2007年1月10日

大相撲1月場所2007:3日目

おでんをたべたマイク松ですこんにちは。こっちにはおでんとラーメンのお店があったりします。そのおでんがむっちゃおいしかったのを思い出します。今日は厚揚げにねぎを振ってみました。どうもおでんの汁を薄めてごはんにかけるとだし茶漬けみたいになるらしいです。うちのは薄いのでそのままかけました。確かにおいしかったです。

---

3日目。実況は刈屋さん。刈屋!刈屋!解説は正面が舞の海さん、向正面が立田川親方。
リポートは東が佐藤さん、西が福田さん。

土佐ノ海×潮丸。立ち合いは土佐でがっつり潮丸の上体を起こすが、これで崩れないのが潮丸。細かいつっぱりからタイミングのいい突き落としで土佐を下した。土佐は立ち合いは悪くないからぜひその方向で。

皇司×白露山。キューピーちょっと左に動いて出し投げたように見えたが、上から見ると皇司も左に動いてた。それで前に落ちてればしょうがないなあ。キューピーはともかく勝ち。舞の海さんも「こうやってしのぎながらひざがよくなるのを待ってる」

春日錦×安壮富士。こうやって聞いていても各力士の特性を完璧に理解している刈屋さん。すばらしいですね。取材とはこういうことですよといろんなやつらにいってやりたいです。立ち合いは安壮富士もうまかったが、右の前まわし(刈屋さんが行ったとおり)をとりにいったところを、春日錦がうまくとって小手投げ気味にはたきこみ。ちゃんと得意技の対策はできてましたか。

豊桜×玉乃島。豊桜は大型の玉乃島に対して足を取っていくべきと舞の海さん。でも豊桜は立ち合いもろ手から引く旭鷲山戦法を完全に読まれて押し出された。立田川さんは玉乃島が読んでいながらも十分圧力を掛けていたのがよかったと指摘。

幕内力士の平均体重推移という貴重なデータが。引用しよう。

S28.9 114.5kg
S40.1 123.3kg
S52.1 130.9kg
S57.1 140.4kg
H3.5 150.5kg
H9.1 159.5kg ←小錦とかの大きな外国人力士台頭
H17.5 148.8kg ←筋肉質のモンゴル勢台頭
H19.1 151.0kg ←大きなヨーロピアン台頭
この平均に一番近いのが横綱らしい。

玉春日×嘉風。立ち合いからどんどんついてくる嘉風だったが、突き押しのパーリングとおっつけなら玉!しのいでしのいで逆に玉春日がもろ差しになって寄って最後は押し出し!ベリッシモ!刈屋さんは玉の足の運びがいつも縦に並んでいて動いていることを指摘、舞の海さんも「いつでも残せると自信を持ってとっている。やっぱり相撲は足で取るんだなあ」と絶賛。基本はいつも玉春日にあり。ガムシャリズムじゃミスター基本の玉には通じないぜ!取り組み後は「35歳になって、変な欲がなくなったのがいいのかな。去年名古屋場所で11勝して、まだまだと思えるようになった」とのこと。この迷いのなさ。このまま玉は乗っていけ!

時津海×十文字。立ち合い強く当たっていく時津海に対して十文字は頭を下げて受け、じりじりと前に出て行った十文字の勝利。立田川親方は「腰の重さを前に出る圧力にいかしたらといわれるが、それができていた」と評価。その湊富士でも押せなかったのが若乃花らしい。今はチャンコダイニングやってますけどね!重いな!

栃乃花×豊ノ島。立ち合いもろ差しを狙う豊ノ島に対して左四つで栃乃花有利か。豊ノ島巻き替えてもろ差しで攻めようとすると、今度は栃乃花が離れてとろうとする。突き押しで出ようとするが、豊ノ島の引きにあと一歩足がついていかなかった。おしい栃乃花。立田川親方はのけぞっても後ろに下がらない柔らかさが腰の重さなんだと指摘。それは玉春日にも当てはまりますね。

鶴竜×岩木山。体重差50kg。立ち合い鶴竜ががつんと当たってすぐにいなし。岩木山もまんまと土俵際まで走っていって、押し出された。鶴竜の動きの良さが光る。舞の海さん「押し込むだけじゃなく土俵際残るための当たりもある。もし当たってなかったら土俵際もっときわどかったはず」。

雑誌大相撲中継超よさそう。買ってこよう。

春日王×垣添。春日王の今年の目標は「安易な小手投げに行かない」。そうはいっても身体が反応してしまうらしい。今日は何度か待ったがあったあと、春日王が突き押しに出てくる。それを垣添があてがいながらしのぎ、いなして後ろに回って送り出した。立田川親方は垣添が考えて、差しに行かなかったのがよかったと評価。作戦勝ちですか。

十両この一番は栃煌山が若の里を下した。舞の海さん「栃煌山は稽古場ではそうでもないんですが、本場所タイプですね」。なんですかそのタイプ。じゃあ稽古場タイプもあるってこと?

