル・ザレンカ。Safri Duoの曲から。バンデルペレン(背中にexitがある人)「コンピューターゲーム」のひとです。イタリアの代表としてがんばって滑ってます。

女子シングルのシルヴィア・フォンターナ。ブリトニー・スピアーズ「ミー・アゲンスト・ア・ミュージック」。なんかHGみたいな帽子かぶってきたぞ。ってこの人楽しそうに滑ってる。先輩と同じようにスケート以外はうまいのかもしれない。っていっしょにはできないけど。滑りながら会場を煽る。なかなか中途半端なスケーティングなのでのってこないが、がんばって滑ってくれた。五十嵐さんはこの振り付けを競技に取り入れればいいプログラムになるんじゃないかとのこと。そうそう、フォンターナはアイスショーでやってたんだった。

ブルガリアのデンコワ・スタビスキー。いきなり登場、待ってました!あれ、月光仮面(「in heaven」)じゃない。Max De Angelis「Sono qui per questo」。イタリアの曲ですね。うおっ、大人の雰囲気!客を楽しませる方に少し力点を置いたか。競技そのままの超絶リフト、プラス濃厚な感情表現。ベリーグッドでした。ばっちり。お花をもらってうれしそうなデンコワ。

カナダのジョアニー・ロシェット。SPのマドンナ「ライク・ア・プレイヤー」で。自分でもエキシ登場は予想外だったのかもしれない。ヴォーカル曲で演じてきた。振り付けもSPのをそのまま簡単にしたという感じ。まあ準備なかったからしょうがないよね。カナダのためにがんばってください。

うわ!井上・ボールドウィン出てきた。W張、サブチェンコ・ソルコビーが出場できないので繰り上げらしい。これはうれしい。W張はそりゃ無理ですよね。ゆっくりやすんでください。そしてこの繰り上げはうれしい。というか突然だったのかジョンは部屋着っぽいな。プレステやってたら出てくれよって頼まれた、みたいな。うわ、なんともいえない統制のとれてない不思議ダンスがでてきた。すばらしいな。そして最後はジョンを井上がおじぎさせてフィニッシュ。さすが飼い主。どうせならジョンが犬の着ぐるみ着て公園を散歩、とかいうプログラムにすると

ジョニー・ウィアー。フランク・シナトラ「マイ・ウェイ」。古い曲使ってきたな。こういう曲を滑らせるとうまいなウィアーは。アイスショーでもかなりやれそう。競技でも使う超絶スピンに、女子ばりのスパイラル。まあ曲に助けてもらってるところもあるが、かなり場内を引き込んだ。五十嵐さんは伸びのあるスケーターでないと無理ってところだと。

この流れでいくと、最終滑走は男子シングルの優勝者、つまりあの人なんですかね?嫌な予感が。

フランスのデロベル・シェーンフェルダー。今日はシェーンフェルダーは鉢巻きしてないな。ジョニー・アリデーの曲。この曲もすごくパンチがあっていい曲ですね。というか以前から思ってましたが、暗いところでみるとデロベルは呪いのビデオにでてきそうないい髪型してますね。この歌でもものすごいリフト連発。最後は不思議なポーズでフィニッシュ。

来ました村主姉さん。"Seisouso" from Cirque du Soleil"Quidam"。序盤はがっつり引き込みまくってる。ボールをお客さんにあげようとしてひっこめるところで軽く拍手。なぜ拍手?ジャンプの調子が悪いのは、昨日すべてを使い果たしたんだろうと思う。そしてボールの中からプレゼントでビッキーズプレイ。あめちゃんいるひと手あげてー!最後は高速スピンでフィニッシュ。きっちり観客を楽しませました。刈屋さん「もう一人のメダルを争ったフミエ・スグリの名は、お客さんはしっかり覚えてくれたと思います」。

ロシアのペトロワ・ティホノフ。「アヴェ・マリア(モダン・アレンジ)」。競技でもないのにむちゃくちゃ工夫のあるリフトからの降り。すごいな。なめらかなスケーティング技術をよーくみせてくれる。最後はローテーショナルリフトでフィニッシュ。特別に練ったプログラムでもなさそうなのに、あれだけ曲の表現をするというのはすばらしい。五十嵐さん「よほど技術がないと、スローな曲では荒さが目立つ。それがまったくない」とのこと。

エヴァン・ライサチェック。Michael Buble「Sway」。NHK杯の曲。一度曲のかかりが悪くて苦笑い。そのやさしさもライサチェック。アイスショーで映えますねこいつは。ウィアーに比べてお金かかってないっぽい衣装ですが、こいつにはそれがよく似合う。そして明るくて仕方ないみたいな曲でもないのに、ほんとのびのびと滑ってる。どこまでもいいやつだ。都会の絵の具に染まらないで大きくなってくれ。いいやつでいえばゲーブルの系譜なのかもしれないですね。アメリカいいやつライン。

ウクライナのグルシナ・ゴンチャロフ。「「アルビノーニのアダージョ」のモダン・アレンジ。このヴォーカル誰だ。軽く持ち上げておいてのグルシナの動きでぐっと引きつける。そして難しく移動するポジションのリフト。やはりここまではエキシはアイスダンス勢が強いですね。作り込んできます。

ロシアのイリーナ・スルツカヤ。今回はオリンピックということでやらしい衣装じゃない。Sarah Brightman「So many things」。なんでそう泣けてくるタイトルつけますか。光の中で滑るスルツカヤに、彼女のそのままの人生を見ることができました。いつものスルツカヤの技なのに。そして終わったあとの笑顔。ここまで強い心の持ち主がいるんですね、この世には。五十嵐さんも刈屋さんもここまでくる壮絶な努力に惜しみない賛辞を。ありがとう。ありがとうスルツカヤ。

イタリアのフーザルポリ・マルガリオ。でてきたんだこの人たち。刈屋さん「ODのあとのにらみ合いはフィギュアスケートの歴史に残りますね」。いうたらんとって。アイスショーでやってきたからきっとおもしろいはず。Joe Cocker「unchain my heart」。また今の丸刈り男の気持ちをそのまま出したような曲を。妙にフーザルポリの陽気な衣装も象徴的ですね。技術はみせました。顔芸もばっちり。さすが。刈屋さん「普段の二人もこんな感じのような気がしますね」。いうたらんとって。最後もむっちゃ明るかったです。

続いてカロリーナ・コストナー。「アヴェ・マリア」。またよさそうな曲を。また天使のような衣装で登場です。でも自分の役所をよくわかってるというか、イタリアの観客に希望を与えるような表現。明るい笑顔を絶やさず、最後までお客さんにいろんなものをあげていました。まさに天使。そしてまさにフィギュアスケーター。

中国のほう清&とう健。Josh Groban「Gira con me」。リフトもスロージャンプも情感たっぷりに演じています。普通の競技用のを少し落としたくらいのレベル高いプログラム。曲が助けてくれ、かなりいい気持ちで演じている感じ。楽しそうです。刈屋さん「驚きの連続ですね」。実力を見せつけてくれましたね。

カナダのジェフリー・バトル。Michael Buble「feeling good」。変えてきましたか。この曲とタイトル、バトルの偽らざる気持ちといえそうです。ハッピーすぎ!というわけじゃないけどいいだろ、みたいな。身内に超絶ダンサーがいるからあまり目立ちませんが、この人もダンスうまいです。こういう曲をかっちり全体に破綻がなく演じるってすばらしい。最後はいつものさわやか笑顔。刈屋さん「いろんな動きで表現しますね」。

アメリカのベルビン・アゴスト。Alessandro Safina「Il mirto e la rosa」。衣装は多少地味ですね。まあ問題じゃないですけどね衣装は、ベルビンの方は。それにしてもアゴストはダンスうまい。まるで文楽のように、超絶美貌の人形を動かす黒子のように。また勝手に踊れる部分もあり。あれ、ちょっと短かったかな。五十嵐さん「ペア並みのスピードを持ってる」。

アメリカのサーシャ・コーエン。Barbra Streisand「Don't Rain on My Parade」。エキシのセレクションにでてたやつですね。いうまでもなく完璧。状態は悪そうでしたが、懸命に演じる姿は感動です。ジャンプ、ステップ、スピン、そして超絶スパイラル。完璧超人としての高度な技のオンパレード。そのパレードに雨は降らせられませんよ。

中国、申雪&趙宏博。戻ってきた申雪&趙宏博。衣装の色彩が間違ってるような気もしますが。「見果てぬ夢」。ドラマチックな曲にあわせて高く、高く跳ぶ申雪。それをしっかり支える趙宏博。誰もが待ち望んだ姿でした。ものすごい表現力。また世界のトップに帰ってくる日を待っていますよ。

スイスのステファン・ランビエール。James Blunt「You're beautiful」。刈屋さんはなぜか「so」をつけてましたけどつきませんから。少し前見たのとバージョンが違うか。でもいいですね。髪を切ってすっきりした。それなりに競技でも使えそうな。というか歌いながらやってるよ。誰に歌ってるんだ。(意味深) 最後は高速スピンでフィニッシュ。五十嵐さん「技のバリエーション持ってますよね。バレエジャンプとかあまり今使わない」。ああランビエールは村の出身だから。そこには伝わってるんですよ。

ロシアのナフカ・カストマロフ。Cirque du Soleil「incantation」。この演目のどこが二人を引きつけるのかわかりませんが、カストマロフだけが出てきてる。ナフカはどこだ。カストマロフが何かに操られるような演技を。案外リンクサイドでチェブラーシュカが操っているんだろうか。あナフカでてきた。というか最初に付け足してるんですね。やっと見たことあるところに入ってきたぞ。さすがにスケーティングはうまいですが、観客は引きつけられてるのか、それとも衣装に唖然としてるのか。最後は氷に寝ころんでフィニッシュ。アンコールはさらっとすませました。おわったあとで操られるカストマロフの姿がスローで。みたくねえー!!

でました荒川姐さん。Celtic Woman「You Raise Me Up」。なんかいつもより大きく見えるぞ。それが金メダリストの威厳ってやつか。すごい。しっかり作り込んであるプログラムですから見応えやっぱりあります。ぐんぐん観客を引き込んで、クライマックスに世界を制したイナバウアー(あえていいます)!いつもにもまして情感豊かに演じましたね。抜群でした。アンコールを求める声がすごい。アンコールはラフマニノフ「パガニーニの主題によるラプソディ」。あ、なくなったSPの曲だ。無駄なく使うところがなかなか良姐賢姐というか。すばらしいです。

ロシアのトットミアニーナ・マリニン。Andrea Bocelli「Melodramma」。このボチェッリ「メロドラマ」がみられてよかった。2つのピンスポットが交差する絵だけでも美しい。2人がぴったり同じ動きをしていても、違う動きをしていても1つの絵になってる。そしてすごいポジションのリフト。トットミアニーナがI字ポジションでリフトされてる。そして演技中もすごくうれしそうな笑顔を時折みせたりする。最後に空間中の視線がぎゅうううううっと2人に集まるような、なんという演技。なんという情感。すばらしい。でアンコールにヴァイオリニストのエドウィン・マートンが出てきた。こいつか。まずはヴィヴァルディを演奏したあと、そのマートンの演奏に乗って「ロミオとジュリエット」。この演奏はすごい。すごすぎる。そしてトットミアニーナ・マリニンがその演奏に乗って演技。世紀のコラボレーションが実現した。なんて工夫。やってくれた。すごい。刈屋さんは日本でもみたいっていってるが、マートン一人雇うのにも大変だし。オリンピックならではのスペシャルセッションだ。

そしてきました、ロシアのエフゲニー・プルシェンコ。そしてまたマートンが出てきた。生演奏でプッチーニ「トスカ」。それにあわせるようにプルシェンコもいい演技で応える。曲が変わったあとは超絶ステップ。これが音楽に合ってる!客席に投げキッスしたあとでSlSt、そしてまた余裕の投げキッス。最後は超絶スピンで、マートンと向かい合ってフィニッシュ!正直SPもFSも、このエキシの前座でしかなかったんじゃないかと思わせる。これがあったから、ある意味SPもFSも「仕事」として割り切れたんじゃないかと。それくらいのものすごい、ものすごいセッション。刈屋さん「言葉を失いますね」。五十嵐さん「この演奏を表現できる技術を持った、王者にだけ許される贅沢って感じですね」。なんで僕日本にいるんだ。なんであそこにいないんだろうと本気で思いました。アンコールはLuciano Pavrotti「Caruso」。ていうかこれFSじゃないのか?アンコールとは思えない濃厚な表現力・演技。これがプルの本当の演技。SP・FSと封印してきた表現力を全部使って表現しましたという。なんというか、これをエキシでやること自体、新採点システムにもの申すってことにならないだろうか。あのちょっと気の抜いた感じで、技術点出せばいいんだろとばかりに出して、エキシでこの演技。これをみてISUは考え直した方がいいと思いますよ。すばらしかった。笑いはなかったですが、プルのエンターテイメント魂に魅せられました。

フィナーレ。マドンナ「ハング・アップ」にのって全員登場。プルがでてきて、3A+3T+3Loを跳んでる。おい!エキシで跳ぶかそれ?そのあとノリノリで踊ったりしてる。最後にちょい笑い。プルが合図して一同・礼。

これだけ満足抜群のエキシもなかった。さすがオリンピックという感じですが、やっぱりイタリアはそういうところを考えるものなんでしょう。あーおなかいっぱいでした。

投稿者 マイク松 : 12:55 | フィギュアスケート | コメント (44) | トラックバック (4)

2006年2月24日

トリノオリンピック・女子シングルFS

女子シングル・フリー。実況は刈屋さん、解説は佐藤有香さん。この日を待っていました。よかった刈屋さんで。刈屋!刈屋!

スタジオは森中さんが担当。うれしい!「村主選手は逆境に強い」などといわれるのもずっとみてきた経験がいわせるもの。心強く思います。意味ない芸能人のスタジオトークとは20000%違います。GOE加点!加点!「最新情報です」とか付け加えるのも温かい。選手に見せてあげたいくらい。まったくプレッシャーを与えることのない、またこちらをあおったりもしないすばらしいスタジオです。加点!

