2008年2月17日
フィギュアスケート欧州選手権2008:女子シングル(1)
この大会はマイアイドル、ベヘマーちゃんがシニアデビュー(厳密に言うと違いますが)ということで、マイク松に代わって富井がお届けいたします。
実況は小林さん、解説は杉田おじいちゃん。よし、舞台は整った!
ロシアのニナ・ペティシュコワ。国内選手権2位だそうです。最初は2Lz+2Tになってしまいましたが、3F、2Aはきめました。15歳だそうですが、体つきがしっかりしてますね。コーチはスルツカヤと同じ方だそうで、これからが楽しみな選手ですね。42.58
ロシアのセニア・ドロニナ。「フラメンコ・メドレー」3F+2T、片手をあげた3Lz(これはいいジャンプでした)、2Aと前半にジャンプを固めました。一つ一つを丁寧にこなしています。終わった直後、大きなミスがなくほっとしたような顔をしました。よかったですよ。50.91昨年はフリーに進めなかったそうですが、今年は大丈夫ですね!
イギリスのジェナ・マッコーケル。2Aから。いいジャンプです。3F+2Tも無難に。3Lzはジャンプはよかったのですが、ステップからすぐのジャンプでなかったのが残念。カー姉さんにちょっと雰囲気が似ています。こんな選手、イギリスにいたんですね。今まではジャンプが苦手な選手だったらしいんですが、どうしてどうして、いい感じです。そしてなんと5月にケビン・バンデルペレンと結婚するらしいです。へえええ。53.68
オランダのカレン・ベンホイゼン。「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」杉田さんによれば年々力をつけている選手らしいです。2A、3T+2T、3Sとジャンプの構成は易しいものですが、ミスなく。ステップがいいですね。それからスパイラルの入り方が面白い。名前の通り可憐ですね。あ、ポエムみたいなことを言ってしまいました。すみません。45.53
ドイツのアネッテ・ディトルド。映画「パッション」。昨年はペアをしていたのですがそれを解消して再びシングルをやっているのだそうです。3F+2T、3S。スピンがいいですね。なかなかいいと思ったのですが、杉田さんによればトランジッションが弱いということです。なるほどなあ。ドイツは国内選手権の1,2が年齢が達していなくて3位でこの欧州選手権に出場できたそうです。ドイツ女子シングルも楽しみですね。
イスラエルのタマル・カッツ。アメリカで生まれ育ったそうです。コーチはガリト・チャイト。リンクサイドにいますね。髪の色が赤くないから最初は気づきませんでした。3Lz+2T、3F。きびきびとした動きにアメリカを感じます。ジャンプを跳んだあとのどう?というきめポーズとか。スパイラルもよかったのですが、最後に転倒。惜しい。19歳、これからですね。43.77
チェコのネラ・シマオワ。欧州選手権、初出場だそうです。3S+2T、3T、2Aと最初に。股関節は柔らかいのですが、上半身の動きがちょっと硬く見えます。もうちょっと背中が上手く使えたらなあ。笑顔がチャーミングです。45.64
スウェーデンのヴィグトリア・ヘルゲソン。「ザ・ローズ」。19歳、初出場だそうです。3F+2Tはフリップが回転不足。3Loはお手つき。しかし足元はしっかりしているというか、北欧の選手、という感じがします。杉田さんの言うようにもうちょっと身体を絞るといいかも。地元の世界選手権では頑張ってほしいですね。44.07
イタリアのヴァレンティナ・マルケイ。「椿姫」。あー、今まで見てきた選手とはちょっと格が違いますね。音楽をよく表現してます。3Lz+2T。2A、3S。スピンが速い。と思ったらFSSpの入りで引っかかってしまいました。惜しい。上から撮影しているのでちょっと見づらかった。マルケイはコストナーが風邪で欠場していたためにマルケイが国内チャンピオンだそうです。53.69
ハンガリーのユリア・シェベスチェン。シューベルト「セレナーデ」。3F、相変わらず高い!ランディングがイマイチでしたが、素晴らしいジャンプですね。3Lz+2Tも文句なく。しかしアクセルが1Aに。もったいない!キスクラでしょんぼりしているのが辛い。しかし、シーズンベストは更新。55.54
トルコのトゥグバ・カルデミル。3S+2T。2Tで片手をあげました。3F。音楽も振り付けも個性的。カナダで練習しているそうですが、カナダは個性を大事にするところなんですかね。そういえばこの人、京野ことみに似てますね。白菊姫。50.28
