ソフバンの球団歌って意識高い

休日なのに名古屋に出張してきたマイク松ですこんにちは。関西は朝に、名古屋は夕方に風雨がすごくて、しっかり台風を堪能してきました。というか疲れる。

さて、日本シリーズみています。第2戦はなかなかの接戦。第1戦のようなのではなさそうです。

ところで7回は球団歌が流れますが、よく考えるとソフバンの球団歌って意識高めですよね。鍛えし翼、疾風の如く、と要件を付け加えたあとでいきなり栄光を目指します。そして無敵、炎と加えます。高い意識求めてきますよねー。

他の球団はどうなんだろうとみてみると、そこまで意識は高くないです。それでいいんだと思います。

西武はあえていえば求めているのは吠えろよ限りなく、くらいで、あとはウォウォいうてるだけなので優しいです。ラクテンはがんばれがんばれが多いので、しんどいときにはきついかもしれませんが、そんなに求めてないニュアンスですよね。ハムはいちおう進めとかいっていますが、さわやかに、ですから。やさしいです。あとほんとにいい歌。

パ・リーグの中で意外に意識が高いと思われそうなのがロッテ。「王者はおごらず勝ち進む」ですからね。でもこれは「ロッテはおごらず」ではないのがポイント。強いときには確かにおれたち王者だからなという気持ち、弱いときにはまずは王者にならなくちゃなという気持ちになります。便利。秀逸な歌詞です。

セ・リーグは球団歌がそんなに新しくないのが多いため、抽象的で意識が高くならないです。黄泉瓜は知らないのでおいといて、カアプは栄光の旗を立てよとはいいますがカアプカアプいうてるだけなので楽しい。ハンシンはファンのことを考えると厳しそうに見えますが、肝心なところはオウオウフレフレいうてるだけなのでこれまたやさしいのです。そもそも六甲おろしって何?みたいな疑問の方が優先。横浜はオーオーウォウウォウいうてる上に、2017バージョンはカントクや選手が歌唱に参加して、なんだなんだといってる間に意識高さとかは忘れてしまいます。

ヤクルトはほんとはかっこいい球団歌があると思いますが、一般的に知られているのは東京音頭。意識高いところはまったくありません。逆にすてき。ヤクルトは応援歌といえばなんなんだろう。逆にセ・リーグの中で意識が高いのは中日でしょう。通常版に加えて、選手の名前が入っているバージョンは、こういう役割を果たせという命令が下っています。結構意識高い。でもあまりに具体的すぎて意識高さが目立たないのもあるかもしれません。

最後に種いも球団オリック。実はあるんですよ球団歌的なやつ。「SKY」っていいます。1つだけバンドサウンドな感じです。その特徴は徹底してファンの立場から、世界平和のように勝利を願っているということです。ホームランが出たら明日がひらかれるなーとか、白いボールいざなってくれや頼むわとか。そもそも冒頭に出てくる夢追い人って誰なんでしょうか。今変換したら夢老い人って出て誰が老人やねんと思いましたが、妖怪なのかもしれません。あーおりっくすばふぁろーずはかけ声のように考えれば、徹底的にファン目線、抽象的に攻めてきます。サプリメントで「こんな気持ち初めてですよ!」とか「朝がいいんですよ!」とか「モリモリ、スッキリ!」とか徹底的にぼかしているのと同じ理屈です。そんな球団歌と徹底した発芽しない種いも野球、そして幻野球、霊野球、空野球、脳内野球で、果てしなく拡張する抽象の中で戯れる野球。そんなポストモダン球団オリックの拡張するテクストにご期待下さい!

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