大相撲9月場所2014:千秋楽とプチ総括

オー質屋 GO質GO! 質GO!質GO!。この衝撃的なCMで電話番号を覚えてしまったマイク松ですこんにちは。特に質入れする予定はないのですが、どうせフォルス・スタート商会の財政は火の車、覚えておいて損はないかも。そういえば質入れするものがないですけどね。
9月場所もいよいよ千秋楽です。よく盛り上がりました。

千秋楽。実況は藤井さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
双大竜×鏡桜。鏡桜がはさみつけてつかまえたあと、とったりで倒しました。今日は前に出ていましたね。
時天空×若の里。若の里が幕内で。あー惜しくも負け越してる。右四つに組み止めた時天空が左上手をとってます。若の里は時天空の下手を封じますが、じわじわと前に出た時天空が寄り切りました。
旭秀鵬×貴ノ岩。左四つになりました。旭秀鵬が投げにいったところを貴ノ岩がふりほどいて押し出しました。もうちょっと旭秀鵬もとりようがあったような。
千代丸×誉富士。誉富士が幕内で。誉富士が一気に出て押し出し。千代丸がとらないといけない相撲をとりました。
蒼国来×北太樹。北太樹立ち合い当たっていなします。左四つになって北太樹が下手を切って寄り切り。合い口のいい蒼国来を倒しました。
玉鷲×旭天鵬。玉鷲の突き押しをあてがう旭天鵬ですが、玉鷲の小手投げが決まりました。おっつけばかりではなくこれもあるんですよね。でも旭天鵬よくやりました。
佐田の富士×千代鳳。押し合う両者。佐田の富士の引きに乗じて出る千代鳳。起こして寄り切りました。引かずにがんばった千代鳳勝ち越し。
佐田の海×魁聖。佐田の海魁聖の当たりに引いてしまいました。魁聖は千秋楽で勝ち越し。ハチナナ。
安美錦×逸ノ城。逸ノ城最後はアミーですか。逸ノ城は敢闘賞と殊勲賞、アミーが技能賞で2人が三賞独占。少し左に動いたアミーですが逸ノ城動じず、おっつけから押し出しました。いい出足でしたね。これでいちおう優勝への可能性を残している。アミーの肩すかしにしっかりおっつけで対応して押し出しました。落ち着いたいい相撲と北の富士さん。
隠岐の海×勢。左四つで勢が小手投げで崩し、最後は回り込んで小手投げで下しました。勢は来場所三役も見えてくる。今場所はよかったですよね。
宝富士×栃煌山。下からおっつけて起こした栃煌山が押し出し。いいおっつけでした。ぐぐっと下から起こす。
松鳳山×嘉風。今日は嘉風がスピードで勝りました。突き押しからすぐ突き落とし。速かった。
栃乃若×豊ノ島。がばっともろ差しになった豊ノ島が寄り切り。最後は得意な形に持ち込めましたね。
高安×碧山。激しい突き押し合い。高安もどんどん顔を張っていきます。どんどん押し込んでいく高安、しかし土俵際で碧山がいなして、高安が土俵の外へステップアウト。勝ち越しがすり抜けていってしまいました。よくがんばったんですが。
大砂嵐×遠藤。大砂嵐が左上手をがっちりとって寄り切りました。今日は遠藤も立ち合いの戦略が見えなかった感じですね。
照ノ富士×荒鷲。前まわしをとった荒鷲が出て行きますが、照ノ富士が強烈な小手投げで逆転しました。照ノ富士らしさがようやく出た感じ。
常幸龍×豊響。常幸龍がグレートホーンをいなして逆襲しますが、つきひざがありました。ちょっとひざから崩れたか。
豪風×豪栄道。ゴーエードーが電車道で最後はいい相撲。やっとハチナナで勝ち越しました。なんとかかんとか。
琴奨菊×稀勢の里。色あせてしまった大関戦といわれています。事実だから!左四つで菊ががぶっていきます。しかしキセが右を固めてつかまえ、胸を合わせて寄り切りました。なんもいえねえ。
白鵬×鶴竜。白鵬が勝てば優勝ですね。まあ固いでしょう。立ち合いから左四つになりました。鶴竜が出てくるところを白鵬が下手で体を入れ替えて、最後は掛け投げで倒しました。力強かったです。
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今場所は満員御礼14日あったそうですね。いよいよ相撲人気も高まってきました。次の九州場所ではあまり入らないかもしれませんし、この勢いを地方にもっていくことが求められます。あれや、地方創成とかいうやつや。
白鵬は相変わらず強かった。今場所危ないところはそれほどなかった。ゴーエードーに敗れたのはなんとかしたいですが、順当ですね。今場所はわりとはたきで勝つことが多くなってるのはチェックしたいですね。わりと省エネを考えてるんだろうか。
場所を盛り上げてくれたのはなんといっても逸ノ城でしょう。強かった。攻め込まれてもしっかりディフェンスして勝機を探る取り口がいいですね。本人も立ち合いをもっと強くしたいといってますし、先手をとりたいということなんだと思いますが。白鵬のいうように来場所が真価が問われることになるでしょう。がんばってほしいです。
逆に期待に添えなかったのが遠藤と照ノ富士ですかね。両筆頭にはもっと場所をかき回してほしかったのですが。まだ勉強ということでしょうか。特に照ノ富士には初日の注文相撲からがっかりさせられましたが、やっぱり相撲の流れを失ってしまった感じはありましたね。
大負けするであろうと思っていた豪風や嘉風がいい活躍をしたり、旭天鵬がすばらしい活躍で勝ち越したり、いつものように大関どもが優勝争いから後退したり、新大関ゴーエードーもやっとハチナナで勝ち越したりと、予想外なことや予想通りのこともありましたが、おおむね土俵は活発であったように思えます。でもこの勢いをしっかり次につなげる努力は必要ですよね。
全員がいいコンディションで熱戦を繰り広げれば、最近負け続けている九州場所も盛り上がるはず。今場所にハルマと妙義龍が加わるわけですからね。今度こそ、満杯の福岡国際センターをみてみたいものです。

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