グルジアのエレーネ・ゲデバニシヴィリ。「キャバレー」。3Lzで転倒。高さはあったんですが。続く3F+2Tもお手つき。うーん。しかしそれ以外のエレメンツはさすが素晴らしい。逸材ですね。ジャンプが跳べないのは精神的なものかなあ。更なる飛躍を期待したいです。53.43
スイスのサラ・マイヤー。「パッチアダムス」。3Lz+2Tは素晴らしいジャンプ。しかし3Sが2Sになり、両足着氷でした。残念。ステップがいいですね。音楽によく合っています。杉田さんはもっと肩や背中を上手く使えるようになればさらに良さが生きるんじゃないかといってました。品がある素晴らしいスケーターですよね。心が洗われます。56.44
ここまでレビューして、ベヘマーちゃんが出てきてないのでもう放送はないのかと思っていたら、最終滑走グループにいましたよ。背が伸びたよね〜と、親戚のような感想。フィンランド3人娘とコストナーとベルトンて、いきなりこんなグループですか。うーむ。
フィンランドのキーラ・コルピ。昨年欧州選手権3位。アストル・ピアソラ「勝利」。3Lz+2T。ステップからの3Lo。2Aも見事。スパイラルがレベル1になってしまいましたが、それ以外はかなりよかったです。見る度に上手くなっているような気がします。自信をつけてさらに美しさも倍増。58.60
イタリアのステファニア・ベルトン。17歳の初出場だそうで、ノービスの頃はアイスダンスをやっていたそうです。3T+2T。3Loはお手つきで回転不足になってしまいました。惜しい。アイスダンスをやっていたせいか、ステップがなかなか上手いです。スピンもいい。音楽が勇壮ですが、ダイナミックな滑りで音に負けてません。イタリアもこれからが楽しみですね。46.84
イタリアのカロリーナ・コストナー。The Doors「Riders of the Storm」。ディフェンディングチャンピオン。3F+3T。やっと3+3を跳ぶ選手が出ましたね。しかし次のジャンプが2Lz。ありゃー。2Aもランディングが乱れてしました。全体的な出来としてはコルピの方が上だったんですが3+3を完璧に跳んだでいたので59.31。ここまでのトップ。
フィンランドのジェニー・ベヘマー。「私のお父さん(これは千住真理子さんの)」。きました。今回の出場選手の中では最年少だそうです。最初のコンビネーションジャンプが1Loでコンビネーションになりませんでした。続く3Fもお手つき。レイバックスピンもちょっと中途半端な形になってしまってレベル1。スパイラルも途中でぐらついたり、音楽が終わってからもスピンを回っていたりと散々。緊張して音楽がよく聞こえなくなっていたんじゃないかと思います。それでも良さを感じさせました。杉田さんもいつものじいちゃんモード全開でかわいいと目尻を下げ(想像)、やたら褒めてました。ありがとう、杉田さん!いやー、よかった。
そしてラウラ・レピスト。フィンランド国内チャンピオンだそうです。「海の上のピアニスト」。最初は3T+2Tになってしまいました。もったいない。続く3Loはいいジャンプです。2Aもきちんと。ベヘマーちゃんとは安定感がまるで違いますね。3+3を決めていれば1位だったと思うので、そこが惜しいですね。しかしレピストもぐんぐん力をつけてる印象。56.96
1カロリーナ・コストナー
2キーラ・コルピ
3ラウラ・レピスト
4サラ・マイヤー
5ユリア・シェベスチェン
6ヴァレンティナ・マルケイ
7ジェナ・マッコーケル
SP1位はコストナー。コストナーにしては物足りない出来でしたが、2位以下と僅差というのはフリーに臨むにはちょうどいいかも。2位、3位とフィンランドの期待の若手、コルピ、レピストがいいパフォーマンスをしました。4位がサラ・マイヤー。3Sが2Sになるというミスが痛かった。とはいえ、そんなに差はありません。まだまだ逆転も可能。5位のシェベスチェンもジャンプのミスさえなければだったのですが。
6位のマルケイは納得の出来でしょう。フリーでもこの調子で頑張ってほしいです。そして7位がジェナ・マッコーケル。リンクサイドで未来の夫・ケビンもニンニンと喜んでました。
それからマイアイドル・ベヘマーちゃんは実力を発揮できませんでしたが、成長を感じました。コルピとレピストが頑張っているのでフリーは余計なことを考えず、のびのびとやって欲しいです。
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