大相撲1月場所2011:中日

今日の十両はゴッド岩佐と安治川親方だったのですが、安治川親方はツイッター坂本龍一と情報交換したりしているし、アジカンのゴッチやサンボマスターの山口も好角家だとして、ぜひ解説に呼んで若いファン層の取り込みに努力すべきだといっていました。先進的ですばらしい。ゲスト解説じゃなくてももっとライトな感じで呼ぶ方法ないもんかなあと思うマイク松ですこんにちは。プロ野球のゲストで違うところから時々呼ぶみたいなのあるじゃないですか。ああいうの。
今日は十両からのんびりみていました。寒くて外に出られないからなのですが、やはりいいものですね。

中日。実況は三瓶さん、解説は正面に玉ノ井親方、佐ノ山親方のダブル正面。栃東と千代大海のもとサンオーゼキコンビ。しんどいわ。で魁皇はまだやってるという。今日は新大関に対する期待ということで、大関止まりだったおふたりを呼んでいるんですね!リポートは西が刈屋さん。
でも千代大海の小結時代の相撲はすごい。なんて突き押し。一発一発がのびてるし力強い。昔はよかったんですなー。栃東は三役時代でもそんなに変わりません。これはいい意味で。
若荒雄×豊響。連日当たりの強い力士と当たるような気がする若荒雄。今日は豊響に当たっていき、いなすところをしっかりついていきます。豊響が逆襲にきたところをうまく間合いをとって引き落とし。当たりの強さは佐ノ山親方も評価、玉ノ井親方は間合いの取り方がうまいとのこと。
蒼国来×琴春日。強烈な当たりあいから左差し、右上手をとった琴春日。そこから引きつけて寄りきりました。琴春日は当たりがよかったですね。
次の大関は誰だという問いに、玉ノ井親方はキセ、佐ノ山親方はいない、でした。盛り上がらねえ。佐ノ山親方ももっと自分の役割をわかって。玉ノ井親方はどうせ暗いんですから、佐ノ山親方がそんなおもしろくもない答えをしてもぜんぜん盛り上がらないんですよ。
光龍×猛虎浪。右四つから左上手をとりました。光龍苦しいか。猛虎浪の投げを一度はしのぎますが、最後は上手投げが決まりました。
翔天狼×栃乃洋。翔天狼が思いきってあたっていき、一気に押し込みます。栃乃洋も土俵際ではたきこみますが、及びませんでした。栃乃洋も今日は棒立ちで受けてしまいましたね。まあしょうがない。
豊桜×霜鳳。ぶつかり合ってから豊桜が引き落とし。あっさり相撲。霜鳳も立ち合いで押し込まれてましたね。
黒海×白馬。右に動いて上手をとった白馬。引きつけて拝むように前に前に出て寄り切り。変化以外はとてもいい取り口でした。玉ノ井親方はよく考えてとっていると評価。
木村山×若の里。木村山右に動きながらのど輪。しかし若の里もうまく対応。木村山は中に入れないようにしますが、しっかり突き押しをしのぎながら右おっつけから前に出て左差し。木村山も離れようとしますが、最後は右のおっつけから押し出しました。前に出る圧力がありましたね。
豪風×隠岐の海。豪風左変化。しかし隠岐の海しっかりみていてつかまえにいきます。豪風に中に入られますが、小手投げで仕留めました。動きがいいしあわてないですね。ゆっくりはしてられないぜという三瓶さんに玉ノ井親方も「30はすぐきますからね」とのこと。
雅山×土佐豊。土佐豊が最初から突き押し。どんどん前に出て押し出しました。雅山もあっけにとられる感じ。玉ノ井親方は土佐豊が密着して手が伸びないようにし、土俵際の引きも防いでいたとコメント。なるほど。土佐豊ももっとこういう相撲がとれるならとった方がいいとのこと。
旭天鵬×時天空。右四つ。これは旭天鵬の四つでもある。がっぷり四つになって上手を引くと旭天鵬も力が出るが、時天空が内掛けで崩して倒しました。久しぶりに時天空の足技でましたね。普通にいったら旭天鵬だったかも。
高見盛×臥牙丸。ガガが右を入れて前に出て寄り切り。今日は人造人間も当たりを吸収できませんでしたね。
北太樹×朝赤龍。朝赤龍変化。しかし北太樹も対応して右四つ左上手。朝赤龍の上手を切ったが北太樹も上手を切られて、朝赤龍の左前まわしをとられてしまいました。そこから頭をつけて寄り切り。北太樹あの左上手をとって攻め手がなかったですかねー。佐ノ山親方は変化から上手をとったところで一気に攻めるべきだったとのこと。しかし玉ノ井親方はまわしを切る攻防はあったとのこと。確かに。
豪栄道×嘉風。嘉風今日はガムシャリズム。しかしゴーエードーも負けずに応戦、はたきと突き押しを速いテンポで繰り返し、嘉風を押し出しました。これはゴーエードーいい相撲。というか嘉風が勝てませんねー。
栃ノ心×安美錦。栃ノ心がなかなか手をつかないところを見てアミーが待ったし、一度下がった後前に出たりして、自分のタイミングで立っておいて少し動いて、はずから右のど輪で押し出しました。駆け引きのうまさが光った一番。うまいなー。
栃煌山×鶴竜。鶴竜立ち合いもろ手で押し上げておいてはたき込み。栃煌山全然ついていけませんでしたね。どういうことか。鶴竜のタイミングのよさなのか。
豊ノ島×琴奨菊。立ち合い豊ノ島は左差しはブロックしたが、菊はかまわず左はおっつけで出て行く。豊ノ島が引いたところを一気に出て寄り倒し。あの左おっつけが菊の成長したところですねー。豊ノ島もライバルに完敗。
琴欧洲×稀勢の里。立ち合いカロヤンが十分過ぎる右上手をがっちりとりました。そしてばっちり胸を合わせられるとキセもきつい。右上手もとりましたが先に先に覆い被さるように寄られるとまったくキセもいいところ出せませんでしたね。実況陣がいろいろいわれなくてもわかっているはずですが。
豊真将×把瑠都。豊真将がだいぶ下がって仕切ってますね。しかし豊真将の当たりも把瑠都を押し込むまでには至らず。把瑠都のリーチに逃げ場所がなくなっていました。考えて仕切っているのはいいので。これは不発でしたが次考えましょう。
魁皇×阿覧。左四つ。うまく相手の攻めを封じながら右上手をとると場内歓声。相手の寄りをうまく上手を引きつけて無力化し、右上手から体を入れ替えて寄り切り。うーん万全。上手で阿覧の引きつけも完全に無力化されてましたね。やはり解説陣はよくわかっていて、足の状態がいいんだろうとのこと。
徳瀬川×日馬富士。徳瀬川も思いきって当たっていきますが、ハルマが激しい当たりからしっかり二本差して寄り切りました。こういう相撲で波に乗っていかないとですね。
白鵬×玉鷲。玉鷲も横綱戦、いい相撲を期待したいです。しかし突き押しを出す前に立ち合いで押し込まれてはたきこまれました。あー。いいところまったくなし。学んでいきましょう。
最後に佐ノ山親方に大関へのポイントはなんですかと聞いてみたら「勝つことです」といってました。かなりご年配の親方でもそんなこといいませんよ。誰ですか呼んだの。ちゃんと次からは質問リストを渡しておきましょう。

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