2010年5月10日

『脇役力』のすすめ

サッカーには縁のないサイトですが、ニュースを見ていて「おお、これは」と思ったのは岡田監督の選考に関するNHKでのインタビューでした。サイトを探してみたのですが、まだ記事になっていないのか見つけられませんでした。確か「出場しなくても雰囲気を壊したりしない人」みたいなことを言ってて、なるほどなと思いました。

もちろん技術や体力が選考の最重要項目ですが、「あくまでチームが勝つための人選。力のある選手を上から23人選んだのではない。」とか「食事を一緒にとってグループができない様にする」とか、かなり社会性を重視していることが伺えます。

よく知りませんが、日本代表には世界的なスーパースターがいるわけではなく、組織力で勝つ勝ち方しかない(らしい)とすれば、一体どう振る舞える人間が必要とされているのでしょう。

ということで、オススメしたいのが田口壮の『脇役力』。日本人で唯一ワールドチャンピオンリング(ワールドといってもアメリカ国内のプロ野球リーグのこと。英語ではワールド=USA=グローバル・スタンダード、ということらしい)を2つ持つ選手なのです。(訂正:チャンピオンリングを2つ持っているのは田口と井口の2人でした。YM5さん、ありがとうございます)
メジャーリーグで活躍する選手といえば、イチローや松井などたくさんの有名選手がいますが、いかにして田口は2度もチャンピオンリングを手に入れることができたのか、その秘密がここに書かれています。

特に必読なのは第3章の“「25番目の選手」のいきがい”というところ。25番目というのはベンチに入っている最後の選手。つまり一番下にいる選手の言動がチームの雰囲気の鍵を握り、そのふるまいがそのチームを生かすことも殺すこともできる・・・という話です。サッカーの岡田監督の話を聞く限り、特にGKの川口選手にその役割を期待しているように感じました。しかし一人一人のちょっとした言動がチームの命運を左右するということを肝に銘じるために全員読んでおくといいと思います。そして田口選手に印税がいっぱい入るといいと思います。

それにしても「岡田監督」という呼称が紛らわしい。やっぱりオリックスの岡田監督はA-岡田を正式名称にするといいと思います。ついでにカープもK-野村にしたらいいのに。

投稿者 富井副部長 : 20:21 | その他スポーツ

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脇役力

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乱読日記 : 2010年10月16日 00:05

コメント

失礼ながら、ロッテの井口もリングを2つ持っていますよ。(2008年後半にフィリーズ所属)

前にも言った通り、僕はオランダのファンなので応援はしないし、むしろ気持ちのいい敗戦を期待しているのですが、浦和のファンとしては(阿部)勇樹の選出以上に、ウェストブルック並にケガの多い(田中)達也の落選に安心するとともに、出たかったであろう本人の気持ちを思うと心が痛みます。

ただ、選ばれても使われないであろう勇樹みたいな扱いをされたら僕も嫌なので、それなら選ばれなくて良かったとも思います。

何であれ、田中達也はレッズサポーター全員の誇りです。

カモン スーパー達也
カモン ワンダーボーイ!
(Say)ゴールゴールゴール
(Say)ゴールゴールゴール

投稿者 YM5 : 2010年5月10日 23:27

YM5さん、コメントありがとうございます。

>失礼ながら、ロッテの井口もリングを2つ持っていますよ。(2008年後半にフィリーズ所属)

本当だ!ご指摘ありがとうございます。

>ウェストブルック並にケガの多い(田中)達也の落選に安心するとともに、出たかったであろう本人の気持ちを思うと心が痛みます

よく知らない人間が言ってはいけないのかもしれませんが個人的に田中達也は残念です。この悔しさをJ1で晴らして欲しいです。
オランダは強そうですね・・・。

投稿者 富井副部長 : 2010年5月11日 22:46

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