フィギュアスケート世界選手権2016(2):アイスダンスFD

思わず551でいっぱい買って帰って、いっぱいたべたマイク松ですこんにちは。富井はかなりの551ファンなのですが、喜んでたべていました。あんなおいしいお持ち帰りが駅ナカにあるとか反則です。

フィギュアスケート世界選手権、今日はアイスダンスFDです。

フィギュアスケート世界選手権、アイスダンスFD。実況は小林さん、解説は滝野さん。第3グループからですが、村元・リードがいい演技していると教えてもらったのでこちらもみますね(ゆみさままさんありがとうございます)。

村元哉中&クリス・リード。「ライムライト」ほか。最初のマイムの部分、クリスもいい感じで演じられてますね。表情は両方とも工夫してます。CiStはよく音楽を感じてますね。CuLiはクリスのホールドも安定してます。入りもよかった。ダンススピンはまずまず安定してできてます。ツイズルはセカンドがスムーズではなかったですがユニゾンとれてました。DiStは後半にきてもしっかり演技入れてますね。ここにくるまでしっかり滑り込んできたのが伝わってきます。RoLiも最終盤にきてもいいローテです。SlLiはバリエーションもスムーズ。最後まで音楽を感じて演じてました。なるほど!これはすばらしかったです。日本のアイスダンスもここまできたという。技術うんぬんよりもアイスダンスでした。これは。しっかり努力できましたね。147.90。

第3グループ。

イタリアのシャルリーヌ・ギナール&マルコ・ファブリ。「シンドラーのリスト」。この入りとても好きですが、さらにテンションあがってますね。ツイズルはよく合ってたし、キレもありますねー。SeStは2人からほとばしる感情が広がってくるような。そしてスピードもある。つなぎの部分のおもしろいステップからダンススピン。ポジションがいいです。イグジットがかっこいいです。まったくただすべってるところがないですね。SlLiはポジションチェンジが激しいけどファブリはしっかりホールド。CuLiはアクロバティックです。あぶない。つなぎの部分もしっかり演じてるしテンションがまったく下がらない。DiStもいいスピードです。いいぞ。とてもいい。RoLiから最後のコレオムーブメントでフィニッシュ。素晴らしい演技でした!やりきったというところですね。そういえばフーザルポリ姉さんの弟子でしたわ。限界までやるんやというイズムが浸透してました。167.91!やったやった!イタリアは今強いです。

イタリアのアンナ・カッペリーニちゃん&ルカ・ラノッテ。そのイタリアのトップカップルですよ。「バラ色の人生」。ツイズルはとても回転が速いです。音楽にしっかりあってる。ほんとにスムーズ。SlLiはすばらしいポジションでした。滝野さんも「絵のように美しい」。CiStはエレメンツ感がなくてスムーズなエッジワークをしっかりみせてくれます。もっとだ、もっとLの力を。CuLiはまったくよどみない滑りとカッペリーニちゃんの美しさ。ダンススピンへの入り方もスムーズだし終わり方もナイスです。DiStの前のアピールも見事ですが、やはりステップの見事さですね。RoLiのスピンから一気に最後のコレオツイズルムーブメント、フィニッシュまで一気でした。すばらしいです!アイスダンスの楽しさをしっかりみせてくれました。182.72。Lが驚いてる。パーソナルベストですからね。L、大儀である!

イギリスのペニー・クームス&ニコラス・バックランド。ミューズ「エクソジェネシス交響曲」ほか。最初の蝶の羽化のような演技がアーティスティックです。最初の入りもテンション高い。CuLiはバリエーションをゆっくりみせることで逆にパワーが伝わります。ものすごい力使うらしい。CiStはとてもキレがあってスポーティ。そしてRoLi。パワー使います。バックランドもまったく乱れないですね。ツイズルはよくあわせてます。ダンススピンもよく考えられてる。パワープログラムですね。2人の関係性がとても芸術的。SlLiもまたすごいポジション。クームスもすごい鍛えてそうです。DiStにいっても動きのシャープさを失わない。コレオムーブメントまできっちり世界観を表現してました。もうイギリスの代表として独創的な演技をしっかりみせてました。173.17。いいスコアです。

ロシアのヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。SDは9位でした。「イオ・チ・サロ」。一気にトップスピードに乗ります。回転は速かったですがユニゾンはいまいち。CuLiはいいポジション。ダンススピンは回転が速いです。CiStはエッジが深いですね。がっつり見せてきます。ターンの軌跡がとても大きくまわってる感じがする。RoLiは激しい回転。パワーありますがなんかガムシャラ感ありますね。SlLiはさすがのシニシナのポジション。DiStはてきぱき。SlLiは高いポジションでした。なんとかここまでもってきましたね。なかなかカップルの成熟度が上がらないですが、ひとつひとつです。168.97。

マディソン・ハベル&ザッカリー・ダナヒュー。「トロン・レガシー」より。ツイズルの回転がスムーズで、シンクロが見事。さっきと比べると違いよくわかりますね。CuLiの軌跡もとてもきれい。必殺技みたいな。CiStはステップというか1つのダンスのような美しさ。いい振り付けです。SlLiはしっかりいいポジション。音楽にもよくあってます。音楽の変わり目においてありますね。そしてDiStへ。1つ1つの音を拾いながらテンションを高めてます。ほんとに一体になってる。RoLiはエレメンツの前後がしっかり溶け込んでる。1つの滑りのようでした。ダンススピンからコレオムーブメントまで、よどみなく流れてフィニッシュ。いやーほんとにうまくなりましたね。国内の競い合いをしっかり上達につなげてました。176.81!2人とも大喜びです。まあデュブレイユ・ロウゾンの指導をしっかりいかしましたね。

最終グループ。

カナダのパイパー・ギルス&ポール・ポワリエ。すごいオリジナリティある動き。なんかみたことない動きばかりです。ツイズルはきっちりシンクロ。SlLiはダンススピンのような安定感もありつつ、独創的なポジション。SeStはフリーレッグの高さまできっちりあわせてある。つなぎの部分もほんとにおもしろいです。ダンススピンは回転も速い。テーマ表現まで見事。つなぎ部分のシンクロで見せたあとはSlLiはリズムにあわせたバリエーション、RoLiにうまくつながってます。1つの演技になってる。DiStはなんかすごい、想像力を刺激するような、すばらしいステップ。コレオリフトでフィニッシュ。滝野さんも「既視感のある動きがまったくない」とオリジナリティを評価していました。これが2人の道ですよね。だから応援したくなります。173.07。シーズンベスト更新。

チャンピオン席でカッペリーニちゃんが靴脱いでる。おばちゃんぽい。

カナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。カナダが続きます。金メダルとりたいですね。「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」。最初からしっかり世界に引き込んできます。ツイズルは今回はあんまりよくなかった。レベル取り切りたかったですね。CiStは2人の距離がものすごい近いと滝野さん。入れ替わりだけでどんどん進む。SlLiは180度開脚をしっかりいかしたポジション。ポジェのでかさをいかしてます。ダンススピンがナチュラルに入る。後半で加速。音楽変わってパッション溢れる切り替え。RoLiはワンハンドででかい。2人ならでは。DiStはよくあってますねー。スタミナはあるんですよね。CuLiはポジションもいいし降ろし方もしっかり。コレオリフトでフィニッシュ。いいテンションがずっと続く、ここちよいプログラムでした。182.01。惜しかった。

マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。チョックはいいテンションできてますね。曲に合わせたようななめらかな動き、表情の作り方。CuLiは突然爆発したような動きからさっと入ってきます。SeStはリンクを大きく使って、よく滑ってるステップ。音楽が変わってもきっちり対応。ツイズルはよく合わせてます。タイミングばっちり。すぐにダンススピンにつなげました。このつながりレベル高いです。つなぎの部分もいいテンションをキープするのに役立ってます。DiStもエッジが深くてよく滑ってる。クライマックスに向けた流れを一気に爆発させるRoLi。このへんの作りはさすが。SlLiのポジションは最高でした。コレオリフトでフィニッシュ。やりましたね!ここまでの努力が見えてくるような演技でした。185.77!いい点でました!

フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン。「レイン・イン・ユア・ブラック・アイズ」。アイスダンスらしいゆったりした入りから、ふれあうだけで雰囲気が作れる。そしてStLiにつながります。このポジションといい入り方といい。魔法使いですね。ツイズルもきっちりあわせてきました。CiStは目の合わせ方、表情の作り方、合わせるところ合わせないところ、すべてが物語につながってきます。SlLiはスピードも落ちないし、降ろしたところでもすばらしい瞬間。ダンススピンが速度が速い!このへんのアスリート能力もあるんですよね。つなぎ部分では1つ1つのふれあうところ、追いかけるところで物語、RoLiにつなげてまた絶妙な表現。普通のところで前を通るとお客さんが拍手送ります。コレオリフトでフィニッシュ。途中から実況席は何も話していませんでした。終わったあとで滝野さんは「今生きてることに感謝したいくらい」とのこと。愛の表現ではなく愛そのもの。表現じゃなくて概念だわ。パパダキスが昔はめっちゃやせてたのに、いい感じになってますますよくなったとのこと。194.46!まじか。想像の斜め上だったわ。

シブタニ兄妹。最終滑走です。がんばれ。コールドプレイ「フィックス・ユー」。静かな入りからのCuLiは安定感そのもの。まったくよどみない。なんたるクオリティ。ダンススピンもどんどん加速するような軸の確かさ。SlLiはいい表情もしてるし、まったく揺らぎなし。CiStに入って2人の一体感がどんどん高まっていきます。いかん、2人のこれまでのあゆみが走馬燈のように。そういう能力なのか。ツイズルは完璧。完璧中の完璧。スピードを上げていきます。RoLiもバリエーションを激しく行いながらもアレックスのスーパーホールド。そうや、2人はここまできたのか。この領域まで2人で上がってきたのか。DiStもあっという間。気迫が満ちあふれています。コレオリフトからゴールにたどり着いたようなフィニッシュ。すばらしかったです。2人しか出せない演技でした。一生忘れん!188.43。でも順位じゃないわ。最高です!

○最終結果:(浪漫飛行的に)
1. 逢いたいと思うことがパパダキスよりも大切だよ シゼロンの裏側にあることに眼を向けて
2. シブタニをみてよどんな時でも 全てはそこから始まるはずさ
3. チョックと出逢ってからいくつもの夜を語り明かした はちきれるほど My ベイツ
4. カッペリーニちゃん一つだけで浪漫飛行へ In The Sky 飛びまわれこの My L
5. ウィーバーから逃げだすことは誰にでも出きることさ ポジェという名の傘じゃ雨はしのげない
6. ハベルが知らないうちに ダナヒューを変えてしまう前にいつか

パパダキス・シゼロンが連覇を達成。2人の時代は当分続くでしょう。けがなく過ごせれば。新しい形で技術と芸術を融合させてますからね。むしろ愛というテーマをきわめてほしいです。

2位はシブタニ兄妹。演技中にこれまでの2人の軌跡が次々と浮かんできて、胸が熱くなりました。FDのテーマを滑りきったと思います。2人は兄妹だけど、兄妹だからこそできることがまだまだある。無限ですわ。よくやった。3位はチョック・ベイツ。これはなにげに大快挙でしょう。国内の熾烈な争いで国内レベル全体が上がってきたというか、やっとアメリカの力が出せるようになってきたというところですね。

4位はカッペリーニちゃん with L。ちゃんと惜しいところまで上がることができました。表彰台にいっててもおかしくなかった。FDではよりLは役割を果たしていたと思います。Lの力はまだまだ世界を制する力になりうるでしょう。ウィーバー・ポジェは上位にはいけませんでしたが、ベストは尽くせました。カナダのポジションをしっかりキープ。ハベル・ダナヒューも確かな到達点にきましたね。

今回なんかレベル高かった。いつも高いんですが、高いレベルで競い合えた。アイスダンス最高です。あと滝野さんの解説とてもよかったです。次回もよろしくお願いいたします。

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