2008年11月18日

フィギュアスケートGPSアメリカ大会2008:アイスダンスOD

東京から帰ってきたマイク松ですこんにちは。疲れ果てました。明日仕事行きたくない。

お仕事で渋谷にいったのですが、公園通り?にはNHK杯の旗がずーっと並んでました。30回目ですからね。盛り上がっていかないとですね。選手が一人(一組)ずつのってましたが、さすがにクチピーの旗はありませんでした。たぶんその旗の下で記念写真を撮る不良達が続出するのではないかという配慮だと思います。クチピーに会いたいなら代々木へいってください。

さて、今日はようやく放送された、アメリカ大会のアイスダンスODをみておきます。途中まで富井がレビューしていたのですが、おもに木戸さんのいうことが難しいということで途中まででバトンタッチされました。それに付け足す形で僕が書いているので、今日は2人が書いてます。

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フィギュアスケートGPSアメリカ大会、アイスダンスOD。

解説は元全日本アイスダンスチャンピオンの木戸さん。実況は川松アナ。木戸さんとはうれしい!木戸さん、緊張気味です。6分間練習の間に一生懸命世界のアイスダンス事情について語ります。更衣室ではお互いのパートナーの悪口を言って憂さ晴らしをしたりするそうです。なるほど、更衣室は男女別ですからねー。そんな話ができるのは、木戸さんだけですよ!宮本さんは言わないだろうな〜。6分間練習はジャッジにアピールするカップルがいたり、手の内を見せないカップルがいたりするとのこと。渡辺・木戸組は衣装をデザイナーに頼んでいたそうですが、きっと全部ではないんでしょう。両方ピンクでペー・パー組かと思わせます。

今シーズンのODは1920〜40年代の音楽から選びなさいというテーマらしいです。そんな大まかな指定ってありなんだ。

カナダのアリー・ハン=マッカルディー&マイケル・コレノ。アリーの髪型がおかしい。あやうくアキバ系かと思わせます。Hans Leip and Norbert Schultze「Lili Marleen」・Glenn Miller「Over There」。MiStはぴったりあわなければと木戸さんがいってるそばからあってないし、ツイズルは見事なずれ。すごいぜ。ダンススピンは止まりそうです。止まるな。まだ仕上がってないのかな。DiStは勢いは感じる。木戸さんはターンの方向とカーブの方向に注目せよといってますがとりあえずみておきましょう。といってる間に終了。音楽は第一次大戦中にドイツで流行した音楽だそうです。マイケルはコミカルで軽やかなんですが、今シーズンはちょっとまだマリーの動きが堅いような気がします。リフトの降ろし方が雑かなあ。雰囲気はあってよかったのですがうーん。キスクラのクラーツが相変わらず男前です。CDとあわせて71.18。

すごいリフトが少ない、やる気がないのかと思ったら、これが今年からの変更点なんですね。そういえばそうでした。Liは要素としてカウントするのは1つ、2つめはPCSの中で評価するんだとのこと。純粋にダンスが楽しめそうでいいことです。

アメリカのジェーン・サマーセット&トッド・ギルス。トッド・ギルスはパートナーを変えたんですね。サマーセットの髪のネットがおもしろい。あと顔の中央にパーツが集まりすぎな気がします。「Funny Girl - I'D Rather Be Blue」。SlLiはなかなかうまいですね。ポジションチェンジがナイス。最初のステップはキレがほしい。曲調が変わって途中で平手打ちのマイム。MiStはなかなか良いですね。最後はRoLiで締めました。アメリカ代表だけにこういう曲調が似合います。78.01。やっぱり最後のリフトはエレメンツとしてはカウントされてないんですね。カーブを深くするというのはどういうことかという質問に対して「曲率を高くするということなんですが…」と難しいご解答でかえって謎を深める木戸さん。さすが院生。

なんか衣装についてはみんなほんとに20年代あたりをまじめに考証しているのかというようなのがわんさかでてきてちょっとおもしろくあります。

ロシアのエカテリーナ・ルブレワ&イワン・シェフェル。「セントルイス・ブルース」・ベニー・グッドマン「シング・シング・シング」。最初はSlLi。もうちょっと長さが。ロシアにしてはツイズルがよくあってますね。木戸さん「アメリカは社交ダンスにベースをおくが、ロシアはバレエに基礎をおいてるからそこを楽しめ」。ラジャー!MiStはスピードがあってみどころあります。でもダンススピンが止まりそう。木戸さんはもう少しシットの角度がほしいとのこと。まだまだ調整はこれからというところでしょうけど、まだまだスピードを出していけそう。大事に滑りましたね。Liが1つしかないのはやってもしょうがないんじゃないかと思っていましたが、かえって音楽に合わせることでPCSをあげるためだから、かえってレベルを気にせず思い切ったことができるのでいいんだとのこと。木戸さんいろいろ教えてくれていいですね。78.78。

リトアニアのコペリ・スタグノナス。「Swing Kids」ST。最初の動きはなかなかいいしスピードも出てる。ツイズルでスタグノナスがつまずいてる。しっかり。「軸が体の中にあったから」だというけどどういうことなんだろう。ダンススピンは雰囲気重視ですしSlLiは音楽によくあってポジションもナイス。MiStはまだこわごわって感じです。最後はがんがんコペリを振り回してフィニッシュ。さっきの「軸が体の中」というのは軸を自分の前の方において、からみついていくようにしないと勢いがでないということらしいです。イメージとしての軸ということなんですね。勉強になりまする。78.16。

第2グループの6分間練習。いつもはとばしちゃいますが木戸先生のコメントが楽しみなので聞こう。カー姉弟はMiStをみせつけてアピール。って氷上にすごいスキルをもったじいさんがいるぞ!なんかすげー!誰が復帰したのかと思ったらシェーンフェルダーでした。またこの人達は最初だからっておもしろいことをやってますね。誤った創作意欲という感じも。まあ大好きなんですけど、デロベル・シェーンフェルダーってわりと最初は突飛なことをやってきますよね。で世界選手権くらいになると落ち着いてるという。まあ最初落ち着いてるのに直前に工夫を加えてワールドでどん引きというよりはいいですよね。振り付けでも明らかに1920年代を誤解してそうで好感が持てます。

アメリカのサミュエルソン・ベイツ。おおっジュニアチャンピオンきましたね。たのしみ。Irving Berlin「Swing: Let Yourself Go」。最初からスムーズな滑りで雰囲気を作ってる。ツイズルもあってますし速い。SlLiはポジションチェンジが多くてとてもみどころあります。タップのダンスもすてき。ダンススピンもポジションがきれい。MiStはいれかわりもスムーズだし音楽にもしっかりあってる。最後のRoLiはとても最後に向けて観客を盛り上げるような豪快な感じでしたね。これはよかった!さすが最終グループ(2つしかないけど)。木戸さんもただ滑ってるところが割と多かったけど、スピードもあったし音楽にあってると高評価。基礎的なスケーティングスキルを積み重ねるとスピードがもっと出るとのこと。もっとこんなおもしろ衣装じゃなくてちゃんとしたテーマのあるやつをみてみたいです。86.82。