イラストで荒川姐さん、村主姉さんの絵がむちゃくちゃうまい!いいな。安藤のもうまいんだけど送りがなが間違ってるぞ!

パラヴェーラから。森中→刈屋のファン垂涎(オマエだけだ)の夢のリレー実現。最終グループに日本人が2人入ったのは史上初らしい。

イタリアのシルヴィア・フォンターナ。プッチーニ「トゥーランドット」。最初のFは2回転に。3T+2Tがこの人の持ち味です。そして2A。大技がなくても24位に入れるのは新採点システムの恩恵ですかね。この人の代わりに恩田とか中野とか出してあげたかった。3Sは1回転に。終盤に3Tを決めてガッツポーズ。自分の役割をしっかり演じきりました。地元大喜び。お、あれサラ・ヒューズのコーチじゃないか?やっぱりそうだ。あのおかしくなりそうな喜び方は健在だ。

ハンガリーのヴィクトリア・パブク。ヴィヴァルディ「四季」より「嵐」ほか。最初は3Lz+2Tから。スタミナ温存の作戦かと佐藤さん。次のコンビネーションは転倒でできず。スピンもスパイラルもスピードがないが、ビールマンでアピール。ハンガリーの次代の期待の選手らしい。まだシェベスチェンには及ばないか。最後はおつかれ。

ウクライナのガリーナ・エフレメンコ。この衣装はウクライナっぽくていいですね。金髪とブルーの衣装。ヘンデル「サラバンド」。中盤の3Fで転倒。そこからリズムを崩したか。でも終盤にステップでアピールした。リアシェンコのあとを継いでもらわないと。というかだんな同士が兄弟でリアシェンコとは義兄弟になるらしい。教えてもらいなさい。

ルクセンブルクのフレーラ・マックスウェル。カチュマレク「ネバーランド」STより。最初の部分だけでやはり素質を感じますね。あふれる表現の意志。でもジャンプがまだニガテなのか。2つ連続で失敗してる。次もツーフット。がんばれ。ジャンプは軒並みうまくいかないが、スピンになると魅せる。そしてスパイラルでビールマンポジション、I字ポジション。技術あるな。でもジャンプは1Aだったりする。最後は両足片手ビールマンでフィニッシュ。才能はあるだけにこのトリノの経験を力に変えてほしい。注目ですよこれからも。

トルコのトゥーバ・カラデミル。Mario Lebianc「Barracuda」ほか。最初はスピンから入ってきた。2T+2T+2Tから入る。そのあとはジャンプに失敗するもスピンがいい。佐藤さん「軸がしっかりしてる」。ステップでリズムをつけて3S+2T。3T、2Aも決めてのってきたか。スパイラルとSlStはどしどしいってる。失敗はあったが思い切った演技が好感が持てた。

フィンランドのキーラ・コルピ。ブルースコレクション(B.B.Kingほか)。3Lo+3Tから。3Lz+2T+2Loを決めてきたぞ。でもスピンでバランスを崩したりしてる。3Lo+2Tも決めた。この組み合わせは得意なのか。3Fも決めた。前半にジャンプを集める作戦か。B.B.Kingになってブルージーな演技。3S+2A+SEQも決めてきた。この人いいな。佐藤さん「衣装はきらきら光って、こがねむしのように見えますよね」。ちょっと有香?何いってるの?最後はガッツポーズでフィニッシュ。ここまででトップに。

第2グループ。なかなかレベル高い人がいて楽しみ。刈屋さん「FSの内容によっては順位を上げてきそう」。

ウクライナのエレーナ・リアシェンコ。バーンスタイン「ウェストサイド物語」。NHK杯のときの力をみせてくれ。コンビネーションは着氷が乱れ、3Fはツーフット。出だしはよくない。でもスピンの軸は安定してる。ジャンプに乗り切れないが、そのほかはいいだけに、やっぱり腰が悪いのか。佐藤さんの言うとおりステップはキレがあった。もっとやれたのに残念。

カナダのミラ・リュン。でたマナカナ「Terracotta Warriors」ST。中国を舞台にした映画らしいが、なんだろう、埴輪?兵馬俑?中国っぽい衣装がいいですね。ジャンプはおおむねうまくいき、ワンハンドビールマンから同じ形態でスパイラル。技もってますね。脚はジャンプ跳べるよ!みたいな脚ですが、今日は調子は今ひとつ。終盤に3Lz+2T、3F+2Lo+2Loを重ねて、最後は両足片手ビールマンスピンでフィニッシュ。佐藤さんも今後に成長の余地があると評価です。SPに続いてFSもパーソナルベストでトップにでた。ガッツポーズ。

ロシアのエレーナ・ソコロワ。本来の滑りを見せてほしい。「ロミオとジュリエット」。3Lz+2T+2Loから入ってきた。調子は戻してるか。やはり存在感が違うな。あれ、でもここからジャンプがうまくいかなくなる。ここからここから。スパイラル、スピンと重ねて観客を巻き込んだ演技に。SlStはとても工夫があってよかった。これが本来の魅力ですね。最後に2A+2Tを入れてアピール。うーん納得いかない顔。実況陣はけがで練習ができなかったのではと心配。最後は笑顔を見せてくれた。

中国のヤン・リウ。三宝「私の両親」。3Lz+2T、3Fとクリーンに決めてきた。すごく中国っぽい雰囲気に衣装。3F+3S+SEQもなんとか。またポジションがきれいだな。ジャンプをなんとか乗り切って、スパイラルで見せ場を作る。最後はしっとりと決めた。こんな雰囲気が出せるか。中国No.1にして陳露の後継者。佐藤さんはスピードとシャープさが加われば、でもパーツはそろってるとのこと。刈屋さんも「着実に階段を上ってきている」とのこと。次世代はすごいですね才能が。ここまででトップに立った!

クロアチアのイドラ・ヘーゲル。チャイコフスキー「くるみ割り人形」。まずは可憐な表情でみせる。3Lz+2Tは自重した。次も2Lo。3Sはメイク。でもジャンプはいまいち決まらない。スピンはしっかり。3Lo+2Tは流れが止まるも決めた。スパイラルといい基礎はある印象。SlStとコンビネーションスピンでしっかりアピールした。終わったあとはしょんぼり。元気出せ。

ハンガリーのユリア・シェベスチェン。なんかその衣装大丈夫か。誰が作ったんだ。お母さん?ブラームス「ハンガリー舞曲集」。最初の3Fは高さがあり、調子の良さをうかがわせる、って書いたのに3Lzはツーフット。がんばれ。ジャンプは決まらないものの動きにキレはある。中盤に3Lz+2Tを決めてた。勢いに乗ってスパイラル。しかしSlStの前にジャンプで転倒し、最後まで乗り切れなかった。うーん。

第2グループまで終わってヤン・リウがトップ。ここでニュース。やっぱり天気予報は関西でもでてるんですね。もうすぐすべての結果が出るのか。でてほしくない、終わらないで夏みたいな気持ちになってますが。なのでニュースが妙にほっとしたりします。

第3グループ滑走練習。スタンドにカタリーナ・ヴィットがきてるー!ドイツのコメンテーターらしい。コストナーがPCSがでてるので大きくジャンプアップできるという刈屋さんの問いに佐藤さん「可能だと思いますよ♪」とまたかわいく。なんだ。安藤の衣装はSPに比べるとずっといいですね。でもテレビの色が悪いのでなんともいえません。コストナーの衣装はゴージャスですね。遠目でジャンプで激しくクラッシュしたの安藤じゃないか?大丈夫?

第3グループの最初はフィンランドのスザンナ・ポイキオ。「ロミオとジュリエット」。3F+2T+2Lo、3Lz+2Tをあぶなげなく決めてきたぞ。その次は2Lo。あれ、スピードがなくなった。出して出して。スピンコンビネーションはY字スピンを混ぜてレベル高く。2F、2Sとダブル連発。どうしたんだ。出だしはよかったのに。ラストにスパイラルを持ってきてフィニッシュ。序盤よかっただけに残念。

でました安藤美姫。思い切った滑りを見せてほしいが、きっとCXは盛り上がってると思うので、4Sは跳ばなくていいぞ。プッチーニ「蝶々夫人」。このプログラム初めて見るんですよね。でもいきなりビールマンから入るところをみるとあまり構成は変えてないのかも。そして4Sに挑んだ!転倒してしまったが挑戦した。よかったよかった。3Lz+2T、2Aはしっかり。CiStで審判にかわいさをアピール。でもここから雲行きがみるみるあやしくなる。つなぎの表現はさっぱりこなれてませんね。3Lzは跳ぶものの次の3Fはミス。3Loはツーフット。そしてなんでもないステップでよろける。超低いバレエジャンプ。で転倒し場内から励ましの拍手が。その中でよろよろしたスパイラル。これは何かの表現なのか?最後はキャッチフットでフィニッシュ。沈んだ。刈屋さんの声も沈んだ。佐藤さん「4回転に挑戦したのはよかったし、軸もでていたが、スタミナの面で問題があった、スピードがなくなった」。体が絞り切れてなかったか。どうも4Sは回転は足りてないみたいですね。キスクラで手を振る安藤だが、僕はその横の城田強化部長が無理矢理笑おうとしているのがとても気になる。140.20で5位。

アメリカのエミリー・ヒューズ。がんばれ妹。姉が応援してる。というかオマエ大丈夫か。あまり無理するな。グラズノフ「四季」。最初の2Aをクリーンに決める。3F+2Tもばっちり。3T+2T+2Loとジャンプを集めて波に乗る。でも3Loで転倒。あらら。スピンコンビネーションは工夫があった。お、イナバウアー。そこから3S+2Tを入れる。そしてスパイラル。ポジションがいっぱい変わっていくレベル高そうなスパイラル。得意技みたいですね。でも最後はスピンで盛り上げた。刈屋さん「いやー、みていて元気が出てきます」。佐藤さん「一歩一歩一生懸命滑ったというところに感動します」。いきなり滑ることになったがその中でよくここまで仕上げてきたと思う。刈屋さん「失敗したあとで『私は大丈夫よ!』とアピールするのがいいですね。『気にしてません!』という感じでいくと、ああ大丈夫なのかとみてしまいます」。今期の得意技、選手の代弁、イタコアプローチがでましたよ。ここから連発か。FSでパーソナルベスト、160.87でトップに立った。というか安藤に20点あけてるんですけど。

スイスのサラ・マイヤー。すごい衣装だ。何か燃えてる。ヴァネッサ・メイによる「ヴァイオリンとオーケストラのためのボレロ」。最初の2つのコンビネーションはなんとか決めた。脚長いな。スピンでは見せる。3Lzは2回転に。3Tでカバー。長い後ろ向きのスパイラル。また1Aになった。疲れてきたか。SlStはいいんだけどスピードがない。がんばれがんばれ。終盤のコンビネーションジャンプはメイクしてフィニッシュ。佐藤さん「すごく体が絞れているので、ここにゴムのような伸び縮みがあればジャンプの失敗もなくなる」。うーんいまいちわからんがよくなるってことだな。キスクラにいるとプロレスラーみたいな衣装だな。

カナダのジョアニー・ロシェット。刈屋さん「たっているだけでエレガント」。調子出てきたぞ刈屋。「枯れ葉」「愛の賛歌」。でもロシェット調子よさそう。3Fはきれいに。3Lz+2Tも決めた。3Loも決めてのってきたか。「愛の賛歌」に変わる。不思議な振りがあったがよく曲は聴いてる。3Sは持ちこたえた。CiStでよろけた。疲れてきたか?でも終盤に3T+2T+2Loをもってきた!こらえた。そしてスパイラル。佐藤さん「この『愛の賛歌』は刈屋さんが大好きな曲ですよね」。そうなんだ。道理であまりしゃべらないと思った。最後は高速スピンでフィニッシュ。刈屋さんも感に堪えないという感じ。「バンクーバーにつながる演技をしたいといってましたが、確実につながりますね」。しばらくだめだったけどロシェット復活と見ていいでしょう。パーソナルベストに近いできで167.27でトップ。

イタリアのカロリーナ・コストナー。きました。イタリアを喜ばせてやってくれ。って出てきただけでみんな喜んでるよ。すごい横断幕の数。ヴィヴァルディ「四季」より「冬」。うわ存在感あるな。独創的な振りでスタート。3F+2Tをまず決めた。安全策でおっけー。3Lzはツーフットだったか。でも滑りが速い。刈屋さん「滑るとはまさにこのことです」。同じことやってもGOEが上にきそうな感じ。スピンもきれい。スパイラルはたいしたことやってないけど滑ってるだけできれいですね。コンビネーションジャンプはステップアウトをうまくステップシークエンスでごまかした感じ。3Sを失敗する。疲れてきたか。もう少し。SlStもよく練ってる印象。最後のスピンまでに手拍子。やりきった。フィニッシュに大歓声。刈屋さん「メダルは取れなくてもコストナーはコストナーです」。潜在能力を存分に示してくれたと思う。キスクラでは充実感ある笑顔。153.50で現在4位。

とうとう最終グループです。ああ。ついに決着がつくのか。好きなまんがが終わってしまうような複雑な気持ちですが、どうなるのか。

安藤のインタビュー。「すごい疲れた。4回転は挑戦できたのでよかった。もう少し笑顔で滑りたかった。オリンピックの舞台はぜんぜん違った。すてきな思い出になったと思う。」この中でおはよう日本でた。おもしろい。

滑走練習。荒川姐さんの衣装いいですねー。あの衣装作った人はえらいよ。ジャンプもきっちり決めてる。お、コーエンは赤にしてきましたか。あのGPの衣装は微妙でしたしこっちの方が断然いい。かわいい。でもジャンプのミスが続いてる。ゲデヴァニシヴィリは古代文明の力でも借りてるのかという衣装。村主姉さんも衣装いいな。いいものつくってもらった。スルツカヤはいつもの衣装。見れば見るほどいい衣装ですね。みんながんがん鼻かんでる。かめかめ。というかなんでリンクサイドでローアングルで映すんだ。