豪風×栃乃洋。立ち合い右上手を取りに行く豪風だが、それだと栃乃洋に必殺の左差しをやっちゃうだろう!思惑通り体を寄せて寄り切った栃乃洋。豪風は作戦負け。

高見盛×普天王。今日はブログ王が人造人間の右差しも許さず、もろ差しで逆に人造人間の電磁エンド(かいなの返し)。人造人間に何もさせなかった。今日はいい相撲でしたね。

安馬×朝赤龍。まわしの探り合いから両者右四つでじっくり。四つでは体格のある朝赤龍が有利だったが、安馬の二枚蹴り気味の(失敗の?)上手投げから投げの打ち合いに。体勢的には朝赤龍が有利だったように見えたが、かばい手が土俵についてしまった。そりゃだめだって。顔から落ちろ!あれは二枚蹴りにいくつもりだったんだと映像を要求する実況陣。

旭天鵬×黒海。黒海は11月場所は太りすぎたと減量して153kgのベストの体重にしてきたそう。確かにこのくらいがちょうどいいですね。立ち合いから黒海が右四つで頭をつけるが、旭天鵬に右上手を取られてからは旭天鵬のペース。攻めさせておいて土俵際で体を入れ替える得意技が決まった。舞の海さんは四つになっても武器を身につけろ、出し投げとかどうよ、ということ。なるほどー。

琴奨菊×把瑠都。立ち合いから菊がぶり大炸裂。抱えて振り回そうとする把瑠都にもおかまいなし。回り込んで上手を取って投げようとするところにもがぶりがあり、そのまま寄り倒した。この一番で把瑠都がまたひざをやってしまった。あれは靱帯やったかもしれないなあ。投げられる稽古とか足りないしまたできないのかも。菊は投げられて投げられてだから。何せ稽古場では無敵の先輩がいますからね!もっと強くなれそうです!

琴光喜×稀勢の里。気をつけてキセ!立ち合いからミッキー兄さん一気の出足!キセもとっさに首投げでミッキー兄さんがみっともなく土俵の外に出てしまうが、それより先にキセの足が出てしまっていた。さすが兄さん、期待の若手はぶっつぶす!空気を読まないルール無用の悪党永世関脇!でも今日は立ち合いの圧力ともろ差しの寄りという完璧な相撲でした。

時天空×栃東。立ち合いから突き押しで攻める時天空だが、栃東のあてがいとおっつけが完璧。どんどん時天空の上体が起きていってしまった。時天空も攻め手をもうちょっと工夫してほしかったです。今日こそまわしにこだわってもよかったのではないか?

琴欧洲×豊真将。立ち合い突っ張っていくカロヤンだが、それを攻防一体のスタイルでしのいで潜り込んでくいつく豊真将。カロヤンは肩越しに左上手を取って上手投げに出るが、それより一瞬早く前に出ていた豊真将の体が生きていた。カロヤンを倒す金星。今場所初勝利にうれしそうでした。カロヤンは「同体だろ!」とかいってたそうですが、押し込んでいたのが豊真将でしたしね。それに変化していた報いがきているのだよ。因果応報。

雅山×白鵬。立ち合いから雅山の突き押し。白鵬はまえみつがとれないと防戦一方。いなしはたきで応戦するが、やはり完全に追い詰められたところで足一本でのけぞりながら回り込んではたき込んだ。あのやわらかさは才能を感じますよね。徐々に土俵になれていきながら、白鵬本来の姿を取り戻してほしいです。雅山はよくやりました。

露鵬×千代大海。立ち合いに迷いが出たか露鵬なにもできず。何やってるんだ。というか何をしようとしたのかわからない実況陣。いろいろ解釈しようとしていたが、「頭を下げて当たっていこうとしたが、うまくいかないなあ」との答えに「稽古場で一番いいことを土俵でぶつけないと」「稽古でやったことないことをやってもだめですよねー」とさんざんでした。やってもいいんだけど、Cだけは倒してやってください。

魁皇×安美錦。立ち合いアミーが右に動いてまわしをとりにいく。それはとれなかったが、今度は左からのおっつけで潜り込み、最後は前まわしをとって出し投げ気味に寄り切った。さすがアミー!立ち合いは感心しないけど、最小限の動きで魁皇をうまく料理したという感じですかね。オッケー!