フランスのキャロン・ジョスト。この人たちはわりとちゃんと衣装を解釈してそうですが、キャロンの笑顔がちょっと悪を感じます。Louis Armstrong「Basin Street Blues」。雰囲気出てるしCuLiは大きな演技でカーブも深くとってる。足首のやわらかさみたいなのを感じますね。ツイズルがぴったりあってる!これはいいですね。MiStはキャロンをとびこえるジョスト。最後のリフトでちょっとキャロンが重そうでしたが、盛り上がる振り付けでフィニッシュ!これはよかったですね。フランスやイタリアは振り付けの遊び心が多くてたまにルール違反をとられるのもご愛敬と木戸さん。それがいいところですよね。そういうところからクリエイティビティが出てくるんだと思いますが、だからといって5とか007とかはどうかと思う。85.00。サミュエルソン・ベイツに届きませんでしたね。乗り越えるにはジョストがもう少しバルクをつけないとね。

イギリスのカー姉弟。Big Bad Voodoo Daddy「The Boogie Bumper」Cab Calloway and Irving Mills「Minnie The Moocher」。ここもしっかり衣装がかっこいい。木戸さんのいうとおりちょっとした表情がいい。おおっすごいダイナミックな振り付けですね!MiStもあっという間に滑りきってるし技術も感じます。ツイズルもむちゃくちゃ速くまわってますね。ダンススピンで移動しているように見えるのはカメラが動いてるからじゃないかな。MiStもしっかり曲にのってるし、そのあとのCuLiはとてもみせてきました。最後に向けて激しいステップ。速いステップは足首が使いづらいというところを克服しないとと木戸さん。最後はカー姉さんの上を弟がとびこえてフィニッシュ!とても勢いを感じました。こうやってがんがん滑っていくのも大事ですよねー。ちょっとまだ引っ張り合ってる感じはありましたが、最後にいいものに仕上げればいいんですよね。ロックを感じました。木戸さん「彼らはとても明るく振る舞います」。ほんとはむっちゃ闇を抱えている人みたいにいわないでください。92.11。グッド!

アメリカのベルビン・アゴスト。うわー!ベルビンちゃんが!ほんとの古き良きハリウッド女優みたいになってる!アゴストはいつも通りだ!John Kander and Fred Ebb「Tap Dance: Stepping Out」。アゴストのタップダンスの動きが最高!さすがうまいですね。ツイズルからダンススピンと流れる動き。音楽によくあってる!今回のテーマをよく表現してます。MiStはすれ違うところでうまいストーリーが作れてます。安定感のあるRoLiから最後はいい雰囲気でフィニッシュ!これは今でもいいですがもっともっとよくなりそう。まだあってないところがいっぱいあるけど、こういう曲はもともと得意なはず。なんか幸せを表現するみたいな、そういう華やかさのある演技を久しぶりにみたような。95.10。今年はちょっとベルビン・アゴストに注目かなあ。木戸さんは「これから指数関数的によくなっていく」とのこと。指数関数て。

そして最後にでたー!おじいさーん!

フランスのデロベル・シェーンフェルダー。The Andrews Sisters「Boogie Woogie Budge Boys」。いきなりおじいさんの演技。よたよたしてます。おもしろい。その一方でデロベルの足の動きもすごい。すごい技術のなかでおじいさん的表現がすごい。SlLiをして腰を痛くするという小芝居も。誰かやめようっていわなかったのか。たまに敬礼的な動きをしますがあれの意味もわからんな。ツイズルでちょっとバランスを崩しましたが、最後はおじいさんがおむかえがきたみたいな感じでフィニッシュ。さんざんいってますがツイズルのミス以外はさすがの出来でした。しっかり演技できているので、演出通りにすごい元気なじじいがものすごいスケーティングをするというのが表現できてました。これでいいのか?94.75。

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久しぶりにアイスダンスみましたが、やはり楽しいです。遅れても(すごい遅れても)放送してくれてありがたいです。

OD終えてトップはやっぱりデロベル・シェーンフェルダー。これから世界選手権までにどう変わっていくかたのしみです。あれなら森のくまさんと湖の女神が金のバーベルと銀のバーベルの選択で悩む物語とか、突拍子もない方向にいっても不思議じゃないぜ。(それは不思議)

2位にベルビン・アゴストがきましたが、久しぶりに元気な演技がみられたような。コーチ変更の効果ありか。バンクーバーに向けてもっと盛り上がっていくでしょう。3位はカー姉弟。ODだけなら2位のすばらしい演技でした。ある意味今年のODはそういうスピードとテクニックを鍛えるプログラムと割り切っているような。この2組はODのテーマをよく理解しているような演技でした。

そして4位にサミュエルソン・ベイツが。さすがジュニアチャンプ、さっそく出てきましたね。素材のよさを感じます。これからヴァーチュー・モアやデイヴィス・ホワイトのようなカップルに育っていくんでしょうか。たのしみです。

木戸さんの解説は確かに「自分の中に軸がある」「曲率が高い」「指数関数的に」などと難しかったですが、もちろんいい人木戸さんなので誠実さは山盛り。きっとよりよく解説しようとして難しくなったんだろうと思うのですが、でも月680円も払ってアイスダンスを見ようとする人はやっぱりかなり好きな人だと思うので、ある程度レベルの高い解説をやってもいいんじゃないかと個人的には思いました。これからもよろしくお願いいたします。

投稿者 富井と松 : 00:53 | フィギュアスケート | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年11月16日

フィギュアスケートGPSカナダ大会2008:女子SPとパトちゃんメモ

相撲のレビューをしようと思ったらテレアサチャンネルでずっとフィギュアスケートを録画しているのでできませんでした。代わりに先週書いてそのまま寝かせておいたスケートカナダ女子SPを。個人的な見所はやはりベヘマーちゃんのシニアデビューというところです。実況は森下さん、解説はみどりさま。

カナダのシンシア・ファヌフ。「ノクターン」2Aは成功しましたが、次のジャンプが1Lzでコンビネーションになりません。3Fも転倒。まだジャンプに確実性が戻ってないのかな、でもそれ以外はさすがに上手いですね。スケカナで優勝したのは4年前なんですね。それでもここまで復活してきたのは素晴らしいです。45.06

イギリスのジェナ・マッコーケル。サラ・ブライトマン「ハレム」オリエンタルな衣装も似合ってますね。はじめに2A、3Lz、3F+2Tと2Aは素晴らしかったのですが、他の二つの質はもう一つ、しかしミスなくまとめてきました。スピンのポジションがユニークでケビン夫に通じるものを感じます。表情も充実していて勢いを感じますね。フィニッシュでガッツポーズ。51.64。コーチが俳優さんみたいです。

カナダのミリアン・サムソン。「Within」昨年の世界ジュニア選手権10位の選手で今年からシニアデビュー。北米伝統の(?)バルク系。2Aは成功しましたが、3Lzがコンビネーションにならず、フリップも2回転、うーん、残念。ちょっとがっかりしてしまったのかやや精彩に欠けますが、ジュニアの頃よりよくなったような気がします。バルク系だけに今後伸びていきそう。40.42