グルジアのエレーネ・ゲデヴァニシヴィリ。Alan Gevorkian「Armenian Rhapsody」。おおっ、いい雰囲気!刈屋さん「見ている人が元気になる、エネルギッシュな16歳」。最初に2A+2T、3Lz+3Tはツーフット。スピンは潜在能力を見せつける。どうもジャンプの調子はよくない。3Lzはクリーンに決めた。いいポジション。そしてサイドからの180度開脚でスパイラル。荒川姐さんの必殺技を16歳で。ジャンプのタイミングがあわないのは変わらず。SlStはチェンジオブペースがすばらしい。躍動感あふれるステップ。最後は難しいコンビネーションスピンでフィニッシュ!ジャンプはさっぱりだったがよくやった。この経験をもとにもりもり成長してほしい。佐藤さん「メダル争いに巻き込まれ、たっただけで足がすくんでしまうような中でよく挑戦した」。名前は読みにくいけどこれからも注目していきたい。というか目が離せない。151.46だがパーソナルベスト。大事にコーチに抱きかかえられてる。まっすぐにのびていけ。

アメリカのサーシャ・コーエン。ついにきた。がんばれコーエン。「ロミオとジュリエット」。表情堅いか。大丈夫か。最初のコンビネーションで転倒!うーん!次の3Fも手をついた!がんばれ!3Loはきれいに。やはり脚の付け根のけがが悪いのか。曲が変わってからは見せます。3F+2Tは決めた。よし。でも次はツーフット。うーん。CiStはリズムがいい。そしてスパイラル。世界一です。終盤に3Sを決めて、最後はコンビネーションスピン。極上のI字スピンでフィニッシュ。「もう昔のサーシャ・コーエンではありません。しっかりと立て直して、最後までやり遂げました」。しかしつらい!コンビネーションジャンプ2つが抜けているのは。うーんつらい。刈屋さんに点のロスを計算してもらってますますへこむ。183.36。しかしよくやってくれた。ありがとうコーエン。ありがとう。

きました荒川静香姐さん。自分の演技を。美しい演技を見せてほしい。プッチーニ「トゥーランドット」。誰も寝ませんから。見せてください。最初の3Lz+2Loを決める。3S+2Tは自重した。それでいいぞ。3Fは超クリーン。そして超美しいスパイラル。この日のために磨いてきたシークエンス。2Aも決めた。ジャンプは調子がかなりよさそう。ほとんどすべてのジャンプ、この時点で跳びきったか。そしてきた!世界一のイナバウアーからそのままコンビネーション!決まった!こいこい!SlStは柔軟できれい。のびがある。世界の荒川が帰ってきたんだ。ドーナツスピンからI字スピンでフィニッシュ!完璧だ!完璧だ!パラヴェーラにスタンディングオベーション。最高だ姐さん!最高だ!この大舞台でノーミスで決めたんだ。ここにきっちりあわせてきた。リンクサイドでモロゾフ、城田と抱き合う荒川姐さん。城田も感無量といった表情。でも姐さんはいやまだまだよという感じ。イナバウアーで鳴りやまない拍手。やってよかった。あれで調子を持ってきたんだと思う。よし!トータルで191.34、パーソナルベストでトップ!ガッツポーズ姐さん。最高だ。

つづいてきました村主章枝姉さん。もう一人日本にはおそるべき才能があるということをイタリアーノに教えてやってほしい。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。3Lz+2Tは余裕たっぷり。次だ!3Fも決めた!よーしよし!3Loもメイク。調子はかなりよさそう。リリカル部分に突入。3Lz、そして3F+2Tも決めた。スパイラルは情感たっぷり。実況がしゃべらない。しゃべれないのか。3T、2A+2Tも決めてきたぞ!よし!あとはSlSt。レベルを上げてきてる。もう目が離せない。最後だ。きてくれ。コンビネーションスピンからの高速スピン!よっしゃ!完璧だ!またでてきたスタンディングオベーション。この大舞台で不死鳥が!不死鳥が舞った!刈屋さん「このリンクに自分の世界を作り上げました」。それだ。欠場したクワンの分まで作り上げたリリカルワールド。やりきった。しかし佐藤さんは回転不足でジャンプがダブったりしたと心配していたが、トータルは174.32でのびなかった…。やはりジャンプがダブったか…。でももう少しでればいいのに。いや!しかし十分です。われわれは目撃した。それで十分だ。点が出なくても村主章枝は村主章枝。俺たちの誇り村主章枝姉さんです。

アメリカのキミー・マイスナー。Ottorino Respighl「Belkis」「Queen of Sheba」こいつがどうでてくるか。最初の3Fをステップアウト。次の2Aは決めた。3Lz+2Tはもちこたえた。ここからのっていこう。3Loを終えてスパイラル。いいできですね。佐藤さん「楽しみ始めた気がします」。SlStは確かに本領発揮。フィニッシュで笑顔。刈屋さん「このプレッシャーの中で最後まで演じました」。佐藤さん「この経験を経て、次の世代ではメダルを取りにやってくる選手だと思いました」。165.71で5位。

最終滑走はロシアのイリーナ・スルツカヤ。やってきた。待ちに待った機会がついに。悲願達成へがんばってくれ。やってくれ。ジェセ・クック「マリオ・テイクス・ア・ウォーク」「ルンバ」「フラメンコ」。さすがに表情が硬いか。でも動きに固さはなさそう。3Lzはコンビネーションにせず。3S+2T+2Loはメイク。きれいなドーナツスピン。いいぞ。3Fも成功。まずは1回目のビールマンスピン。ここまでコンビネーションも2つ抜かしたらしい。大丈夫か。次も2F+2Tになってしまった。そして次の3Tで転倒!うわ!3T+2Tは入れた。SlStからコンビネーションスピンに。フィニッシュしたが改心の笑顔ではなかった。やはり体調はよくなかったか。転倒なんて久しぶりに見たよ。無敵を誇ったスルツカヤが。信じられない。どうなるんだ。うわー!点が出ない!181.44で3位!

刈屋さん「トリノオリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました!荒川静香金メダル!」

荒川姐さん金メダルです。日本のたった1つのメダルを荒川姐さんがとりました。歴史が動いた。こんな日がやってくるんですね。

表彰式。精一杯の笑顔で応える銅メダルのスルツカヤ。お察しします。銀メダルはコーエン。根性で2位をもぎとった感じです。そして満開の笑みで応える荒川姐さん、金メダルです。国歌を歌っています。

村主姉さんインタビュー。「やるだけのことはやった。次につなげていきたい。すごい多くのお客さんがいたので励みになった」。泣き出しそうになりながらインタビューに応えていました。

荒川姐さんインタビュー。「いまだに信じられない。楽しめればいいと思っていた。ただびっくり」とのこと。英語でも同じようなことしかいってなかったので、実際信じられないんだと思います。

女子シングルの結果です。

1. 荒川静香姐さん 191.34
2. サーシャ・コーエン 183.36
3. イリーナ・スルツカヤ 181.44
4. 村主章枝姉さん 175.23
5. ジョアニー・ロシェット 167.27
6. キミー・マイスナー 165.71
7. エミリー・ヒューズ 160.87
15. 安藤美姫 140.20

***

終わりました。実際燃え尽きた感じはしますね。総括はなかなかテンションがあがりません。

荒川姐さんは最高の演技をしました。でもまさか金メダルとは思いませんでした。最高の結果を生んだのはやはり月並みですが、イナバウアーを入れることを決意したことでしょう。要素点のない技を入れても自分のスケートをするんだという決意。それが最高の結果につながったというのは新採点システムに対する挑戦ですよね。ほんとその意味で痛快な勝利というか。成果が出ないときも腐らず自分の演目を磨いてきた。その積み重ねだと思います。本当によくやりました。おめでとうございます。

2位はコーエン。SP1位になりながらもFSであまりいい滑りはできませんでした。しかしミスもあきらめずに懸命に演技を続けた。それが銀メダルにつながりました。その演技もすばらしかった。完璧超人が戻ってきました。おめでとうございます。

しかし。ここまではうれしいんですが。

3位はスルツカヤ。3位ですか…。体調はかなり悪かったと思うのですが、それでもいろいろな人のためにメダルを取りにきた気持ちを考えると胸が痛くなります。その結果は銅メダルということで本当につらいと思います。僕もとてもつらいです。最近は「それが人生だ」が口癖だということですが、そういってあらゆる結果を受け止める勇気と強さは一番です。ゆっくり休んでください。あなたは強かった。

4位は村主姉さん。あれだけの演技をしてあの点ですか。またジャンプがダブったんだろうと思うんですが。なぜ村主姉さんにメダルがないのか。なぜないんだ。その結果になかなか納得がいきません。しかし、観客は正しかった。荒川姐さんと同じくスタンディングオベーションで迎えた観客。それは村主姉さんの演技にうたれた、感動したということを伝える祝福でした。メダルはなかったが、当初の目的通り、観客にいろんなものをくれました。

スルツカヤも村主姉さんも、コーエンもがんばった。僕は飾りじゃなく比喩でもなく、心からこの4人に同じメダルをあげたい。金メダルをあげたい。そう思うとテンションが下がってしまいました。さっぱり喜べません。

でも刈屋さんが伝えてくれたミッシェル・クワンの言葉。「メダルを取りに行くのがスポーツで、とれないのもスポーツ。取りに行くためにがんばるからスポーツは美しい」。<うろおぼえなのであとで書き直します。少し救われました。

5位はつるっと滑り込んできたジョアニー・ロシェット。いい演技しました。6位はキミー・マイスナー、7位はエミリー・ヒューズ。アメリカの時代はまだまだ続いていきそうです。9位のカロリーナ・コストナー、10位のエレーネ・ゲデヴァニシヴィリなどなど、次世代の戦いは激しくなりそうです。日本も無敵超人浅田真央に続く選手をどしどし育てていかないと。やはり失われていた発掘兵器、太田由希奈を復活させるしかありませんかね。

安藤は4回転に挑戦するのはよかったですが、それはただ挑戦するだけでした。その後の演技にあとを引くようでは何の意味もないのに。それだけやって4回転も回転不足ではどうにも。結局世間のイメージは自分で変えるしかないのです。あれだけ後半乱れるのであれば、3Sにして勝ちに行ってほしかった。素材は一級品なだけに、バンクーバーに向けて精進が必要ですね。いいたいことはいろいろありますが、とりあえずおつかれさまでした。今日の結果はすべて衣装のせいにして、またがんばってください。

あー終わってしまった。演技はとても楽しめました。この複雑な気持ちはずっとフィギュアスケートをみてきたファンの証だともいえますが、やっぱり人に言われるまでもなくこんなにへこんでいるのはおかしいのです。あの最高の試合を見て、いい試合が見られたと喜ばないと。ほんといい戦いを見せてもらいました。きっと眠いのとこれからお仕事が待っているので暗いんでしょう。あとでまた考えます。

明日はエキシですね。楽しみましょう。


 読む必要のない反省文としての駄文

投稿者 マイク松 : 07:04 | フィギュアスケート | コメント (75) | トラックバック (12)

2006年2月23日

総合テレビに恩田降臨

あと6時間ほどで女子フリーですね。たのしみです。早く寝なくては。でもその前に楽しいできごとが。

以前総合テレビのハイライトで男子シングルの展望とか総括とかしているときに、ゲストとして恩田が登場したということでした。超ふつうにいろいろ話していたそうです。見たかった。で、女子シングルに登場するのを待ちわびていたのですが、ついに登場しました。

ゲストとして恩田登場。えらくがたいがいいですね。これはオフというのではなくてもともとがたいがいいのでは。遠近法でも使ってるのかな。髪型はおばパーマをヤワラちゃん風にしてみましたという相変わらずのヴィジュアルクイーンなファッションでした。明日渋谷に行く人はみんなあの髪型にすればいいと思いました。

FSの展望で、安藤は4回転跳ぶのは半分心配半分トライって感じ、荒川姐さんはメダルの期待を背負わずに気楽にやってほしい、村主姉さんは何考えてるのかわからないとのことでした。もうちょっとなんかいってやれよ。

新採点方式の説明で、PCSのときに微妙な顔の高橋が半分だけ登場。壁にめり込んでるみたいでおもしろかったです。

演技構成をまとめて解説。恩田によると村主姉さんはサルコウが苦手らしい。フリップは得意らしい。あれ?いつもフリップで転んでるような気がしたが。そうなのか。あふれる表現力がでたときに「私はここまでできないので」と告白。告白タイム。イナバウアーも「これは私はなかなかできません」と告白。

トリノの佐藤有香さんと中継がつながった。こちらもがたいがいいな。恩田が棒読みでノーミスでできるかときいたところ、佐藤さん「すみませんちょっと聞こえなかったんですが」と無情のミスコミュニケーション。笑いました。やってくれるな有香。

そのあともふつうな感じのコメントをテンション低くしていました。きっとトリノにいけなかったことが悔しかったんだろうと思います。村主姉さんにわからんわからんいってたのも、全日本の時の気持ちそのままに、オマエけがしとったんちゃうんかい!みたいな感じで思っていたんだろうと思います。

ともかく今日のローテンションな登場で確信しました。恩田はどうも競技しかないようです。ホンダバンはいませんが、くじけずにスケートを続けてください。銀盤で華麗に舞う姿を来期もその先も待っています。

投稿者 マイク松 : 20:53 | フィギュアスケート | コメント (9) | トラックバック (0)

2006年2月22日

トリノオリンピック:女子シングルSP

女子シングル・ショートプログラム。実況は刈屋さん、解説は佐藤さん。この2週間ほど、本当に実況は刈屋さんなのか、民放のだめなアナがしゃしゃり出てくるんじゃないかと心配でした。本当に刈屋さんでした。そのあたりの良識は民放にあるようでうれしいです。刈屋!刈屋!

