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ノラ・ジョーンズ「フォール」 : デビューアルバムではジャジーな雰囲気でしたが、それにとどまらず多彩な音楽を追求してる。聞いていてやすらぐし、とてもたのしいです。さすがノラ。MJで「ノラちゃん」っていわれてて、ドラえもんみたいでおもしろかった。
原田曜平「近頃の若者はなぜダメなのか」 : 学術的じゃないけどデータが豊富で、提示する概念もキャッチーです。帯に「30代以上にはわからない」と書いてあって、気合い入れますが、最初のギャル文字メールで現実を思い知らされます。最後は世代間対立はやめようぜというメッセージも。
山田昌弘「なぜ若者は保守化するのか」 : 学術的ですが雑誌の記事のまとめで自分の本の紹介が多いです。問題は根深いですね。
星野智幸「植物診断室」 : いろいろ意欲的なテーマを扱っていて、静かな筆致なのに挑戦的な作品のような。すっきり読めてとてもおもしろかったです。個人的には短くまとめすぎで、もっといろいろ書いていっていいと思いましたが、短いにこしたことはないのでいいのかも。
ケヴィン・ブロックマイヤー「終わりの街の終わり」 : 死後の世界の話と世界の終わりの話が絶妙に組み合わさって、おもしろい話に仕上がっています。人と人とのつながりについて深く考えさせられる話でした。どうもほかの短編とかの翻訳はないみたい。もっと読みたいです。
チュール「見てみてよ」 : 男女2人組で女の子がベースヴォーカル。歌は飾り気のない素直なメロディと伸びやかな声。売れそうですねー。このまま大きくなってほしいです。歌いたい歌だけ歌ってほしい。
さかいゆう「まなざし☆デイドリーム」 : ダウンロードで発売日前に聴きました。ブラスを入れて華やかでアップテンポな曲ですが、結構聴いてて笑っちゃうようなおもしろい歌詞も手伝って、全体的に聴いてて楽しいです。そういう味も出せるんだという感じ。安易な路線に走らないところがさすがオーガスタのホープですね。
東京スカパラダイスオーケストラ「流星とバラード」 : 発売日に買ってきました。これは最高。スカパラに釣り合うアーティストはやっぱ少なくて、民生のヴォーカルの力を実感します。スーパーなパフォーマンスの相互作用が、音楽のすべてのよさを生み出しているよう。前回のコラボもいいけど、今回も完璧です。
秦基博「アイ」 : 歌詞にもあるようにじんわりとしみいるいい曲ですねー。小細工なしの直球勝負でこれだけ聴かせるのはさすが。ラジオで「CD割れるんちゃうかと思うくらい聴いてる」っていうリスナーがいておもしろかったですが、気持ちすごいわかります。割れへんけどな。
坂口尚「石の花」 : すごくハードで硬派なまんが。もうまんがの域を超えてます。なんたって第二次大戦時のユーゴの戦場を描いた作品です。綿密な取材と静粛で精緻な筆致。そして深遠なテーマの追求。今の軟弱なまんが界ではとうていできない。コミックトムって実はすごかったんだなあと思います。
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