スターズ・オン・アイス2012 in 大阪みてきました

「VERY」の中つり広告に「第2のモテキ狙います!」というのがあったのですが、その横に「ヘルシーさこそ最大の武器」というのがありました。いろいろな突っ込みどころがあって考えさせられるので「VERY」は大好きなマイク松ですこんにちは。ヘルシーだけどサイドラインな人もいるなあとか。

さて!今日はおやすみなので、なみはやドームにスターズ・オン・アイスをみにいってきました!その様子を文字情報ですがお伝えします。明日も明後日もあるし、今日とは違う演目もあるらしいので、ぜひいってみてください。チケットはきっとたくさん余っているはずです…。

いつまでたっても長堀鶴見緑地線の場所がわからない富井を連れて京橋で乗り換え、なみはやドームに到着。司馬遼太郎『人斬り以蔵』を読みながら移動するとすぐ着きました。ドームの前にはすごい人が並んでいましたが、ドームのキャパはそれを大いに上回っていたようでした。それなりにお安い席はぶっちゃけがらがらだったのですが、リンクサイドは埋まっていました。

どうもこのスターズ・オン・アイスはカート・ブラウニングプロデュースらしいです。みんなでやるところの振り付けもカート作らしい。

オープニング。まずカートとエルドリッジおじちゃん、そしてブラッドレイが登場、ブレードで音を出しながらのタップダンス。とても芸術的でした。そこに女子3人、コーエン、ロシェット姉さん、ゴルデーワが加わってペアっぽい動き。プチリフトで交差する動きがあります。かっこいい。そこにバトルが加わってスピン。相変わらずうまいです。

ペアとアイスダンスの2人が加わって5組がリフト。ロシェット姉さんがコーエンをリフトするんじゃないかと思いましたがそれは自重したようです(自重?)。それにしてもこのオープニングもよく練習しています。カート演出。

そのあとカートとキョウコ・イナが出てきて場内をアジテート。ちょっとあやしいところもありましたが、キョウコ・イナが通訳してました。これだけ日本語できるんですね。そしていよいよショーに突入。

まずは高橋大輔。エンリオ・モリコーネ「ザ・クライシス」。よくスケートが滑ってます。やっぱり生で見ると違いますね。ジャンプも3T、3A、3Fとしっかり。静謐なプログラムなのに強いメッセージ性があって最高です。やっぱりオープニングは高橋で。

村上佳菜子。たぶん「愛は深く」。滑りが速いですねー。スピード感を感じます。3F、3Tとジャンプも決めますが、よく音楽にのってます。スパイラルはなめらか、3S+2Lo+2Loも跳んできました。リラックスした滑りができていてよかったです。

それにしてもライティングがすごいこってる。すばらしい。これがアメリカのクオリティか。

キョウコ・イナ&ジョン・ジマーマン。アイスショー用のおもしろいリフトやおもしろいツイスト?みたいなのが出る。かっこいい。軽くリフトから、逆さづりにしたままぶんぶん回すというおもしろ技。すごいルールを逸脱したおもしろさ。リフト連発、CuLi+RoLi+StLiみたいな一連のリフトのあと、また激しいジャイアントスイングでました。ペアってルールを乗り越えるとここまでスリリングなおもしろさが出せるのかと教えられました。まだまだやれますね。

ライアン・ブラッドレイ。久しぶりー。ジャズナンバーでの演技。2Aに加えて、1Fの動きからハイキックみたいなかっこいいジャンプ。ちゃんとアイスショー用の動きを考えてます。でも3Tも見事に決めます。こないだまで現役やったし。細かい技をどんどん繰り出してみせてます。と思ったらでかいバックフリップ!これはでかい!3Tもでっかく決めました。やはりサービス精神は変わってないし、アイスショーでいかんなく発揮されてます。でもプロ1年目だしまだまだ、もっとやれるっていう感じ。期待したいです。

羽生結弦。どうもカートの頭にさわらせてもらったみたいです。なぜ。バトルに「未来のチャンプ」と紹介されてましたよ。スクリャービン「悲愴」。相変わらずキレと迫力のある演技。ほとんどSPと同じ構成。ドーナツスピンほんとポジションがきれいですね。ジャンプも3Lz、2A、3Fとばっちり。演技を見てるとほんと抜くところがないというか、常に詰まっていてみせている感じ。SlStはその気迫が伝わってきました。スピンも速いし演技全体がほんとすばらしかった。ありがたいです。

今回誰をみるかといってやはりコーエンでしょう!そうなんです!

ということでサーシャ・コーエン。久しぶりです。全身銀ラメの衣装。すごい。とにかく滑っているだけでうれしいのですが、随所にコーエンクオリティの演技が。I字スピンの迫力と技術もすごいし、ショーの動きもたくさん。背中でリンクを滑ってからポーズ。しばらく寝転がって演技。寒い寒い。でも音楽をよく聴いてよく音をとってます。このあたりのリズム感は実は高い。スパイラルは180度開脚だし、バレエジャンプも高い。ジャンプは跳びませんでしたがそれでもここまでみせるとは。競技でもショーでも、さすがの貫禄でした。

カートと小塚のシンクロスケーティング。いつ練習したのか知りませんがよくそろってます。親子いるかみたい。

カー姉弟。これまた久しぶり。たぶん「エクソジェネシス協奏曲第3部」。みせる演技はまったく変わってない。SlLiで大喝采です。ほとんど昔のオリジナルダンス的な構成。すばらしいです。見入ってたのであんまりメモがありませんでした。