トルコのトゥグバ・カラデミル。Pierre Porte「Coeurs a Cordes」。3T+2T入ってきた。そしてステップから3S。スパイラル短くないか?2Aとしっかり決めた。難度は低いがノーミスで決めた。よしよし。

アメリカのキミー・マイスナー。因果な2番滑走になったががんばれ。ラフマニノフ交響曲。調子はよさそう。3Lz+3Tを決めてきた。3Fも決めた。調子はいいみたい。十分表現の意志がある。スパイラルも堅実にこなしていく。2Aとジャンプはきっちり決めた。最後のコンビネーションスピンはとても高速・軽快。フィニッシュでガッツポーズ。刈屋さん「練習は嘘をつかないといいますが1つ1つの要素をしっかり練習している、NHK杯とは別人」。佐藤さんはオリンピック選考をくぐり抜けてきたのが自信になっていると指摘。回転不足はどうだったか。16歳らしい笑顔。59.40がでたぞ。がんばった。すばらしい。

フィンランドのスザンナ・ポイキオ。久しぶりっす。George S. Clintonメドレーほか。3Lz+2Tから。3Tいこうや。あでも雰囲気が出てる。3Fはどうだったか。スパイラルでちょいスピード落ちた。がんばれ。でもそのまま終了。刈屋さん「ちょっと慎重でしたかね」。そうですよね?もっとがりがりきてもよかったのに。佐藤さん「氷とお友達になって滑っているようないい滑り」。おおっ翼イズム。でも点は伸びず。

またフィンランドのキイラ・コルピ。可憐なピンクの衣装。ライオネル・リッチ「ハロー」。最初のコンビネーションは2Lo+2Tになってしまった。3Fは決めてきた。CiStはキレがいい。なんだできるんじゃん。2Aもしっかり。スパイラルはよたよた気味に。でも表情豊かにフィニッシュ。キスクラで3というサインを。なんだ3て。

カナダのジョアニー・ロシェット。マドンナ「ライク・ア・プレイヤー」。プレイヤーだけに拝むポーズから。拝む?3Lz+3T。3Fで手をついてしまう。痛い。レイバックスピンは軸がしっかりしてる。SlStはさすがのキレ。2Aもしっかり。最後はフィニッシュが遅れてしまった。ジャンプのミスが痛い。でも佐藤さんのいうとおりスピードがあった。55.85でマイスナーについで2位。うーんロシェットともあろうものが。

第2グループ練習。佐藤さん「おもしろくなってきましたね」。おおっ次元イズム

クロアチアのイドラ・ヘーゲル。エディ・ルイス「ブルース・フォー・クルック」。この曲ってどうしても探せないんですが結構使われてますよね。3Lz+3T。黒にらせんをあしらった衣装だが佐藤さん「床屋さんのマークみたいですよね」。ちょっと有香?スパイラルはなかなかやわらかいな。2Aはオーバーターン。だめだ、もうまわってても床屋の看板にしか見えない。クロアチアの床屋。結構いい演技してるのに。

カナダのミラ・リュン。注目のジュニアの選手がオリンピックに。女子十二楽坊「フリーダム」。恩田を思い出すな。最初は3Fから。3Lz+2Loでコンビネーションはきた。2Aも降りたが、なんか恩田と重ねてしまってすごく低く見える。でもスパイラルはいい雰囲気。ドーナツスピンももってる。CiStはのってきたな。会場に日本の国旗振ってる人がいる。間違えてますよ。最後は片手ビールマンの連発でフィニッシュ。おおっすごい!柔軟性をいかしたすばらしい演技。顔はマナカナに似てますね。50.61でパーソナルベスト更新。バンクーバー生まれらしいので次につながるいい演技だった。

ルクセンブルグのフレーラ・マックスウェル。またでましたね期待の選手。アストル・ピアソラ「リベルタンゴ」「Oblivion」。3T+2Tから3Sと続けてきた。ジャンプの難度はまだないのか。でもスピンにすごく表現力がある。2Aは回転不足だが、スパイラルはものすごい柔軟性で魅せてきた。最後はものすごいビールマンポジションのコンビネーションスピンでフィニッシュ。表現系のものすごいスキルを持ってる。佐藤さん「見てるだけで背中が痛くなってきた」。しかし可能性を秘めまくった逸材。今後楽しみ。いいコーチについてるか?

ハンガリーのヴィクトリア・パブク。チャイコフスキー「白鳥の湖」。イメージしたいことはわかるんですが、なんか微妙な衣装だ。羽毛が抜けてるみたいで白鳥的には大丈夫かよと思わせる。または家出してきた白鳥。3Lz+2Tから3Fはうまく決めてきた。ジャンプを終えてビールマンスピン。SlStはしっかり難度を上げてくるような構成。スピンの回転が遅くなってしまった。まずまずの点数も会場からはブーイング。

中国のヤン・リウ。「Valley of the Red River」。もりもり期待の選手がでてきますね。3Lz+2Tはきれいに。ステップから3Lo。でた刈屋さんの得意技「にっこりと笑いました」。雰囲気は浅田舞に似てると昔からいわれてますが。浅田舞も世が世ならでられたんですがオリンピック。今はゲーム三国志の最後の方みたいに配下に強い武将がめじろおしですからね。スパイラルは足がしっかり上がりますね。小ビールマンでフィニッシュ。優雅な雰囲気でフィニッシュ。ノーミスで演じきりました。刈屋さんも佐藤さんも成長を指摘。49.84。これからの選手ですね。

ロシアのエレーナ・ソコロワ。プッチーニ「トゥーランドット」。マイスナーを抜けるか。かなり真剣ですが緊張してますか。3Lzがツーフットになってしまった。痛い!痛すぎる。タイミングが悪いと思ってたんだ。Loが1回転で豪快なツーフット。ジャンプが決まらないとソコロワに打つ手はない。うーん。でも観客の応援で生き返った。2Aを超クリーンに決めて、得意のステップで魅せた。しかしフィニッシュで顔を覆うソコロワ。佐藤さんは考えすぎたんじゃないかと指摘。やはり緊張してたか。やはり衣装の色がピンクすぎたか。

第3グループ。安藤の新しい衣装。ワダエミどうかしてるんじゃないかと思ったのは僕だけでしょうか。重い。明らかに重い印象。安藤のいいところをかくして悪いところを引き出しているような気がするんですが。ほんとに曲聞いて作ったのかワダエミは。まあ何にしてもいい演技につながればいい。あ、妹が出場するということで、サラ・ヒューズが応援にきてる。ああ大人になりましたね。ってオマエなにしてるんだ。

エストニアのエレーナ・グレボワ。リスト「愛の夢」。3F+2Tで入ってくる。でも3Lzで豪快に転倒。雰囲気はいいのに。でもビールマンはできる。みんなできるのか。そうなのか。スピンのポジションはすごくきれいですね。あれ、唐突に音楽が終わった。コンパルソリーか。でもがんばりました。

グルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ。「Granada」。おおっ、表現力ありそう。ステップからの3Lzはクリーンに決めた。3F+3Tもきれいに。予定を変更して2つめを3回転に。度胸あるな。ドーナツスピンから柔軟性あふれるスパイラル。さすが世界の逸材。魅せますね。2Aもばっちり。SlStもチェンジオブペースをうまく使って。その上ビールマンまで。最後も高等技術のオンパレードでフィニッシュ!完璧だ!というかジュニアはこんなんばっかりか!なぜか演技の最後に「おはよう日本」ていう字幕が。邪魔邪魔!意味がわからん!ってキスクラでむっちゃ小さい!小さい!将来の大器ですね。57.90で2位に入った。すごい!右の人城田強化部長に似てますね。

来ました安藤美姫。ゲデバニシビリのいい演技のあとだけに。でも緊張してますね。がんばれ。「戦場のメリークリスマス」。ビールマンはばっちりですね。3Lz+2Loで着氷乱れ手をついた。うーん。3Fはクリーンに決めたが、スピンはぶれまくってるな。衣装が重いんじゃないか。2Aも決めてスパイラルで魅せるが、壁に当たりそうになりバランスを崩した。あぶない。最後はコンビネーションでフィニッシュ。まずまずではないでしょうか。がんばりました。ちょうど福岡の天気は曇り時々雨ってでてますけど、そんな感じでしょうか。あ、本物の城田だ。刈屋さんも「新しいコスチュームが躍動感を隠してしまっているのでは」とずばり指摘。そう思いますよね?56.00。のびないけどまあいいでしょう。

アメリカ、エミリー・ヒューズ。クワンの思いまで背負ってがんばってほしいですね。ガーシュウィン「アレグロ」→ほんとはピアノ協奏曲。刈屋さんは「アッレーグロ」とイタリア発音。なんだ、エレガンテーロを目指すのか?最初の3Fはクリーン。姉さんと同タイプですかね。3Lz+2Tはなんとかこらえて無理矢理。2Aもメイク。ってスパイラルはいいな。なんでアメリカ選手のスパイラルはあんなにきれいなんでしょうか。いい見本がいるから?少し笑顔も出た。そしてビールマンスピンから高速スピンでフィニッシュ。これも会心の出来では!サラ・ヒューズが喜んでる。刈屋さん「多少崩れても『もう私は跳ぶのよー!』って感じで」。ごめん、エレガンテーロ無理。スローでサラ・ヒューズが「よっしゃー!」っていってた。日本語で。どうもお寿司屋さんで「サラ・ヒューズゴールド巻き」という巻きずしを食べてるときに、繰り上げ出場の連絡をもらったらしい。その巻きずし気になるな。「このしいたけはクワンの無念」「このかんぴょうはスルツカヤの怨念」とかかな。57.08でこの時点で3位。というか安藤のくじ運はなんでこんなに悪いんですか。

ハンガリーのユリア・シェベスチェン。「Esperanza」。不思議な手の動きからスタート。フラメンコというより蛇拳だ。3Fは決めるものの3Lzで豪快に転倒。うーんこの人もくじ運が悪かったか。ステップはすごく躍動感がある。刈屋さん「相変わらずかっこいいですね」。ベテランの味は出してくれたような。おっけーです。おっけーじゃないけど。

スイスのサラ・マイヤー。カチュマレク「ネバーランド」STより。3Lz+2Tは高さが足りないけど決めた。3Fはきれい。スピンは高速でポジションもいい。うまいなこいつ。NHK杯ではさっぱり印象に残らなかったのに。体も絞れてきれいです。刈屋さんも「筋肉が浮き上がってますよね」とナイスバルク!発言。終わったあとはガッツポーズ!正統派のスケーティングをみました。グレイト!TESも30点に乗せた。

第4グループの前にニュース。松尾さんそのスーツはサラ金ぽいのでやめた方がいいと思います。荒川姐さんの衣装いいですねー!ウルトラマンぽいですがむしろウルトラマンになる方向で。すごく軽く見えて、かつ姐さんの女王的な雰囲気をもりもり引き出して。佐藤さんも言うとおり、いいところを引き出してます。やっぱ専業の人に頼まないとですね。

いきなりきましたロシアのイリーナ・スルツカヤ。サラ・ヒューズにいい演技みせてやれ。でもさすがに緊張してますかね。がんばれ。リスト「死の舞踏」。刈屋さん「スルツカヤがたっぷり時間をとったとしても、誰も文句は言いません」。いいこといいますね。3Lz+2Tは安定感抜群。3Fもフォロースルーがきれいきれい。いつもの出来ですね。2A決めて危なげなし。ビールマンポジション連発でポイントポイント。ステップもいいですね。そしてフィニッシュは足替えのビールマンスピン。「いつも通りやりましたが何か?」はい、パーフェクトです。佐藤さんも感動、「こんなにうまく自分の体をコントロールして、やりたいように動くようなトレーニングはすばらしい」。66.70でトップ。

イタリアのシルヴィア・フォンターナ。どうも一度引退してトリノのために復帰してきたらしい。もとジマーマン。曲はなんかのブルース。2F+2Tから。1A、3Tと跳んできた。まあ数あわせなんですかね。客も盛り上がるし。ただでさえスルツカヤのあとなのについてません。でもイタリアの観客は大喜びです。それでいい。

ウズベキスタンのアナスタシナ・ギマゼディノワ。「ゴッドファーザー2」ST。2Aから入る。3Lz+1Tになるががんばった。2Fになった。がんばれ。スピンはいい感じ。後半は情感豊かに演じました。音楽によく合ってた。

きました荒川静香姐さん。というか姐さんなのに子供寝てるー!起きて起きて。ショパン「幻想即興曲」。3Lz+2Tにしてきたか。入りがよくなかったので安全策。3Fは超クリーン。スパイラルは柔軟性をいかしたすばらしいもの。ほかの選手にないのは豪快さですね。雄大な。でもしっかり3秒間キープを守って。2Aも決めてあとはフィニッシュまでもっていこう。ステップは慎重にレベルを積み重ねている印象。そしてスピンはこれまたレベル4になるように慎重に回っていた。その成功の証にフィニッシュで会心の笑顔。よっしゃ!リンクサイドで抱き合うモロゾフと佐藤久美子コーチ。刈屋さん「オリンピックにしっかりとピークをもってきた調整能力!」。佐藤さん「全部がバランスよくそろってました」。得点をとるためにしっかりとプログラムを組んできた。これを待っていたのです。必ずここにくると信じてました。そしてきました66.02!2位につけました!きたきた。よーしよしよし。うはは、うはははは。点が出て思わず悪代官の笑いが。失礼しました。

ウクライナのガリーナ・エフレメンコ。「Requiem」。最初の3Lzで転倒。1Aになってしまったり。こうなると暗ーい演目がつらいですね。おつかれさまです。キスクラもどんより暗い。もっと元気出して。

オーストラリアのジョアン・カーター。Talisman「Russian Gypsy Fire」。途中でスケート靴をなくして、2日間練習ができなかったらしい。みんなものなくしてますね。まあ普通にもってくるとみんな盗もうとしますし。南部でやったらもっと大変なんだろうなあ。最初の3Lzで転倒。次もステップアウト。スパイラルでは観客にアピール。最後まで滑りきりました。よかった。

荒川姐さんインタビュー。パーソナルベストに「びっくりした」。「1つ1つのものを丁寧に、雰囲気を感じてやった。落ち着いて滑れた」。うれしそうでした。安藤「緊張したが応援が多くてうれしかった。この舞台で滑れることは自信を持っていいので、とにかく悔いを残さないようにやりたい」とのこと。SP滑って吹っ切れたような気はしますね。思い切ってやってほしいです。FSの衣装も微妙ですが気にしないで!