アメリカのアリッサ・シズニー。「白鳥」相変わらずセンスの良い衣装。3Lzは転倒。3F+2Tは着氷。よし!FCSpはさすがの美しさ。2Aは成功!やった!!スパイラルから2つ続けてのスピンの流れは曲の上品さとぴったりマッチしてここだけなら世界トップ5に入るでしょう。49.66、とまずまず。

武田奈也。蛍光ピンク!この色が着こなせるところがさすがナナちゃん!「Artistry in Rhythm」3T+2Tと手堅くまとめ、2Aも成功!しかし得意のループが2回転と残念。スパイラルはちょっと止まりそうでしたが、それ以外は武田の元気な持ち味を生かせたんではないでしょうか。Loが惜しかったなあ・・・。45.15

アメリカのベアトリーサ・リャン。「魔法使いの弟子」まずFSSpからそして3Lz+2Tとジャンプをどちらかというと後ろの方へ持っていく面白い構成。3Fで転倒。残念だ。2Aは良いジャンプでした。この曲がこの人によくあってますよね。振り付けも工夫されているし。49.92

村主章枝。「恋人達のアパルトマンより」3Lz+2Tは回転の速いいい時の村主姉さんのジャンプ、3Fはもう少しの出来でしたが、2Aは素晴らしい。そこでほっとしたのかレイバックスピンでトラベリング。残念。しかしそれ以外は姉さんの良さがよくでていました。もうちょっと5コンポーネンツが出ても良い気がしますが、57.92

エストニアのエレーナ・グレボア。「我が母の教えたもう」ピンクの衣装がかわいい。3T+3Tに挑戦してきましたが転倒。惜しい。3Sは成功。アクセルがシングルに。うーん、上手くいかないなあ。全体的な雰囲気は優雅でかなり良くなってきたと思ったのですが、3T+3Tが転倒の上に回転不足を取られて点が伸びませんでした。41.48

さあ、きましたよ。フィンランドのジェニー・ベヘマー。久石譲「ハウルの動く城」なんか、森下さんが詳しいんですが、ベヘマーファンなんでしょうか。すっかり背が高くなって、大人っぽくなったなぁ!(←親戚的反応)16歳になったそうです。最初のジャンプが1Fでコンビネーションにならず、続いての3Lzは転倒とのっけから大きなミスを2つもしてしまいましたが、2Aは成功!よしよし。滑走順もこんな後ろで緊張しましたかね。とはいえ、相変わらず一つ一つのポジションの美しさ音楽表現の豊かさは素晴らしいです。まあこれからですね。44.90

カナダのジョアニー・ロシェット兄。「サマー・タイム」2Aは素晴らしい!3Fからオーバーターンで2T、残念。3Lzは文句なし。ベヘマーの後だから余計に貫禄を感じますね。スパイラルも力強い!力強いスパイラルって初体験だ。もうこのジャジーな雰囲気と筋肉が素晴らしいハーモニーを奏でています。安定感が今まで出てきた選手とは段違いですね。ちょっとぐらいミスをしても自信で打ち消してしまう力があります。もう兄では物足りない、ロシェット王とよんでもいいでしょうか。64.74

アメリカのキャロライン・ジャン。「ラ・バヤデール」3Fで転倒、めずらしい。3Lo+2Tは成功。2Aもオッケー。ステップではちょっとバレエっぽいものも見せながら。パールスピンからビールマンスピンへの流れは何度見ても驚愕。去年の無邪気な快進撃の勢いはちょっと失われてしまいましたが、それでも53.28。地力の違いを見せますね。

イタリアのカロリーナ・コストナー。「Mujer Sola」「Canaro en Paris」3F+3Tは両足着氷で回転不足。3Lzは成功。ステップの終わりに転倒。ステップはさすがの迫力だったのですが、最後の2Aで転倒。これは痛い・・・。もうコストナーもびっくりというか茫然自失。コーチも魂を抜かれたようになってます。うーん。48.56・・・コストナーとは思えない低い得点、全体の7位。

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はい、大変簡単で恐縮です。
昨日一日と今朝の午前中、相撲もフィギュアスケートもレビューせずにいったい何をしていたかと言いますと、ずっとパトちゃんの過去の記事、写真、動画を見てニヤニヤしていました。気持ち悪くて済みません。
スケートカナダで見たパトちゃんのSPに魅せられてすっかりファンになってしまいましたよ!パトちゃんはまだ17歳で私の半分も生きていないというのに!
パトちゃん、超カッコイイ!(←おかしいのは分かっています)
だんだんスケートのみならず、キスクラにいる姿さえ素敵に見えはじめました。あの笑顔が!!(←おかしいのはわかってますって)

かなり私の中でパトちゃん熱が高まってきているのですが、世間はまだそれほど高まっていないらしく、あまり情報がありません。もしかしてまだクチピーの方が人気があるのでしょうか。絶対パトちゃんの方がカッコイイよね!ということで明日、もしかすると急激にパトちゃんファンになってしまうあなたのために情報をここにまとめたいと思います。

・パトちゃんはオズボーン・コルソンさんというパトちゃんと75歳も違うコーチに長らくついていたが、2006年にコルソンさんは交通事故で亡くなってしまった
・その後ついたのがこのサイトでも話題になった天野真さん
・現在のコーチはドン・ロウズさん、振り付け師はローリー・ニコルさんですが、ドン・ロウズはコルソンさんの弟子、ローリー・ニコルはドン・ロウズの弟子という繋がり
・パトちゃんはコルソンさんを「Mr.Colson」と必ず呼んでいる。尊敬してたんですね。
・お父さんは元卓球の選手でケベックチームのコーチをしていた
・カート・ブラウニングを尊敬していてあんな面白いおじさんになりたいと思っている(やや脚色)
・ジェフリー・バトルのようにお手本となる選手になりたい
・ピアノが弾ける
・フィギュアスケート以外の友達がたくさんいる
・英語とフランス語と広東語(これは本人曰くあまりうまくないらしい)ができる
・プレノービス(03)、ノービス(04)、ジュニア(05)、シニア(08)と各カテゴリーで国内チャンピオン。ヴァーチュ&モア同様小さな頃から期待されて現在に至る
・真央ユナ世代(1990年生まれ)
・同時期にジュニアやノービスにいた昔から知り合いの選手達がシニアのトップレベルで争っているので(ヴァーチュ&モアやキムユナ等)自分が若手だとは思っていない
・テニスも上手
・2006年にNHK杯に来ていた!ジャンプミスが多く順位はよくなかったが「豊の部屋」へデービス&ホワイトと共に呼ばれてノリノリの樋口地蔵尊にタジタジ。

はい、こんな感じです。カナダ男子シングルの期待を背負っていますが、真央ちゃん同様、バンクーバーオリンピックでメダルを取るというのを小学生の頃から期待されてここまで来た人のようですね。正直パトちゃんにそこまで期待する気持ちが分からなかったのですが(若いし)、急に魅力にとりつかれてしまったのでいろいろ書きました。こういう人が何万人単位で増えるとさすがのパトちゃんも大変そうですが、ぜひ頑張ってほしいです。くれぐれも練習しすぎて怪我だけはしないように、それだけが心配です。

