2006年2月26日
堺ブレイザーズの応援のおっちゃんがおもしろすぎる
トリノオリンピックもあと閉会式を残すのみですね(註:当サイト的には。ほかの競技の選手のみなさん、がんばってください)。本来なら金メダルとった荒川姐さんのニュースがこんなに!などと紹介しなければならないのかもしれませんが、ぶっちゃけそれは当サイトの役目ではありませんので、やふうでもごらんになってください。「ブライアン・ジュベールの背中の数字に国内で議論紛糾」とか「フーザルポリ・マルガリオ、決着はプロのリングでつけようぜ」とか「マエハラ代表、荒川姐さんからメールもらった(ニセ)」などのニュースなら喜んで取り上げるのですが。
ということで今日はなぜかVリーグ観戦記です。そして明日はWBCの観戦記になります。
***
Vリーグをみてきました。ちょうど近くに来ているので。一度生でみてみたいと思っていたのです。バスでちょいいったところにある体育館で。このモバイルさがVリーグのよさですよね。
昼までエキシビションをみていたせいでごはんが食べられず、近くに何もなかったのでどうしようと思っていたら、体育館に食堂がありました。すべて普通っていう料理を、富井とむしゃむしゃ食べました。
僕らがこれまでみてきたスポーツの中でいちばんゆるかったのは、オリックス×ロッテ戦でした。でもあれでもお客さんは3万近くはいっていたのですが、今回は自由なスペースが結構たくさん広がっています。自由席を買うと「どこでも座ってください」といわれました。このゆるさがほしかった。小さいので3階席でも十分みられました。
第1試合は旭化成×サントリー。旭化成にはチアが6人います。サントリーにはいませんが、その分外国人選手がいます。ジョエル・モンテイロ。なにぶんメンバー表とかもないので、一番目立つこいつに注目してみていくことになります。
ごはんをたべていたせいで、会場に入ったときはもう試合が始まっていました。旭化成のチアは点がはいると立ち上がって応援し、終わると座ります。お客さんの邪魔にならないためです。なんかいいですね。1Sはサントリーがとりました。
富井はもともとバレーは嫌いなのですが、ちゃんと見ていました。でもぬいぐるみをつくってお客さんを巻き込めと指摘。どうも試合よりもどうやったらVリーグが盛り上がるかを考えているようです。
コートを入れ替わる間に、旭化成のチアがチアリーディングを披露。6人でもできるんですね。その様子をジョエルがずっと見てました。オマエ打ち合わせに参加しろ。そのせいか2Sは旭化成が優勢に試合を進めています。やっぱりチアがうらやましかったのか。でもオマエとるお金でチアをあきらめてるからな。
富井は審判の格好をもっとよくするべきと主張。たしかにそのへんにいそうなかっこうしてますからね。でもあのモップでコートを拭く人はむっちゃすばやくてかっこいい。地元の高校生ですけど。そしてバレーの応援は応援団だけ盛り上がってるだけで、もっと全体を盛り上げていかないとと指摘してました。他の人はぼんやりみてますからね。
サントリーは2Sは最後まで流れを呼び込めず2Sを落とす。富井はそのためにはもっとVリーグの元締めがしっかりしないとと指摘。確かにNFLとかみてますと、どんだけ盛り上げるねんとか思いますからね。Vリーグはその意味で堅実経営ともいえますが。
3Sはいい勝負してる。僕らのいる3階席は照明をつけてない。たぶん場所代の節約だと思うが暗い。途中で電光掲示板が壊れて審判が説明していた。かっこいい。3Sはサントリーがとった。
またコートチェンジだが、今度はジョエルはチアにうつつをぬかさないように、みんなで囲んでいた。通訳の人が前に立ちふさがっていた。みんなそう思ってたのか。そのかいがあり4Sはジョエル好調。そしていい攻撃で最後まで流れを渡さず4Sもとった。3-1でサントリーが勝利。なんかみんなが輪になって勝利の儀式をしていたのだが、それがむっちゃ地味だった。お客さんも消化不良。
第2試合は堺ブレイザーズ.vs.松下電器。もともとこの試合は堺のホームゲーム。大昔はこの九州にあったんですよね。ということで堺のファンは結構たくさんいる。ゆるーい堺の応援歌がかかってる。
まず選手入場したが、ほんとにちびっこと入場してすぐに追い返すだけ。すごい。登録メンバーを紹介していたが、練習中に名前を読み上げるだけ。選手は練習したまま名前を呼ばれても手も挙げない。それってどうなんだ。富井の機嫌が悪くなる。あとのスタメン発表ではそれなりに盛り上げてた。
さすが松下電器の流す音楽は質がいい。スピーカーのいいのをもってきてるんだろうか。どうもかっこいい選手がいるらしく、応援する客の中には黄色い声が相当数混じってる。
対して堺の応援団はむちゃくちゃおもしろい。関西流でぶっちゃけ阪神ぽい。さまざまなバリエーションをもっていて、それを1つ1つ教えてる。どうも新日鐵八幡からきているお客さんもいて、その人たちはのりが悪い。あまりバレーの応援ぽくないという意味ではロッテっぽい。リーダーのおっちゃんがおもしろすぎる。あとで調べてみると吉本の芸人らしい。そりゃおもしろいわ。この人は仕事でやってんのかな?