最終グループの前にニュース。3人が映っている画面で荒川姐さんだけ練習着だ。変身前ってことだな。全体練習。リアシェンコは後ろから見るとなんかトロピカルだが大丈夫だった。だいぶ絞ってきてるな。ああ村主姉さんの衣装もよくなってますね。コストナーの衣装かわいい。どうもかなり仕上げてきてるらしいぞ。コーエンの衣装は不思議な色彩だけど大丈夫。ジャンプもあぶなげないぞ。

ルーマニアのロクサナ・ルカ。「Malaguena」。3T+2Tできた。3Sで両手ついた。スピンはゆっくり。この人も順番的に不運ですね。でも最後はおもしろいポジションのスピンでフィニッシュ。笑顔がすてきでした。

北朝鮮のキム・ヨンスク。「カム・ウィズ・ジョイ」。ジョイとか聞くとちょっとびくっとしますが。3Lz+2TでLzがツーフット。3Fもツーフット。スパイラルのポジションはいい。国際大会で2位に入った実力がある。このへんは男子とは違うな。スピンのポジションもよかった。1979年生まれですから経験もあるんですね。

ウクライナのエレーナ・リアシェンコ。かわいいちびっこが旗振ってる。マキシム「ハナの瞳」。3Lz+2Tはきれいに決まった。やはり調子はいいな。3Fもメイク。朝の練習では跳べてなかったらしい。リアシェンコは好きな選手だから(というか一緒にオリンピック出てる)佐藤さんもほめまくってます。刈屋さん「腰の具合はよくなさそうでしたが、本番ではしっかり集中してきました」。このへんのクラッチさが好きですね。リアシェンコ的にノーミス、会心の演技でした。でも点が伸びず場内からはブーイング。もっと出てもいいのに。今回ばかりはそう思いました。

きました村主章枝姉さん。クック「悲歌」「トカ・オリージャ」。集中した表情。3Lz+2Tはきれいに決めた。問題はここだ。3F!よしゃ決めた!これでいける!次はリリカルなスパイラル。本人の意図通り会場の雰囲気が変わった。すごく引きつけてるぞ。スケーティングにスピードがある。2Aも決めて着地に音楽の変化がぴったり。あとはどしどしいこう。ステップもチェンジオブペースを織り交ぜ、すごく集中してる。そしてコンビネーションスピンでフィニッシュ!刈屋さん「完璧です!」。まさにパーフェクトのすばらしい演技。このトリノにしっかりあわせてきた。リンクサイドで佐藤信夫コーチと抱き合う。佐藤さん「ジャンプに高さだけでなく幅、そして加速して降りてくる流れの良さ」。会場から投げ入れられるぬいぐるみをダイレクトキャッチ。ここで61.75で3位。きっちりきましたね。というかこれくらいがベストポジションです。

イタリアのカロリーナ・コストナー。「ミッション」からガブリエルのオーボエ。NHK杯とは別人らしい。帳尻戦士なのか。ああすごい!ただ滑るだけでものすごい存在感。でも3Lzで転倒!あかーん!コンビネーションにならなかった。3Loは決めた。そして荒川姐さんレベルの雄大でかつ可憐なスパイラル。2Aは決めて盛り上がる会場。ステップは工夫があっておもしろい。スピンコンビネーションもすごくポジションが美しい。このときのために仕上げてきたプログラムという感じだ。あれを完璧に決めたら荒川姐さんレベルに達するすばらしい演技だった。それだけにあの転倒は痛すぎる。うーん惜しい!惜しい!刈屋さんも驚く仕上がりをしても、「それが演技で出せるかがわからないのがオリンピック」。ですねー。53.77で出遅れた。つくづく惜しい。でももう素材では次世代ではぬきんでてますね。

最終滑走はアメリカのサーシャ・コーエン。待ってました。シナリオの完結に向けて。「黒い瞳」。衣装・メイクもロシアっぽさをアピール。3Lz+2Tは当たり前のように。3Fもパーフェクト。こういう曲はコーエンのよさを引き立てる。そして来ました、世界レベルのスパイラル。す・ば・ら・し・い!ステップは躍動感に満ちてる。速い!そしてフィニッシュは高速コンビネーションスピン、超絶I字スピンで。完璧!フィニッシュポーズを数秒維持する余裕。終わってガッツポーズだがまったく当たり前のこととして受け止めている。刈屋さん「もろさはもうありません、完璧です!」。帰ってきた。僕らの完璧超人が帰ってきた。全身武器、技術のオンパレード。可憐さも前面に出したパーフェクトな演技。そして66.73でトップに立った!スルツカヤの上にきた!

村主姉さんのインタビュー。ものすごいアップでとってるな。「とりあえずミスなくできた。こういう場で滑れて感謝している。細かいミスはあったのでFSで修正していきたい。FSはお客さんに希望の道を示せればいいと思っている」。

SPの結果です。

1. サーシャ・コーエン 66.73
2. イリーナ・スルツカヤ 66.70
3. 荒川静香姐さん 66.02
4. 村主章枝姉さん 61.75
5. キミー・マイズナー 59.40
6. エレーネ・ゲデバニシビリ 57.90
7. エミリー・ヒューズ 57.08
8. 安藤美姫 56.00

***

いやーいい戦いですね。これだけ接戦になるとは。

0.03差とはいえ、コーエンが首位に立ちましたよ!これはびっくりしましたが、同時にとてもうれしいです。心技体におでこ美人の完璧超人に最近心の部分が弱まっていたのですが、黄金聖衣が全部そろうようにすべてのパーツがそろい、最高の力を発揮しました。僕らの完璧超人が帰ってきた。姐さんたちがやるように勝つためのプログラムを仕上げてきたなというところ。ジョン・ニックス+モロゾフ(モロゾフなんだコレオグラファー)、ぐっどじょぶって感じですね。ここまでは死海文書ばりに僕の予言通り(ホントです)なのですが、FSも楽しみです。

0.03ですがまさかの2位になったスルツカヤ。成仏のためには倒さなくてはならない最大の敵、コーエンと荒川姐さんが戻ってきました。いつものように楽勝とはいかなくなりましたが、ここでこれまでのすべての思いが助けてくれるはずです。最高の演技をすれば金メダルに一番近いのに変わりはないはず。いつものようにリンクを支配すれば、やっぱりスルツカヤだったかという結果になるでしょう。うーん楽しみです。自分の演技を。うーんでもどっちかが表彰台のあと銀メダルをポケットにしまうんでしょうか。もう同点にして両方に金メダルあげたらどうですかね?

そしてきました荒川姐さん。もともと「この演技を100%演じれば結果は出る」という100%の自信があれば姐さんはこんなものなのです。モロゾフとしっかり仕上げてきたプログラムはその確信を得るのに十分でしたし、姐さんも慎重に慎重に無理をせず、確実に決めていくというイメージをしっかり維持して演じていました。衣装も手伝って姐さんがウルトラの姐に見えましたよ。♪ウルトラのモロゾフがいる ウルトラの久美子がいる そして姐さんがここにいる。このモードなら金メダルも十分可能ですが、そういうのは気にせずにFSは自分のプログラムを信じて、自分の演技を。いつも心はウルトラの国に。がんばって!

村主姉さんは4位に。パーソナルベストから考えれば十分です。そして。へたに3位とかに入るより、このポジションが絶好なのです。ここからサンデュ先輩も持っている(不発だったけど)末足が炸裂するのです。これくらい離れている方が村主姉さんの根性回路は活性化するのですよ。計算通りです。自分のいうとおり観客を魅了する演技をすれば、お客さんだけでなく、自分にも希望の道が開けることでしょう。楽しみです。がんばって!

でびっくりなのはなんですかキミー・マイズナー5位って。上がってきましたね。あれだけやれるとは思いませんでした。技術と表現の意志がほどよく融合。こんなところにいるとソルトレイクを思い出してしまいますが、それは今回はないでしょうね。とにかく次回オリンピックに向けてがんばってください。よりびっくりなのはグルジアのゲデバニシビリが6位に。すごい素質の持ち主ですね。ノーミスできたのが大きい。こちらもいい演技期待しています。7位はエミリー・ヒューズ。エミリーにはいい演技よりもオマエの姉ちゃんどうよとか聞きたいのですが、いい演技をお願いします。

安藤は8位。出遅れた感は否めませんが、悪いのは安藤ではありません。衣装です。ワダエミです。本人の自信を植え付け、能力を引き出すというよりもむしろ封印?みたいな衣装。誰に頼まれたんだワダエミ。曲にもまったくあってないし、服としてはありなのかもしれませんが、衣装としては何を狙ってるのかさっぱりわかりません。そもそも安藤は自分でデザインしたとかいう衣装があったじゃないですか。あの水色がよかったような気がするのにあれは捨てちゃいましたか。まったくがっかりです。FSはちらっと見ましたが青緑ですね。あれにはどんな結界が仕込まれているのかと考えると不安です。とにかくそういうのに負けずに自信を持って挑んでほしいのです。気楽にいきたいとのことですが、そうそう、失敗したら衣装のせいにすればいいんですよ。次回につながる演技を期待しています。がんばれ。とりあえず衣装にあやしい宝石みたいなのが使われていたら、ほじくりだしてみてはいかがですか。あと襟元にお札が縫いつけてあるかもしれませんのでこちらも注意してみてください。

投稿者 マイク松 : 07:26 | フィギュアスケート | コメント (53) | トラックバック (5)

2006年2月21日

トリノオリンピック:アイスダンスFD

アイスダンス・フリーダンス。実況は森さん、解説は五十嵐さんです。

結局BS1の放送が早くはじまったせいか、総合テレビの内容と変更はないみたいですね。なーんだ。かえってスキップされてます。ということで第1,第2グループのみられなかった演技はレビューできそうにありません。少しテレ朝を見ようと思ったのですが、すまっぷの歌を聞いただけで修造を思い出して吐き気がしたので(条件反射)、断念しました。そういう体質ですのでご容赦ください。ちらっとハンガリーのペアがでてました。いい演技してました。ホフマン姉さんがんばってください。

昨日に引き続きややこしいので略語表。SlLi=ストレートラインリフト、CuLi=カーブリフト、SeLi=サーペンタインリフト、RoLi=ローテーショナルリフト、RRoLi=リバースローテーショナルリフト、SlSt=ストレートラインステップ(ミッドライン、ダイアゴナルも)、SeSt=サーペンタインステップ。ややこしい人はリフト=Li、ステップ=Stで覚えてください。

渡辺・木戸組。「マイ・フェア・レディ」ST。CuLiはやっぱり重いなあ。重力を感じる。SeStはステップの数が少ない。でも楽しさは伝わってくるからよしとしよう。ツイズルはよくあってる。いい演技だ。でも普通に滑ってる時間が長すぎる。RoLiはがんばったか。「点を取る要素を無機質に重ねるのではなく、『マイ・フェア・レディ』を表現したい」とのこと。点を取る要素を重ねて表現するわけにはいきませんかね。とりあえずそのためには、巣鴨で買った安い布地ではなくて、もうちょっといい衣装を使うべきではないでしょうか。日本のデザインは今はがんばってますよ。キスクラの木戸はミュージカルの脇役っぽい。トータル153.41、この時点では1位。

カナダのメーガン・ウィング&アーロン・ロウ。あれ、「コッペリア」じゃないんだ。「タンゴ・メドレー」。この人たちのいいところは、自分たちに似合う音楽は何かってことをよくわかってることですよね。似合う音楽だけやると。タンゴの雰囲気をよく出してます。何かを演じるのではなくタンゴを演じる。この人たちはそれができる。RRoLiを前半でかましてきた。勝負にきてるな。ツイズルはよくあってる。この人たち得意ですからね。ウィングもドーナツポジションはできるみたい。連発してます。SeLiもきれいに決めた。今日はロウに存在感もあるぞ。最後は高速RoLiを決めてフィニッシュ。この人たちここまで踊れましたか。がんばりました。「コッペリア」で芸人ぶりが堪能できると思ってましたが、違う方で堪能できました。166.40で1位。

イギリスのカー姉弟。よかった出てくれて。ってファイエラ・スカリはスキップですか。今日は弟が鉢巻きしてる。また鉢巻きだ。ヨーロッパでブームなのかな。The Porridge Menの「スコティッシュ・メドレー」。イギリスっぽい。まずSeLiから。うわ豪快!チェンジエッジもうまくできた。ドーナツポジションからのRoLiは速い。すごくおもしろい構成ですね。中盤から躍動感ある演技に。スコットランドっぽい動きも入れて。CuLi→RoLiのコンビネーションでフィニッシュ。自分たちらしさがよくできてました。五十嵐さん「滑りがいいし、ターン、ステップが正確に決まるカップル」と高評価。これが初オリンピックだしこれからのカップルですね。カップルというか姉弟ですが。原田兄妹に負けるな!167.43でトップに。

ロシアのオクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン。衣装をゴールドで決めてきた。カール・ジェンキンス「ワルツ」。コンビネーションスピンから。この曲って踊りづらそうですよね。SlLiはLv.4ですが、どうもわかりにくい曲を使ってるなあという印象が。もっとよさを引き出せるような曲にすればもっとできそうな気はする。SeLiは難度高そう。技術はばっちりなんだが。CiStはLv.2から上がってないらしい。苦手っぽいな。最後はRoLiでフィニッシュ。きっちり決めた。173.76。いい点が出たと思う。