さて、いい加減パトちゃんはおいといて、これから相撲やアイスダンス等のレビューをしなくては・・・。

投稿者 富井副部長 : 14:49 | フィギュアスケート | コメント (14) | トラックバック (0)

2008年11月14日

フィギュアスケートGPS中国大会2008:男子SP・女子SP・FS

この間Ayaさんに教えていただいた(ありがとうございます)サンデュ先輩のオーディション番組での奮闘ぶりを動画で拝見したのですが、どうも決勝でおっこちたみたいですね。なんだか知りませんが、サンデュ先輩の輝かしい経歴を知らなかった審査員はクチピーに焼きを入れてもらえばいいと思うマイク松ですこんにちは。セミファイナルの演技とか僕抱腹絶倒でしたけどね。所詮先輩は銀盤の上で一番輝く。それがわかったらすぐにトレーニングをはじめてバンクーバーに間に合わせてほしいと思います。

今日は出張でのばしのばしになっていた、中国大会の録画をチェックしてみたいと思います。どうせ後日やるとは思うのですが。

フィギュアスケートGPS2008、中国大会。

まずは男子SP、実況はシミズさん、解説はサノさん。

中庭健介。「ニュー・シネマ・パラダイス」より。最初は3Aですがダイナミックな転倒。3Lz+3Tはちょっと着地がしんどいが跳べてるか。CiStは上半身もうまく使えてる。ステップからの3Fはグッド。シミズさんは「挑戦が続く」ばかりですね。SlStはちゃんと表現を意識した出来ですね。最後のスピンも丁寧に滑っていました。ジャンプは残念ですが、毎年自分なりの課題をしっかりもって滑っていますよね中庭って。それが滑りから感じられました。61.90。

ジェレミー・アボット。「アルビノーニのアダージョ」。年々アボットが細くなっていくような気がするのですが。最初はコンビネーションの予定が3Fになってしまいました。3Aはオッケー。キレありますよ。スピンは軸足がまっすぐ。3Lz+3Tでここでコンビネーションをつけてます。対応力ですね。SlStはしっかりとした密度のある内容でした。CiStにもこれくらい入れればいいのに。丁寧なスピンでフィニッシュ!アボットやりますね!アメリカは2強以外がとてもよくなってます。77.05。変なまくらをお客さんからもらってます。

トマシュ・ベルネル。おおっ久しぶり。がんばってくれ。あ、まただらーんとした最初。ラインハルト「たそがれのメロディ」ほか。最初は4Tにチャレンジするところでしたがダブルでコンビネーションにできませんでした。3Aは回転が速いしおっけー。次3Lz+2Tでコンビネーションを跳びましたが次がダブルになりました。あー。SlStは相変わらずお客さんの心をつかんでます。そしてスピンのあとのCiStはもっとダイナミックですが、ちょっと落ち込んでるかも。フィニッシュのあと頭をかいてました。男前な顔とは裏腹に最初のバストが痛い。あー2Tを2回跳んでしまったので、3つめのコンビネーションジャンプがそのままなくなってしまいました。65.55。あーそれでも65点は出てるんですね。会場からはブーイング。

続いて女子SP。実況はカクザワ、解説はみどりさま。

安藤美姫。前いいわすれましたがきれいな衣装ですよねー。「SAYURI」より。最初の3Lz+3Loは見事。回転も足りてますね。3Fはオーバーターンになってしまいました。2Aは問題なし。なかなか3本そろいませんね。スパイラルで盛り返そう。SlStはダイナミックに上半身の動きもつけて。モロゾフっぽさを今一番出せるスケーターのような気もします。そしてスピンはしっかり。スピンがよくなってますよねー。59.30。まずまずですよ。次に出てくる人がいなければ上出来なんですが。

キム・ユナ。サン=サーンス「死の舞踏」。いきなりスピード出してますねー。3F+3Tはそのスピードに乗って完璧。複雑なステップからの3Lzも足下まできっちりですね。スパイラルは足の上げ方もきれい。その流れで2A、今回はばっちりです。スピンも安定してます。ポジションがビューティフル。SlStはいつもよりは激しさがなかったような気もしたけど足下はしっかりしてますからね。最後のI字スピンまで隙がありませんでした。すごい歓声。中国のファンも大好きみたいですね。そりゃこれだけの滑りやってくれればね。63.64。

女子FSがそのまま。最初はアリーナ・レオノワ。シニアでは最初の大会のようです。「La Leyenda del Beso」。スピードは出てます。3F+2Tからきました。3T,3Loと決めて序盤はいいですね。スピンは回転が速い。あれビールマンになったらゆっくりになりました。スパイラルから2Aにつなげる構成。でも3Fは転倒してしまいました。ここまでよかったのに。がんばれ。3S+2T+2Loを跳んできました。次のスピンはまたゆっくりになりましたが。苦手なんかな。3T+2A+SEQももってきました。おもしろい構成。SlStは大きな表現で表情もつけてる。スピンは最後にI字スピンをもってきてフィニッシュ!なかなか有望なロシア選手が出てきたんじゃないかと思わせますね。SPはだめだったみたいですが、FSは開き直ったのかいい表情でいい演技ができていたような。タカラヅカの男役みたいなかっこいい顔してます。経験を積んでいってほしいです。トータル137.27。

サラ・マイヤー。久しぶり。SPはだめだったみたいですね。「黄河ピアノ協奏曲」。最初はコンビネーションの予定が3Lzをオーバーターンして単独に。3Fもステップアウト。まだジャンプのフィーリングがよくないみたいですねー。2Aは問題なし。そしてスピンは相変わらずすばらしい!悪いけどレオノワのあとではだいぶ違いますねー。スローパートに入って3Lzをステップアウトするが強引に2Tつけてる。3Sもダブルになってます。SlStは曲のイメージがそのまま動きになっているような、優雅で見応えあるものになってる。3S+2T+2Tをなんとか決めたあとで、カクザワが「ようやく着氷しました」っていってましたよ。オマエはずーっと浮いたままなのか。マイヤーの超絶スピンの前にそういうこというな。そして曲が終わったあとで「いよいよラストです」。オマエの実況もラストにしてほしいですね。マイヤーはまだまだ調整が足りないみたいですが、まあこんなもんでしょう。ジャンプさえあえばあとはばっちりですし。142.31。

スザンナ・ポイキオ。なかなかいい衣装ですね。ラフマニノフの音楽。3Fを最初にしっかり。そして3Lz+2T。さすが滑りがいいですねー。スピンもまったくぶれない。もう少しスピードと密度がほしいですが、3LoはOK、3T+2Tはふんばって成功させてます。2Aはステップアウト。スパイラルはしっかり見せる構成。3S+2Tを決めたが3Tはステップアウト。SlStはポイキオらしさが伝わってきますね。難しいことはしてないけど曲をしっかり表現してます。しっかりしたスピンでフィニッシュ!がんがん滑るというのではなく、落ち着いた表現でよかったです。ぱんだもってるぞ。お姉さんのコーチはいい服着てます。148.03。

