キセさんを応援する戒律とは

WOWOWでCOUNTDOWN JAPAN 16/17の総集編放送をみているマイク松ですこんにちは。季節はずれの年末感がすごい漂っていますが、ライブはいいもんですからね。Day1はPerfume水曜日のカンパネラ上白石萌音女王蜂がよかったです。どんな並びか。ヤバいTシャツ屋さんBenthamは期待したいです。
今日は大相撲です。というかだいたいキセさんのニュース一色なのですが。横綱として忙しい日々を送りながら、なぜかブレイディさんに刺激を受けたり県民栄誉賞をもらったり北の富士さんから激励されたりしているようです。北の富士さん元気になったんかな。
あんまりみんなプレッシャーかけないでと願うばかりなのですが、横綱だからしょうがないですよね。そんな中でよくわからない記事がまじっていました。

キセさん、境遇同じ鑑真和上に学ぶ

キセさんは茨城県近代美術館を訪れ、東山魁夷が描いた唐招提寺御影堂障壁画を鑑賞したのですが、鑑真和上が来日に挑まれた回数と、キセさんが綱取りに失敗した回数が同じなのだそうです。いろいろと違うような気がしますが、キセさんは「時間がかかっても、やり遂げなければならないことがある。自分も学ばなければいけないと思った」とのことです。
そして記事は横綱には横綱の戒律があるなどとふわっと結ばれていますが、われわれとしてはキセさんに戒律とやらがあるように、見守る側にも戒律があることをお伝えしたいです。五戒になぞらえて5つにまとめてみましょう。
(1)期待しすぎない
 横綱とはいえ、キセさんは二代目ザ・プロビデンスであり、P Soul Brothersのメンバーなのです。強い弱いじゃないのです。プロビデンスはフォースのようなイメージでとらえてもらえればいいと思うのですが、フォースがダークサイドに転落すると銀河を支配したいと思うようになるのと同じく、プロビデンスは周囲の期待から自縄自縛地蔵を現出させたりします。勝ってくれるといいのだけれど、くらいに思っておきましょう。
(2)場所中は期待を口にしない
 いや期待をするのはいいのです。ですが本人にそれを告げたりするとプロビデンスのとばりが場所に降りてきます。特に場所中は危険ですので、期待の言葉は内的に唱えることをおすすめします。練習してみましょう。(優勝して!)(全勝優勝や!)よくできました。最近よくあるコールみたいなのも自縄自縛に追い込むことがあります。
(3)声援に使う言葉を選ぶ
 とはいえキセさんを応援したい、そのために大きな声をかけたいというお気持ちはわかります。本来は卓球のサーブの前くらいの静けさが理想ですが、興業である大相撲ではそうはいかないので、かわりにかける言葉を選んでかけましょう。誤った英語で綱取りのときは「ロープゲット」を使っていたので、「優勝して!」とかよりは、「ウィン!」といってみましょう。国技館がウィンウィンウィンウィンみたいになっておもしろいと思います。
(4)横断幕や小さい幕はOK
 これまた最近はやってる、横断幕とか小さい幕を使った応援は大丈夫みたいです。横断幕を個人で用意するのは難しいと思いますので、小さい幕を使ったり、数人で名前を表現したりするといいでしょう。大事なのは気持ちです。プレッシャーにならないかしら?と思った方は、たとえばときどき向きを変えてみる(逆さにしたり)とか、順番を変えてみる(稀の勢里とか稀里の勢とか)とか、まぎわらしいのを用意する(たけのこの里とか)などと工夫してみるのが吉です。
(5)ミッキー兄さんを応援する
 直接キセさんに声援をするとプレッシャーになるかもしれませんが、ある人の名前を通して応援するとプロビデンスに直接はたらきかけることができるのです。知ってましたか。特にキセさんが自縄自縛に陥ってしまったとき、その人の名前を通してプロビデンス手加減してあげて!という気持ちを伝えることが有効かもしれません。その人とは初代ザ・プロビデンスです。試しに「キセさん!」というかわりに「ミッキー兄さん!」と唱えてみましょう。なにか上空に現れましたか。これでキセさんが連続優勝したりすれば、国技館がミッキー兄さんミッキー兄さんミッキーミッキーなどとなっておもしろいと思います。

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