リトアニアのマルガリータ・ドロビアツコ&ポヴィラス・ヴァナガス。いいですね泥日敦子姉さん。「オペラ座の怪人」。雰囲気のあるコンビネーションスピン。CuLiはなんかいい表情。見れば見るほどこの人たちの良さがわかりますね。プロで鍛えた表現力があります。SlLiはみせます!最後のRRoLiが足を首に絡める超高度&高速!そしてフィニッシュ。すばらしかった。滑りにミュージカルを感じた。競技に戻ってきたかいが、このFDでみせられたと思う。ちゃんと新採点システムにも対応できてたと思う。戻ってきてくれてありがとう。183.21でトップ。

イタリアのバーバラ・フーザルポリ&マウリジオ・マルガリオ。すごいイタリアコール。うわー!すごい衣装だ!お金かかってそうだ。昨日の転倒を挽回できるか。「プリンス・オブ・エジプト」ST。なにそれは、丸刈り男がプリンスってことか?でもRoLiでまずアピール。SeStはちょっとスピードがないか。そして独特のポジションからのコンビネーションリフト。あのポジションはオリジナルですね。SeLiはポジションチェンジが豪華。後半疲れてきたか。SlLiでフィニッシュ。最後はお疲れだったか立てないフーザルポリ。昨日のことを思い出してたか。でも昨日の歴史に残る汚点のにらみあいもあってそう見えるのかもしれないが、2人が同じ動きをしてない。なんかばらばらにみえてさっぱりよくみえなかった。技術点はでるのかもしれないけど。あれ、リフトの制限タイムオーバーで減点がある。183.46で1位。おつかれ。

カナダのデュブレイユ・ロウゾンはやはり昨日のけがの影響で棄権。それでいいと思います。世界選手権に戻ってきてください。今日は誰も転倒してないでしょうか。お祓いでもしたかな。

イスラエルのガリト・チャイト&セルゲイ・サフノフスキー。でました。期待してますよ。ラヴェル「ボレロ」。動きにキレはあるぞ。いける。SlLiからRoLiへのコンビネーションリフト。練ってきてる。ツイズルはずれた。リズムをうまく捕まえてる。SESt、SlLiと雰囲気が出てるぞ。もうちょっとだ。がんばれ。RoLiでフィニッシュ!緊張があったか会心とはいかなかったが、世界トップレベルへの力を存分に見せつけた。五十嵐さん「彼らなりの解釈があり、ところどころにトーベル・ディーン組を思わせる振り付けがあった」。そうなんや。181.16でこの時点で3位。それでも伝説に挑んだ心意気を高く評価したい。だてに顔が濃いんじゃないぜサフノフスキー!

ウクライナのエレーナ・グルシナ&ルスラン・ゴンチャロフ。いい位置につけているだけに上位を狙いたい。これもいい衣装着てるな。きらきらだ。ピーター・ガブリエル「フィーリング・ビギンズ」。インドっぽい雰囲気。ややこしそうなSlLiから。ひざに肩を乗せてるのか。スピードがあった。動きにキレがある。またウクライナの応援団が近くにいるのか手拍子が聞こえる。SeLiは低空飛行のすばらしいポジション。ツイズルもあってる。ここまでいいぞ。二人の動きもきっちりそろってる。最後はRRoLiでフィニッシュ!これはいい出来だ。会心だったのでは。195.85で1位。メダルに近づいたか。でも1つ1つの要素はレベル高いのはわかるんだけど、いまいち印象に残らない。なぜだろう。

ロシアのタチアナ・ナフカ&ロマン・カストマロフ。集大成の演技ができるか。ビゼー「カルメン」。二人とも気合い入ってますが、カストマロフはどこかでみたことがあると思ったら炎上前のコバマサみたいな目。大丈夫か。緊張してるのか。入りでぐっと客をつかむ。完璧な出来。ステップは固いか。でもロシア応援団が後押し。コンビネーションスピンもいいですね。めずらしくツイズルもあってる。SlLiには時間に気を遣って。最初緊張してたけど落ち着いてきた。CuLi1つでここまでひょうげんするか。でもカストマロフはまだ固いな。がんばれ。クライマックスに入った。もうすこしだ。というか乱れないけど。SeLiでカルメンの情熱が見えた。そしてかにっぽい不思議なポーズのあとでRRoLiでフィニッシュ!やった!緊張してたけどプルの言葉を借りれば「金メダルのために必要な演技をした」ということじゃないだろうか。王者の滑りだ。カストマロフの胸をたたいて抱きつくナフカ。きっと2塁まで進ませたけどなんとか抑えたわみたいな気持ちだったんだろう。大きなロシアの国旗が走ってる。あれおもしろい。客席にガッツポーズを繰り返すカストマロフ。これほどうれしそうなナフカもはじめてだ。200.64でトップ。200点を突破した。

ブルガリアのアルビナ・デンコワ&マキシム・スタビスキー。待ってた。いい演技を頼む。「アルビノーニのアダージョ」。SlStがものすごい入り。そのままRoLiにつなげるすごいリフト。スピードがある。ツイズルもよくあってるぞ。雰囲気がすごくでてる。2人が一体となってすごい雰囲気を。SeStも難しいステップ踏みまくってる。クライマックスだ。もう少し、がんばれ!SeLiもものすごい高度。どうかと思うポジションの連続。最後は情感あふれまくるSlLiでフィニッシュ。すばらしい!すばらしい!完璧な表現。僕らはこれをまっていた。技術と表現の融合、そして重厚な表現、これがアイスダンスとすれば僕らはこれを待っていた。最高だ。オリンピックの舞台でようやく本当のアイスダンスがみられた気がする。僕らが最初に見て引きつけられた、デンコワ・スタビスキーの演技がやっと帰ってきた。うわー!2点減点があるよ!189.53。でも十分だ。これで十分だ。僕らのデンコワ・スタビスキーが戻ってきた。これで十分だ。

アメリカのタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト。うわまたベルビンの衣装がいい。すごいいいな。Esteban「Duende」Louis Winsberg「Jaleo」ほかフラメンコ。緊張はなさそう。CuLiからRoLiへのコンビネーションリフト。スピードにのったSeSt。このフラメンコの曲いいな。ポジションの入れ替えがスムーズ。アゴストのやらしいひげもこのためかと思うと納得。SeLi2回ポジションチェンジクライマックスは一気にスピードに載って。アメリカらしい振り付けで盛り上げ、最後はRoLiでフィニッシュ!いい演技した!2人も会心の出来だったろう。特にこのオリンピックはアゴストの力を再認識。年齢的にもアゴストが引っ張ってるんだろうと思うが、ベルビンという最高の素材を活かす見事なリード。196.06で2位。やった。まだ若いのにぜいたくいっちゃいかん。次世代の王者なんだから。

フランスのイザベル・デロベル&オリビエ・シェーンフェルダー。こっちも衣装替えてきた。ていうか前の方がよかったのでは。イタリアっぽさを出してきたんだろうか。「ベニスのカーニバル」。リフトの得意なこのペア、最初にコンビネーションリフトでアピール。SeSt。雰囲気出してるぞ。デススパイラルっぽい動きも取り入れて。そしてでた、手袋のいい演技。コンビネーションスピンの時にもツイズルの時にも使ってた。そして難しいポジションで寝そべるようなリフトでCuLiにしてきた。すげえ。最後も手袋を使ってフィニッシュ。すばらしかったですねー。高難度リフトの連続で、手袋もいっぱい使うなど工夫もこらして、フランスらしさを存分に見せつけました。よかった。デロベルはもうちょっとやせた方がいいけどよかった。肩ひもが横綱みたいに見えるけどよかった。ってうーん!194.28!惜しくも届かず!

総合の結果です。

1. ナフカ・カストマロフ 200.64
2. ベルビン・アゴスト 196.06
3. グルシナ・ゴンチャロフ 195.85
4. デロベル・シェーンフェルダー 194.28
5. デンコワ・スタビスキー 189.53
6. フーザルポリ・マルガリオ 183.46
7. ドロビアツコ・ヴァナガス 183.21
8. チャイト・サフノフスキー 181.16

優勝はナフカ・カストマロフ!ネクタイをはずしてだらだらしてたカストマロフ。でもこのペアにしてはとても苦労してつかんだ栄光でしたね。混戦を制してうれしそう。ナフカのこんなうれしそうな顔はじめてみました。やっぱり特別でしたね。

***

結局優勝は予想通りロシアペアになったのですが、さすがのナフカ・カストマロフもオリンピックの重圧をはねのけるのは大変だったようですね。トットミアニーナ・マリニンって実はすごいんじゃないかと思いました。今日の演技はいつもの滑りではなかったようで、特にカストマロフはかなり緊張していたようですが、ナフカが励ますようなシーンもあり、無事大きなミスなく乗り切りました。もちろんいつもの滑りではなかったとはいっても、ペガサス流星拳が88発→85発だったくらいの違いで、王者の滑りはいかんなく発揮されてました。伝説のプログラムの一つになってもいいでしょう。ナフカのうれしそうな姿がとても印象的でした。カストマロフはおいしいピロシキとかあげてもあれくらいの顔見せそうですが、ナフカは優勝してもいつも当然でしょ?みたいな顔だったので。よかったよかった。いつも女王と従者みたいにいいますが、この2人でないと優勝はできなかったと思います。

銀メダルはベルビン・アゴスト。まさかこんなに早く世界のトップレベルに登り詰めるとは。これもひとえにベルビンの超絶美貌のおかげですね。といいたかったのですが、やはり今回はベンジャミンをほめなくてはいけませんね。あの悪夢と思いたいODで、それまでの超悪い雰囲気+フーザルポリ・マルガリオの険悪な雰囲気+最終滑走という最悪のコンディションで、あそこまでのパフォーマンスを発揮できたのは、アゴストのリードが大きいでしょう。松木恵ファンにはおこられると思いますが、きっと「いつものベルビンちゃんでええねや!女王のようにしとき!」とかいったんだと思います。成長しましたね。もちろんベルビンも美貌だけではなく、180度開脚の身体能力やダンスのうまさなど実力をめきめきあげてます。まだ表現力は上がる余地を残しているだけに、これからが楽しみなカップルです。

3位にグルシナ・ゴンチャロフが入りました。ODからの調子を維持して、FDでもノーミスの演技を披露。ロシア系のなめらかな滑りにいくつも難しい技術を盛り込んで、この舞台でノーミス。混戦の3位争いを制しました。有力候補をおさえての銅メダルは自信になると思います。4位にデロベル・シェーンフェルダー。かなり銅メダルを逃して悔しそうでしたが、演技自体は工夫があってばっちりでした。FDだけなら2位ですし。4位に対して2人に責任はありません。責任があるのは衣装のデザイナーです。「どうも鉢巻きっておかしいと思ったんだよ!」などと小一時間問いつめてやればいいと思います。

そして5位にはデンコワ・スタビスキーが。しばらく結果が出せませんでしたが、この大舞台で叙情あふれる表現力が大復活。新採点システムに敢然と立ち向かい、複雑高度なリフトを入れながらも、このペアにしか出せないリリカルスケーティングを最高レベルに出してくれました。というか男性女性というジェンダーを超えた、アイスダンスそのものに対する挑戦のようなプログラム。採点結果でも評価が両極端に分かれるほど。それもあって結果は5位でしたが何の不満もありません。僕たちのデンコワ・スタビスキーが帰ってきた。これにまさるしあわせはありません。よかった。

今回のオリンピックにあわせた復活組が6,7位に。デンコワ・スタビスキーの復活に次ぐこのオリンピックの収穫は、7位のドロビアツコ・ヴァナガスをみられたことです。堅実なスケーティングとあふれる表現力。ドロビアツコ姉さんの妖艶な表現はさすがの実力を十分に示してくれました。オリンピックでみられてよかった。順位はソルトレイクより下でしたが、大事なものを教えてくれました。またプロに戻るのかもしれませんが、もし競技を続けるとしてもまた見たいなあと思わせました。

対して6位のフーザルポリ・マルガリオ。まったくなんで戻ってきたんだと思わせる醜態を見せてくれましたね。これもオリンピックです。アイスダンスはある意味ハイレベルな信頼関係が大事とはいわれてますが、それはもう僕の中では当たり前になっていました。そりゃそうやろと。あの2人はあのガンのつけあいで世界中継でそれを崩してくれたのですが、その当然の前提がないとこんなにアイスダンスってつまらないんだなということを教えてくれました。ありがとう。ぜひプロに戻っていただければ。富井と話していると、「やっぱり『忘れ物』は取りに行っちゃいけないんだな」といってました。なるほどと思いました。

投稿者 マイク松 : 07:56 | フィギュアスケート | コメント (20) | トラックバック (2)

2006年2月20日

トリノオリンピック:アイスダンスOD

昨日コンビニで買った、槙村さとる『白のファルーカ』の廉価版をコンビニで買って読みました。おもしろい。おもしろすぎるよ。少女まんがということで3ページに1回みんな花を背負っていたり、はずかしい台詞がばんばん出てきますが、さすが良作、古びないよさがありますね。何よりアイスダンス(というかダンス全般)に造詣が深いので、ポーズがいちいち決まっていてすばらしいです。ということでアイスダンス熱ががっつり高まったところでODです。ちなみにファルーカは全部読んだあとで(上巻だけ読みました)もちろんレビューしますよ!

***

アイスダンス・オリジナルダンス。実況は森さん、解説は五十嵐さん。上位はどう変動するでしょうか。

最初はカナダのメーガン・ウィング&アーロン・ロウ。サンバ・ルンバ・チャチャ。えみちゃんねる第1滑走ですが、ベテランですから関係ないですね。このひとたちはラテン得意そうですから期待。顔で判断してますけど。サンバはかなりよかったのでは。ちゃんとレベルあげてきてるな。ルンバでいいCuLiが。そしてウィングの顔芸が炸裂。いいぞ。えみちゃんねるに目を奪われますがロウもなかなかいいですね。この2人ツイズルが得意なんですよね。きっちりあってました。難しいLiはあまりなかったが、雰囲気は出せてたと思います。さすが芸人カップル。80.59。おおよかったのでは?

