大相撲1月場所2012:千秋楽と総括

脳トレって大事なんだなと思うマイク松ですこんにちは。僕もかしこくなれるか。スクラブルは脳トレにならんですかね。
さて、大相撲も千秋楽。優勝の決まってない千秋楽も好きですが、こういうおだやかな千秋楽も僕は好きなんですけどね。

千秋楽。実況は藤井さん、解説は正面が北の富士さん、解説が舞の海さん。リポートは東が白崎さん、西が吉田さん。
舛ノ山×鳰の湖。立ち合いから鳰の湖の右おっつけが炸裂。舛ノ山を崩して押し出しました。舞の海さんはスピードを身につけていかないと、とのこと。確かに。もう少し武器が必要だ。
宝富士×磋牙司。磋牙司が立ち勝ちましたが、宝富士を押し込むまでには至らず。逆に寄り切られました。磋牙司十両ですかー。がんばってほしかった。
宝智山×土佐豊。土佐豊が前まわしをとりにいきますが、宝智山が左差しから起こして寄り切りました。あたりのいい立ち合い。
時天空×芳東。右四つで胸を合わせました。このあたりで足技注意、藤井さんもにまいげりをもっているがという感じでしたが、聞こえたようににまいげり。きれいに倒しました。つりながら足を払う、支え釣り込み足と同じ。「あっとにまいげり!」みたいにさっと判断できるようになりたいなあ。
旭秀鵬×大道。右四つで大道が左上手。すぐ上手投げで崩しました。大道終盤に早い攻めが出てきましたが、ちょっと遅かった。
栃ノ心×天鎧鵬。右四つで栃ノ心が左上手を引きました。いい体勢。巻き替えるところを寄り切りました。
栃乃洋が引退。竹縄親方になるそうです。でもほんとに長い間おつかれさまでした。左差しのわかりやすい相撲は教科書みたいでした。おつかれさま。栃ノ心も栃乃洋にもうちょっと強くしてもらいたかったといっていました。
臥牙丸×栃煌山。栃煌山も栃乃洋が強くしたと藤井さん。立ち合いから腹を突き出すようにしながらどしどし前に出たガガが押し出しました。ボーン・ディス・ウェイ!栃煌山も差す余裕がなかったですね。栃煌山は勝ってたら敢闘賞だったけど残念。ガガはほんとに日本語うまいですよね。こなれてて。
松鳳山×富士東。松鳳山がてきぱき突いて引き、崩れたところをすぐに突き押して押し出しました。速い攻め。白星ほしさに変化などしない松鳳山が勝ち越し。富士東は負け越し。
魁聖×碧山。ブラジル.vs.ブルガリア。碧山がいい前まわしをとりましたが、差しで争いで切られてしまいました。魁聖が逆にしっかりつかまえて寄り切り。あのまわし大事にしてほしかった。
阿覧×佐田の富士。お互いにジェットアッパーのような張り手が空振り。四つに組んだら阿覧の相撲がうまかったです。
把瑠都のお母さんと奥様が。奥様着物きてる。
隆の山×旭天鵬。隆の山は勝ってほしいところですが、相手は旭天鵬。がんばれ。隆の山突き押しますが気がついたら左四つに。あー。隆の山は外掛けにいきますが通じず。そしてつってつり出しました。うーん勝てなかったか。突き押しの技術は必要ですね。
嘉風×朝赤龍。立ち合い嘉風変化。けしからん!朝赤龍が残して半身で投げの打ち合いになりますが、そのたび嘉風こらえます。一時はいい体勢になりかけましたが、嘉風ののど輪が聞いて崩されました。朝赤龍も今場所はよかったですね。
隠岐の海×豊響。立ち合いからグレートホーンで押しだし。今日は隠岐の海しょんぼり相撲。足首が悪いか、それじゃないならやる気がないと舞の海さん。
栃乃若×安美錦。アミーが突き放していきますが、やわらかく受ける栃乃若。差しにいきますがアミーはそれを許さず。はたいておいてまわしのうしろをとって後ろにつきました。この足の流れ!さすがです。送り出し。でも栃乃若も千秋楽でいい相撲みせてくれました。
豪風×豊真将。なんか豪風当たって押していくときに足が滑って舞台のようにひざをつきました。これはどういうことなんだろう。行司差し違えで豊真将。決まり手も突き落とし。よくわからん。藤井さんはつきひざじゃないかと。ぼんやりしながら帰って行く豊真将。
豪栄道×若荒雄。若荒雄突き押し引きの繰り返し。ゴーエードーもよくついていき、もうええわー!みたいなゴーエードーの引きで引き落としました。
雅山×高安。高安回転のいい突き押し。雅山に突き押しでまさり、押し出しました。これは見事な相撲!回転速く、雅山に攻め手を与えませんでした。来場所につながるわ。応援団の力かな。
北太樹×豊ノ島。豊ノ島の左差しに北太樹かいなをきめて攻めます。小手ひねりのように崩して突き落としました。最後に北太樹が意地を見せましたね。
鶴竜×妙義龍。これはいい一番!わーい!立ち合いがっつり妙義龍も当たりますが、左差しをつきつけて出る鶴竜。しっかり足を送りますがそこもお見通しの寄りでした。まだ妙義龍も強くならないとですね。
琴欧洲×稀勢の里。突き押し合いになるかと思いましたが、今日はキセが右四つに。最後はがぶって寄り切りました。菊みたいな相撲。
日馬富士×琴奨菊。ハルマも気合いを入れています。しかし立ち合い左差し右上手の菊の形。がっちり引きつけて寄ります。ハルマも残しますが、二度目は軽くがぶって寄り切り。千秋楽でようやく菊の相撲がとれましたね。昨日までカロヤンに力を与えていたプロビデンスが、千秋楽にようやく菊に戻ってきたのか。
白鵬×把瑠都。把瑠都全勝優勝を狙いますが、立ち合い突き押しのかいなをたぐってとったりにいきます。そこから組み止めて寄り切り。把瑠都もすくい投げにいきますがまったく及びませんでした。そう簡単に全勝優勝されてたまるかというところですかね。
ともかく優勝は把瑠都。お母さんと奥様の話でいっぱい泣いていました。明るく横綱いけるんじゃないっかな!みたいな感じでいってました。それはきついかもしれないけどがんばってね。