カトリーナ・ハッカー。「スパイラルフェアリー」らしいですよ。「シェヘラザード」。3T+2T+2Loを豪快に決めました。3S+2Loもおっけー。正直まだ絞れてない感じですが脚力でカバー。3Loは転倒してしまいました。あぶないぜ。スローパートでいいダンスをしてますね。軽くスパイラルから3Tも手をつきました。さっそく脚力がきれたのか。スパイラルは180度開脚。さすがの柔軟性。3Sは成功。CiStは細かく足もと重視のステップ。後半になって2A+2Tをなんとか。2A単独も決めてきます。そしてすばらしいポジションの180度開脚スピンでフィニッシュ!ジャンプがよくありませんでしたが、今年の戦いでかなり伸びそうだなという感じをもったのですがどうでしょうか。飛躍するなら今年だ。下からも突き上げられてるしがんばってもらいたいですね。134.95。

アシュリー・ワグナー。ワグナー手がでかいですね。最初からすごい気合いが入ってます。すごい、コーチと同じ猛禽類の目だ。「新世代の猛禽類」でいいでしょう。バレエ「スパルタカス」。3Lz+2Loから入りました。いずれ3-3になればいいですね。3Sもばっちり。ワグナーすごく体も絞っていて準備してます。2Aもキレがある。スピンスピードがありますねー。3Tはジャンプまでのプロセスがキレてる。スパルタカスをよく表現する大きな演技です。ビールマンスピンからスパイラル。柔軟性もアピール。獲物を捕る目だけじゃないよということですかね。3Lo+2Loを後半にもってきてます。3Fもおっけーでしたが3Lzはツーフットだったか。その怒りをSlStにもっていけ!あまり激しくはない動きですが無闇に激しさが伝わってきます。猛禽類だから。最後のスピンも速さがありました。これはオッケーでしょう!この時期によく仕上げてきてますね。あれ?キスクラのコーチがあの猛禽類じゃない!みみずくみたいな人になってます(いずれも猛禽類)。FSで100点超えて155.59。やりましたね。

ラウラ・レピスト。ここに出てたんですか!あと3人て誰が出てるのかと思いましたが。紹介VTRなしか!フィンランドチャンプなのに!映画「ドン・ファン」。最初は2A。いい入りです。3Lz+2Tは3-3とびたかったところ。3Lzはシングルに。あれ、ジャンプがよくありませんね。たてなおせ。レピストって東洋系の顔してますよねー。一瞬若いときの東ちづるにみえた。僕だけか。3LoはOK。スパイラルはみどりさまも指摘の通りきれいな滑り。3Loはシングル。3S+2Tは決めてきました。スピンはポジションチェンジもとてもスムーズ。3S+2T+2Tを決めてCiSt、そして最後のスピン。安定感ありました。いつもよりジャンプがよくありませんでしたねー。でも最初はこれでもいいでしょう。表彰台は死守できるといいのですが。うわ!このコーチすごい!めがねがすごい!ちょっとロボっぽくも見えるぜ!159.42。

安藤美姫。2位以上はいけると思うから、あとは頂上めざそう。4回転は跳ばなくていいよ。バレエ「ジゼル」。3T+3Loからですか。確実に。3Sはきれいです。それでいいわ。3Fは回転足りてたかな。カクザワはスローパートになると話し始めるのはどうなんだろう。スパイラルはいい感じ。3Lzはステップアウトしたが次の3Lz+2Loでうまくカバー。3Lo、そして2A+2Lo+2Loというおもしろいコンビネーションも成功。SlStは激しく動いていました。最後は高速スピンでフィニッシュ!これは2位はいけるでしょう。でも今回は確実性をとった感じは受けましたね。それもアスリートに大事なことです。170.88。2位以上死守。

キム・ユナ。「シェヘラザード」。3F+3Tを豪快に決めてきました。距離でてますねー。キム・ユナの場合はそういうところ見てしまいます。2Aは演技構成を変えたそうです。次は3Lzがステップアウト。めずらしいですね。スローパートの感情表現も見事。そこから2A+3Tというギャップもいいんですよね。3Lz+2Tはこっちにコンビネーションをつけてます。スパイラルも手の動きがなめらか。3Sからスピンも上向きをいれたり。SlStは堅実にしっかり踏んで、2Aからコンビネーションスピンでフィニッシュ!すばらしかったです。191.75。強さが安定してる。キスクラでコーチと喜んでました。ヨコヅナスケーティング。

とりあえず放送したところだけみてみました。キム・ユナも安藤もアメリカ大会でみてますから、カナダのパトリックちゃんのような衝撃は、切れ切れな番組構成もあってなかったのですが、将来がみえてきそうなレオノワ、キレのある猛禽類ワグナーとそのえさにぴったりなハッカー(スケートはよかったよ)、そしてきてたんだレピストと収穫の多い中国大会だったような気がしました。おもしろかったです。ハッカーは絞った方がいいのか、そのまま脚力を鍛えて筋肉少女隊に入隊したほうがいいのか。悩むところです。

投稿者 マイク松 : 00:42 | フィギュアスケート | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年11月9日

フィギュアスケートGPSカナダ大会2008:男子SP

世間は中国杯でも当サイトではまだカナダ大会が続いています。実況は森下さん、解説はみどりさま。もうずっとこの2人でやってくれると助かります。ブログは不肖富井でございます。かなり偏ったレポートで申し訳ありません。

ウクライナのアントン・コワレフスキー。「フラメンコ」かっと目を見開くコワレフスキー。その後面白ポーズが入りますが、2Aは成功、3F+3Tもいいですね。3Lzも成功させました。無難にジャンプをまとめたのにSlStでちょっとよろっと。気合いが入っています。CiStも難しいことをいろいろやっていますが、もう少し滑りが足りないか。この後の試合が楽しみですね。気合いとフラメンコがマッチしてよかったです。64.06

日本の南里康晴。今年から明太子の「ふくや」所属ですね。福岡にいた頃はよく買ってました。ラーメンも美味しいよね。「月光」。3Aは軸が斜めになって右手をついてしまいました。3F+2Tになってしまいましたが、3Lzは良いジャンプでした。FSSpも素晴らしいですね。CiStは曲にあって良いですね。がんばってきたそうです。でもちょっとSlStでは疲れてしまったか音楽と決めポーズが合いませんでした。うーん、もうちょっと出来たかな。63.36

ロシアのウラジミール・ウスペンスキー。19歳。「ヴィヴァルディの四季」3Aは右手をついてしまった。高かったんだけどなあ。3F+3Tはよかったのですが、最後のジャンプが2Lzに。残念。CCoSpはきれいですね。SlStは音楽とは合っていますが、ちょっと上下動が少ないためかレベル1惜しい。CSSpもシットポジションを深くしようとして手をついてしまいました。疲れてしまったかなあ。本人も苦笑いでキスクラへ。56.17