ややこしいので略語表。SlLi=ストレートラインリフト、CuLi=カーブリフト、RoLi=ローテーショナルリフト、RRoLiリバースローテーショナルリフト、SlSt=ストレートラインステップ(ミッドライン、ダイアゴナルも)。ややこしい人はリフト=Li、ステップ=Stで覚えてください。

ロシアのヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノヴィツキー。ルンバ・チャチャ・サンバ。最初のコンビネーションスピンはすごく工夫と雰囲気があった。でもSlStで少し乱れてしまう。おしい。ロシアはラテン苦手なんじゃないかとか勝手に思ってたけどすごく雰囲気があったと思う。78.05。ステップは課題だったそうだがLv2。でもロシアらしさは示した。21/25とむっちゃ若いから、ナフカ・カストマロフのあとを引き継ぐんだと思う。がんばれ。

アメリカのジェイミー・シルベスタイン&ライアン・オメーラ。サルサ・ルンバ・チャチャ。SlStで少し女性がバランス崩した。さっきのロシアペアにあったような雰囲気がない。内なるラテンを感じない。CuLiはよかった。チャチャに変わるところで不思議ーな振りがあった。どうしたアメリカ。最後まで首をひねる内容。五十嵐さんは今日はよかったという評価。衣装もみどころだという話だが、この衣装は安そうだ。予算がまわらないのかなあ。ってなんでコーチが選手ペアの間に入ってるの?73.53。

またアメリカのメリッサ・グレゴリー&デニス・ペテュコフ。こちらがNo.2ペア。チャチャ・ルンバ・マンボ。最初の振りが音楽と少しずれた。ていうかずっとずれてる。チャチャ苦手なのかな。SlStでペテュコフがずれた。これって振り付けズーリンかな?そんな気がする。ルンバは最初はよかったがやっぱずれてきた。アメリカ2組がラテンが苦手ってどういうことなんだろう。下の大陸の踊りだけど?でもズーリンじゃなかった。じゃあパクリってことか。パクろうぜ!ってことか。(失礼)ペテュコフは微妙な顔してるな。77.51。

第2グループのウォームアップ。なんかこの間に音楽がかかったりしてムードいいですね。

イスラエルのアレクサンドラ・ザレツキー&ロマン・ザレツキー。ザレツキー兄妹ですね。サンバ・ルンバ・マンボ。妹は広瀬香美っぽい。18歳だけど。SlStであわない。ツイズルもあってないな。ほんとに兄妹?動きが固いです。CuLiはレベル高い。いかん、ファルーカ効果でつい原田兄妹を思い出してしまう。SlStはのりが悪かった。うーん。RoLiはえらく回転速かったけど。64.72。

アゼルバイジャンのクリスティン・フレーザー&イゴール・ルカニン。チャチャ・ルンバ・サンバ。フレーザーの衣装が気合い入ってますね。ルカニンは秋葉原にいそうな顔してるけど。うわツイズルが乱れた。雰囲気は出せてるのにテクニックが足りない。がんばれ。ルカニンの鼻がすごい。オマエいくつ嘘ついたんだよって感じの鼻だ。71.10。

ウクライナのユリア・ゴロビナ&オレグ・ヴォイコ。サンバ・ルンバ・サンバ。最初の雰囲気がよかったが、ツイズルで離れていってしまう。だめ!リズムにはのれてる。ウクライナの人って熱心に応援してますよね。ああ、実況席の近くにいるんだ。CuLiはまったりみせる。全体的にゆっくりした滑りだ。なんでだ。ヴォイコの顔の普通さといったらないな。サフノフスキーと混ぜたらちょうどいいくらい。五十嵐さんはサンバでおしゃれな曲を選んだと評価。たまに五十嵐さんおもしろいこといいますよね。63.80。

フランスのナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ。うわー!すごい気合いだけどどうにもいいようがない衣装だ!なぜかハワイっぽいよ!ほんとにフランスの衣装担当はフランス人なのかな。なぜかKENZOとかがデザインしてるとおもしろいけど。サンバ・ルンバ・サルサ。そのせいかSlStでペシャラが転倒。衣装の部品のひもをまき散らしてる。ちゃんとあとで拾ってくださいね。サルサでぺちぺちたたいたりする振り。不思議。部品のひもの横を通り過ぎる。あぶない。あとでブルザがちゃんと拾ってました。72.66。

ポーランドのアレクサンドラ・カウク&ミシェル・ジック。サルサ・ルンバ・サルサ。ジャッジからどうもさっきのひもがまだおちてるっぽく、注意をうけてた。拾ってやれよ誰か。最初はサルサからはいって雰囲気がいい。CuLiはその雰囲気をよくだせてた。ジック妙にさわやかすぎてセクスィー(@樋口豊)な感じが出てない。下位の人はSlStのステップが少ないな。こんなもんなのだろうか。でもこの人たちの力は十分に出せている印象。五十嵐さんは最後の方にもっとサルサっぽい振りが入ってればよかったのにと注文。五十嵐さんってシングルだったはずなのに何でも知ってますねー。66.99。

なぜか整氷作業中に荒川姐さんのなつかし映像が。誰か月マガでも読んだのかな。村主姉さんは微妙な顔でストップモーションかけられかわいそう。安藤もだいぶ戻ってそうですね。髪染め変えたんだ。そしてなぜか前半戦のハイライトが。いきなりハーフパイプのだめさをみせられてテンション下がる。カーリング見せろ!おお出た!

ハンガリーのノラ・ホフマン&アッティラ・エレク。チャチャ・ルンバ・サンバ。ホフマン気合い入ってますね。チャチャはなんかほのぼのした音楽だけど大丈夫か。ポンキッキかと思った。あれで2人が落とし穴に入って、出てきたらナフカ・カストマロフだったらおもしろいんだけど。なんて考えてたらRoLiが終わった。ルンバは振りはいいんだけど、エレクがジャニーズ系(23なのに)で全然雰囲気が出せてない。フーザルポリ・マルガリオとかが踊ったら放送禁止になりそうな。あいつら楽しみだ。といってる間におわり。五十嵐さんはスピードがないと評価。あれ、フラワーガールが一列になって何か探してる。きっとおとしものがないかどうか探してるんだ。おもしろい。もっとエレクがんばれよ。71.57.

イギリスのシニード・カー&ジョン・カー。カー姉弟。チャチャ・ルンバ・サンバ。カー姉さん顔長いなー。入りは雰囲気でてるぞ。ツイズルはあわないけど確かにスピード感があっていい。おっ、SlLiでレベルが高そうな。がんばった。このOD用にがんばってレベルを上げてきた印象。最後はワンハンドのRoLiでフィニッシュ。よかったですね。五十嵐さんはSlStをルンバで入れて曲をうまく使ってたと評価。そうか、わざわざサンバとかチャチャとかで入れるから遅いと思われるんだ。考えたな。81.86でトップに立った!会心の出来ですかね。

アルメニアのアナスタシア・グレベンキナ&ヴァズゲン・アズロジャン。サンバ・ルンバ・サンバ。CDは見てないんだこのペア。これも女性が気合い入った衣装。SlStではレベルの高いステップをいっぱい入れてた。セクスィーな衣装も手伝ってルンバも雰囲気がいいぞ。やっぱベタな曲がいいですね。コンビネーションスピンはちょい遅いか。RoLiは速い回転でフィニッシュ。出来はよかったと思いましたが五十嵐さんはあんまりな感じ。TESはよかったが、PCSがさっぱり伸びない。なんでだろう。68.11。

渡辺・木戸組でました。チャチャ・ルンバ・サンバ。ラテンをきっちり踊ってくれるか。って出たー!ちょっとどうかと思う色彩の衣装!どこで買ってきたんだ。巣鴨?いきなり遠くからひざで滑ってくる木戸。どんな演出だ。最初のツイズルはなんかアイスダンスじゃなくて変な芸みたいだ。サンバになってからは楽しそうですねと苦笑いが出てきそうな雰囲気。うわ、大漁旗みたいな横断幕が出てる。その方があの衣装よりセンスいいですよ。キスクラではなんか70年代のアイドルみたいに見える2人。特に木戸。どうなんでしょうか。それなりの点が出て74.54。

イスラエルのガリト・チャイト&セルゲイ・サフノフスキー。もう出てくるんだ。前の組で舞台は整ったぞ。でたー!サフノフスキーのちょっとどうかと思う顔のアップ。夢に出そうだ。チャチャ・ルンバ・サンバ。やっぱりこの時点で出てくるにはレベルが違いすぎる。もうサフノフスキーの顔芸ばんばん炸裂中。もうジャッジも顔芸に加点ですね。どこで入れるのかな。曲の解釈?サンバになってノリノリ、最後は高速回転のRoLiで衣装の羽をまき散らしながらフィニッシュ!待ってましたすばらしい演技!ばっちりでした。86.72でゆうゆうトップ。

リトアニアのマルガリータ・ドロビアツコ&ポヴィラス・ヴァナガス。サンバ・ルンバ・チャチャ。ドロビアツコ姉さんかっこいいですな。変換したら泥日敦子ってでましたけど。高速ツイズルでアピール。ラテンの雰囲気はよく出してます。SlLiがレベル高そうだ。チャチャでヴァナガスがペンギンみたいな振りしました。ってうわー!二人とも転倒してしまったー!これは痛すぎる!それまでがよかっただけに痛い!転倒の部分では今朝の練習でも転倒していた難しいステップだったらしい。TESはすべての要素でLv.4も3点減点。しかし88.02でそれでもここまでトップ!レベルの高さを印象づけた。まだあきらめてはいけないぜ。

ロシアのオクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン。ルンバ・サルサ。はーい、一人ジャージの人がいますよー。シャバリンさんでーす。なんすかその青いジャージ。お金が回りませんでしたか。ナフカの髪飾りにお金を使いすぎたんですか。どこで買ってきたんだ。しまむら?しまむら安心価格?ドムニナの衣装は気合い入ってるのに。序盤でふらついていたシャバリン。大丈夫?コンビネーションスピンはOK。でもそんなにラテンが得意ではなさそうな感じか。ラテンを感じないなあ。それでもこれだけまとめてくるのがすごいけど。五十嵐さんはCuLiで肩にのせたんじゃないかと心配。でも大丈夫だった。85.73。

ウクライナのエレーナ・グルシナ&ルスラン・ゴンチャロフ。サンバ・ルンバ・サンバ。衣装はむっちゃピンク。でもラテンぽい。サンバはわかりやすい振り付けでむっちゃうまい。ツイズルはあったが少しゆっくりか。ゴンチャロフは気合い入れ見た目にてすごくラテンな感じにしてる。このへんが工夫して違う星の人になったサフノフスキーとは違うなあ。ルンバはまったりみせた。またSlStになるとゆっくりになってる。あれは評価どうなることやら。五十嵐さんは曲の前に特徴的な振りをしっかり入れてることで印象づけるという作戦を指摘。やっぱりそうなんですねー。96.68。高い得点でトップ。

フランスのイザベル・デロベル&オリビエ・シェーンフェルダー。マンボ・ルンバ・マンボ。はーい、一人宴会帰りの人がいまーす。シェーンフェルダーさんでーす。なんすかその光GENJIを宴会でやってた人みたいな鉢巻きは。むっちゃ笑いました。ほんとフランスのデザイナーでてこい。ほんとでてこい。ジュベールの007といい。おかしいよ!パリは流行の発信地じゃないの?どうしよう、来年あたりに町中に背中に何か書いてる人がいっぱいいたら。僕は「超新星」とか「宇宙刑事」とか書きます。さて演技。でもマンボはうまいですね。どうしても鉢巻きが気になりますが。曲の解釈で減点すればいいんだ。うーん、いい演技はしてるんだけどどうしても集中して見られませんでした。どうせならあの鉢巻きに「必勝」とか「賃金アップ」とか「私が主役です」とかかいとけばいいのに。94.78。

ブルガリアのアルビナ・デンコワ&マキシム・スタビスキー。がんばれ。サルサ・ルンバ・サルサ。サンバは気合い入ってましたね。速い音楽でもじっくりみせる。ルンバは真骨頂。ステップが深い。SlLiはよかったが、スピンで失敗。うわ。でもサンバは高等技術でアピールした。すんばらしい。スタビスキーがRoLiでかなりきつそうなワンハンドホールド。それもあってガッツポーズです。93.50でここまでで第3位。うーん。

最終グループ。密度の高そうなメンバーですね。

カナダのマリーフランス・デュブレイユ&パトリス・ロウゾン。サルサ・ルンバ。衣装的にはラテンじゃないけど。でも振りはアグレッシブでいいですな。SlStはよくあってる。さすがのツイズルのあいかた。そしてSlLiはさすがの出来。すごいな。ラテンの雰囲気がすばらしい。演技で出せてる。しかし最後のRoLiで手を離してしまって落下。痛い!必死にこらえるがあれは心身共にダメージが大きい。痛すぎる。大丈夫か。歩けないデュブレイユをロウゾンがお姫様だっこで運ぶ。こんなこといってる場合じゃないけどジェントルマンですね。91.80が出たが明日出られるのか。大丈夫か。大きな波乱が。

イタリアのフェデリカ・ファイエラ&マッシモ・スカリ。チャチャ・ルンバ・サンバ。踊りにくいだろうけどがんばれ。地元の声援は後押しになるはず。最初のチャチャはすごくいい感じで踊れた。でもスカリの左腰に「46」っていう数字が書いてある。それはラテンと何か関係があるんですか。何なんですか。しかしここでSlStでまた転倒!やはり影響をひきずっていたのか。終わって反省会っぽい2人。こんなに転倒が多いの見たことがない。これがオリンピックなのか。レベルの高い技を出さないといけないのはわかるが。キスクラでもしょんぼり。76.45。