今場所はキセの新大関、そして把瑠都の優勝と、新たな話題がありました。優勝争いが混沌として、白鵬に次ぐ存在がでてきたのはいいことです。キセは優勝争いには十分からんだし、みんな忘れてる感じですが、新大関の最初の場所としてはまずまずがんばりました。
がんばった力士としては妙義龍、栃乃若、千代の国、松鳳山、隆の山。楽しみな力士がどんどん増えているのは確かです。上の5人は誰もいい相撲をとってます。ほかの力士もいい相撲は引きはたきに対しておっつけや押し出しでいい相撲をとる力士も増えてきています。よしよし。
しかし相変わらずの変化祭りはおさまりません。ついには把瑠都とハルマが優勝争いの大事な一番で変化するという暴挙に出ました。チヨタイカイや魁皇や栃東が優勝しなかったからといって汚い立ち合いはしませんでしたよ。下のものに示しがつかない。まだ大相撲は復活の途上にあるということを忘れないでほしいです。少しの増長がまた転落のきっかけになるのです。
あと立ち合いのタイミングあわなさすぎです。駆け引きかなんだか知りませんが、全然仕切りの意味がない。息詰まる瞬間というより単にテンポが悪いだけです。仕切りの正常化が変化の撲滅にもつながる。対策してほしいです。
でも世間的にはなかなか華々しくてめでたい場所になったようでよかったです。白鵬も来場所は気合い入れていくでしょうし、3月場所はいい場所になりそうですね。今度こそ大阪場所見に行きたい。

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大相撲1月場所2012:千秋楽と総括 への2件のフィードバック

  1. YM5 のコメント:

    初場所が終わりましたね。
    把瑠都初優勝の興奮が冷めぬ中、この人は関係ない!とか、優勝力士を祝え!とかお叱りを受けるかもしれませんが、言わせて下さい。
    新春特別対談
    琴光喜啓司×マイケル・ビック〜地獄からの生還〜
    まだー
    (復活の期待も込めて)角界のマイケル・ビックというべき存在と、リアルムショ暮らしを経験したNFLのトップスターの対談が実現したら嬉しいです。
    あれから2年、そろそろいいですよね。
    同じくムショ上がりのバレスは……活躍出来てないからごめんね。

  2. マイク松 のコメント:

    YM5さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    ミッキー兄さんとヴィックは結構話あいそうで困りますよね。そこにばれすが入ったらもう。期待!

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