応援合戦は毛色はだいぶ違うが互角。1Sは松下のピンチサーバーが2回サーブミスしてしまって流れをあっちにやってしまった。だめだ。1Sは堺。でも2Sになって、誰かのナックルっぽいサーブで連続サービスエースでリズムを使う。松下は速攻中心に攻め方を変えて、いいところでブロックアウト狙いで点とってる。堺はいいところでサーブミスが多かった。2S終了。
なんでこんなに試合の記述が少ないかというと、バレーの知識が少ないのもあるが、もう堺の応援のおっちゃんしか見えないという状態になってる。変な効果音をばんばん使って、会場中を巻き込みつつある。かなりおもしろい。3Sは一進一退だったがなんとか堺が。おっちゃんはいろいろ芸持ってる。もう堺というよりおっちゃんのファンだ。富井も「一人で必要なものをもってるな」と興味を持ってきた。
4S。途中まで互角だったが松下のサーブミスで堺が乗ってきた。そしてチームのエース、ロドリゴがようやくエンジンがかかってきた。遅すぎるよ。このセットをとれば勝ちだけに、会場もすごく盛り上がってきた。そして4Sもとり堺勝利。
最初の方は一番乗り気でなかった新日鐵の人たちだが、おっちゃんが十分あっためたせいもあるものの、最後は一番盛り上がってた。勝利におっちゃんとハグしたり握手したりしてる。うれしそう。自分のところにスポーツチームがあるってすてきなことですよ。
もちろん試合もよかったのですが、応援のおっちゃんに中盤から釘付け。一生懸命盛り上げながら、コートには「信じろ!」とか「強い!」とか声をかけ、セット間では下に座ってるお客さんまでコンサートのように盛り上げていました。強いのはオマエだ。きっと来年もいくと思います、おっちゃんを見に。
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コメント
どちらかというとマイナー(Vリーグは本来マイナーではないはずなのですが、敢えてこの場ではマイナーと言い切ってしまいます)なスポーツの観客席には人の目を気にせずに孤軍奮闘でも応援しまくる熱烈なファンが一人ぐらいいます。
そのおっちゃんに乗せられる観客がいるってことはかなり幸せな状況なのだと思います。シカトの場合も多いですし、それでも本人は意に介さず応援し続けています。
ケナゲですねぇ。
これからもおっちゃんに頑張ってもらいましょう。
投稿者 エムナカ : 2006年2月26日 07:59
エムナカさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
> そのおっちゃんに乗せられる観客がいるってことはかなり幸せな状況なのだと思います。シカトの場合も多いですし、それでも本人は意に介さず応援し続けています。ケナゲですねぇ。
でもあのおっちゃんはチーム公認の(というか雇われてる?)応援団長なんですよきっと。仕事でやってるっぽいし。バレーがむっちゃ好きなんでしょうね。
客も反応が悪いところを巧みなネタでどんどん乗せていきます。タオル回して投げてましたが、永ちゃんに見えましたね。
投稿者 マイク松 : 2006年2月27日 23:27
>永ちゃんにみえましたね。
ちょうどタイミングよく日曜のNHKスペシャルが永ちゃん特集でしたよ。
特にファンというわけではないですが、あのスタイルを貫き続けて今なお走り続ける姿には頭が下がります。
本論からそれますが、かっこいいですねぇ。
永ちゃんに見えるそのおっちゃんもある意味かっこいいなぁ。
投稿者 エムナカ : 2006年2月28日 20:56
> 永ちゃんに見えるそのおっちゃんもある意味かっこいいなぁ。
もう途中からおっちゃんとコートを交互に見てました。
富井も「あのおっちゃんがくるなら堺応援しよう」っていってましたよ。来年も見られそうです。
投稿者 マイク松 : 2006年2月28日 23:44