カナダのジェレミー・テン。「レイエンダ」3Aで転倒。長い手足がよく使えているのですが、3Lz+1Tになってしまいました。3Lzは高さもあったのに!3Fは成功。なんかもっと上手そうなのに緊張しているのか身体の動きがもう一つ。スピンは2つともレベル4。さすがカナダという選手なのですが、この経験を糧に頑張ってほしい。めちゃめちゃしょんぼり。50.93

アメリカのライアン・ブラッドリー。「エルビス・プレスリーのメドレー」4T+3Tは着氷が乱れましたが、なんとか転倒はこらえました。3Aは高い!!3Lzも成功。これは高得点になりそう。スピン、ステップはそれほど上手いとも思わないのですが、自分の持ち味を存分に発揮するプログラムで会場もノリノリ。FCSpは意外に身体が柔らかいところを見せました。器用ですよね、この人。最後のポーズも決まってめっちゃ笑顔。お辞儀でもエンターテナーぶりを発揮。今年はブラッドリーの活躍年になりそうです。もしかしてカスタネットタイプ(隔年で活躍)?72.50

カナダのショーン・ソーヤ。今年のFSはかなりの傑作だと思うんですが、Spはどうなんでしょう。ピンク・フロイドの「Another Brick in the Wall」3F+3Tは完璧ですね。3Aでステッピングアウトでしかも回転不足。最後のジャンプは2Lzに・・・ソーヤ。柔軟性を生かしたステップ、スピンはFSと同じく素晴らしいのに!!みどりさまも必殺技・180度垂直開脚スピン(?)に「うわー、きれい」と絶賛。ジャンプさえ決まれば70点台に行くのになあ!残念なり。64.20

ロシアのセルゲイ・ヴォロノフ。今年のロシア選手権の優勝はこの人だったんだ!ていつも驚いているような気がします。これで何回目だろう。ジャック・ルーシェ「Concert for Violin and Percussion」よくコントロールされた4T+2T、3Aも軽々と。CSSpもいいです。3Loが軸が斜めになりましたが、根性で降りました。ここまではとても良いですね。CiStではちょっとコミカルなところも見せながら続いてSlStもええ感じです。3Loが残念でしたね。70.45

フランスのヤニック・ポンセロ。ベートーベン「交響曲第5番・運命」出てきた時に練習着かと思いましたよ。よく見るとTシャツに「ICE」そして左腿部分に「5」て書いてあります。さすがフランスのエスプリってこらー、誰、この衣装作った人。007の人か!007の人なのか!!次は3て書くつもりか!旗に3とか書くつもりか!!・・・失礼しました。ポンセロに戻ります。4T+2Tは完璧、3Aも流れがあって高い。3Lzも無難に成功させました。そしてヒップホップのような不思議な手の動きからSlStなんか去年の高橋くんの白鳥の湖に通じるものを感じます。あっという間に終わってしまい、もう終わりなのか、とびっくり。軽々とこなしていますね。ステップの足元はまだまだのようですが(CiStはレベル2)楽しかったです。78.05

カナダのパトリック・チャン。「Tango de los Exilados」氷の上に立っているだけで醸し出されるこのヴェテラン感はいったい何なのでしょう。別に老け顔って訳ではないんですが。最初の3Aでは着氷で手をついてしまったか、でも流れのある滑りからなので減点するには惜しい気も。3F+3Tは成功、3Lzも素晴らしい。しかし、そんなことはどうでもいいと言いたくなるぐらいパトちゃんのスケートは素晴らしいですね。なんか自分も滑っているような気になるんですよ。多分生で見たら物凄く速いんでしょうね。SlStで手をついてしまったりしたけど、そんなことどうでもいい!もう好きすぎるのか8点台を連発してしまったジャッジとかいますが、気持ちは分かります。旨いものを食べた時に思わず笑ってしまうようにCSSpで笑い、その後鳥肌がたち、SlStで自分も滑っているかのようなめまいを覚えました。なんせ、凄すぎます。得点は妥当だと思いますが、素晴らしさとはそれほど関係ないと言うことで。77.47

アメリカのブランドン・ムロズ。この人の方がパトちゃんよりランキングが上なんですね。「Till Eulenspiegel's Merry Pranks」貴族みたいな衣装で登場。3A、3Lz+3T、FSSpを挟んで3Fと無難にジャンプをまとめました。マイムが上手いですよね。ちょっとした手の動きに品があります。まあ、格好も貴族っぽいんですが。あの老獪なパトリック・チャンと比べると初々しくて好感が持てます。2人とも17歳なんですけどね。67.03

アメリカのエヴァン・ライサチェック。「ボレロ」衣装が似合っています!ライサらしい黒!3Aは高い。3Lzはコンビネーションになりませんでした。これは痛い!3Fはオッケー。SlStはボレロのリズムによくあったステップでさすがのかっこよさです。最後のポーズも忍者参上、みたいなかっこよさがあります。意外な終わり方だな。うーん、ジャンプが残念ですね。71.40

1位はポンセロ。太ももに5って書かれているぞんざいな衣装というハンデを背負いながら頑張りました。ジャンプもぽんぽんとんで躍動感のあるプログラムでよかったです。ストリートダンスっぽいスパイスが効いていて見ていてとても楽しい!ポンセロの良さが引き出されていましたね。

それにしても、ポンセロもよかったのですが、パトちゃんの狂おしいほどのタンゴに魅了されました。点数だけを見た時は、ショートもフリーも1位じゃないのに総合で1位とはパトちゃんも運が良いのぅと思っていましたが、いやー、パトちゃん、オリンピック開催国の期待を一身に背負うだけの素晴らしい内容でした。文句なく総合1位。むしろそうでなくてはと。

3位のブラッドレイは持ち味を生かしたでブラッドレイらしいプログラムでよかったです。ジャンプが決まればこの順位も得点も不思議はありません。逆に4位のライサチェックはまさかのコンビネーションジャンプの失敗でした。ボレロは難しいと思いますが、さすがはタラソワの振り付けです。

5位のヴォロノフはもうちょっと点が伸びても良いような気がしましたが、順位からすると妥当なところ。やっぱりループの失敗が非常に大きかったですね。しかし4T+3Tが入り、3Loが加点がもらえるぐらい良いジャンプをすれば表彰台も見えてきますね。6位のムロズはパトちゃんの後なので正直印象に残らず・・・。

7位のソーヤはかなりよかったんですが、2つもジャンプでミスしてちゃなー。カナダの国内選手権ではぜひ両方揃えて世界選手権に出場して欲しいです。あのフリーがもう見られなくなってはもったいない!!

南里くんは9位。ちょと残念な成績ですが、やっぱり去年より上手くなっているところもあるし、今年も世界選手権にでられるように頑張ってほしいです!

