オリックス選手会プロデュースデー2012について考えるトーク

あっさり富井のかぜをもらったマイク松ですこんにちは。せっかくなおったと思ったらまた最初から養生やりなおし。かぜの無限ループか。もういやだ。
さて、今日からフィギュアスケート世界選手権をみるはずだったのですが、ちょっとほんとに見過ごせない話題が振ってきたのでそっちをとりあげます。こう見えてもフィギュアスケートに対するコミットメントは強いと思うのですが、それでもこちらをとりあげたいと思わせるのです。こちらをごらんになれば、ご納得いただけることでしょう。

Bs選手会プロデュースデー2012 開催!

毎回おもしろい企画を繰り出してくる、12球団でも指折りのよごれ優秀な企画陣を誇るオリックス。それが今年打ち出したのがこの選手会プロデュースデーです。なんといってもこのポスターをみてくださいよ。
ほら見逃せないでしょ。しかも戦隊ものがモチーフ。仕方なしです。富井を呼んでこの企画ポスターについてトークしたいと思います。トークしないでか!

富井:まず評価したいのが、戦闘員が全員西というところだな!
松:同感ですね!われわれのニーズをよくわかっているというところです。ここで2軍選手などをもってくるなど他球団のやることですよね。全員西。それが100点。北川ばりの一発満点回答です。
富井:戦闘員的なポーズもなかなかさまになってる。伊藤の肩に乗ってる戦闘員もポイント高いな。
松:よく西を戦闘員にとりたてたと、企画担当にレイでもかけてあげたいですよ。ほかの誰でもない、西が適任です。
富井:大事なことを先にふれたところで、全体を見ていこう。まずこのポスターは、捕手同士の戦いになってるよな?
松:戦隊ものの構図でいうと、悪の大幹部が伊藤で、戦隊側の博士がトップだとするとシドニー(鈴木)ですから、そういうことになりますね。
富井:素朴な疑問で悪いけど、こいつらは何のために戦ってるの?
松:それもこの企画の秀逸なところです。正義と悪の対決ながら、その構図はなんとも不確かなもの。それがいいんですゴレンジャーを生み出した石ノ森章太郎の意志を受け継いでいるとさえいえるでしょう。子どもたちが楽しんでくれればいい。そこに正義と悪の明確な区別は必ずしも必要ないのです。
富井:意外に深い考え方だな。確かにまじめにシドニーと伊藤の正捕手争いとかになるとしゃれにならんもんな。
松:伊藤が圧倒的に不利ですよね、味方は西とハカセしかいないし。イガワロボでもつけてあげたいくらいです。
富井:それは必要かもな。で設定をみると、どうも謎の軍団が京セラドームを占拠しているということらしい。「試合は開催されるのか?」とかいってるけど、開催されるよね?
松:しますね。そこの利害は一致してますからね。
富井:どうせなら「大阪ドームの屋根が開かなくなってしまった!開くのか?」とかいえばいいのにな。
松:でもそれも開かないですね。修理用の部品が入手できないらしいので。
富井:まあとにかくイベントがあればいいんだよな。じゃあポスターの配役についてチェックしてみようぜ。
松:ですね、どうもこういうことらしいです。

【野球戦隊オリックス・バファローズ】
■キャプテンレッド/後藤光尊
■クローザーブルー/岸田護
■エースイエロー/金子千尋
■セットアップグリーン/平野佳寿
■ホームランピンク/T-岡田
■ゴールデングラブ/坂口智隆
■バイオレットストレート/寺原隼人
■サムライオレンジ/アーロム・バルディリス
■ニンジャスカイ/アルフレッド・フィガロ
■スラッガービッグロボ/李大浩
■バッファロボ1号/バファローブル
■バッファロボ2号/バファローベル
■頭脳系天才博士/鈴木郁洋
■神の発明家/大引啓次
■レーザービーム科学者/駿太
【謎の軍団】
■悪のイケメン司令塔/伊藤光
■笑う戦闘員/西勇輝
■怪人八カセ/大阪八カセ
【その他】
■逃げ惑う人々/BsDreams他