ロシアのタチアナ・ナフカ&ロマン・カストマロフ。チャチャ・ルンバ・サンバ。ここまで非常に悪い雰囲気だが振り払えるか。遠目だけどやっぱりカストマロフにやって笑った。怖!いつも通りだ。カストマロフの動きを見てるとそう思うよ。このままいってくれ。CuLiはカストマロフ側に工夫を1つこらした。でも少し動きは固いな。あのゴリラっぽい演技で持ち直せ。ミスなく終了。よしゃ!それでこそ世界チャンプ。氷に感謝するナフカ。チェブラーシュカをひろってる。よかったよかった。出る前にお守りみたいなので祈ってたナフカ。やっぱり緊張してたのか。99.27でトップですが、浮かない顔ですね。細かいミスがあったのか。

イタリアのバーバラ・フーザルポリ&マウリジオ・マルガリオ。この地元の声援がここに来て大きい。チャチャ・ルンバ・サンバ。うわー!こいつら顔がラテンだ!最初のチャチャのステップがうますぎ。でもツイズルでだいぶあいたな。SlLiですばらしいポジション。サンバの雰囲気はよく出てる。しかしRoLiで痛恨の転倒。うわー!!唖然とする2人。腰に手を当ててにらみ合う。「どっちが悪かってん」という顔だ。スローで見てもどっちが悪いというわけじゃないな。しょんぼりなキスクラ。90.51で6位。これは痛すぎる。次の演技者の間もキスクラに座り込んだままだったらしい。

アメリカのタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト。サルサ・ルンバ・チャチャ。ここまでの雰囲気を変えてくれるか。若いカップルはチャンスが来たと思ってほしい。ってまたベルビンかわいいな。ラテンはアゴスト得意そう。最初の動きはいいぞ。音楽にもよくのってる。アゴストはあのやらしい顔&髪型がルンバにぴったりだ。コンビネーションスピンがよすぎる。すばらしい。ツイズルもきっちりあってる。RoLiもそれまでの経過をみてなかったかのように、感じてなかったかのように高速回転、完璧なフィニッシュ!森さん「迷いなく演じきりました!」。若さをいい方に出してくれた。すばらしい。アゴストはこういうところで強さを出し、リンクサイドでもまだ踊り足りないぜという感じ。きっと「チャンスやでベルビンちゃん!わしらいけるんちゃう!?」とかいってたと思う。97.89で2位に立った!あんなにうれしそうなベルビンはじめてみたよ。困難を乗り越えた充実感がより笑顔を輝かせ、また21歳の素顔にちょい戻してるのがよりかわいらしさを増してます。かわいい。

オリジナルダンスの結果です。

1. ナフカ・カストマロフ 99.27
2. ベルビン・アゴスト 97.89
3. グルシナ・ゴンチャロフ 96.68
4. デロベル・シェーンフェルダー 94.78
5. デンコワ・スタビスキー 93.50
6. デュブレイユ・ロウゾン 91.80
7. フーザルポリ・マルガリオ 90.51
8. ドロビアツコ・ヴァナガス 88.02
9. チャイト・サフノフスキー 86.72

うーん波乱でしたね。あれだけ次々と転倒とは。フーザルポリ・マルガリオは正直今までちゃんと見たことがないので思い入れもないのですが、それプラスドロビアツコ・ヴァナガスの復帰組2組がともに転倒というのは、やはり新採点システムの影響がないとはいえないですね。ぎりぎりを攻めてた結果がああなってしまいました。それプラスこれまで競技やってなかったブランクがあれを招いたとも。だからこそそれもなかったデュブレイユ・ロウゾンの失敗は衝撃過ぎてつらすぎます。FDは滑れるんでしょうか。心配です。

そんな最悪の雰囲気の最終グループできっちり実力を示したのが王者ナフカ・カストマロフと新星ベルビン・アゴストでしたね。まあナフカ・カストマロフが転倒とかはどう考えても想像できないのですが、あの雰囲気でさすがに緊張していた様子。演技的には納得のいかない感じでしたが、あのあとできっちりこなせたのが王者の証ですね。

それより今日はやはりベルビン・アゴストをほめてやりたいです。すぐ前に悲惨な転倒があり、それまで上位3組が転倒していたにもかかわらず、そして最終滑走にもかかわらず、最高の集中力を示して完璧な演技。アメリカペアならあそこでちゃーんすと思えると思うのですが、それにしてもできすぎです。あのプレッシャーコントロールが日本選手団にもほしいところです。アゴストみたいなタイプはああいうところで頼りになるんじゃないかと思っていましたが、想像以上でした。あの場面で高速回転で振り回したアゴストの勇気をたたえたい。いやほんとは何も考えてなかったのかもしれませんが。ともかくこの順位は自信になると思います。

3位にはグルシナ・ゴンチャロフ。混乱のない第4グループで自分らしい演技をしましたね。戦略的にラテンをきっちりみせる構成にしていたのが評価を上げました。4位はデロベル・シェーンフェルダーで演技はうまかったのですが、僕はシェーンフェルダーの鉢巻きばかりが気になって仕方ありませんでした。フランスは流行の発信地ですから、1,2年後には日本に鉢巻きブームがくるんだと思います。ジャニーズとか鉢巻きしまくりで。光GENJIの再来で。

5位にはデンコワ・スタビスキー。上が崩れてきたのに痛いスピンのミスで5位。でもまあ銅メダルは十分射程圏内です。必殺のFDプログラムでもぎとってほしいです。6位はデュブレイユ・ロウゾン。世界選手権もあるので無理しないでほしいです。

そして9位にCDで出遅れたチャイト・サフノフスキーが上がってきました。そうでなければ。FDには必殺のボレロを持ってくるだけに、楽しみです。

さて明日はBS1の中継がなくなったっぽい(まだわかりません、というかそう思いたい)ので、更新は8:35からの総合テレビの放送でやろうと思います。ハイビジョンが見られる方はぜひそちらを。そういえば民放では中継がありますが、中継はテレ朝、パーソナリティは修造、その前のジャンプの見出しは「本飛行隊がメダルへの最後の挑戦あの長野五輪を再現だ原田は」、アイスダンスにはコメントなし。誰が見るか。ということで明日は8時からにしまーす。まだわかりませんけど。そう思いたいです。

投稿者 マイク松 : 06:40 | フィギュアスケート | コメント (41) | トラックバック (1)

2006年2月19日

今日からジョーママな!+森、クローザーを狙う

職場に熱烈な城島ファンのおばちゃんがいて、毎日今季のホークスの戦力低下を嘆いています。もちろん、城島のことは「あたしのジョー」て言うてます。
さて、その城島ですが、すっかりチームにも溶け込み、ニックネームも「ジョーママ」に決定したそうです。ジョーママて。ママってなんでしょう。

モイヤー「あのジョーってやつ、むっちゃほめるんだよなー。テンション高いよな」
メッシュ「そうそう!オレも1球ごとに『いいぞ!』とか」
グアルダード「いいんじゃねえか?オレはやりやすいけどな」
モイヤー「そうだけど、オレももう43だぜ?あいつより14年上なのに。でもおやじやおふくろにほめられてる気分だよ(笑)」
メッシュ「そういやあいつってジョージマっていうんだろ?それじゃジョーママだよ」
グアルダード「それいいな!Jo!MamaってこっちではWhat's up?みたいにつかうんだぜ」
メッシュ「そうなんだ?じゃああいつのあだ名ジョーママってのは?」
モイヤー「それだな。おーい、ジョーママー!次のブルペンだけど」
城島「ジョーママ?へ?オレ?」
モイヤー「そ!お前、あだ名ジョーママ!お母さんみたいだから!」
城島「そんな安直な!」
モイヤー「みんないいかー!ジョージマは今日からジョーママなー!」
イバニエス「おっけー」
ベルトレ「わかったー」
城島「ふえー」
イチロー「了解ー」
城島「イチローさんまで!?」
きっとこんなあずまんがっぽい感じだったんでしょう。
ホークスでは若い投手陣を束ねる頭みたいな存在だった城島ですが、シアトルではすっかり坊や扱い。いや、ママ扱い。かわいがられているようでよかったです。がんばって下さい〜。うちの職場の中島ママも応援しています!

ところでタンパベイ・デビルレイズ入りした森慎二投手ですが、クローザー奪取へ向けてキャンプで好スタートをきったそうです。しかし、このクローザーを争っているのが伝説のミセリ投手
え?またミセリ??・・・昨年はコロラドロッキーズにいたはずなんですが、何故またこちらへ。
森投手もがんばって下さい〜。

投稿者 富井副部長 : 20:36 | MLB | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年2月19日

カーリングおもしろい

今日はフィギュアスケートやすみですね。明日はアイスダンス、オリジナルダンスです。

さて日本はさっぱりメダルが取れてませんが、いい戦いはしてると思うので別にいいんじゃないですかね?ちょうど4年前は大不況の中にあって、ただでさえ日が当たらないウィンタースポーツに強化費がさっぱりまわらなかったつけがきてるだけな気はしますけど。だからこそ長期的に強化してきたJSUや城田はえらいよっていう話なのですが、まあJOCの幹部がウィンターXゲームのことも知らずにハーフパイプメダルいけるとかいってたと聞いた時点でそりゃメダルもないよなと思いました。

でやっぱり日本人が出る競技がオリンピックでは優先して放送されて、そのためにフィギュアスケートもあおりをくったりしていますが、なんでちょびっとしか映らない日本人をみんなひたすら待ってるんでしょうね。もっとずーっと日本人が映る競技があるというのに。

それがカーリングです。

カーリングおもしろいですよー。あまりに高度&地味すぎてレビューが書けないのですが、ちゃんと見てます。1対1の国別対抗戦で、かわりばんこに投げるので、時間の半分は日本人が映ってる計算になります。しかも試合前も試合中もみんな日本語しゃべってます。実況は刈屋さんですが、試合中に向こうからねらえるかという意味で「見えるよねー?」という声に対して、刈屋さん「見えますよね?」解説の井上さん「ええ見えますね」と応対するほど。考える間の会話はほとんど聞こえてきます。こんな国際映像ありませんよ。

ごはん食べながらみられるし、進行はゆっくり&長時間だし、基本的なルールがわかれば楽しめる上に奥が深すぎるくらいに深いし。どこまでも僕の好きなタイプのスポーツです。このいろいろルールが入り組んでるスポーツが多い中、セルフジャッジで進行したり、基本的にストーンまかせというある意味プリミティブなところがたまりません。

あまりいいたくはありませんが、女子代表はかわいい人が多いといわれてます。もちろんみんなかわいいのですが、たぶんみんなが深刻な顔で考え込んだり、遠くの方を狙ってゆっくり投げていたりするから余計そう見えるんだと思います。他のスポーツはよほどよく狙わないと顔自体映せませんし、映っても必死な顔か力の入った顔ですが、カーリングは力の入ってるところ=ストーンが滑ってるところは上からの映像になりますし、あとはみんな考え込んでるか話してるかのどちらかです。

そして映すところがないのかわかりませんが、なぜか投げる瞬間は選手の顔アップになります。それで真剣な顔でストーンのコースを見極めて指示を出してます。それでうまくいったら笑ったり、うまくいかなかったらへこんだり。ゴルフに似てますが、ゴルフは遠くから映すのでアップにならないんですよね。

なのに選手はみんな地味です。ユニフォームはジャージで上下黒。スポンサーの企業名もまったく入らず。そんなストイックな姿にひかれるんだと思います。僕は本橋が好きですね。愛称まりりんですが、刈屋さんもお気に入りなのか、カナダの放送局にも「彼女はまりりんって紹介しなさい」っていったらしいです。どんな指令だ。それにしても僕の好きなスポーツはみんな刈屋さんが実況してるような気がします。働き過ぎです。

とにかく高度でレビューできないのですが、カナダ戦は感動の一言でした。スキップ小野寺がスーパーショット連発。常に最高の結果をもたらして、強豪カナダを破りました。すばらしかった。あの試合はほんといい試合でした。代表は4人全員が調子がいいときがないので勝ち星は伸びませんが、いい試合をしているので何の不満もありません。残りわずかですががんばってください。応援しています。

オリンピックのたびに思うのですが、カーリングやりたい。むっちゃやりたい。九州ではどこかできるところないですかね。ないでしょうねー。

投稿者 マイク松 : 20:11 | フィギュアスケート | コメント (27) | トラックバック (1)

2006年2月18日

「銀色のフラッシュ」復刊

コンパルソリーが終わって、明日はおやすみですね。ちょうど日曜と重なってます。まだまだありますのでゆっくり休んでアイスダンスと女子シングルに備えましょう。

さて、またまんがの話ですが。いやいや聞いてください。前回はだめ作品紹介でしたが、今度は有益な情報だと思うので。

このサイトに集うお客様の中にはガラスの仮面の根強いファンの方がいらっしゃいますが(って僕もその一人です)、以前スケートまんがの話で盛り上がったときに、「逆スパイラル」という豪快な必殺技の話で盛り上がったことがあります。ひだのぶこ「銀色のフラッシュ」という古い作品の話なのですが、どんな技なんだろうとかなり気になっていました。

その「銀色のフラッシュ」が復刊するそうです。トリノ人気で。プレミアムで高く売るという思惑ははずれましたね(笑)>おたかさん。

千載一遇のチャンス、これは買うしかないですね。でもその話題を紹介した記事によると、逆スパイラルは「片足を前方に高く上げた姿勢を保ち銀盤に大きな円弧を描く」技らしいです。なんだ、荒川姐さんにもできるんですね。僕はもっとありえない技だと思ってました。

  • 逆立ちでスパイラル(手にブレードをつけて)
  • ビールマンを逆さにしたような感じでスパイラル
  • いったんスパイラルして、それを巻き戻し映像のように逆にトレースする
  • 滑れば滑るほど時間が逆になる(スーパーマンかっつーの)
  • 滑れば滑るほどその国の物価が下落して景気が悪くなる
ともかくもう復刊のチャンスはなさそうですし、手に入れておきたい逸品です。まだあまぞんには入ってないですしほかのお店もお取り寄せみたいですね。再販時に注意しておきましょう。ついでに槙村さとる『愛のアランフェス』、同じく『白のファルーカ』と、新作『ヒロインの条件』の3作品も紹介されています。これも定評のある良作らしいのでぜひ。あ、海原零「銀盤カレイドスコープ」って