エルドリッジおじちゃん。これはほんとにお芝居仕立て。テーブルとイスをもってきてウェイターの役。芸が細かいです。イナ&ジマーマンがお客さん役で登場。それにしてもその合間にやるような滑りがほんとにきれい。自由自在ですね。

安藤美姫。小塚のMCに呼び込まれました。「千の風になって」の外国語バージョン(これ?)。今期はおやすみしてますが3Sもいいジャンプだしいいスケーティング。そういえばワールドチャンプです。アイスショーで雰囲気がもりもり出せてるんですね。見ないとわからないもんです。ジャンプは1つでもしっかりみせられていました。

ここで第1部終わり、整氷作業。会場にパンフ(2000円)を売りに来ていました。「情報満載」といっていたので買いましたが、中は写真集でした。全部の文章をあわせても『人斬り以蔵』の数ページ分くらい。写真集なのはいいので情報満載とかいうのはやめてほしかったです。普通に観戦の記念とかいってくれればいいのに。フィギュアスケートのファンには正直にいってほしいものです。

第2部はカート&エルドリッジの「Party in the Park」という小芝居から。大きな箱をもってきて登場。その中からコーエンが出てきました。ピエロっぽい演技ですが、エルドリッジおじちゃんがリンクの中でカイト(たこあげ)をするのがかっこよかったです。すごく幻想的で新しい表現。

ほう清・とう健。たぶん中国の国内大会を昨日までやってて、終わってこっちに駆けつけてくれたそうです。ほぼSPの内容。ジャンプやツイストは抑えめ。Dsの表現力はさすがです。あの部分だけで何か物語が。3LoThは見事だったし、SlStもユニゾンがばっちり。アイスショーですがSPの演技がみられた、お得な感じでした。

ジョアニー・ロシェット姉さん。赤いドレスにサングラスで登場。どこのヒットマン登場かと命の危険を感じました。しかし滑りが速い。3Tもばっちりです。それでいてロシェット姉さんなりの優雅さがしっかり出ていました。その流れからの3SもGOEプラス的な。サングラスを捨てたあとはお客さんをいじりながら、リボンを持って新体操のような演技。2Aからスパイラルの出来もさすがです。ファヌフやラコステとかがあんまり頼りにならないので、戻ってきてくれると助かるんですが。

ジェフリー・バトル。こちらはパトリックちゃんががんばっているので、安心して自分のアートスケーティングの追求に没頭できます。かっこいい照明にマイケルっぽい衣装。相変わらずの美しいエッジ。3Lzにもチャレンジします。エレクトロの曲でキレのある振り付け。すばらしい。自由自在のエッジワークが健在。これだけの力を持っていますが、カナダ男子シングルは安泰なのでいいですね。バトルがよくみられるってすてき。

小塚崇彦。カートに呼び込まれる。エッジがとにかくきれい。バトルのあとでみてもきれいなんだからよっぽどきれいなんでしょう。帽子を使って演技。エレクトロな曲に変わってもちゃんと雰囲気を使い分けてます。表現力も一歩一歩着実にあがってますよね。CiStはすごすぎる。やはり世界チャンピオンになるべき人ですわ。帽子を最後にエッジで拾うのは、カートもできる技です。教えてもらったのかな。

エカテリーナ・ゴルデーワ。ペアのゴルデーワ・グリンコフの1人で、カルガリーとリレハンメルの金メダリスト。現在クーリックの奥様。でもシングルスケーターとして正統派の演技をしてました。

その演技終わりに入り込むようにカート・ブラウニング登場。僕らよりもだいぶ上のはずなのに、滑りの良さがすごい。めっちゃきれいなエッジです。ステップの中に2Tを入れたりと元気いっぱい。ショーアップされたスケーティングが随所に見られ、しかも常に動き回っている。元気なおっちゃんです。かくありたい。

荒川静香姐さん。コーエンが呼び込んでくれました。姐さんは一貫して自身のジャンル、癒やしのスケーティングを追求し続けてますよね。ライフワークになっているのでしょう。それでも3T、2Aは加点がつきそうな質の高さ。イナバウアーでは大きな歓声。最後リンクにスポットライトが当たって、神々しい光を放ってました。さすが荒川姐さん。樋口地蔵尊の次に成仏して文殊菩薩とかになりそうだ。

ふたたび高橋大輔登場。黒シャツでみるからにサービスモード。久しぶりに「ロクサーヌのタンゴ」。昔のSPを基本にしながらサービス。3Lz、3Aを立て続けに跳んで現役の強みを発揮。至る所でお客さんにアピールしてサービスしていました。がっつり楽しませた。

これでフィナーレ。こちらもカートプロデュースでよく練習してました。ブラッドレイはバックフリップ2発。完全にバックフリップ要員として扱われているようです。それでいいでしょう。

いやーおもしろかったです。遠くからでもわりとみやすかったけど、コーエンの演技だけは近くで見たかったです。繰り返しますがチケットはたくさんたくさん余ってると思いますので、もしお近くの方はぜひ。

2 Comments

  1. ヒナ より:

    お二人は初日に行かれたんですね!私は2日目に行ってきました。較べると確かに演目はかなり違う感じで、こういう仕掛けがあると別の日も見たくなります。今年は全体にカートがプロデュースしているというのが本当によくわかる、粋なショーになったなあという感想でした。
    ブラッドリーはすっかり自分のポジションを確立していましたね。また来年も来てほしいものです。そのためにも、もっとたくさんの人が見に来てくれるといいですねー。

  2. マイク松 より:

    ヒナさん、こんにちは。まつもとです。おつかれさま。

    確かにカートのプロデュースはいきですよねー。力量感じます。
    ブラッドレイもどしどしバク宙要員として、どしどしやってほしいものです。元気そうでよかった。

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