投稿者 富井副部長 : 00:00 | フィギュアスケート | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年11月7日

フィギュアスケートGPSカナダ大会2008:男子FS

三浦が横浜残留決定的に。これで清水直とともにハンシンのFA補強は白紙に戻った形ですが、正直それでよかった。イチから育てていきましょう。いちおう近くにある球団なのでむしろいいニュースだったと思うマイク松ですこんにちは。

今日はカナダ大会の男子FSです。各国が手塩にかけて育てた選手の戦いがみられます。国家間のFAとかはフィギュアスケートにはありませんからね。ほ。

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フィギュアスケートグランプリシリーズ、カナダ大会男子FS。実況は森下さん、解説はみどりさま。

カナダのジェレミー・テン。おもしろい名前、そして顔は吉本の若手芸人にいますねこういうの。誰だろ。SPは11位。「奇跡のシンフォニー」。最初の3Aをしっかりメイク。やりました。3Lz+3Tも決めてきたぞ。ジャンプは得意なんですね。SPはジャンプを2つミスったらしいですが。動きもいい。開き直ったかな。3Fも成功。スピンもおもしろいポジションだ。CiStはまだこれからでしょうか。イーグルから3Loも問題なし。3Lz+2Tといけてます。しかし3Fで転倒し、そのあとのフォローをどうもSEQととられてしまったみたいですね。SlStは工夫がみられます。表現力、というかアピール力みたいなのをもってますね。そして3S+2T、2Aとしっかり決めて、スピンでフィニッシュ!これは本人的にも納得の演技だったのではないでしょうか。でもさっきSEQをとられてしまったせいで、3S+2Tをコンビネーション跳びすぎでカウントされないというアンラッキーがありました。でもこの舞台でしっかり自分の演技ができたのはいい経験。まだまだだぜ。かわいいくまをもらってるのと(Japan Skateの人?)、コーチがスノーモービルでやってきたよみたいな格好だったのが印象的でした。169.79。

ロシアのウラジミール・ウスペンスキー。アレクサンドルの弟らしいですよ!弟もやってるんだ。最初の3Aはぎりぎりこらえた感じか。次は3Aがダブルでツーフット。さすが弟!3Lzは流れのいいジャンプ。3S+2Tからスピン。このあたりはしっかりしてます。SlStは結構がんばってますね。いい流れを作ってます。曲が変わって後半、3Fは転倒。みどりさまがトリプリフリップっていってた。3Sはコンビネーションにならず。CiStはやっぱりステップ得意なのか、躍動感はあります。みどりさまはスピード感がもっとほしいとのこと。2Aからスピン、最後に3Tを決めてフィニッシュ。さすがウスペン弟、素質を感じますよね。将来は兄弟でロシアを背負うことになるんでしょうか。まだまだ発展途上、がんばれ。コーチはわかさぎ釣りみたいな格好してます。キスクラで人なつっこい笑顔の弟。150.50。

南里康晴。おお久しぶり。「アランフェス協奏曲」。おおっなかなか最初の滑りはいいぞ。3A+2Tはしっかり決めてます。ベネ!3Lz+2Tも問題なし、3Aも決めました。序盤はばっちりですね。スピンからの流れもスムーズ。3Loはステップアウトしました。スピンの軸がとても安定してます。中盤で2A+2T。3Lzは手をついたか。SlStはしっかり詰めて細かく踏んでますよ。これはいい。3Fはやっぱり手をついてます。疲れてきたか。3SからCiSt。スピード感を重視した作り。こちらもいいですね。スピンでフィニッシュ。これはかなりいいプログラムですね!やはり去年の経験がかなり大きいみたいですね。貫禄も少しずつついてきてますし、今回もジャンプのミスがなければしっとりした雰囲気ができてました。177.84。

ウクライナのアントン・コワレフスキー。「アルメニアン・ダンス」。ちょっと仮面ライダーっぽい衣装。2A+3Tから。セカンドジャンプが高いですが予定は3Aだったらしい。3F+3Tは手をついてしまいました。3Lz+2Tはこれは回転足りてたかな。ルッツが。3Loとあまり流れがよくないですね。スピンで持ち直そう。トラベリングしてるけど。SlStの前に変身ポーズみたいなのとった。キカイダーのワン・ツー・スリーだ。半分赤いのはそのせいか。SlStはなんか動きがいい。どことなく漂うヒーローっぽさがあるぞ。3Lzはよかったのですが3Sは手をついてる。2AはOK。この音楽もヒーローの苦悩を表してるみたいだ。CiStは動きがたくさんあって見せる。2Aからスピンで、最後はまた変身ポーズみたいなのでフィニッシュ!コワレフスキーってこんな人でしたっけ?体力をつけてきたのでしょうか。とりあえず楽しかった。170.61。

カナダのショーン・ソーヤー。連戦ですが地元ですしがんばってくれ。「アマデウス」より。3F+3Tは回転にキレがあって余裕あります。3Aはツーフットで回転も足りてなさそうですが。3Lzはクリーン。スピンはキャッチフットで柔軟性をアピール。CiStは動きはいいし細部の演技がうまいので見せてきます。バレエジャンプからの3Loはとてもきれいですね。2A+3Tと流れをしっかりつかんでいる。スパイラルは少し秒数伸ばしたか?ステップから3Fの流れもバトルを彷彿とさせます。イーグルから2Aと難しい要素を加えてる。そして日本食研にのってSlSt。緩急のコントロールがすごくよくて、より楽しさを加えてます。つなぎの部分が考えられてるので退屈しない。その複雑なステップから3S+2T+2Loをきっちりきめたあとで、180度開脚スピンで大いにもりあげてフィニッシュ!これはすばらしい!ソーヤーなんか今年覚醒したという感じですね!バトルの系譜を受け継ぐ、優雅さと技術で観客を魅了しました。TESもよくでてるしPCSがかなりいい。トータル206.56。SPをもう少しがんばれば上位に安定しそう。これからの選手であることを考えると今日の出来はこれからに希望を与えますね。ソーヤー。

アメリカのブランドン・モロズ。バッハ「トッカータとフーガニ短調」。最初に4Tに挑戦。片手をつきますがチャレンジしました。3A+2Tはなんとかこらえてる。もう少しスピードがほしいな。3F+2T+2Loと前半にビッグジャンプを集めています。まだ17歳なんですねモロズ。3Loはおっけー。3Aは転倒。3Lz+2Tはこらえてます。3Sはクリーン。ジャンプはまとめて跳んできますね。CiStはもう疲れが見える。がんばれ。3Lzをはさんで2つのスピンはもう少し工夫がほしいところ。SlStは最後までがんばってそのままフィニッシュ。まだ曲のテーマを表現するというところまでは行き着いてないという感じでしょうか。ソーヤーのあとということで順番もよくなかったですね。192.23。

ロシアのセルゲイ・ボロノフ。やはりボロノフの成長は気になるところ。アストル・ピアソラのタンゴセレクション。4Tは高さをいかしてしっかり決めました。3Aも豪快。いいでだしです。ロシア選手権のチャンピオンなんですね。次の3Fはダブルに。3A+2Tは決めてきました。着氷に余裕ありますね。スピンも工夫されてます。速いタンゴにのってCiSt。勢いはあります。もっと歩くところを減らさないとですね。3LoもOK。スピンもキレがありますよね。次の3Tもダブル。このへんをしっかりしないと。下位の力士にとりこぼす関脇みたいだぞ。3S、3T+2T+2Loと決めてます。SlStは上下の動きもありしっかり見せます。スピンでフィニッシュ。いい演技!確かにロシアチャンプとしての自信みたいなのは出てきましたよね。まだまだできそうですし、細かいところで取りこぼさないようにしていけば、ロシェットのような安定感を手に入れられるんですが。201.59。ウルマノフも浮かない顔。