富井:まあいちいちつっこみどころ満載というところなんだけど、まず戦隊側からみてみると、とりあえず戦隊5人のやる気がないな
松:やっぱ気になりますよね。特にレッドの人が。正直写真撮影時点で自分たちのやることをあんまり理解してないですよね。とりあえずこれ着てよみたいな。
富井:DJの演技の方がまだうれしそうだったからな。彼岸こと平野と岸田がおとなしめなのがちょっと気になるな。こういうのノリノリでのってくるのに。
松:まあ何も考えずにスキームにのるというのも彼らのいいところですよ。選手紹介のVTRあたりで本領発揮というところじゃないでしょうか。
富井:それは期待したいな。あとホームランピンクは名前があほっぽいな。
松:スラッガービッグロボとホームランピンクよりも、ホームランビッグロボとスラッガーピンクの方がいい気がしますけどね。…いやどっちもどっちか。Tをピンクにしたのはなかなかわかってるという感じです。ピンクのそういう解釈はグッドですよ。
富井:そうなのか?よくわからんが…。それより坂口と寺原がわりとノリノリなのが印象的だよな。
松:今の戦隊ものはシックスメンとしてブラックやらゴールドやらシルバーやらが出てくるんですが、この人選も気が利いてるなと思いますね。梅干しを酒でかっ!的な。
富井:的な、がなんなのかわからんが、特に寺原がいいな。何かの技を出してるのか?
松:元気そうでなによりです。あそこは何か技CGを書き込んでおいてもありでしたね。
富井:そしてバルディリスとフィガロがすばらしいな。バルディリスの刀短すぎるけど。
松:サムライオレンジならもうちょっと大刀で、上段に構えるのがよかったかも。あの刀なら同じニンジャでそろえて逆手に構えるのもありですね。
富井:とりあえずフィガロはやる気まんまんだな。
松:今頃投球練習じゃなくて手裏剣を練習してるんじゃないかと思わせるほどです。2人の位置づけもしっかり考えてあげてほしいですね。
富井:ここからどんどん暗冥にという感じだけど、スラッガービッグロボがすごいな。ちょっと国際問題を心配するほどだな。
松:目からビームがでてますからね。でも怪獣映画ポスターの構図ではこれは正しい。そういうモチーフかもしれません。あの位置にはガイガンとかキングギドラとかメカゴジラがきたりするんですよ。
富井:こいつの剣もすごい短いけど、あれはいいのか?
松:どういう位置づけにするかによるでしょうね。あれが戦隊の乗り込むロボ(バトルフィーバーJに対するバトルフィーバーロボみたいな)だったら、敵が巨大化するのを倒さないといけないので、あれでは不足ですかね。でもあれはたぶん戦隊と独立していて、シドニー博士の部下が勝手に作って運営しているロボ(ゴジラでいうジェットジャガーみたいな)なので、そうであればあのおもちゃみたいな剣の長さはよくわかってるなという評価ですね。
富井:オマエの評価基準はまったく理解できないけど、なんか普段にない自信にあふれてるので説得されるわー。
松:あといちおうロボは5色使ってあると思いますけど(どこかにピンクがあると思う)、帽子もそろえてキカイダーカラーにしてあるのもポイント高いですね。
富井:やはりスラッガー回路がうまくはたらかなくて、単打が多くなっているのを暗示しているのかな。
松:それはたぶん考えすぎですね。
富井:そして明らかに正義側の博士じゃなさそうなスタッフだけど、シドニー博士はどういうファッションなんだろう?
松:博士にしては妙にがたいがいいのも気になりますが、やはりあの帽子ですよね。アフロをかぶるのを拒否したのかもしれませんが、ひょっとしたらあれをとると人工頭脳が埋まっていたりして。
富井:本当の人造人間はこっちってことだな。深い。2人の博士はアフロと瓶底メガネでのりのりだな。
松:大引博士はロボを操縦しているみたいですね。やはり鉄人28号的な設定で戦隊とは独立しているみたいです。問題は駿太博士は何を作っているんですかね?
富井:筋肉増強剤かな?
松:だめじゃないですか!戦隊全体がドーピングでタイホされちゃいますよ。
富井:投手陣の炎上防止剤かな?
松:それは駿太博士がなんとかできるもんじゃないですから。
富井:二酸化マンガンと過酸化水素水を混ぜてるんじゃないか?
松:そうそう、それで酸素を発生させてA-岡田の酸欠を防止…ってなんでですか!
富井:首が太くなる薬かな?駿太首が太いし。
松:それは生まれつきでしょう。
富井:A-岡田の言葉がわかるようになる薬!ほんやくこんにゃくみたいな。
松:確かにわかりづらいですけど!
富井:小松!すごい小松!
松:生み出してほしいですけど!小松はバクテリアじゃありません!
富井:嗅覚がいぬ並になる薬!便利だから!
松:もういいですわ。次いきましょう。
富井:最後に逃げ惑う人々が「BsDreams他」ってなってるけど、ほかって誰だろうな?
松:近づいてみないとわかりませんけど、確かにチアのほかに追われている人がいますよね。企画係の人かな?
富井:イチローとカワサキだったらおもしろいな?
松:そんなところにそんなビッグゲストが!もったいない!
富井:貴乃花親方とかは?大阪場所の宣伝で。
松:またもったいない。やるとしてももう大阪場所終わってますよ。
富井:落合さんとノブコとかは?
松:そこまで仕事に困ってるわけじゃないですから。実現したらむしろセ・リーグファンが大喜びしますよ。
富井:大阪府知事と大阪市長とかは?
松:絶対やってくれませんよ!今忙しいんですから!
富井:あ!今思いついたけど、実は伊藤のうしろの大阪ハカセの中に実は日高が入ってるってのは?
松:裏で糸を引いてるのが実は日高。深い!シリーズ半分あたりで伊藤がやられて、そのあとに組織を引き継ぐわけですね!地獄大使が倒されたら、ブラック将軍が現れてゲルショッカー成立と。なるほど!
富井:うわ!納得されてもうた!

ともかくすごいポスターですが、これだけ見に行こうと思わせるのは、レディースデー以来です。がんばって時間あけよう。わくわくしてきたぞ!

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オリックス選手会プロデュースデー2012について考えるトーク への2件のフィードバック

  1. miha のコメント:

    世界選手権のレビューを楽しみにしていたのですが、こんなものが発表されてしまっては仕方ありません。
    そう言いながらも、このポスターを見た時には、一番にこちらのサイトのことが浮かびました。
    ポスターのインパクトに加え、お二人の会話、面白過ぎです(笑)
    個人的には「小松!すごい小松!」がツボでした。
    このサイトのおかげ(せい?)で、カープが気になり出し、W岡田くらいしか知らなかったオリックスの
    選手を覚え、フィギュアスケートのスウェーデンの選手が気になり出し…などなど、狭い範囲ながらも
    少しずつ視野を広げさせていただいております。
    最後に「レディースデー」が気になって検索してみました。こちらもなかなか強烈ですね…

  2. マイク松 のコメント:

    mihaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    ありがとうございます。複数のスポーツを同時に追うというのはおもしろいので、ぜひやってみてください。
    ポスターは本物は細部が見えて、もっとおもしろかったです。特に戦闘員のあたり。

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