フィギュアスケートグランプリシリーズ2016 NHK杯(7):アイスダンスFD

甲子園ボウルはファイターズvs.ビッグベアーズ。関西では放送があったらしいのですが、見逃しました…。痛恨のマイク松ですこんにちは。でもファイターズいけてよかった。甲子園ボウルこそはいきたいです。

NHK杯はアイスダンス。FDまじでたのしみです。

フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯、アイスダンスFD。実況は星野さん、解説は宮本さん。

アメリカのアナスタシア・カヌーシオ&コリン・マクマナス。「タイム」ほか。CuLiから入ります。安定したホールド。CiStはじっくり大きなエッジワーク。RoLiから直接ダンススピンに入るおもしろい構成。なるほどその手があったか。つなぎ部分も結構よく表現できてるしDiStは2人のユニゾンもいい感じですね。ミラーでのツイズルはこれはうまくいきましたね。SDよりもよかった。SlLiは片足でのホールドがんばった。最後のRoLiへと向かう表現もできてました。このへんはアメリカっぽいですね。139.47。

平井絵己&マリエン・デ・ラ・アスンシオン。「プリンス・メドレー」。プリンス多いですね。CuLiは平井がポジションに入るのはとてもスムーズでしたね。いい動き。ツイズルはまずまずというところ。ダンススピンはとても正確なポジションですね。キャメルはすごいまっすぐだし。SlLiはいいポジション。スピードもあった。SeStは大きくリンクを使って粘り強く。DiStは逆にスピード重視ですね。そしてRoLiはアクロバティックな降ろし方がありました。よく持ち味出してました。120.35。

フランスのマリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック。衣装がとてもきれいな布地使ってますね。「エルトン・ジョン・メドレー」。ツイズルはよくあってました。回転数も同じ。まずはリフトを連発してきます。RoLiはペアのTwみたいな入りでした。そのままStLiにつなげてます。コンビネーションリフト。CiStは音楽をよく表現してるし、2人のタイミングが同じでみやすいです。CuLiはローリオのポジションはよかったのですが、ルギャックは片足にできませんでした。ダンススピンは入り方もおもしろいしポジションもいいですね。ペアっぽい動きも入れたあとでDiSt。いいユニゾンです。CuLiを入れてフィニッシュ。いい動きでした。アクロバティックなカップルですね。149.99。

ポーランドのナタリア・カリシェク&マキシム・スポディレフ。「ダーティ・ダンシング」より。SlLiはポジションのバリエーションが安定してます。富井によると映画っぽい雰囲気をよく出してるらしいです。SeStはもう少しスムーズさがほしいですね。きっとまだできそう。StLiはすごいポジション。スポディレフの腰があぶない。そしてツイズルに入ります。ちょっと離れたところもありましたが悪くない。ダンススピンはポジションがいい形です。アーティスティック。音楽変わってしっかり盛り上げながらRoLiはキレありますね。見かけによらずパワータイプなのかも。DiStはもう少しスピードが出る形にしてほしいところでした。盛り上がったし雰囲気作れてましたね。これからが楽しみ。147.93。

ロシアのヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。FDたのしみ。「タンゴ・バレエ」。やっぱり前半とは違いますねー。ダンススピンは回転も速いしポジションもすばらしい。シニシナがレベルの高さを見せつけます。CiStはすばらしいポジション。スピードがよく出てる上に、なにげないダンスの形がとても芸術的です。SlLiは指先の先まで行き届いたポジション。終わり方も見事。ツイズルは回転が速いです。2人ともつまずいてますがなんとか。CuLiはスムーズなのにバリエーションが丁寧。終わり方がタンゴの雰囲気。なるほど。DiStは細かいステップがたくさん。RoLiは自力でシニシナがトップに上がるような難しいリフト。見事でした。さすがの技術ですね。169.62。昔と違って笑顔が出せるようになりましたねー。いい関係が一番。

ケイトリン・ハワイエク&ジャン・ルック・ベイカー。リスト「愛の夢」。最初から音楽に乗ってゆったりとした入り方ですね。徐々に大きな滑りにしていく。CiStはステップの強弱がいい感じ。ツイズルはすばらしいユニゾン。ぴったりそろってました。得意分野ですね。SlLiはベイカーがイナバウアーのポジション。スピードあります。DiStはベイカーがよく引き立てていると宮本さん。確かにカッペリーニちゃん with Lみたいな感じを目指しているのかも。RoLiはアクロバティックなローテ。ぎっちりエレメンツが入ってる密度の高いプログラムですね。そういう勝負なのか。ダンススピンは終わり方も工夫あります。終盤でもスピードが落ちないし、SlLiはバリエーションが見事。安定してます。CuLiでゆったりとフィニッシュ。がんばりましたね!アメリカもまだまだやれるぞという感じでした。よくがんばった。169.75。おおーシニシナ・カツァラポフを抜きましたね!ハワイエクも大喜び。

フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン。たのしみ。「スティルネス」ほか。すごいポーズからのスタート。芸術性でねじふせる感がすごい。SlLiはすごいけど、もう滑りがなめらかで、あれリフトやったん?みたいななめらかさ。すごい。ツイズルは音に合わせた回転の変化。技術がすごい。CiStはまたエッジののびがすごい。濃密な芸術性をもりもり紡ぎ出す。CuLiはイーグルの位置が低いです。その終わりに少しバランス崩しました。ダンススピンは1つのポジションで回っているのに演技の質が高い。なにげないつなぎの部分もしっかり演技。ただ滑っているところも物語。RoLiにつながる。まったく雑味のない回転という感じ。なんたる質。DiStはあれだけ入れ替わってるけどスピードはキープ。まあ引っ張り合わないとか当然ですかね。短いSlLiでフィニッシュ。すさまじい芸術性。終わったあとでこの衣装がすごいクオリティなんだなと気づきました。生身の腕がバレエっぽい芸術性を高めてるし。そういうところも当然。186.66。まずまずやなという表情。

カナダのテッサ・ヴァーチュー・スコット・モイヤー。注目です。「ピルグリム・オン・ア・ロング・ジャーニー」。まずはStLiから。終わってそのまま立ち上がる難しい形。一瞬で雰囲気作ってきますね。ツイズルはしっかりあわせてきました。そしてきましたねCiSt。まさに音と一体になってる。技術云々じゃないこの雰囲気の作り方。そしてもちろん軽やかで意味のこもったエッジワークです。普通のところでも入れ替わりの激しいステップ、そしてRoLi。軽やかでバリエーションが物語を紡ぎ出す。ダンススピンはほんとに安定してるし、滑ってるときのように表現。ヴォーカルが入ればますます物語を表現できます。DiStに至るまでの心の動きもしっかりみせてます。離れたりホールドしたりの感覚もしっかり表現。SlLiはポジションの正確さ。StLiでフィニッシュ。時間が短い。いつまでたっても終わらない演技とかたまーにありますけど、これは時間を吹き飛ばす力のあるプログラムでした。あっという間。この超短い映画のような感覚がさすがでした。戻ってきたんですねー。195.84。歴代最高得点を出せました。でもまだ余力十分なんですよねー。
イタリアのアンナ・カッペリーニちゃん&ルカ・ラノッテ。がんばれL。と思ったらLがチャップリンやってるー!結構うまい!「チャップリン・メドレー」。必死の演技ももちろん観客はカッペリーニちゃんをみてるんですが、すごいうまいです。そしていきなりトップスピードにもっていける。ツイズルはちゃんと振り付けしてますね。SlLiはなんたる美しいポジション!これはすばらしいです。Roliも終わりまでしっかり芸術。カッペリーニちゃんを追いかけるLというすごい構成ですね。CiStはその引き立てるホールドがシチュエーションにも発揮されてます。そしてLのおとぼけを引き立てるさりげないカッペリーニちゃんの演技。いいですね。ダンススピンはポジションがすばらしい。そしてLがすごいアピールしてる。ガジおじさんの霊が降りてきているのか。DiStもあっという間に終わるけど、みんなが応援したい演技。CuLiはなんたるクライマックス。今までにない演技。なんでだろうと思ったら、やっぱり2人を応援したくなるんですよね。こんなプログラムができるのは2人だけだわ。最後はLのおもしろフェイスでフィニッシュ。2人にしかできないプログラムを追求してるわけですが、まさにその結晶でした。ベリッシモや。180.42。

○最終結果:(女子高生流行語的に)
1. ヴァーチュー卍モイヤー
2. パパダキスマ!?シゼロン
3. アモーレカッペリーニちゃん with L
4. ハワイエク・ベイカーよきよき
5. シニシナ・カツァラポフまる

ヴァーチュー・モイヤーが優勝。戻ってきていきなり最高得点とかすごいですね。でもまだまだやれるでしょう。たぶんGPSファイナル、世界選手権と点を上げてくるはずです。それだけの余力を感じました。パパダキス・シゼロンは2位。とはいえその芸術性は他の追随を許さないところにきてます。この2人が一番だという人の気持ちもよくよくわかりますね。

でも今日はなんといってもカッペリーニちゃん with Lでしょう!Lの変顔と演技をみて、「がんばれ!」と応援したくなった人も多かったのではないでしょうか。そんなアイスダンスあります?まさにクラシカルなプログラムと高い技術、そしてカッペリーニちゃんを献身的に支えるLの演技あってこそでしょう。そういう解釈あったか。これでLも目立てますからね。カッペリーニちゃんのために消えるだけがLじゃない。新型デンプシー・ロールのような発見がありました。たとえ引退したあとでも滑っていけるでしょう。よきよき。

ハワイエク・ベイカーは4位。このメンバーで4位に飛び込んだのは大きな収穫でしょう。シニシナ・カツァラポフは5位。ぼやぼやしていられないですね。

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フィギュアスケートグランプリシリーズ2016 NHK杯(7):アイスダンスFD への2件のフィードバック

  1. きゃわい のコメント:

    NHK杯はアイスダンスを地上波放送してくれる有難き大会。この有難きい大会に大好きなテッサちゃんとカッペリーニちゃんが出場してくれたルンルンでした。
    軽やかで可憐な小鳥のようなテッサちゃんはもういませんが、それでも見守りたい熱は冷めません。だって、ツイズルが心配で心配で…今回は大丈夫でしたね。

    そして、カッペリーニちゃん。お付のひとLが目立ってもカッペリーニちゃんの美しさは変わらないことを改めて感じました。とても良いプログラムです。

    素敵な若手も見られて幸せなNHK杯でした。

  2. マイク松 のコメント:

    きゃわいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

    アイスダンスはほんとによかったですよね。Lの新しい可能性をみました。もっとよくなりそうです。

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