朝青龍×出島。出島の勝機を考えていて、結局出る出る出島しかないという結論に至る実況陣。まあそうですよね。走るだけ、出島!で立ち合いDDDが炸裂、横綱の体が起きる。そして休まず出て土俵の外に吹き飛ばした!おおっベリッシモ!これが出る出る出島の真骨頂!インタビューではいつものように「自分、出るしかないんで」と不器用宣言。かっこいいです!横綱はコンディションがよくなかった(土俵入りでよろけてた)んでしょうか。

○明日の注目の一番
玉春日×十文字…明日は十文字。粘りの相撲だが、攻める自分の相撲をとればいける!
朝赤龍×普天王…なんとなく楽しみな一番。正攻法ではブログ王も苦しいか。本来は正攻法で攻めるべきなんですが。
安馬×黒海…好調の安馬、黒海の出足をどう止めるか。炎の踏み込みが必要だ。
高見盛×豊真将…人造人間には守ってばかりでは勝てない。どう攻めるか攻防一体のスタイルが問われています。
琴奨菊×時天空…これもいい一番。時天空も工夫が必要ですわ。
琴光喜×露鵬…露鵬も迷っていては神の道を歩むミッキー兄さんには勝てないぞ!迷いを振り払えば、逆に相手が迷う!
稀勢の里×白鵬…今場所星の挙がらないキセと、調子の上がらない白鵬。いいところで当てますね。
出島×千代大海…今日のDDDがあればCなんぞCCC(超ちょろいC)だぜ!

投稿者 マイク松 : 00:24 | 大相撲

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.falsestart.biz/tt_tb.cgi/1018

コメント

見ました見ました、すんごいがぶり&DDD!
いやあ、お相撲楽しいですねえ。
そして刈屋さんの解説を聞いていると、確かにこれが解説かーって感じです。きちんとした知識と取材、愛がなければできない(はず)の仕事ですよね。

ところで「立ち合い」のタイミングってすごい難しいんですね。そこでかなり決まるって感じですか?

投稿者 みに : 2007年1月10日 09:38

すいません、先ほどの、刈屋さんの「解説」ではなくて「実況」ですね。

投稿者 みに : 2007年1月10日 18:42

こんにちは。
ほんの少しだけ相撲に興味のある主人は今場所も朝青龍が絶対だと思い込んでいましたが、3日目に負けたことを知り驚いていました。すかさずDDDがどんなに凄いか説明してあげました。
このサイトがとーーーっても役に立っていますよ!

ところで負傷した把瑠都を運んでいた?車椅子見ましたか。凄い大きさでどう見ても車椅子というよりも荷物を運ぶカートみたいで笑ってしまいました。皆100kg以上ですから特別仕様なのですね。

投稿者 みーちゃん : 2007年1月10日 19:01

みにさん、みーちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>みにさん

> 刈屋さんの実況を聞いていると、確かにこれが解説かーって感じです。きちんとした知識と取材、愛がなければできない(はず)の仕事ですよね。

ですねー。もうずっと取材している蓄積と、最新情報を同時に取り混ぜるのが大相撲での刈屋さんの腕の見せ所です。

> ところで「立ち合い」のタイミングってすごい難しいんですね。そこでかなり決まるって感じですか?

そう思いますね。十両の力士と幕内上位とそれ以上の違いが立ち合いの圧力だといわれています。そこにおっしゃるとおりタイミングが影響してくると。「立ち勝つ」「立ち後れる」で結構押し込まれてしまいます。そのためにじらしてたったりする人もいるんですが。どっちが早く立ったかをみると、おもしろくなりますよ!

>みーちゃんさん

> ほんの少しだけ相撲に興味のある主人は今場所も朝青龍が絶対だと思い込んでいましたが、3日目に負けたことを知り驚いていました。すかさずDDDがどんなに凄いか説明してあげました。このサイトがとーーーっても役に立っていますよ!

お役に立てて光栄です!迷いのないDDDはみていてとても気持ちいいですよね。
出島の立ち合いの時には自分で「走るだけ、出島!」といってしまいます。

> 負傷した把瑠都を運んでいた?車椅子見ましたか。凄い大きさでどう見ても車椅子というよりも荷物を運ぶカートみたいで

でかかったですよねー。一般の車いすは2つくらい必要ですね。
把瑠都も休場になってしまいましたが、じっくり治してほしいです。

投稿者 マイク松 : 2007年1月11日 01:07

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