ヴィックとパックマンの白熱反面教師教室

富井も喜んでいるように、小松が復活しています。でも小松聖という名前をどうしてもこまつひじりと読んでしまうマイク松ですこんにちは。高野聖みたいな感じ。諸国を漫遊し(遠征で)募金(犬向け)のためにリリーフをする投手という感じでしょうか。もう何でもいいのでとにかくおさえてください。たのみます。

さて、先日NFLのドラフト指名選手に向けて、新人シンポジウムがあるというニュースを取り上げましたが、このたび開催されたようです。僕はヴィックもパックマンもがんばれといっていましたが、こちらの予想を上回る、白熱教室だったようです。

まずはヴィック。当時を振り返り、

「刑務所におる時、わしはなんでここにおるんかようわかったわ。誰かてこないな形で選手生活終えたないわ。せやけど(タイホされる前)わしは『わしのやっとる事を止めるべきやろか』と自問自答しても、違法行為を止めへんかった。そこに規律はなかってん」

とのおことば。笑えない。全然笑えない。さすが収監されている人は違うわ。でもまあ、収監されてないけどトバークでツイホーされた人たちも同じ気持ちだと思うよ!続いてヴィックは、

「フットボールは自分らがおってもおらんくても続いていくんや。わしの運命はわしでコントロールできんねん。どんだけ長うこのリーグでプレイできるかは、ぜんぶ自分ら次第やで。これはわしらの責任を果たし、献身的な姿勢で臨み、試合への準備をしっかりするかにかかっとんのや」

と入魂のおことば。これはしみます。そしてほかには、これまでの経験から、ほんとに信頼できる友人は誰なのかをしっかり見極めることが大切とのことです。浅香山親方もいってましたが、おかねをもっているスポーツ選手にはいろんな人がすり寄ってきますよね。1億円おかねをもらいに来る人もいますよね。たしかに。

そしてブッダのフェイスもスリータイムズまでというように、いくらアメリカでもセカンドチャンスが与えられるとは限らないというおことば。

「わしはようけ選手らがリーグからおらんなってまうのを見てきたんや。わしがまだNFLでプレイできとることを神さんに感謝しとる。せやけど、これは保証されとるもんやなくて、明日には(わしも)おらんなっとるかもしれへん。自分らはほんまに素晴らしいチャンスを得とるんやで」

とのことでした。すばらしい。関西弁にしてしまったからかもしれないけど、鈴木啓示ばりの迫力です。投げたらあかんのやで。

続いてパックマンさん。こちらは今もう大変で、銃撃事件の賠償金を$11.7min払うよういわれているのです。リアルに大変。普通に大型契約の年俸分。すごいな。カアプの全選手の年俸払えますよ。そんな人の訓示に迫力がないわけないですよね。迫力感じないならオマエらの年俸よこせと。

そんなパックマンさんはこんなコメントからスタート。

「ここにおるオマエらには、わしのような経験してもらいたないな。毎日、わしの過ちがニュースに載るんは楽しいもんちゃうで。いやこないだな、今6歳になって文章読めるようになってきたわしの娘が、わしの名前検索しとってん…。そら娘にはそないなこと見せたないやろ」

きつい!胸に迫る!おとうさんの名前を検索したらクリミナルな姿が!青ざめる新人たちの姿が目に浮かびます。まあそんなのもわかってると思いますが、パックマンさんはさらに追い打つように釘を刺します。

「いやわしな、わしが参加した2005年の新人シンポジウムのこと、あんまよう覚えてないねん。たぶんまじめに聞いとらんかったからやと思う。これはあかんかったな。シンポジウムではその後、わしが直面したいろんな問題への対処法を教えてくれとったと思うねん」

わかってます。ちゃんと聴きます。弁護士さーん!そして強い自覚が大事なんだということを、こういうメッセージで伝えています。

「契約結んだら、自分らはみんな自分の会社のCEOになんねんで。まあいうたらアダム・ジョーンズ・カンパニーみたいな感じや。ほんで残りの人生、この役職から降りたい!いうてもできへんのやで。自分らの下すぜんぶの決断が重要やねん。それは今やのうても、いずれ影響を及ぼしてくるもんなんや」

ヴィックとパックマンの人選は大成功だったといっていいでしょう。これだけいいこというてくれるとは。バレスあたりも読んで、クリミナルストーリーのジェットストリームアタック(アローフォーメーション)でもよかったかも。

事前のねらいとは違って全然笑えない話でしたが、かえって新人には金言だったことでしょう。新人たちはヴィックさんとパックマンさんのいうことをよく聞いて、しあわせな選手生活を送ってほしいですね。

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