びわ湖毎日マラソン2018:ペースメーカーを制する者が勝負を制す

今日はスキージャンプ女子W杯ルシュノブ大会みていたのですが、選手のジャンプごとにしっかり音楽かけてくるのはいいとして、どれもしっかり古くてしっかり踊れる音楽をかけてきていました。選手の集中大丈夫かなと心配したマイク松ですこんにちは。でもみていったらジンギスカンテイク・オン・ミーのヘビーローテーションでした。ソウルディスコですべてオッケーってことか。
さて、なぜか毎年みてしまうびわ湖毎日マラソン。今年もぎりぎりみることができました。今年からMGC制度が始まり、条件を満たせばとーきょーおりんぴっくの出場権をかけた試合に出られるという感じです。
びわ湖毎日マラソンといえばペースメーカーです。いや違うやろとかいうのは今日はご勘弁ください。毎年ペースメーカーが波乱要因になる。ペースメーカーが頑張らなくてもなんか起こるし(2015)、頑張ってもなんか起こるのです(2017)。今年のペースメーカーはキプロノ、キプセレム、アビネト。キプロノとキプセレムはケニアから、アビネトは八千代工業のランナーです。がんばれ。
今年のペースメーカーはきっちり仕事をしている感じ。全体的にはペースを守ってるし、しっかり腕時計をみて、ランナーの方もしっかりみて引っ張っていました。今年は海外招待選手は国籍的にバラエティに富んでいましたが、結構積極的にペースメーカーに話しかけたり、肩をたたいたりしていました。もちろん日本人はそんなことしない。
今年はすごく気温が高い中でおこなわれ、給水がポイントになっていました。暑さのためか、ほんとは25kmまでひっぱる予定だったアビネトが15kmくらいで離脱してしまいます。どうも急なレースだったらしい。がんばりました。おつかれさま。レースはキプロノとキプセレムがちゃんと30kmまで引っ張りました。
しかしペースメーカーは一生懸命長期的なペースを守ろうとするので、速くなったり遅くなったりします。ちょっとペースが落ちたなと思ったら次の1kmはペースを上げたり。結果的にペースが細かく上がり下がりして、選手を振り落としていました。特に最初はみんながだんごになって、下がると否応なしに下げなければならない感じ。さすがキプロノとキプセレム!この上げ下げにしっかりついていってこそです。
そしてキプロノとキプセレムがミッションコンプリートしたあとにレースを制したのはディラングでした。覚えてますかディラング?そう!昨年のびわ湖のペースメーカーだったのです!一度びわ湖走ってるし、ペース調整はお手の物。粘る他の選手を引き離して、2時間7分台でゴールしました。やってくれるゥ!
ペースメーカーを制する者はびわ湖を制す。そう思っていましたが、今年はそれどころかペースメーカーがびわ湖を制しました。毎回このままペースメーカーが1位でゴールしないかなーと思っていましたが、きっとディラングも去年そう思っていたのでしょう。これオレが1位になったらどうなるんかな?と。1年越しの思い、実現しましたね。おめでとうディラング!

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