エヴァン・ライサチェック。まだ蝶ネクタイしてる!「ラプソディ・イン・ブルー」。イーグルから3Lzとクワドルプルは回避。まあゴールはGPSじゃないですからね。3Aはちょっとよろっとした。3SはOK。速い動きの中にも気になる蝶ネクタイ。CiStはやっぱりトップ選手らしいレベルとクオリティが感じられます。シットスピンも深い。3A+2T+2Lo、3Loは回転不足を取られてます。3F+3Tは大きく決めてきました。軽いスパイラルから3Lz+2T、2Aとジャンプを固めて成功。スピンからSlStと一気に進めて、最後も速いスピンでフィニッシュ。確かに動きはいいんですが、まだ演技全体の解釈が進んでない印象はありますねー。ソーヤーの演技のあとだと伝わってくるものが少ない感じ。もちろん技術はあるので得点は出ると思うのですが、ただでさえ蝶ネクタイというPCSに影響するエレメンツ(-2くらい?)があるので。209.27。やっぱり回転不足をとられてるのが響きました。フランク・キャロルもおもしろい顔してます。フランク・キャロルは僕の中ではクチピーの保護観察官に次ぐいいおじいちゃんのように思えるのですが。

アメリカのライアン・ブラッドレイ。SPでライサチェックを上回ってるんですね。ラテン・メドレー。でた!今では数少なくなったエンターテイメント系のアメリカスケーター。4Tはなんとかこらえました!3A+2Tはものすごい高さ!そのあとでマンボのリズムに乗って小ステップとスピン、3Sと決めて流れに乗ってきます。あーこういうのはカナダの先輩にやってもらいたいんだけどなー。3Aは軸がずれても高さでカバー。ちょっとにんにんスピンみたいだったぞ。そしてSlSt。ちゃんとルンバのリズムをつかんでいい動き。しっかり乗ってます。そして3Lz、3Loをしっかりメイク。安定してる!3Lz+2T、3F+2Tと最後にコンビネーションを固めてきました!CiStになっても体力はばっちり。そしてA字スピンでフィニッシュ!おおっやりましたね!今では少数派になりましたが、アメリカのエンターテイメント系ジャンパーの系譜を引いてます。そしてお客さんをしっかり楽しませていました。でもジャンプの確実性がかなり増してる。体力はホームがデンバーですからばっちりですし、細かい表現力より勢いだぜ!という割り切りは嫌いじゃないです。がんばってほしいものです。212.75でこの時点でトップ!表彰台確定!

パトリック・チャン。パトちゃん最終滑走じゃないんだ。ラフマニノフ「アレグロ・スケルツァンド」。最初から滑る滑る!3Aは手をついたけど演技の一部みたい。3F+3Tは余裕があります。ほんとに流れの中から3Lzにいってすぐにもとに戻る。そしてスピンいくぞーじゃなくてさっとスピン、それもレベルの高い。流れる水のよう。CiStもすごくキレてるしスピード感がありあり。まったくよどみがない。スローパートで十分アピールして3Aにいきますが転倒。でもすぐ立て直す。ジャンプの前のステップがとても複雑で流れてる。一滑りごとに物語が。3Sはばっちりでスピンも高レベル。3Loもいい。みどりさまも無口になってるし、「流れの中にジャンプがある」「滑りの中に天性がある」と評価。次の3Lzはシングルに。2Aもステップアウトっぽい感じ。SlStはもうぎっちり詰まってるのに流れがなめらか。よく滑るし物語がたくさん。最後のスピンでフィニッシュ!すばらしい!これだけミスってるのにこの満足感はなんなんだろう。滑りがよすぎる。ぐんぐん滑る。パトちゃんはまだ17なんですよね。20歳くらいには無敵王者になるんじゃないだろうか。これだけ滑るだけで物語を紡げる選手になっているとは。キスクラで水飲んでるのをみるとだいぶ大人になってきましたよね。おおおっ!PCSで77点台だしてる!TESが低いけど215.45でトップに立ちました!

フランスのヤニック・ポンセロ。ポンセロSP1位だったんですね!デューク・エリントン「キャラバン」ほか。最初の4Tで派手に転倒!なかなかのクラッシュですね!みどりさまも「転び方が大胆ですね」とちょっとどうかというコメント。3Aはおっけー。3Lzもきれいですよ。スピンからCiSt。動きはいいですね。スピードをつけての3A+2Tは見事!ポンセロこの時期にしてはしっかり体も作り込んでますね。3Sはオーバーターン。3Loはダブルに。崩れてきたぞ。がんばれ。3T+2S+SEQもなんだか煮え切らない。SlStはだいぶ疲れてますね。2Aを最後に決めてスピンでフィニッシュ。しっかり演じてはいたのですが、全体的にこなす感じでしたね。でもSPトップだしいいところいくでしょう。すごい髪型のおかあさんみたいなひとがいるぞ。ライオンみたいだ。あーFSのパーソナルベストは更新したのに、結果は208.97で4位になってしまいました。うわー。

最終順位:
1. チャンちゃん
2. ブラッドレイちゃん
3. ライサチェックちゃん
4. ポンセロちゃん
5. ソーヤーちゃん
6. ボロノフちゃん
7. ムロズちゃん
8. 南里ちゃん

パトリックちゃんはもうどんどんうまくなってますね。ジャンプをあれだけミスってもPCSだけで点がどしどし伸びる。それだけのスケーティングをしてます。流れがいい。滑りがいい。これでジャンプの安定性が出ればどうなるんでしょうか。今回のプログラムもぎゅうぎゅうなのに余裕を持って滑っているように見える滑りのよさ。

2位はブラッドレイ。ジャンプの安定感は今日ばっちりでしたし、観客を楽しませる滑りもしっかりできていました。今ではなかなかみられませんよね。でもただ楽しませるだけじゃなくて、ジャンプを武器に表彰台にのぼってるんですから。この調子をぜひ維持してほしいです。いつまでもライサチェックやウィアーの下にいることもない。下克上プリーズ。

3位はライサチェック。予想外にジャンプの点が伸びませんでしたね。しかしアメリカ大会よりもしっかりプログラムの内容を詰めていましたし、世界選手権にほんとに照準をあわせているんでしょう。4位はポンセロ。SP1位だったのに。なかなか点が伸びませんでした。

5位はソーヤー。今回のFSはソーヤーの点が一番よかったんですよね。心底ソーヤーの成長を感じました。実際パトリックちゃんには滑りの良さは勝てませんでしたが、それでもテーマの表現や表現力にはソーヤーならではのものがありましたよね。そういう人がいてこそもっとカナダ全体が強くなる。そう、バトルにサンデュ先輩がいたようにね!あの人は今何をしているんだろう。

投稿者 マイク松 : 00:35 | フィギュアスケート | コメント (10) | トラックバック (0)